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    【771】F1 2007 IR@管理人 07/3/16(金) 19:36

    【809】Rd.06 カナダGP IR@管理人 07/6/11(月) 0:52
    【810】決勝 IR@管理人 07/6/11(月) 19:37

    【809】Rd.06 カナダGP
     IR@管理人  - 07/6/11(月) 0:52 -

    引用なし
       今回から2007年のF1も北米ラウンドに突入!
    第一戦はカナダGP

    予選
    http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2007/06/f1_3893.html

    マクラーレンのルイス・ハミルトン選手が念願のポールポジションを獲得!
    フリー走行ではフェルナンド・アロンソ選手に少し遅れを取っていたけど
    きっちり帳尻を合わせてくるのはさすが!新人離れだけどもう慣れました(笑)
    ただ、アロンソ選手が最終アタックで1,2セクターを最速ラップのベストベストで
    繋いで来ていたのに、最終シケインで早めのブレーキングと言うミス!?にて
    最後のタイムが出なかったのが余力なのか?なんとも面白い状況になっています。
    でも、ハミルトン選手の第三セクターのヘアピンの処理や最終シケインの突っ込み
    特に最終シケインの突っ込みはすごい!そこまで削るか!?と思わせる走りには
    見ていて危険を感じると共に、湧き上がるドライバーへの畏敬の念と言うのがあり
    マシンを完璧にコントロールできるからこそのマージン削って攻める走りには
    昔のF1ドライバーがよく言っていた攻める際の度胸と勇気を思い出しますた。
    無謀や狂気と言われる部分に落っこちず、綱渡りの様にギリギリを走るのはすごい!

    そのハミルトン選手は前に誰もいない状態でスタートすると言うのもF1では初めてだし
    ここカナダのモントリオールサーキットの第一コーナーはストレートの後に
    急に狭くて深いコーナーが続くので、頻繁に接触やクラッシュがあるわけで
    最終コーナーのシケインも含め、混乱とセーフティーカーが出易い事でも有名
    果たしてこの二人がどういう形で一周目の戦いを行うのか?が非常に楽しみです。

    それから対抗のフェラーリ勢ですが、ロングホイールベースで苦戦したモナコに続き
    ロングホイールベースがアドバンテージにすらなりそうなここカナダでも
    マクラーレン勢に遅れを取ってしまっているので、ちょっと開発に不安あり!?
    こんな事を言うのは時期尚早だけど、引退したミハエル・シューマッハ選手の
    開発方向を決めていく能力と言うのは、かなりのモノだったんでしょうなぁ
    今年の車はレースペースは速いけれど、ナーバスな挙動で予選を含めて一発の速さを
    出すのが難しいらしく、あまり無理が利かないとか!? これは路面が安定している時は
    強いだろうけど、その状態に持っていくまでや、ピットアウト後とかでの勝負で
    マクラーレン勢に2〜3秒離されたり、追いつかれたりすると、いくらフェラーリが
    レースで速かったり、強いとされるカナダとは言え、主導権を握れない戦いとなり
    その強さを封じ込められてしまいそう・・・なんか早くもチャンピオンシップ争いに
    黄色信号が灯ると共に、ミハエル選手の偉大さを痛感(2005年もあったけど(^^;)
    尚、フェリッペ・マッサ選手は重めで耐える作戦っぽく、キミ・ライコネン選手が
    軽くて攻める方針みたいなので、背水の陣状態のライコネン選手の切れた走りがみたいとこ

    そのフェラーリ勢を破り、予選で3番手を確保したのがBMW!
    チームとのごたごたや契約更新でいろいろありそうなニック・ハイドフェルド選手が
    タイヤを壁に擦り付けながらのマージンゼロ走行で3位を奪うと言う気迫の走り!!
    きちんとしたデータを出せる風洞を8時間の3交代での24時間フル稼働らしく
    ザウバーの頃に資金がなくてアイディアだけを溜め込んでいたエンジニア達が
    BMWの資本に拠って翼を得た、または水を得た魚と言った状態な印象で
    どんどんマシンが速くなっていて、ルノーチームが前戦のモナコでBMWに
    ついに追いついた!とか言っていたけど、今のBMWは開発が停滞気味の
    フェラーリを捉えつつあって、ルノーチームのモナコの喜びは早過ぎ?!
    今回はロバート・クビサ選手が重めでハイドフェルド選手は攻めの軽めっぽい
    セーフティカーの出るタイミング次第では、ちょっとBMWが面白い結果を呼びそう
    (ただ、その結果が今年の変なセーフティカールール改正の切っ掛けにもなったり!?)

    6番手はレッドブルのマーク・ウェーバー選手が獲得!天才デザイナーの
    エイドリアン・ニューイ氏が率いるデザインチームはF1の、空力の秘密を
    知っている様なマシン作りをしますなぁ・・・氏のデザインとルノーのエンジンと言う
    理想的なパッケージではあるけど、それにストリートコースが得意なウェーバー選手
    予選のんびり屋のデビット・クルサードはまあ置いといて、その組み合わせに拠って
    3強のすぐ後ろで下手をすると、混乱やクラッシュに乗じて表彰台を取れるやもしれない
    位置へ、この新しいチームのマシンをもってくると言うのはたいしたモノですのぉ

    7番手はウイリアムズのニコ・ロズベルク選手が獲得!ハミルトン選手とは
    F1の下のカテゴリーであるGP2で戦っていた(しかも有利に!?)経験もあるとか
    最初は親でワールドチャンピオンでもあったケケ・ロズベルグ選手の息子と言う
    ブランドでデビューした印象だったけど、デビュー戦でファステストラップを記録
    そこで逸材だ!と言われるも、信頼性のない昨年のウイリアムズチームと言うのがたたり
    その後はあまり芳しい結果を残せず、いまいちの烙印を押されつつあったのが今年激変!
    常に予選でチームメイトを上回るわ、レース終盤でペースを上げられるわ、ひょっとすると
    物凄いドライバーに化ける可能性を持っている第一候補になりつつある急成長ぶりです。

    9番手はカナダGPが得意なルノーのジャンカルロ・フィジケラ選手
    チームメイトのヘイキ・コヴァライネン選手は予選でエンジンブローを喫したり
    クラッシュを起こしたり、両方ともマシントラブルが原因みたいだけど今年は流れが悪い
    ルノーの復調傾向も他のチームが開発を止めて待っていてくれているわけではないので
    得意なコースでは2強の後ろまで迫れるけど、それ以外ではまだBMWには追いついてない感じ

    TOYOTAは、ヤルノ・トゥルーリ選手がまたまたまた最終予選に残る奇跡のパフォーマンス!
    ラルフ・シューマッハ選手は流れが来ていない時のまったく乗れていない様な状況で不調気味
    ただ、縁石でサスペンションを壊した関係から、レースの出場が危ぶまれているのが気になる
    ローダウンフォース、ストップアンドゴー、ブレーキにも厳しいサーキットのカナダなので
    もし、サスペンションがダメージを受けると、ブレーキング時に加算される影響も大きく
    決勝には出るみたいだけど、ちょっと、、んー、、心配になってしまいます。

    スーパーアグリは佐藤琢磨選手が最終予選には進出出来なかったけど
    11番手を獲得と、今シーズンはもうポイントは取れないのでは?と思っていたのに
    結構勝負出来るタイムを出していたのが好印象!サバイバルなカナダで生き残って欲しい
    同僚のアンソニー・デビットソン選手は速いのに流れが来ないというか、呼び込めないと言うか
    焦ってしまっていて、昔の琢磨選手を見ているみたいなのがなんとも歯痒い感じです。
    それから、新しく持ち込んだドデカイ風洞の結果と実戦が全然違ったと言うリアウイング
    雨でも降ると、面白い結果を呼び込んでくれる!?と言うのはさすがにないか(^−^;

    HONDAはなんとか復調傾向の流れを維持し、ルーベンス・バリチェロ選手が13番手
    ジェンソン・バトン選手が15番手と、バリチェロ選手が最近はタイムをリードしていて
    マシン改善の主導権もバリチェロ選手が主導しているのかな?と思える状況です。
    ホンダは、マクラーレン・ホンダの時代にも92年の絶不調の時、同じカナダGPで
    優勝していたりと、マシンがまったく違う今のF1に比較するのは無理があるけど
    今回、今年初となるポイントぐらいは取って、後半戦への勢いに繋げて欲しいとこ

    【810】決勝
     IR@管理人  - 07/6/11(月) 19:37 -

    引用なし
       カナダGP決勝
    http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/

    レースはクラッシュが多発し、セーフティカーが4回も出たり
    ブラックフラッグの失格を宣告サレルドライバーが二人も出る大荒れ模様
    ただ、新しいセーフティカールールを理解するには3回の復習が出来たのは良かった(笑)

    優勝はマクラーレンのルイス・ハミルトン選手!
    同僚のフェルナンド・アロンソ選手が7位に終わった為
    ドライバーズポイントが48点対40点と8点もハミルトン選手がリード
    平均だと全てのレースを2位で終えているポイントとなるわけで
    アロンソ選手のポイントも悪くないけど、それを上回る脅威のペース
    そのアロンソ選手はスペインGPと同じでスタートから勝負をかけ
    埃で滑り易い部分で車が止まれず、曲がれず、最初からコースアウト
    3位で復帰するも、BMWのニック・ハイドフェルド選手を2位に挟んだ
    3位と言う状況に拠って、ハミルトン選手が一気に楽な展開となる。
    ヘアピンの立ち上がりや最終コーナーのシケインでの勝負までが
    あると思っていたハミルトン選手はリラックスして逃げを打つ展開に!
    その後は度重なるセーフティカーの導入で差がなくなったりしても
    慌てずに悪い路面状態でもすぐにスパートで17秒、16秒とタイムを伸ばし
    後ろに付け入る隙を与えず、実力、展開、運、全てが揃っての完璧な優勝

    ハミルトン選手に関しては、モナコから続く優勝させない事に拠る陰謀説や
    無理やり差別的に見る観点から伝統的なステレオタイプに基づく記事が
    出る事にもなりかねない状況だったけど、それをあっさりと障害物が
    何も無いがごとく完璧なポールトゥウィンでの優勝を果たす清清しい結果!
    モナコのチームオーダーとも取れる部分すらセーフティカールールの
    問題点を先取りしていた事で、モナコでのマクラーレンの戦略が
    間違っていない事の証明にもなったりと、新しいF1の時代の幕開けが
    始まったような歴史に残る一勝になったように感じられました。

    アロンソ選手は最初のピットインとセーフティカーが出るのが重なってしまい
    セーフティカー出動中でピットがクローズになっている際に給油出来ないとの
    ルールにガス欠だった事が合わさり、仕方なく燃料補給でペナルティを受けたり
    レースは後方に落ちた後に猛追をし、ファステストラップを記録しているけれど
    最初の仕掛けから全ての歯車が狂ってしまった感じで、ちょっと流れが悪い印象
    最後もソフトタイヤで前のライコネン選手を追う際に無理をしてしまい
    グレイニングが酷くなり、スーパーアグリの佐藤琢磨選手にかわされると言う
    ハミルトン選手が同じスーパーソフトタイヤでそこそこのタイムを出していたのに
    アロンソ選手はタイヤをボロボロにしてしまい、順位を失うと言った珍しい失態
    終わってみると、全てにミスなくこなしたハミルトン選手とは対照的な7位と言う結果

    ハミルトン選手の情熱と自信と野望に若さが原動力の何者も恐れない勢いが
    チャンピオンの経験を以ってしても防ぎきれないばかりか、耐えて、待って、流れを
    呼び込むと言う忍耐力の部分でも新人がチャンピオンの様な振る舞いをしているし
    それでツキを呼び込んだり、判断力もピカイチとなると、冗談ではなく
    本当の新人のワールドチャンピオンが誕生すると言うのも現実になってきましたなぁ

    対抗となるはずだったフェラーリは、ミハエル・シューマッハ選手が現場に来ると
    調子の悪くなると言う今年の変なジンクスをカナダでも踏襲してしまいまして(苦笑)
    フェリッペ・マッサ選手がピットの赤信号を無視し、同じく信号を無視した
    ルノーのジャンカルロ・フィジケラ選手ともどもレース失格となる厳しい裁定
    キミ・ライコネン選手はマシンに鞭を入れて走るも、いかんせん今のフェラーリは
    マシンが良くなく、まったくマクラーレンに対抗出来ず、限界走りも無理が祟って
    頻繁にコースアウトを繰り返し、順位を失う事も多く、結果は予想外の5位と言う状況・・
    フェラーリがチャンピオンシップ争いに絡んでこないとなると、ライコネン選手が
    フェラーリに移籍した理由も意味を為さなくなってしまったりするし、アロンソ選手は
    ミスをしないハミルトン選手と1位と2位を分け合う形でのチャンピオンシップ争いになり
    ハミルトン選手がワールドチャンピオンを取る為の材料にもなってしまうと言う結果に!?
    今週末のアメリカGPでフェラーリが優勝争い出来ないとなると、もう今シーズンは終・・(ry

    さて、2強以外の結果に目を向けると、2位はBMWのニック・ハイドフェルド選手
    3位がウイリアムズのアレクサンダー・ウルツ選手で4位がルノーのヘイキ・コヴァライネン選手
    6位に佐藤琢磨選手、8位にラルフ・シューマッハ選手で、最後にラルフ選手と
    アロンソ選手を抜いた琢磨選手の見事な走りには、真夜中で船を漕ぎつつあった状況から
    一気に目を覚まさせてくれるぐらいのすごいシーンでありますた!
    今年のポイント獲得はもう無理だと思っていたけど、意外と昨年のHONDAのシャシーの
    ポテンシャルが高く(それでもトップチームと戦うには開発の伸び代がないけれども)
    現状でも中位グループを争える競争力があった事には驚きました。
    別の部分からは、ウルツ選手とラルフ選手、コヴァライネン選手と言った
    シートが危ういとされる選手たちが、きちんと結果を残せたのも良かったかな。

    あと、今回の表彰台の新鮮な顔ぶれや、シャンパンファイトで
    戦った者同士でシャンパンをかけあうシーンがあったのが良かった!
    ここ数年は仲間同士でだけ行い、ライバルとは目も合わせない事や
    社交辞令的な表彰台が増えていたけれどもこれが普通のシーンなんだろうなぁ・・
    ミハエル選手支配の時代をアロンソ選手が壊し、その後を作るのが
    ハミルトン選手となったりすると、GP2直伝の本当のレーシングが
    帰って来るとかになりそうだから、そっちになった楽しいだろうねぇ

    最後に、衝撃的だったBMWのロバート・クビサ選手のクラッシュですが
    かなりのハイスピードでタイヤバリアのないコンクリートウォールに激突!
    マシンが大破し、モノコックがえぐれて足が剥き出しになっていたのには恐怖し
    最悪の状況が起こる覚悟みたいなモノをしましたが、幸いと言うか、奇跡的に
    脳震盪と足の捻挫以外は無傷と言う、恐るべきF1マシンの構造とドライバーの体力
    これにはホッとしたけれど、ジャンプしてコンクリートに突っ込んだ原因となった
    放置されたクラッシュしたマシンのコース脇への配置方法とかをどうにかしないと
    今後、バーニー・エクレストン氏からの移転をちらつかされた改善命令がきそう・・

    ひさしぶりに色々な事が起こり、観戦に疲れつつも楽しいレースでした。

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