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    【902】Rd.10 ドイツGP
     IR@管理人  - 08/7/20(日) 23:53 -

    引用なし
       ドイツGP決勝
    http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2008/07/f1_10_0272.html

    CS中継の映像が現地を映すと
    ほぼ快晴と言える状況が流れて来た。

    マクラーレン勢がヨーロッパラウンドに入ってから好調
    フェラーリ勢が星の取りこぼしも含め、変化と低温に弱い状況が
    マイナス傾向に出てしまっている間に離されない事が重要なほどに
    調子が良く、今回のドイツGP予選も1-3位をルイス・ハミルトン選手と
    ヘイキ・コヴァライネン選手が獲得し、2位にフェラーリ勢の
    フェリッペ・マッサ選手が獲得したとは言え、キミ・ライコネン選手は
    6位と大きく遅れ、4位にTOYOTAのヤルノ・トゥルーリ選手が入り
    5位には、ルノーのフェルナンド・アロンソ選手と来ていて
    カナダGPで1-2フィニッシュを決めて絶好調だったBMW勢も
    前回のイギリスGPでヨーロッパの伝統的なサーキットでは
    その勢いが影を潜めていたこともあり、こちらも不調気味

    更に追い討ちをかける展開が気候であり、今年のドイツGPの
    ホッケンハイムサーキットがある地方が昨年よりも涼しい為
    タイヤの温度が低いとタイヤを暖めるのがマクラーレンよりも遅く
    いや、マクラーレンが他のチームよりも早いと言った方が良いか
    フェラーリがタイヤ内部に使っているガスとの兼ね合いとかもあって
    タイヤが作動温度になる早さよりもおいしい状態を長く使いたいと言う
    戦略思想の違いもあり、昨年を含めた基本的なデータとは異なる事態
    こういった状況に今年のフェラーリは(ミハエル・シューマッハ選手や)
    (ロス・ブラウン氏、ジャン・トッド氏のコンビは例外だったけど)
    強くないと言うか、安定した部分に重きを置いているので今回は厳しい

    決勝日の今日も気温は昨年と比べて低い・・・これがどう影響するのか!?
    レースペースが速いと言われるフェラーリにとってはこれが致命的だった。


    決勝レーススタート!

    ポールポジションのハミルトン選手が順調に飛び出すも
    往年のミハエル選手なみに相手のラインを潰すスタートは微妙
    微妙と言うのは、ハミルトン選手の実力を誰もが知っているからで
    立場がチャンピオンではなく、チャレンジャーだから許されている部分
    ポイントリーダーやチャンピオンを取った来年もこれだとまずいよね

    話をスタートに戻すと、コヴァライネン選手がタイヤへの熱の入りが良い
    マクラーレンの初期状態を活かし、2位のマッサ選手を果敢に攻めるも
    マッサ選手がこれをかろうじて守り、ハミルトン選手がその間にリードを築く

    BMWのロバート・クビサ選手がスタートで4位のトゥルーリ選手を攻める
    アロンソ選手とのバトルの乱れを突き、うまい感じに4位に上がる!
    トゥルーリ選手が5位、6位にアロンソ選手となり、ライコネン選手は7位

    ウイリアムズの中嶋一貴選手が2周目にミスをし、これをHONDAの
    ルーベンス・バリチェロ選手に抜かれてしまったところを国際映像に抜かれる

    3周目、トゥルーリ選手がクビサ選手を、アロンソ選手がトゥルーリ選手を攻め
    後者が激しく責め過ぎてしまい、その間にライコネン選手にかわされてしまう・・・
    最近のアロンソ選手の激しいまでのがんばりは良いけど、空回りと言うか
    良い方向にはなかなか転がらないなぁ・・・予選を含め、桁違いの選手が
    自分のプライドや二度のワールドチャンピオン獲得した事を置いといて
    チームを引き上げるべくの先頭に立っての働きと言うのは凄まじいね!
    過去にベネトンで2年連続ワールドチャンピオンを取ったミハエル選手が
    弱小だったフェラーリに移籍し、マシンに鞭を入れて走らせていたのとダブる

    6周目、ようやくレースが落ち着いて来た状態となる
    先頭のハミルトン選手が相変わらず速い!16秒台を連発
    マッサ選手もなんとか16秒台に入れるも、約0.5秒の差が一周毎についていく

    12周目、全体のペースがやや落ちる
    先頭のハミルトン選手が16秒5、マッサ選手が17秒5、その後ろが17秒フラット
    曇って気温が落ちてきたのかな?タイヤの一時的な落ち込みの時期なのかな?

    13周目にインターネットからデータが配信されて来る
    F1公式ホームページのライブタイミングでコヴァライネン選手が
    通過していないと表示されていたけど、実際には走っていた映像が出ている。
    HONDAのジェンソン・バトン選手をレッドブルのデビット・クルサード選手がオーバーテイク

    14周目、12周目前後のタイムが落ちて来ていたのは
    タイヤの特性だったのかな?全体のタイムも元に戻った。
    マッサ選手が16秒5とフェラーリのペースがちょっと上がる。

    17周目、一貴選手がスピン・・・
    う〜ん、今日は変なシーンがタイミングよく撮られているなぁ(苦笑)
    ハミルトン選手がやや早い感じのピットインを行い、ハードタイヤへ
    ピットアウト後はトゥルーリ選手の真後ろ・・・ここは計算外でしたな
    クビサ選手もピットイン、こちらはソフトタイヤからソフトタイヤへ

    19周目、トゥルーリ選手とアロンソ選手がピットイン、ともにソフトタイヤ
    20周目、マッサ選手ピットインでソフトタイヤへ、フェラーリも攻める
    21周目、コヴァライネン選手がハードタイヤへ、マクラーレンはハード志向
    トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル選手が2セクターで36秒1を出してピットイン
    このレースでは、トロ・ロッソが上位チームのレッドブルを上回るがんばり!
    22周目、ライコネン選手がピットインでソフトタイヤへ、8秒のピットイン
    25周目、TOYOTAのティモ・グロック選手が地元と言うこともあってか!?
    ピットインしていない状況で16秒を出し、TOYOTAの今年のマシンの良さが出ている

    27周目、BMWのニック・ハイドフェルド選手がピットイン
    最近は予選の不調を決勝の幸運で挽回が多く、実力を示して欲しい選手なのだけど
    今回もコンサバティブな作戦であり、天候とかの荒れがないとこの作戦は厳しい

    28周目、ウイリアムズのニコ・ロズベルグ選手がピットイン
    29周目、かなり長く引っ張ったグロッグ選手がピットインでソフトタイヤへ、
    ピットアウト後にヴェッテル選手に抜かれ、アロンソ選手に攻められる不運あり
    ベッテル選手(トロ・トッソ勢)が速く、タイヤ変えたばかりだから仕方なかったけども
    29周目、一貴選手もピットイン。今回は良い見所も少なく経験値上げのレースかな?

    34周目、退屈なレースが続き、ライコネン選手の存在感も無いレース
    マッサ選手も気温が上がらずにフェラーリのペースが上がらないので追い切れず
    ハミルトン選手はタイム維持の走りに変わった模様。下位集団も空も変化なし
    そんな中、ルノーのネルソン・ピケJr選手がピットインをまだ引っ張っている
    この重たい状況のマシンを17番手からスタートさせた行為と運が後の幸運へ・・・

    35周目、退屈の眠気を吹き飛ばすグロック選手の物凄いクラッシュシーンが来た。
    最終コーナーでリアタイヤがおかしな動き(サスペンションが破損?)からクラッシュ
    セーフティカーが入り、ハミルトン選手のリードが消えることとなった
    グロック選手は後ろからコンクリートにあたったので、生命の無事は確認出来て
    立っている映像があったけど、頑強なドライバーがけっこうしんどそうだったので心配

    37周目、セーフティカー中の3分後にピットレーンが開く状況が訪れる
    ぞくぞくとマシンがピットイン、残り29周を走る方法を各チームが選択
    ルノーの一台が出口でホワイトラインをカットしたり、ウェーバー選手の
    車の後方から白煙が出たり、大勢がピットに入る混乱の中では色々な事が起きる
    ハミルトン選手がピットに入らないことを選択したのがどうでるのか?これが後半のテーマですな

    39周目、この時点での順位を上から順に確認すると
    ハミルトン選手
    ハイドフェルド選手
    ピケJr選手
    マッサ選手
    クビサ選手
    コヴァライネン選手
    トゥルーリ選手
    ベッテル選手
    アロンソ選手

    BMW勢とピケJr選手の作戦が当たった感じだなぁ
    一貴選手がセーフティカー中にピットインで最後まで走りきる作戦を取るも
    すぐにセーフティカーが解除となったわけで、もう一周前でこの動きが欲しかった
    後ろから白煙を出していたレッドブルのマーク・ウェーバー選手が自らマシンをストップ

    41周目にセーフティカーが戻ってレース再開!
    42周目、コヴァライネン選手がクビサ選手をオーバーテイク
    43周目、またまたがんばるアロンソ選手がベッテル選手を攻めている隙に
    ライコネン選手、ロズベルグ選手に相次いで抜かれてしまう不運が襲う
    アロンソ選手ががんばり過ぎての失敗がまたまた起きてしまったわけでふ

    44周目、ようやく存在感が出てきたライコネン選手が
    ベッテル選手をオーバーテイクして8番手に!
    翌、45周目には前のトゥルーリ選手をかわして7位に浮上!

    49周目、バリチェロ選手とクルサード選手が
    まるで若いドライバーの様なミスで共倒れしてしまう
    クルサード選手は、レッドブルの天才デザイナーが空力を優先し
    ミラーのある位置が変な事もあって見難い状況もあるのだろうけれど
    今年は後ろから来た相手を巻き込んでの接触と言うのが多過ぎるなぁ
    なので、同選手の今シーズン終了後の引退パーティとかのプレゼントに
    3倍ぐらいに大きく作ったサイドミラーを渡すとかが欲しいとこ(おぃ

    50周目、ハミルトン選手が最後のピットイン
    セーフティカー中にピットインを行い、最後まで走りきれる
    マッサ選手やコヴァライネン選手に抜かれてしまう結果となった。
    ここで、暫定トップのハイドフェルド選手が16秒2と地元で気を吐く
    しかし、ハイドフェルド選手もかなしいかな、もう一度ピットインが必要
    気を吐き続けるハイドフェルド選手は51周目に15秒台でファステストラップ!
    4位に下がったハミルトン選手とコヴァライネン選手が順位を入れ替えた
    アロンソ選手がロズベルグ選手をオーバーテイクし、10周前の状況を取り戻す

    52周目、ハイドフェルド選手がピットインを行い
    ピットアウト後はコヴァライネン選手の前、ハミルトン選手の後ろで復帰
    53周目、なんとなんとなんと!ピケJr選手が暫定トップ!となっている。
    しかも、ハイドフェルド選手同様にもう一度ピットインをするかと思っていたら
    その必要がなく、暫定ではなく、きちんとした状況でのラップリーダーでした。

    54周目、コヴァライネン選手の前に出たハミルトン選手がマッサ選手の後ろに近づく
    56周目、ハミルトン選手がマッサ選手を一発でオーバーテイクしてしまう
    マッサ選手も意地を見せるが、マシンとタイヤの違いで防ぎきれずに終わる
    オーバーテイクポイントのパラボリカ後にあるヘアピン部分では
    立ち上がりでアウトの縁石の外側の舗装された部分が使えてしまう為に
    イン側をブロックしてもアウトアウトのラインで行かれてしまうので
    インを防ぎつつ、相手をアウトに追いやり、自分はインベタにならない程度で
    ラインを確保出来れば良いのだけど、ハミルトン選手との勝負では
    この辺りが読まれていた感じで、インを開けるギリギリのタイミングも
    最初はアウト狙いがなかった?ハミルトン選手には、待ってました!と
    言わんばかりのタイミングだったらしく、インが開いたと同時に
    ラインに入られ、インを取られて主導権を握られた後はラインキープが
    マッサ選手に取っての減速か、縁石の上か外を走ることを強いられる事になり
    マッサ選手も熱くなったのか!?縁石の外の舗装部分を使い、その後の
    第6コーナーでやり返すも、やすがに抜き返すには至らずと言う流れでした。
    レース後、マッサ選手とハミルトン選手との間で言い争いとかもなかったので
    レースでのバトルと言う感じだったんでしょうねぇ・・・マッサ選手と
    アロンソ選手が似た様な状況のレース後、怒鳴りあった昨年の状況と比べ

    58周目、トップのピケJr選手が快走!
    逆に、チームメイトのアロンソ選手はスピンと好対照な図が映し出される
    59周目、ピケJr選手にハミルトン選手が追いつき、マッサ選手同様
    パラボリカで近付き、ヘアピンでオーバーテイクと予想通りな展開
    同時期にライコネン選手がクビサ選手をオーバーテイク!

    ファイナルラップ
    ハミルトン選手が危なげなくこなしてフィニッシュ!
    ピケJr選手も2位で大金星!3位はマッサ選手がかろうじて
    4位には、予選で良いところがなかったハイドフェルド選手
    5位がコヴァライネン選手、6位にライコネン選手と続き
    7位にクビサ選手、8位にはベッテル選手が入った。
    こうして見ると、ピケJr選手の2位が光るなぁ

    一貴選手は15位と散々だったけど、ポイント獲得後は
    こんな感じのレースになるのが今シーズンだから(コラ)
    予選もQ1で落ちていたし、次のレースに期待ですな

    今回のドイツGPは、ハミルトン選手の圧勝だった。
    決勝レースの結果のタイム差は小さかったけど
    セーフティカーに翻弄された中、実力で、コース上で、
    オーバーテイクをして勝利をもぎ取ってしまった今回
    前回イギリスGPからの二連勝は大きいですのぉ
    次のハンガリーGPは低速テクニカルコースなので
    マクラーレン勢が有利だろうし、三連勝でもすると
    他が追いつけない状況になってしまいそうな予感
    かなり攻めるけど、ミスをしなくなって来ているから
    ポイントリーダーになってからこけた昨年の再来は
    ないだろうし、フェラーリとBMWが追いかけられないと
    マクラーレン&ハミルトン選手が今年はタイトル有望な印象


    次回のハンガリーGPは8月3日に決勝です。

    214 hits

    【887】F1 2008 IR@管理人 08/3/16(日) 0:48
    【888】Rd.01 オーストラリアGP IR@管理人 08/3/16(日) 1:14
    【889】決勝 IR@管理人 08/3/17(月) 3:54
    【890】Rd.02 マレーシアGP IR@管理人 08/3/23(日) 13:50
    【892】決勝 IR@管理人 08/3/25(火) 20:23
    【894】Rd.03 バーレーンGP IR@管理人 08/4/5(土) 22:10
    【895】決勝 IR@管理人 08/4/7(月) 0:26
    【896】Rd.04 スペインGP IR@管理人 08/4/27(日) 23:33
    【897】Rd.05 トルコGP IR@管理人 08/5/12(月) 1:38
    【898】Rd.06 モナコGP IR@管理人 08/5/29(木) 0:16
    【899】Rd.07 カナダGP IR@管理人 08/6/23(月) 2:46
    【900】Rd.08 フランスGP IR@管理人 08/6/23(月) 3:10
    【901】Rd.09 イギリスGP IR@管理人 08/7/7(月) 2:31
    【902】Rd.10 ドイツGP IR@管理人 08/7/20(日) 23:53 ≪
    【903】Rd.11 ハンガリーGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:29
    【904】Rd.12 ヨーロッパGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:31
    【905】Rd.13 ベルギーGP IR@管理人 08/9/8(月) 3:14

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