RYT@IR_HPなんでもBBS ver.201X
    レースゲーム関連、PC関連、Game関連等の話題フリーな掲示板
    特に制限はありませんので、気軽に書き込んでいってくださいな(^−^)
      新規投稿 ┃ツリー表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃仕様 ┃戻る  
    13 / 1014 ←次へ | 前へ→

    【905】Rd.13 ベルギーGP
     IR@管理人  - 08/9/8(月) 3:14 -

    引用なし
       ベルギーGP決勝
    http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2008/09/f1-4191.html

    標高の高い山の上にあるベルギーGPが行われる
    スパ・フランコルシャンサーキットでのレースは
    雲の流れが早く、天候が変わり易いと言うこともあり
    実力のある新人の初優勝や派手なクラッシュシーンでも有名

    今年もその天気に翻弄されるだろうなぁとの大方の予想通り
    衛星中継では、どんよりとした曇りの映像から現地映像が入る
    更に、途中まで雨が降っていたとの情報もあって早くも波乱の予感

    1周が1分45〜50秒前後と言う事もあってコースが長く
    フォーメーションラップではその時間に様々な情報が聞けるのも面白い
    気温が16度予想以上に低く、フェラーリ勢がちょっと厳しいのでは?と
    天候的にはスタート後には雨が来ないと読んでいるみたいで
    ルノーのネルソン・ピケJr選手がドライタイヤのハード側
    他の全員のドライバーがドライタイヤのソフト側

    スタート位置で昔から見てきた人は驚いたと思うけど
    改修されたこともあり、昔は後ろのマシンはコーナーまで
    スタート場所が奥だったのに、今年からは全員がストレート上
    少しスタート位置が前方になったことで180度に近い第一コーナーでの
    接触や危険性が少なくなった安全対策がとられているみたいです。


    レーススタートでは、ポールポジションのマクラーレン
    ルイス・ハミルトン選手が絶妙のタイミングでラインを変えず
    そのまま前に進む実に合理的で考えられたスタートを切る
    2-3位のフェラーリ勢もスタートが良かったけど追いきれず
    二台のフェラーリが左右からハミルトン選手を追うけれど
    止まり切れずにコース外のアスファルト舗装されている
    エスケープゾーンに逃れる。フェラーリ以外の車も多数ここを使う

    マクラーレンのヘイキ・コヴァライネン選手が大きくミス
    フェラーリの二台が順位を争ったりのシーンもあり最初から面白い!
    そして、アロンソ選手が攻めまくるのが奏功して4位へと上がった。
    ほかもミスをするドライバーが多く、後方でもバトルが展開される

    2周目、飛ばしていたハミルトン選手をキミ・ライコネン選手が
    オー・ルージュ後のキャメルストレートでオーバーテイク!
    あれ?タイヤ温まり難いフェラーリが飛ばしていたハミルトン選手を
    抜けたのか?と疑問があったのだけど、これはこのあと解明された。
    ハミルトン選手が2周目の最初のコーナーでスピンして回転していたのだ

    ライコネン選手はさすがにベルギーGP得意なドライバーと思ったけど
    近代のF1なわけだし、一気に差が詰まるのにも程はあるよね(^^;
    前回のバレンシアでのヨーロッパGPがクズレースだったので
    最初からすごい! 最初だけすごいじゃないことを祈りたい(おぃ
    ここで一息とレース状況を振り返る映像が流れ、TOYTOAの
    ヤルノ・トゥルーリ選手が素晴らしいロケットスタートを決めたのに
    後ろから追突され、最終コーナーではスピンするオープニングラップの悲劇

    レースに戻ると、遅くて抜かれたわけではなかったハミルトン選手が
    盛り返して差を詰める。スピンで大きく順位を落としてしまった
    コブァライネン選手もどんどん抜いて行き3周目に9位まで順位を回復

    5周目、スタートで順位を3つ上げ、中段でのスタートにも慣れ
    今回も調子の良いピケJr選手をBMWのニック・ハイドフェルド選手が抜く
    2位でトップを追いかけるハミルトン選手がベストタイム
    5位には最近話題のトロ・トッソのセバスチャン・ブルデー選手が付ける

    7周目、コヴァライネン選手が7位のクビサ選手を攻めて追い詰めている
    トロロッソはセバスチャン・ベッテル選手がピケJr選手を抜いて10位へ
    8周目、コヴァライネン選手がBMWのロバート・クビサ選手を抜き7位へ

    10周目、好調で前をどんどん抜いていたコヴァライネン選手が
    レッドブルのマーク・ウェーバー選手のインへ無茶な飛び込みで接触
    これはひどい!

    11周目にハミルトン選手が早くもピットイン、6.8秒と短め
    無茶な飛び込みで接触のコブァライネン選手にドライブスルーペナルティ
    12周目にライコネン選手がピットイン、ピットアウトでもハミルトン選手の前

    13周目、3位のフェリッペ・マッサ選手と4位のフェルナンド・アロンソ選手が
    ピットイン、マッサ選手は最初から2回ストップだと考え易いタイムでピットアウト
    コヴァライネン選手もピットイン、ピケJr選手が回転クラッシュしてコース外へ
    同選手は無事だけど、マシンが壊れたのでレースはリタイアとなる。

    14周目、コヴァライネン選手がペナルティのドライブスルーを行う
    15周目、ブルデー選手とクビサ選手がピットイン
    日本勢はぼろぼろ、最近のHONDAは言うに及ばず、ウイリアムズの
    中嶋一貴選手も今回は沈没(マシンの大きな開発も来年だろうから辛い)
    好調だったTOYOTA勢もスタートの不運な接触とかスピンとかが厳しい状態

    18周目、各ドライバーのピットが一通り終え、レースが落ち着いて来た。
    ライコネン選手と2位ハミルトン選手との差が5秒7、マッサ選手がそこから3秒8
    19周目、日差しが強くなり、温度も上がり、フェラーリ有利なコンディションへ

    20周目、HONDAのルーベンス・バリチェロ選手がリタイア、原因は不明だけど
    優勝経験豊富なドライバー、トップチームから移籍したドライバーにすれば
    今のHONDAの迷走では、やる気もあったモンじゃないマシンやチーム状況ですな

    22周目、ハミルトン選手が必死に先頭のライコネン付いていく
    マッサ選手が2ストップで少々重いのか、前2台にじわじわ離される

    25周目、ライコネン選手とハミルトン選手が続けて2回目のピットイン
    3ストップかと思いきや、両選手ともに8秒5以上のピットインで2ストップに変更
    タイヤはともにハードタイヤへ、1回ストップのニコ・ロズベルグ選手がピットイン

    26周目、20分後に雨が降るとの天気情報が入る
    TOYOTAのティモ・グロッグ選手がピットイン、10位走行中
    今回もワンストップっぽい。けど、このドライバーは
    ワンストップ作戦の重い状況でもきちんと車を走らせられる有能っぷり

    27周目、やはりハードタイヤの温まりではマクラーレンに有利か!?
    ハミルトン選手がライコネン選手との差を詰める。
    20分後の雨を含め、21秒前のマッサ選手の最後のピットイン
    現在から少し先を想像するとなかなか面白そうな展開になりつつあり
    マッサ選手のピットインを行う準備の映像が入る

    28周目、そのマッサ選手がピットイン、7秒9とがんばるも
    トップの前には行けずに3位へ、1位フェラーリ、2位マクラーレン
    3位フェラーリで面白いレースがレース場で行われている
    コヴァライネン選手が接触したウェーバー選手を攻めてオーバーテイク
    ウェーバー選手の動きがぶつけられた事への抗議を含んでいる感じだった

    30周目、ついにハミルトン選手が1秒5まで差を詰める!
    ハミルトン選手はコース幅をいっぱいまで使っての猛烈なプッシュ
    全盛期のミハエル・シューマッハ選手並みの獰猛な攻撃性と安定性だ

    31周目、ライコネン選手が反撃し、差をコンマ1秒拡げる
    マッサ選手がこのふたりについていけない。ハイドフェルド選手がピットイン

    32周目、ブルデー選手がピットイン、クビサ選手との戦いに勝てるか!?
    33周目、クビサ選手がピットイン、12秒3もかけてしまい、ブルデー選手の前に出れず
    さらにはベッテル選手にも前に行かれる大失態。今年のカナダGPで
    初優勝をしたチームとも思えない状況に、チーム成績3位に満足して
    野心を捨て去って気の抜けたチームの末路を見たのか!?
    それとも、スポンサーになっているIntel製のスーパーコンピュータと
    安定した風洞での開発をやりつくしてしまったのか?それとも
    今年の素性の悪かったマシンの開発には限界があったのか?
    ヨーロッパの伝統的なサーキットではマシンと相性が悪いのか?
    色々考えられる原因はあるけど、もっとシーズンを盛り上げて欲しかったなぁ

    35周目、なぜかサーバとうまく通信出来ていなかった
    F1の公式サイトがやっているサービスのLive Timmingが漸く復活!
    映像とライブモニターのデュアル構成で状況が掴み易くなった。
    これを見ると、余り映像が映らなかったアロンソ選手の4位が光る
    レースではマッサ選手がペースを上げ、先頭から5秒4に縮めている。

    37周目、一貴選手を抜く際にややペースが伸びなかったライコネン選手に対し
    ハミルトン選手が一気にペースを上げて1秒6の差まで詰めた。
    マッサ選手はセクター2で1秒も遅れてしまい、追い上げに自ら水を差した
    予想が当たってしまい、ポツポツと雨が降り始めてきた模様

    38周目、トップの二台は雨にも関わらずペースを変えないチキンレース状態
    これはちょっと怖い。どちらもペースを落とせない状況は解るし
    こういった時のプロの意地と技術は観客を魅了するけれども・・・
    この状況だと変化している路面を最初に走る前が圧倒的に不利ですな

    39周目、ハミルトン選手が1秒以内にまで一気に詰めてきた。
    40周目、ライコネン選手がプッシュしてタイムアップ
    ハミルトン選手のミスもあって差を0.6秒ぐらいから2秒へ拡げた

    42〜43周目、一気にタイムを落としたライコネン選手に対し
    ハミルトン選手が猛チャージで最終コーナーに並んで突入!
    ラインがなくなり、ハミルトン選手はシケインカットで
    ライコネン選手の前に出る。しかし、それだとシケインカットで
    前に出たと判断されてしまう為、ホームストレートで少しだけ
    ライコンネン選手を前に出したらすぐさま攻めていく忙しさ

    結果、第一コーナーのブレーキングでインを奪いトップへ!
    ライコネン選手も抵抗し、すこしフロントとリアが接触した
    この意地のぶつかりあいバトルでハミルトン選手もコースアウト
    直後、ライコネン選手がスピンで1位と2位入れ替わりまた戻る
    急激に雨もあり、最後にはライコネン選手がスピンで壁に当たって終了

    44周目、ファイナルラップでのハミルトン選手がドライで雨の中をふらふら走る
    最後は無事にフィニッシュ、2位はマッサ選手、3位はタイヤをレインにしていた
    ハイドフェルド選手が入り、4位にアロンソ選手、5位にベッテル選手、6位にクビサ選手
    7位はこのレースで光っていたブルデー選手、8位になんとグロック選手が入ってTOYOTAの
    最近の勢い、チームのモチベーションを繋ぐかのごとくのポイントゲット!
    最後にストップしていたコヴァライネン選手は10位の完走扱い


    ライコネン選手の意地が最後は不運なスピンにつながったけど
    実に人間味溢れていた。チャンピオンシップはほぼ終わりだが。
    まずは、「おいおい!そりゃないだろ」ノーズ分前に出しただけで
    シケインショートカットが無罪になるだと?と言う抗議の感じの
    第一コーナー後の立ち上がりのギリギリまで、いやそれを越えて
    接触してもと言う気概での走り!(事実ちょっと接触していた)
    その後も限界を超えた走りは、灰色の方法で抜いたハミルトン選手に
    アイスマンのマグマの様に煮えたぎった心の怒りを感じられた。


    まとめると、レースは中弛みがあったけど、最初と終わりでうまく締まった感じ!
    今年のF1はレースの内容が酷過ぎて人に勧め難いのが近年で随一で
    いやはや、次の日に合わせる顔がないと言うか、申し訳なくて
    勧めた知り合いに翌日なるべく顔を合わせたくなかったけど(^^;
    今回のレースは、なかなか面白かったでしょ?と聞ける感じだったかな
    ハミルトン選手が前に出て、後ろから追われ、雨で路面が変わる状況と言う
    リスクてんこ盛り状況では、その強さにも弱点が見えることとか
    ライコネン選手でも激しく熱くなることが見れたレースの面白さ等々

    ただ、最後の雨はレースを台無しにしてしまった部分もあるので
    楽しかったけど、いや、最近のF1はこの楽しさこそが必要だったけど
    今回のレースで輝いていたドライバーがすべて雨で結果から落ちたのは残念

    あと、ハミルトン選手のあれはシケインを含めたコーナーを
    ショートカットやエスケープを使って抜いた際は
    次のコーナーでオーバーテイクが出来ないとかの
    余計なルールが出来そうなのがオーバーテイクが多いと
    シミュレーターを使ったデモで結果が出ている来年のF1に
    変な影響を与えてしまいかねないのが心配ですな

    ハミルトン選手側にすれば、ライコネン選手に
    ラインを消されて押し出されたともいえなくもないけど
    ハミルトン選手に求められているのは、かつての
    ミハエル選手みたいな手段を選ばない方法ではなく
    スマートに速さで勝つスタイルであって
    それが出来るほどの力量とマシンが揃っているのに
    この手段を選ばない方法が賛否を生むんだよねぇ
    近代のF1の成功を研究し過ぎたが故の行儀の悪さとも言うべきか

    それと、今回はうまく行ったと思ったアロンソ選手のがんばりが
    またも4位と報われず、なかなか表彰台に返り咲くことが出来ませんなぁ

    今回のライコネン選手はフェラーリのエースに途中までは
    相応しかったけど、今後は耐えることを学んだマッサ選手が
    フェラーリの主役として振舞えるのは面白いですな

    次回は来週の9月14日が決勝、場所はフェラーリのお膝元のイタリアGP

    236 hits

    【887】F1 2008 IR@管理人 08/3/16(日) 0:48
    【888】Rd.01 オーストラリアGP IR@管理人 08/3/16(日) 1:14
    【889】決勝 IR@管理人 08/3/17(月) 3:54
    【890】Rd.02 マレーシアGP IR@管理人 08/3/23(日) 13:50
    【892】決勝 IR@管理人 08/3/25(火) 20:23
    【894】Rd.03 バーレーンGP IR@管理人 08/4/5(土) 22:10
    【895】決勝 IR@管理人 08/4/7(月) 0:26
    【896】Rd.04 スペインGP IR@管理人 08/4/27(日) 23:33
    【897】Rd.05 トルコGP IR@管理人 08/5/12(月) 1:38
    【898】Rd.06 モナコGP IR@管理人 08/5/29(木) 0:16
    【899】Rd.07 カナダGP IR@管理人 08/6/23(月) 2:46
    【900】Rd.08 フランスGP IR@管理人 08/6/23(月) 3:10
    【901】Rd.09 イギリスGP IR@管理人 08/7/7(月) 2:31
    【902】Rd.10 ドイツGP IR@管理人 08/7/20(日) 23:53
    【903】Rd.11 ハンガリーGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:29
    【904】Rd.12 ヨーロッパGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:31
    【905】Rd.13 ベルギーGP IR@管理人 08/9/8(月) 3:14 ≪

      新規投稿 ┃ツリー表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃設定 ┃過去ログ ┃仕様 ┃戻る  
    13 / 1014 ←次へ | 前へ→
    ページ:  ┃  記事番号:   
    4,643
    (SS)C-BOARD v3.8 is Free