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前戦のイタリアGP後のミハエル・シューマッハ選手の
引退発表後、早くも復帰の噂が渦巻いているとか!?
そう言えば、ミハエル選手がイタリアGPで優勝した後
マシンを降りて来た時に、近寄って来たフェラーリの社長
ルカ・ディ・モンテゼモーロ氏には目もくれず、チームスタッフを
優先して抱き合って勝利を分かち合っていたシーンがあったけれど
大分前からパルクフェルメでイタリアGPの勝者を待っていた姿が
TVで世界中に映され、そこで完璧なぐらいイメージをコントロールする
同社長の舞台があったのに、チャンピオンがスタッフと祝っている最中に
なかなかミハエル選手に気付いて貰えず(ここに意図を感じるんだよねぇ)
手持ち無沙汰な上に、出る時間を間違って舞台に上がってしまった役者の様な
空回り、とても無様な姿が世界中に流れた事になった出来事があったのだけど
某F1誌のF1GP特集を読んだ後、その行為の理由が推測出来る状況に遭遇する。
その理由とは、ミハエル選手が来期の去就に悩んでいた頃
流れが戻ってきつつあるモナコGPの予選のストップブロック事件があり
それがフェラーリの名誉を傷つける行為として首脳陣側に取られてしまい
フェラーリとミハエル選手との間に不協和音が始まってしまったとの事・・・
そして、首脳陣はミハエル選手の引退、現役続行を関係なく、未来のスター
キミ・ライコネン選手を来期のドライバーとして獲得する事に本腰を入れ
フェラーリが復調した後に、現役続行に傾いたミハエル選手の今シーズンと
同じドライバーラインナップで行きたいとの要望に対し、既にライコネン選手と
契約を交わしていたフェラーリ側は、二度と手に入らないかもしれないそれを
破棄したくない社長の意向から、現役続行を望んだミハエル選手に対して
来年もフェラーリで走るならば、パートナーはフェリッペ・マッサ選手ではなく
ライコネン選手がチームメイトになる事が条件だ!とか、ミハエル選手の要望を
無視して告げたらしく、落ち目を救った長年の歴史的功労者の自分ではなく
若いライコネン選手を選んだ同社長へのミハエル選手の当て付けってとこなのかな・・と
長年のミハエルのマネージャーでもあるウィリー・ウェーバー氏が
ミハエルはかつてのようにチームに対して影響力がなくなり
それが引退のきっかけにもなった・・とか言っていたのもその解釈の元です。
来期のフェラーリドライバーとなったキミ・ライコネン選手は
ミカ・ハッキネン選手がマクラーレンを引退した後の後継者でもあり
ハッキネン選手の最大のライバルであるミハエル・シューマッハ選手の
後継者にもなったわけで、いやはや稀代のチャンピオンであった両選手の
後を引き継ぐとは、何か運命的なモノを感じてしまいますなぁ〜
負の側面!?では、ジャン・アレジ選手の最後のレースでスピンしてぶつかり
連続完走を続けて来たアレジ選手を巻き込んで一緒にリタイアしてしまった事も・・
色々と調べてみると、ライコネン選手は意外な箇所でも出てきますねぇ
昔のナイジェル・マンセル選手がなかなかチャンピオンを取れなかったけど
ライコネン選手も2度チャンピオンシップを逃しているわけで、この選手も
なかなかチャンピオンを取れないなんて事も有り得るのかな・・とかとか(^^;
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中国GP
ベルギーGPがなくなった事で、3週間の空きが出来た後の
今回の中国GPなのですが、それが行われる上海市の空気の悪さが
TVを通じても黄色っぽさが伝わって来たのが印象的だった昨年ですが
今年の予選は雨のおかげで、空気の汚れが目立たないのがある意味では救いですな
予選
チャンピオンを争うミハエル・シューマッハ選手とフェルナンド・アロンソ選手が
がっぷり四つかと思いきや、雨が軽い状況から重い状況になる予選だった為に
ブリヂストンタイヤを履くチームは大苦戦・・ミハエル選手をもってしても
予選6番手がやっと言う、ルノー勢1-2に対し、フェラーリ6-13と言う状況となる。
成績が悪い事から苦手と言われていた中国GPだったけど、フリー走行を見ると
そのジンクスを改善しそうだったのに、なんとも運が悪いミハエル選手ですなぁ
一方、天候が変わる状況にめっぽう強いルノー勢は今回もそれを堅持していて
アロンソ選手のみならず、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラ選手も
ほかよりも0.5秒程のアドバンテージがある事を思うと、本格的な雨以外では
フェラーリはまったく抵抗出来ない状況になってしまうかもしれない!?
他では、ブリヂストン勢のTOYOTA,ウイリアムズ,ミッドランド改めスパイカー
スーパーアグリが15〜22位とフェラーリ勢以外は最後尾から下を独占・・・
ミシュラン勢はトロロッソまでもが1分30秒を超える中国GPのサーキットでも
トップのアロンソ選手から2秒、フェラーリからは1秒しか差が離れてなく
ルノーの一歩抜けたタイム以外では、HONDA勢が3-4番手とかなり好調!
第二セッションと第三セッションを見ると、燃料もそこそこ積んでいそうだし
ルノー勢に何かあると、二回目の優勝なんてが期待出来るやもしれません。
マクラーレン勢は、5-7番手と奇数グリットを獲得するも、雨を考えると
余り意味がないかな・・でも、日本で雨を多く経験していると思われる
ペドロ・デ・ラ・ロサ選手がキミ・ライコネン選手と拮抗出来る状況っぽい
マシンのセッティングもダウンフォース多めのデ・ラ・ロサ選手なので
ドライにならなければ、また表彰台なんて事もあるかもしれませんねぇ
最近注目のBMW勢は新人のロバート・クビサ選手が雨&初の中国GPなのに
ベテランのチームメイトのニック・ハイドフェルド選手に0.5秒差と
相変わらずの新人離れのまとめかたをしているのが印象的でした。
ハイドフェルド選手の方は燃料も多めに積んでいそうなので
セーフティカーとかの余計な要素がなければ、上位進出もありそう!?
2ポイント差となったポイント争いも今回でルノーがほどほどに逆転すると
来週の鈴鹿は晴れになりそうだし、本当はドライでの本格勝負が見たいけど
フェラーリが大コケしない事を願って、来週の鈴鹿への盛り上げの要素となって欲しい所
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