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    【771】F1 2007 IR@管理人 07/3/16(金) 19:36

    【772】Rd.01 オーストラリアGP IR@管理人 07/3/16(金) 19:37
    【773】予選 IR@管理人 07/3/18(日) 0:04
    【774】決勝 IR@管理人 07/3/18(日) 14:41

    【772】Rd.01 オーストラリアGP
     IR@管理人  - 07/3/16(金) 19:37 -

    引用なし
       2007年のF1開幕!

    今年からルールが変わりエンジンの開発が凍結となった為
    エンジン回転数が19000回転でリミッターが付けられ
    そこに触れるだけで燃料の供給が一瞬止まり、エンジンの回転数が
    大きく落ちてしまう仕様の為、各チームとも追い風の状況やら
    スリップストリームの状況を踏まえ、18500〜18700回転前後の
    マージンを取る形でギリギリまで攻めていないとの話です。
    セクター毎のスピードを見ると、レースとは別のエンジンが使える
    金曜日のフリー走行でもチーム間でスピード差がないのが
    V8エンジンでスピードが落ちた事と合わせ、ちょっと詰まらない

    ただ、レースでは赤旗再スタートが最近はほとんどなく
    (2時間でレースを終える為とTVの放映時間との兼ね合いの為?)
    クラッシュがあってもセーフティカーが出る事がほとんどだけど
    今年はセーフティカーが入ると、周回遅れはセーフティカーが
    先頭を押さえている間に前に行けて、周回を取り戻せるので
    レースでは二つのタイヤを必ず使う義務もあったりと面白そうな
    要素も多く、タイヤもタイヤカスが多く出る昨年までとは異なり
    レース終盤にレーシングライン以外はタイヤカスで走れない状態には
    ならないみたいなので、オーバーテイクシーンは多くなりそう!?


    初日は上記のルールの金曜日フリー走行ではエンジン制限がなく
    予選よりも各チームの力関係がタイムから測れるのが面白いのですが
    冬のテストの結果通りで、フェラーリが一歩抜け出ているのが印象的
    フェリッペ・マッサ選手のペースにキミ・ライコネン選手が
    テストでも今回のフリー走行でも付いていけてなかったけど
    フリー走行の二日目の最後で近いところまでタイムを出していたので
    時間と共に慣れて行ったら、とてつもないスピードがあると言われている
    本当の力と言うのが初めて見れる事にもなりそうな感じがあります。

    フェラーリの対抗馬でチャンピオンのフェルナンド・アロンソ選手が
    移籍したマクラーレンは、新人のルイス・ハミルトン選手が安定して速く
    マクラーレンのボスのロン・デニス氏が同チームで有り得なかった新人を
    起用した理由に納得。 初日はチャンピオンのアロンソ選手が圧倒的な速さを見せ
    新しい路面、初めての路面、変化する路面への異様なまでの順応性の高さが
    再び垣間見れたけど、二日目はやや伸びに欠ける印象でハミルトン選手の
    タイムに届かず、レースに向けた対策でもやっていたのかな?とも思えた。

    昨年のチャンピオンチームのルノーは、こちらも新人で下馬評が高かった
    ヘイキ・コヴァライネン選手がチームボスのフラビオ・ブリアトーレ氏や
    同チームのテクニカルディレクターのパット・シモンズ氏からボロクソに
    言われていたジャンカルロ・フィジケラ選手が奮起したのか!? 対抗出来ず
    マクラーレンのハミルトン選手とは対照的な結果になっていたのが意外でした。
    速さがマクラーレンやフェラーリからは0.3〜0.5秒遅れている印象だけど
    レース中のペースは逆に安定していそうなので、展開に拠ってはルノーも
    開幕のオーストラリアGPから表彰台争いを演じられるかもしれない!?

    テストで絶好調だったBMWはここでも好調を維持し、フェラーリやマクラーレンと
    張り合える状況となっていて、ニック・ハイドフェルド選手がフリー走行3位と活躍!
    ロバート・クビサ選手がちょっと伸び切れず、気合を入れたハイドフェルド選手との
    チームの主導権争いが最初から勃発している感じで、テストドライバーである
    セバスチャン・ベッテル選手をBMWのボスのマリオ・タイセン博士が大絶賛していて
    今年で契約が消れる立場がやや危うい!?ハイドフェルド選手の真価が見れそう!

    日本勢はバーレーンテストでトンネルを抜けたと言っていたTOYOTAが
    ちょっと期待ハズレの結果となり、気温もそこそこあるオーストラリアで
    このスタートとなると、バーレーンテストの結果の信憑性が・・・・・
    エンジンを供給しているウイリアムズの後塵を拝する結果でもあるし
    昨年みたいに金曜日はエンジンをセーブしている状態はないわけで
    ちょっと明日に向けての修正でも改善されないようだと今年も厳しい予感

    GoogleEarthカラーの変なカラーリングになったHONDAはテストでも
    今年様のタイヤの使い方がうまくいかなかったみたいで、フェラーリ同様の
    ロングホイールベースを活かしたフロントグリップ向上作戦も停滞の印象
    ルーベンス・バリチェロ選手がクラッシュしたのもあるけれど、下位とされる
    スーパーアグリにタイムで上回られてしまうと言う、ある意味屈辱的な金曜日

    そのスーパーアグリは、2台共にエンジンや技術を供給して貰っているHONDAを上回り
    佐藤琢磨選手とアンソニー・デビットソン選手は体格も同じぐらいなのもあって
    マシン開発の方向性を考えると、デビットソン選手は開発、テストドライバーの
    資質も高く、スーパーアグリは昨年の最終戦の延長と言う感じの状況を作れるかも
    ただ、HONDAの昨年のマシンを進化させた感じのマシンなので、それが規約に引っかかり
    今回の好調のタイムが他のチームの横槍を呼び込む可能性がかなり高いのが気掛かり
    (チームのポイント競争の順位に拠って、莫大な額となったTV放映権の分配比率が)
    (変わって来る事もあり、資金難の中位、下位チームは少しでも多くの分配金を)
    (手に入れないと、その位置から脱出出来ないと言う経営的な事情も関係ある為)

    意外だったのがウイリアムズで、下馬評とは違って意外と上位に来ている!
    消えてしまった名門ロータスと同様の道を堕ちて行くと思っていたのですが
    フォードエンジンの信頼性で思う様に開発が進まなかった昨年とは違って
    TOYTOAエンジンに信頼性があれば、名門の蓄積された経験に拠るチーム力で
    ポイント圏内のレベルで今年は安定するかも!? ここのテストドライバーであり
    気難しいボスのフランク・ウイリアムズ氏も絶賛していると言われているらしい
    中嶋悟選手の息子の中嶋一貴選手が金曜日に走り、レギュラードライバーのタイムを
    上回り、難しい路面にも対応出来るセンスを最初から見せ付けたのが印象的です。
    物凄い正確にタイムを刻めるセンスと新人なのにスピンをまったくしない走りは
    佐藤琢磨選手以上の日本人ドライバーとしての素質を感じさせる逸材であって
    今年F1のテストドライバーと同時に参戦するGP2の活躍や成績如何に拠っては
    名門ウイリアムズチームの正ドライバーの地位を獲得出来るかもしれません!?

    それから、マクラーレンから天才デザイナーエイドリアン・ニューウィ氏を引き抜き
    氏がデザインし、ルノーからエンジンを供給して貰っているレッドブルの期待の新車は
    ウイリアムズ時代に、同氏がデザインしたマシンをテスト、ドライブしていた経験もあり
    更に常勝マクラーレン時代にも同氏のマシンで優勝を重ねたデビット・クルサード選手が
    扱いも開発の方向性を探るのも繊細で難しいマシンの素性とポテンシャルの良さを引き出し
    タイムにも繋げていたのが印象的・・・かなりの準備不足とスタッフの天才デザイナーが
    作ったマシンをブラッシュアップする為の技量や経験の不足から苦戦が予想されたけど
    うまく行けば、コースに拠るだろうけど、レッドブルのこのマシンが時折上位を走ったりの
    昔のレイトンハウスの様な状況を再現したり、こんシーズン中に躍進する可能性も高し!?

    トロ・ロッソもエイドリアン・ニューイ氏のデザインしたレッドブルのシャシーと同じで
    エンジンがフェラーリエンジンの恵まれた仕様なのだけど、優秀なスタッフがレッドブルに
    掛かりっきりの印象があり、レッドブルでの成果がトロ・ロッソに反映される流れとなる?
    故に、最初は後ろの方ばかりの予感だし、トラブルもこっちのチームに集中しそう!?
    あと、コンパクトなルノーエンジンに比べ、発熱も多く、やや大きいフェラーリエンジンでは
    エンジン廃熱に使うラジエーターも含め、リアがニューイ氏の設計したデザイン通りにはならず
    リアタイヤのグリップが重要な今年は、この部分を正規デザインとは違う風にまとめるのも
    メインスタッフがレッドブルに回され、残された経験不足のスタッフが付け焼刃で行っても
    ニューイ氏のデザイン+フェラーリエンジンと言う、組み合わせの力が理屈通りには出ず苦戦しそう
    ボスのゲルハルト・ベルガー氏もアメリカのCARTで活躍しているセバスチャン・ブーデ選手を
    来年のドライバーにしたいみたいで、今年はチーム全体に経験を積ませるシーズンになりそう

    スパイカーはどうでも良いのだけど(おぃ)全日本F3でチャンピオンを取った
    ピアニストドライバーと言われているアイドリアン・スーテル選手がいるので
    日本のフォーミュラーのレベルを見せつけると共に、ベンチマークとしても解るので
    がんばって貰いたいところだけど、マシンが3〜4年前の改良作なので去年のスーパーアグリ状態
    トロ・ロッソの向上とBスペックを出すと言われているこのチームはライバルになりそうですな
    あと、スーパーアグリのカスタマーシャシー問題に大声で絡んで来ると思われるチームです。

    【773】予選
     IR@管理人  - 07/3/18(日) 0:04 -

    引用なし
       オーストラリアGP予選

    http://forum.nifty.com/fmotor/f1/index.htm

    スーパーアグリの佐藤琢磨選手がQ3(最終予選)まで残る快挙で
    予選10番手を獲得し、チームメイトのアンソニー・デビットソン選手も
    すぐ後ろの予選11番手と、ぶっつけ本番なのに信じられない様な成果!
    決勝でトラブルが出たりすると困るけど、ポイントを期待出来そう!
    で、問題は去年のHONDAのシャシーデザインを流用したと言われる事象
    HONDAが新コンセプトのマシンになったので、そこから規約の問題を
    突破出来るかもしれないけど、様々な要素を加味して政治的な裁定を
    下すFIA側の態度がいまいち掴めないのがちょっと不安を加速している
    スパイカーのボスが遅かったトロロッソを相手にせず、スーパーアグリに
    狙いを定め、訴える!訴える!と吼えているのでこの問題は長く続きそう
    テストドライバーの契約問題と絡めうまく解決出来るのであれば
    今回の成績が日本でのF1プチブームを呼び、新しいスポンサーなんても
    期待出来たりするので、鈴木亜久里代表の政治手腕を信じるしかないですな

    一方、新しいコンセプト満載のHONDAの新車は準備不足?と
    タイヤの性能を活かせない状態で大苦戦・・新マシンが革新的過ぎたのか!?
    導入予定!?の改良型サスペンションを含めた手持ちの弾をマレーシアGP後の
    テストで大量導入するみたいだけど、それでタイヤの使い方を含めての改善や
    トンネルの出口が見られないと、開発の方向性が序盤から迷走しかねない状況なので
    競争力が無い状態の今回は明日の決勝レースが大規模なタイヤテストになったり!?
    雨とかのイレギュラーな状況が起こればポイントも取れるかもしれないけれど
    今回ポイントやらを取れたところで、マシンの状況を変えられる要素が得られなければ
    まったく意味がないと言うか、環境をPRするマシンでクラッシュさせた事で
    皮肉を書かれたり、下位を走るエコカーなどと言われたり、3〜4月は散々な予感

    逆に、TOYTOAがバーレーンテストで流れ(タイヤの使い方)を掴んだとの事が
    体裁を整えての延命策ではなく、本当だったと言う形をヤルノ・トゥルーリ選手の
    予選8番手、ラルフ・シューマッハ選手の予選9番手が証明した形となりました。
    チームの状態が上向きで進む形に入っている模様なので、決勝で詰まらない
    リタイヤとかトラブルを出さず、ポイント等の結果に繋げられるのならば
    今年こそ、ようやく投入資金に見合うシーズンになるのではないでしょうか
    同じエンジンのウイリアムズ勢の前に来たので、その部分の面目も保たれた模様

    ポールポジションは前日のフリー走行で速さを見せたフェラーリの
    キミ・ライコネン選手が獲得! フェリッペ・マッサ選手はギアボックスの
    トラブルが出て、Q2(予選二回目)の途中で終了となる。結果16番手といまいち
    ポールのライコネン選手は前日の最後に、かなり速いペースで周回し、トップの
    マッサ選手に並ぶタイムを出すと思いきや、ピットに入って無理な追い込みを
    しなかったのが印象的だったけど、明日の決勝レースでポール トゥ ウィンを
    飾る事にでもなれば、冬のテストからマッサ選手が主導権を取って来た流れも一変しそう!
    逆に、マッサ選手が抜き易いこのコースで2番手やそれ以上の順位を獲得すると
    ミハエル・シューマッハ選手の下で、昨年、急成長を遂げた勢いを更に加速させ
    本当の意味での一流ドライバーになる可能性もあるので、試練の時かもしれませんね
    レースを接触か何かで終えてしまうと、完全に流れがライコネン選手に傾くだろうし

    チャンピオンのフェルナンド・アロンソ選手が率いるマクラーレン勢は
    アロンソ選手が二番手とチャンピオンの貫禄を見せ、昨年、低調だったはずの
    マクラーレンを感じさせない印象を早くも作り、エイドリアン・ニューイ氏や
    関連の技術スタッフがごっそり抜けたのにも関わらず、開幕からこの競争力を
    作りあげたチームもすごい! 新人のルイス・ハミルトン選手もいきなり4番手と
    ほんとうにすごい新人なんだなぁ・・と、ちょっとマクラーレンには驚かされました。
    穿った見方をすれば、アロンソ選手はまだ昨年のルノー型&ミシュランタイヤの
    ドライビングスタイルを払拭し切れていないとかで、全力のアロンソ走りではなく
    押さえを効かせた走りをしているとも言われているので、アロンソ選手には
    伸び代があるとも考えられ、シーズンが進むにつれてハミルトン選手との間が
    もうちょっと拡がる可能性が考えられる。でも、ハミルトン選手の成長が
    その差を拡げさせない状況を作ったり、キャッチアップしてしまう事になると
    チームメイトに初めてアロンソ選手が脅威を覚える状況が展開されますな!
    とりあえずは、フリー走行、予選と全てに渡って新人離れしたセンスを見せた
    ハミルトン選手が決勝レースをどう組み立てるのか? 物凄く注目の点です。

    BMWが予選でもきちんと結果を残し、ニック・ハイドフェルド選手が3番手
    ロバート・クビカ選手も5番手と、路面的にも両者ともにベストな感じ!
    今年は勢い溢れるロバート・クビカ選手がハイドフェルド選手を昨年にあった
    ジャック・ヴィルヌーブ先生同様、打ち破るはず!とか思っていたのだけれども
    マクラーレンのテストドライバーとなり、いずれは正ドライバーとなる未来を
    ほぼ約束されていたのに、突如現れたライコネン選手にその地位を奪われ
    マクラーレンを放り出され、プロストチームで孤軍奮闘するもマシンが酷く
    マクラーレンのテストドライバー時代に得た名声が一気に地に落ちてしまい
    その後は、ライコネン選手の大活躍を後目に下位〜中位チームを渡り歩き
    たまたま巡って来たウイリアムズの正ドライバーになるチャンスを活かして
    大活躍をし、ザウバー、そして現在のBMWにまで上り返したハイドフェルド選手が
    今シーズンのBMWの更なる発展と共に、ライコネン選手を破る状況が起きたりすれば
    面白い物語になりそうですな・・ハインツ・ハラルド・フレンツェン選手と
    ミハエル・シューマッハ選手の隠れた確執みたく、こういうのが好きなモノで(^^;

    昨年のチャンピオンシップチームなのに、ドライバーラインナップが貧弱と
    言われてしまっているルノーですが、ジャンカルロ・フィジケラ選手が6番手
    ヘイキ・コヴァライネン選手が13番手と、レースを見てみないと解らないけど
    ちょっと物足りないなぁ・・レースペースが速いとの下馬評もあるけれども
    ルノーのマシンは今年もまだアロンソ選手のドライビング仕様の作りらしく
    それの修正等がシーズンを進むにつれて行われるのだろうけど、この方向性の
    主導権争いで、期待されているコヴァライネン選手が今回の様に波に乗れないと
    急成長させてチームの主導権を取らせたがっている敏腕で老獪なチームボスである
    フラビオ・ブリアトーレ氏の好む状況にはとてもとてもなりえませんなぁ・・
    もっとも、個人的に応援しているフィジケラ選手には復活のチャンスだけれども

    レッドブル勢は地元のマーク・ウェーバー選手が2002年の開幕デビュー戦で
    ミナルディチームで5位に入り、将来を物凄く期待されてから今年で6年目
    ようやく、競争力のあるマシンを手に入れ、予選7番手を獲得する活躍!
    初日にトラブルでまったく走れなかった事や、まだ完全版になっていない
    天才デザイナーのマシンの状況を思うと、この順位は今シーズンの期待に
    繋がるし、チームメイトのデビット・クルサード選手は19番手に沈むと言う
    相変わらず肝心な予選の時に前にいないと言う、いつもの様式美な展開に苦笑
    レースでは信頼性不足からマシントラブルが起きそうなので、プチ期待程度

    ウイリアムズ勢もフリー走行の期待とは裏腹に、ニコ・ロズベルグ選手も
    アレキサンダー・ブルツ選手もそれぞれ12番手、15番手と期待ハズレな結果
    TOYOTA勢はまだしも、スーパーアグリ勢にも前に行かれちゃったりしていて
    ウイリアムズチームもスーパーアグリのカスタマーシャシー問題に参加しそう!?
    去年はここでニコ選手がファステストラップを出したりしていたので
    開幕戦でのマシンの信頼性や完成度と言う意味では、ポイント獲得はあるかも

    残ったトロロッソとスパイカーは特に見るべきところもありませんが
    トロロッソのF1唯一のアメリカ人ドライバーでもあるスコット・スピード選手が
    地道にがんばっている模様で、これが続けば&レッドブルからのフィードバック次第では
    アメリカGPでそこそこの活躍が出来そうな感じがあるのですが、チームメイトである
    ヴィタントニオ・リウッツィ選手がなかなか契約しなかったチームへの不審があるのか!?
    いまいちな結果だし、このドライバーはデビュー前に物凄い才能を評価されていたのに
    チームの都合やごたごたで腐ってしまい兼ねないのが心配・・果たしてどうなるのやら
    スパイカーはアドリアン・スーテル選手がデビュー戦でクリスチャン・アルバース選手を
    各セッションで上回り、その才能を見せるも、如何せんチームの力が不足し過ぎてますな
    ボスのコリン・コレス氏がスーパーアグリ問題で喚いているけど、黙ってマシンの開発の
    指揮にでも没頭してくれると有難いと言うか(^^; このチームはレース以外で目立ちそうです。


    決勝は、タイヤ交換義務ルールやレース終盤でもラインがタイヤカスで汚れ難い状態とか
    オーバーテイクが起きる要素が今シーズンは色々とあり、セーフティカーでの隊列編成を含め
    まったく予期のつかない状態だけど、これらの理屈通りで行けば、レース終盤でも楽しめると思う
    独走しそうなフェラーリに影を差す信頼性の問題、マッサ選手は追い上げられるのか?
    レース組み立てが抜群にうまいアロンソ選手と脅威の新人のハミルトン選手のマクラーレン
    レースで真価が見せられるのか!?ルノーのフィジケラ選手とコヴァライネン選手
    信頼性は本当に確保出来たのか!?絶好調だった真価が問われるBMW勢
    この四チームの中から今年の優勝者が出ると言われていますが、果たして!?

    2007年 F1オーストラリアGP決勝 TV放送
    http://www.fujitv.co.jp/f1gp/index.html
    http://www.fujitv.co.jp/cs/f1/index2.html

    【774】決勝
     IR@管理人  - 07/3/18(日) 14:41 -

    引用なし
       2007年の初戦となった今回の決勝レースは淡々とした退屈なモノでして
    コーナー速度の上昇とストレートスピードの低下が相対的な迫力不足を感じさせ
    F1らしさとはちょっと遠くなっているのが今年も変わらなかったのがなんとも
    これは世界規模なF1拡大とは裏腹の視聴率低下に拍車が掛かりかねませんなァ

    レース結果は、フェラーリのキミ・ライコネン選手がポールポジションから
    余裕を残したまま走り、それでも圧倒的な速さの見せての優勝と、フェラーリの
    強さだけが際立ち、予選で落ちたフェリッペ・マッサ選手は1ストップ作戦で
    6位を得る結果となり、こちらは後ろに抑えられるも我慢の走りでミスをせず
    最後の追い込みでルノーのジャンカルロ・フィジケラ選手を追い込むところまで
    行ったのだけど、最後は大きなリードで流し運転だったライコネン選手とは違い
    ここまでエンジンを使うと、2戦連続で使わないとならないエンジン既定が影響し
    熱い次のマレーシアGPが心配になる・・つまり、流れ的には今回完勝した形の
    ライコネン選手が次も最初から有利な状況になってしまっている・・と。
    マッサ選手が今後フェラーリ内で主導権を確保するのはかなり厳しい印象あり

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソ選手が二番手と脅威の新人の
    ルイス・ハミルトン選手は三番手と、決勝レースでもアロンソ選手に引けを取らず
    途中までアロンソ選手を押さえて2位を走ったり、スタートで一瞬の隙を突いて
    アロンソ選手を抜いたり、多少のコースオーバーはあったけれど、信じられないぐらい
    安定していて、今週末はパーフェクトとも言える流れと結果を作ったのがすごかったです。
    今後のフェラーリの対抗馬としての最有力候補で、今シーズンを面白くするカギは
    マクラーレンにありそうなので、フェラーリのストレートスピードの秘密とされる!?
    可変式のアンダーステア部分の抗議でフェラーリを訂正させる事が出来るのならば
    アロンソ選手がチャンピオンシップ争いで有利になりそうだし、ハミルトン選手の
    今シーズンの優勝なんてにも繋がる可能性が出て来るので、今後の流れは注目かと

    BMWは、ニック・ハイドフェルド選手が4位となり、ロバート・クビサ選手はリタイア
    予選で3番手のハイドフェルド選手は燃料が軽かったらしく、スタートでアロンソ選手を
    抜いて2位に上がったのも納得かな・・レースペースではクビサ選手の方が速くて
    ハイドフェルド選手はもっとがんばらないと、来期に繋がらない不安も出てきた・・
    ただ、速いとされていたこのBMWもルノーよりは上だけど、フェラーリとマクラーレンには
    まだまだ差があり、今シーズン中の優勝は相当なシーズン中の進歩がないとかなり厳しそう

    ルノーは、期待されていたレースペースも遅く、フィジケラ選手も昨年同様に
    最終スティントでタイムが遅くなる体力不足?が出て、追い上げて来たマッサ選手に
    突付かれ、ペースアップを果たして順位を守ったけど、ルノー首脳陣の印象は良くないでしょうな
    期待のヘイキ・コヴァライネン選手も新人らしいスピンやコースアウトを繰り返した果てに
    ポイント圏内の8番手を失い、10番手フィニッシュとドライバーの不甲斐無さ!?に拠り
    チャンピオンマシンを作った自負を持つエンジニアの失望や士気の低下がちょっと心配

    意外と速かったウイリアムズは、レースでもその片鱗を見せ、ニコ・ロズベルク選手が
    テストでは不安定だったはずのレースペースで、それを上回る様な印象的な走りを残し
    昨年に見せたファステストラップ同様、テストとは違った力を見せられるドライバーっぽい
    アレクサンダー・ブルツ選手はレッドブルのデビット・クルサード選手からの接触を受け
    あわや相手のマシンが頭に当たり兼ねない危険な状況に遭遇と、こちらはちょっとついてない
    TOYOTAエンジンの信頼性もあったので、今年は名門らしくマシンの開発にエンジントラブルで
    足を引っ張られず、きちんと正常進化が出来そう!? シーズン終盤の表彰台争いに期待

    エンジンを供給しているウイリアムズには負けたけど、TOYOTAはきちんとポイントを
    獲得出来たのと、レースペースで速かった&二台完走の信頼性の高さと言うのが大きく
    車の改善で予選とレースペースが更に速くなれば、ポイント常連のチームにはなりそう!
    ただ、表彰台や優勝の可能性は、上位4チームの壁が厚く、相当の改善がなければ
    雨等のレースでの混乱や上位チームの脱落がないと、まだまだ難しいでしょうな
    逆に、そういう状況の時にこぼさず上位を狙える状況になっていれば先も見えそう!?

    HONDAはレースペースで予選の悲惨はなく、革新的と言われるマシンのポテンシャルはある模様
    まったく新しい未知なる領域なので、どうやって引き出すのか?がカギとなりそうだけど
    今回のレースでいまいちだったジェンソン・バトン選手よりも安定した走りが出来ていた
    ルーベンス・バリチェロ選手の経験がこのマシンのポテンシャルを引き出すカギかも!?
    次のマレーシアGP(4月8日)の前にあるマレーシアでのテストやバーレーンGP(4月15日)から
    ヨーロッパラウンドとなるスペインGP(5月13日)までの約一ヶ月の期間があるのが朗報?
    時間が掛かりそうだけど、うまく新マシンの力を引き出せればかなり伸びそうな気配あり!

    スーパーアグリは予選10番手の佐藤琢磨選手ががんばるも、ぶっつけ本番だからか!?
    レースペースであと一歩の伸びを欠き、去年のマシンのリメイク!?と言うのが響いている。
    開発し尽くしたマシンだとしたら、その伸び代が余りないと言うのがちょっと心配なところで
    シーズンが進むにつれて、今の位置から徐々に落ちて行く流れとなったりするのがあるかも!?
    改良や隠し弾で伸び代が増えればいいけど、今は第三戦までになんとかポイントが欲しいとこ
    それから、予選の好結果からか!?チームが浮き足立ち?ピットストップ作業が遅過ぎなのも
    気になり、チームの今回の結果の満足と昨年のハードな仕事での疲れが出て来てしまい
    それが今後の開発の停滞に繋がったり、それにカスタマーシャシー問題の政治的な状況が
    悪く出て、古いマシンを使う羽目になって、チームの士気のが低下したり等の不安要素もある
    アンソニー・デビットソン選手はスタート失敗&他のマシンと絡んだりと、久々のレースで
    まだ勘を取り戻せていない状況だったのが残念だったけど、なんとか完走したのは良かった。

    レッドブルと地元のマーク・ウェーバー選手が予選で快走を活かせず、13番手に終わり
    デビット・クルサード選手はウイリアムズのブルツ選手と接触して終了とレースはいまいち
    ただ、レースペースで時折見せた速いタイム(安定して出てはいなかったけど)もあり
    ウイリアムズやTOYTOA、HONDA同様に伸び代が十二分にあるマシンっぽいのは要注目!
    今年は、崩れない上位勢や中盤のチームタイムが物凄く接近しているのでポイント争いが
    例年以上に熾烈になりそうで、トロロッソとスパイカーの下位チームは別とし(^^;
    次のマレーシアとその翌週のバーレーンは、ポイント獲得争いが今回以上に盛り上がりそう!
    ただし、ヨーロッパラウンド開幕の第4戦のスペインGPが開催されるのカタルニアサッキートが
    マシンのトータルの性能差がよく解るサーキットであり、そこまでに開幕して解った問題を
    各チームとも修正してくるので、開幕戦は第3戦までの結果や流れがおおよそに掴める感じで
    第4戦の結果を見ないと、今シーズンの各チームの本当の力は見えないらしい!?

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