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    【887】F1 2008 IR@管理人 08/3/16(日) 0:48

    【892】決勝 IR@管理人 08/3/25(火) 20:23

    【892】決勝
     IR@管理人  - 08/3/25(火) 20:23 -

    引用なし
       マレーシアGP決勝


     予選1-2だったフェラーリ勢が予選順位5番降格となった
    マクラーレン勢が後ろになったこともあって最初から独走
    スタートでは、ポールポジションのフェリッペ・マッサ選手が
    スタートでやや出遅れた為、2番手で並びかけようとしていた
    キミ・ライコネン選手を壁際まで押しやるちょっと異様な展開
    作戦が違うのか!?ライコネン選手が引いた為に事無きを得ましたが
    マッサ選手の焦りなのか?気合なのか?ちょっと予想外の出来事でした。


     後方では、マクラーレン勢が重い燃料を積んでいた”やっかい”な
    フェルナンド・アロンソ選手をオープニングラップで二台ともに交わし
    3位スタートだったTOYOTAのヤルノ・トゥルーリ選手は2台のBMW勢と争った結果
    最初のコーナーでややオーバー気味となり、左側にいたニック・ハイドフェルド選手は
    抑えたけど、右(イン)側のロバート・クビサ選手とその後ろにうまく付けていた
    レッドブルのマーク・ウェーバー選手に先行を許し、更に混乱をうまく抜けてきた
    マクラーレンの二台が襲い掛かり、ルイス・ハミルトン選手にインを取られて6位へ
    次のコーナーの膨らみをヘイキ・コヴァライネン選手が狙っていたのはうまく防ぐ
    この混乱の最中、トロ・ロッソのセバスチャン・ブルデー選手がコースアウト


     2周目にティモ・グロッグ選手がスピン、真後ろを走っていたウイリアムズの
    ニコ・ロズベルグ選手のフロントウイングを巻き込んでしまい、ロズベルグ選手が
    ピットインする羽目となってで大きく順位を落とす。 一方、最後尾スタートの
    中嶋一貴選手は、7周目にセバスチャン・ベッテル選手を綺麗にオーバーテイク!
    レースペースのタイムも1分38秒台が出ていたりとまずまず速い好調な出だし
    他では、フォースインディアのエイドリアン・スーティル選手がリタイア
    4周目にこのレースで唯一目だった部分のバックストレートで3台並んでの
    ブレーキング競争があったので、なかなか見応えがありそうな予感を
    感じさせるも、それはこの一回きりだったと自分の予感が見事に裏切られる。


     16周目、レッドブルのマーク・ウェーバー選手がレースで最初の給油
    同周回に中嶋選手も入り、次の周用にフェラーリがタイヤの準備が映し出され
    マッサ選手が17周目にイン!距離を保ち、タイヤを労わりながら2位を走行していた
    ライコネン選手がこの機を逃すまいと、一気にスパートしてタイムアップしてきた
    そのライコネン選手が18周目にピットインし、スパート効果でマッサ選手の前に出る。
    マーク・ウェーバー選手に長らく前を抑えられていたハミルトン選手は
    ウェーバー選手がピットインした後、前が開けた事もあって、1分35秒台〜36秒台を
    コンスタントに出しつつ、19周目にピットイン(タイヤはソフトからソフトへ)
    しかし、ピット作業でホイールがうまく嵌らず、通常の倍以上の20秒も止まってしまう
    ピットアウト後、マッサ選手がライコネン選手から遅れ始める。
    早くも4秒の差が付くが、マッサ選手はタイヤを労わる様に考えたのかな?と
    個人的には好意的な解釈をしつつ、今後のフェラーリ勢の争う展開に期待。
    22周目にアロンソ選手、バトン選手らが続々とピットイン、ピケ選手はまだ入らない
    結局、24周目まで引っ張ったのだけど、二戦目からベテランの様な戦略ですな
    ピット作業で遅れてしまったハミルトン選手は、再びにウェーバー選手の後ろで9位


     29周目、タイムが伸びないウイリアムズ勢でも特にタイムが落ち込んでいた中嶋選手がピットへ
    直後、なんと二番手走行中のマッサ選手が単独スピン・・・シート危機の警戒レベルが4へ!
    スピンしていった場所もグラベルが少ないのに、ちょうどグラベルの真ん中で出れない
    この運の悪い場所は、去年の中国GPでのハミルトンのピットロードリタイアに似ている
    コンマ数秒ずつだったけど、じりじりとライコネン選手に離されていくのを
    なんとかして挽回しようと無理をしてしまったのか!?ここは優勝でなくても
    2位と確保してフェラーリの1-2と自身のチャンピオンシップの参加権を取るべきだったのに
    熱くなってか、またサポート役をさせられ、ルーベンス・バリチェロ選手の轍を
    絶対に踏むまい!と、サポート役になる道への嫌悪やいらだちからか!?
    やっちゃった・・・と言う感じですなぁ。次の候補と言われるベッテル選手も
    今回はあまり良い活躍はしなかったのが、皮肉にも救いとなっていますなぁ
    ただ、ベッテル選手との契約を持っているBMWがこの選手を離さない感じなので
    (BMW系の銀行系スポンサーがサブプライム問題関連!?からスポンサー撤退とかで)
    (BMWのF1参戦資金の予定が狂ったりの場合は、契約を高値で売却とかもありそうだが)
    今年のシートは安泰かもしれないけど、立場は完全に厳しくなり、ダブルエースはなさそう
    37周目にライコネン選手がピットイン、40周目にトロ・ロッソのベッテル選手が白煙を上げてストップ


     残り10周、ハードタイヤで4位を守るトゥルーリ選手に、路面にラバーがついて
    完全にマシンが合って来たハミルトン選手が1秒以上速いペースで追い上げるも
    トゥルーリ選手もペースを上げ、3秒まで縮まった差をなんとかキープとハラハラ展開
    ここで素晴らしかったのが、トゥルーリ選手がレースの終盤にマシンにムチを入れ
    飛ばしまくったのに、今年のTOYOTAのマシンは安定してドライバーの要求に応え
    速いタイムを出し続けて隙を見せなかったところですなぁ。今までこんな事はほとんどなく
    不安定だったり、マシンが早く限界に達し、ミスが出たりしていたのでこれには
    正直驚いた!と言うか、今年のTOYTOAの車は、あの無茶走りでタイムを搾り出してくれる
    トゥルーリ選手のスパートにも応えたし、グロッグ選手が連続して最終のQ3予選に進出
    基本が特殊なマシンではなく、安定マシンでレベルが高いってのはおいしいですなぁ
    それでもフェラーリやマクラーレン、BMWと言った上が居るのがF1の辛さ(^o^;
    BMWを加えた3強にした理由は、前回の開幕戦の強さに加え、今回のハイドフェルド選手が
    最後の最後でフェラーリやマクラーレンを上回るファステストラップを出した事から
    順位は序盤の混乱で後ろに下がった事が響き、6位と言う結果だけれどもこれは凄い

     
     レース終了!優勝はフェラーリのライコネン選手、2位にBMWのクビサ選手
    3位にはマクラーレンのコヴァライネン選手!コヴァライネン選手のレース中に
    ミスもまったく無い安定っぷりが目立っているけど、これはすごいよねぇ
    開幕戦では不運はあったけど、確実にポイントを稼いで来てくれるドライバー
    トップチームなのに物怖じせずに仕事をこなしているし、去年のハミルトン選手みたい
    で、ハミルトン選手がアロンソ選手の立場みたいな?コヴァライネン選手も
    去年のハミルトン選手同様に野心を秘めつつ、きちんとチャンスを待っていると言う
    必要な待ちを心得たドライバーと言うのも今シーズンのダークフォース的存在
    4位にTOYOTAのトゥルーリ選手、5位はマクラーレンのハミルトン選手
    6位BMWのハイドフェルド選手、7位がレッドブルのウェーバー選手、8位にこれまた
    素晴らしい走りと戦略でポイントをもぎ取って来たフェルナンド・アロンソ選手
    マシンの出来がまともだった期待のHONDAは、ジェンソン・バトン選手が10位と
    入賞に一歩届かず、完走台数が多いと中位グループの競争が激し過ぎる今期は
    ポイント獲得も難易度が高いですのぉ・・・今期は新体制下のチーム作りが目標らしいけど
    それから、ルノーのネルソン・ピケJr選手も11位完走となんとか体裁を取り繕えた感じ
    ピケJr選手加入でルノーから追い出されたフォースインディアのジャンカルロ・フィジケラは12位
    スーパーアグリ勢は、アンソニー・デビットソン選手が15位、佐藤琢磨選手が
    16位と、連続開催の二戦目で共に完走を果たせたのはかなりの快挙だと思う。
    遅れに遅れた中嶋選手は17位の完走最後尾、同僚のニコ・ロズベルグ選手14位と
    大きく苦戦したウイリアムズ勢にはちょっとビックリ・・・なんでも路面と
    タイヤが合わなかったとか・・・テストで好調だった時みたいに気温が
    もう少し下がるヨーロッパラウンドでの巻き返しに期待したいとこでふ


     と、流れはこんな感じでしたが、淡々とした退屈なレース、期待していた雨もなく
    オーバーテイクがあったのも前半ぐらいだったし、ルノーの代表が提案していた
    レースの周回数を半分にし、決勝レースを二回やる方式が欲しくなるところ
    これは、一回目のレースは周回数が半分になる以外は普通の流れだけれども
    二回目のスタート順位が一回目のレース結果を逆にしたリバースの順位となる
    この方式は、GP2と言うF1の前座で採用されており、ちょうど今回のマレーシアで
    参戦している日本人ドライバーの小林可夢偉選手がなんと初優勝を飾ったりもしてる。
    ちなみに、ハミルトン選手やロズベルグ選手、グロッグ選手などがこのシリーズの
    シリーズチャンピオンとなった事でも、レベルの高さとF1への登竜門だと解るかと。

     話を戻すと、ルノーの代表がF1のボスであるバーニー・エクレストン氏の後継に
    なれば、そういった伝統を大きく変えてしまう様な大胆な改革が起きそうだけど
    ルノーの代表のフラビオ・ブリアトーレ氏は、今シーズンアロンソ選手をルノーに
    連れ戻した際の契約で、来期も契約を延長するとなると今シーズンの結果で
    ワールドチャンピオンが獲得したポイントの7割取らなければ来期は自由だとかの
    オプション契約条項があったり、契約延長が出来たとしてもその際は今期の年俸を
    ほぼ倍にしなければいけないとかの要素もあり、秘蔵っ子のネルソン・ピケJr選手が
    ワールドチャンピオンクラスの原石がどうか?も微妙な感じになっていたり
    ルノーのカルロス・ゴーン会長がF1に乗り気で無く、お金を出すどころか絞る方向に舵を切りかねないだとか、ルノーF1チームを立て直す予定がイバラの道過ぎる事や
    ゼロから5年10年で立て直すとなると、氏の健康問題や年齢も重要な要素となり
    ブリアトーレ代表のそろそろの引退も予感させるわけで、今回マレーシアに来ていた
    元フェラーリの代表であるジャン・トッド氏がバーニー・エクレストン氏や
    マックス・モズレー氏の後釜になる可能性も考慮すると、そこら辺の政治的な争いも
    含めたF1よりも、最近同氏が手に入れたサッカークラブの強化の方に今後の情熱を
    掛ける可能性も高く、退屈な可能性もあるF1は2012年前後まで変わらないのかなぁとか


     次のF1は、4月6日決勝のバーレーンGPです。

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