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    【897】Rd.05 トルコGP
     IR@管理人  - 08/5/12(月) 1:38 -

    引用なし
        スーパーアグリ終了の報を聞き、ある程度予想されていたとは言え
    テンションが下がってしまう週末の今回のはグランプリはトルコGP
    スーパーアグリに割いていたリソースをHONDAに集中させたい
    ニック・フライ代表にしてやられたのかなぁ・・と言う印象
    HONDA本体の成績の不調が彼らの権限を強化していったのもあるし
    日本のスポンサーの反応が薄く、HONDA本体もこれ以上の血は
    流せないと言うのも92年のF1撤退を見ても解るのが悲しくて虚しい

     交渉途中にニックフライが出てきた時から怪しむべきだったよねぇ
    スーパーアグリを、HONDAのリソースを割いていると言う意味からも
    疎ましく思っていた彼が自らの手で穴を掘り、罠を仕掛けて!?
    スーパーアグリを落とし、砂をかける役をやるとは、ボスが
    最前線に出てくるってことでもあるわけで、ニックフライが救済に来た時
    やっかいな存在の自立を助けて切り離すのかと思ったら、やっかいな存在そのモノを
    消し去ってしまうことが狙いだったとは・・ここまで彼が生き残って来た理由にも納得

     しかし、これで今シーズンのF1が終わってしまった様な気分(コラコラ)
    まあ、2〜3戦でこの20チームの状況にも慣れてしまうのだろうけど
    2002年前後から日本のF1人気を引っ張って来たのが佐藤琢磨選手なわけで
    TOYOTAの参戦やHONDAの復帰もあったけど、その流れの本流が
    スーパーアグリに引き継がれ、今日まで来ていただけに空虚な感じは消えないなぁ
    次世代の中では、中嶋一貴選手はもっと成熟よりも速さにリソースを割いて
    がんばって欲しい感じが強く、ソツなくこなすよりも速さを強調して欲しいとこ
    まだ若いのだし、今の取り組み方では当たりが出ない限り物足りない状況
    その当たりは、経験に拠って確率を上げて掴めるモノだし・・とかとか
    あとは、GP2で勝っている小林可夢偉選手がTOYOTAのテストとかに参加して
    レギュラードライバーと比べてどうか?にも注目したいとこですな

    ---------------------------------------------------------------

    トルコGP決勝
    http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2008/05/f1_83ed.html

     風が強く、例年よりも気温が低いヨーロッパでの
    9月辺りに行われるグランプリみたいな風情が漂う中で始まる
    いつもより3ヶ月早く、気温もいつもより10度程低い状況とか

     レースは、ポールポジションのフェリッペ・マッサ選手が
    順調なスタートを決め、2-3番手のマクラーレン勢がやや遅れたところに
    4番手スタートのキミ・ライコネン選手が外から被せ様として
    3番手のヘイキ・コヴァライネン選手と軽い接触をしてしまう
    この際、ライコネン選手のスピードが落ち、そこを外側から
    BMWのロバート・クビサ選手と、ルノーのフェルナンド・アロンソ選手が
    オーバーテイクして行き、コヴァライネン選手はタイヤがパンク状態に
    ライコネン選手はフロントウイングを破損し、車のバランスが変化

     後方では、ウイリアムズの中嶋一貴選手に、フォースインディアの
    ジャンカルロ・フィジケラ選手が他のマシンのブレーキに際して行き場を失い
    ブレーキミスの様な形で突っ込み、乗り上げる派手なクラッシュを演じる
    一貴選手は貰い事故の災難で、下手をすれば頭にマシンが直撃した様な状況
    ピットに戻るも、壊れた後方部分を直せず、リタイアとなってしまう。
    フィジケラ選手はこういう事があると、運が逃げて行く傾向があるので
    今後は同僚のエイドリアン・スーティル選手が復調するかもしれない!?
    この事故に拠り、いきなりセーフティカーが出動する早くも波乱の展開

     セーフティカーが戻った3周目、コヴァライネン選手が
    ここで上記に書いた接触でのイレギュラーなピットイン(破片でパンクらしい)
    その間にピットで作業中の一貴選手がリタイアとなり、抜かれたアロンソ選手を
    ライコネン選手がマシンの性能差を活かして抜き返し、4位へと上がる。

     10周目、2位のハミルトン選手がマッサ選手に離されずにがんばってついていく
    一方、コヴァライネン選手は18位に落ちてしまってストレスの溜まるレース
    アロンソ選手が1分27秒5のタイムで、トップの27秒フラットに比べてもなかなかの走り
     
     15周目、アロンソ選手が最初のピットイン!やっぱり軽かったと言うか
    すごくじゃなくて、多少、軽くしても予選で勝負して行くのはいいよね!
    それが事前のレースシミュレーションでのベストではない行動だとしても

     16周目、今度はハミルトン選手がピットイン
    ハミルトン選手もアロンソ選手みたいに攻めて行き、フェラーリ勢に
    姿を見せていく姿勢はいいなぁ〜! アクセルワークとか電子デバイスが
    なくなった事で”現代っ子ドライバー”ハミルトン選手にとっては
    不利が言われていたけど、やっぱり電子デバイスに守られただけの
    ドライバーではなく、非凡な才能はある印象を今回の走りで強めました。
    17周目、BMWのクビサ選手が26秒台と急にペースを上げる不思議な現象
    18周目、今回もポイント圏内に入っているウェーバー選手が長めのピットイン(10秒)
    19周目、ハミルトン選手から3周遅れてマッサ選手がピットイン
    同周回、クビサ選手もピットイン(26秒台はピットイン前の軽い状態だった)

     ここで、前の車が全部ピットインし、一位となっていたライコネン選手がスパート!
    1分26秒506でのファステストを始め、4位とは言え、一気にタイムを稼ぐ走りに
    この時、3回ストップ作戦で追い込んで行く展開にしたハミルトン選手の方は
    少しプッシュし過ぎてミスっぽいステアリング修正が増えていたのが気になった。
    1位マッサ選手と2位ハミルトン選手との差は約1.5秒

     21周目、ここでライコネン選手とニック・ハイドフェルド選手がピットイン
    ライコネン選手は、ピットイン前のスパートが効いたのでクビサ選手の前に出た。
    23周目、重い燃料で走る!と前から宣言していたクルサード選手がピットイン
    同じ周にハミルトン選手がマッサ選手をレース中に見事なオーバーテイク!
    作戦が3回と2回ピットストップに拠る燃料の違いはあるとは言えこれはすごい!
    抜いた後もマシンバランスの良いハミルトン選手が一気にマッサ選手を引き離す
    フェラーリ勢と比べ、1秒近く速い昔のミハエル・シューマッハ選手みたいな
    レース戦略だなぁ・・フェラーリのペースが上がらないのが効いているのだけど
    抜かれたマッサ選手は、抜かれたあとも冷静であり(ピットから情報が行っていた?)
    ミスをしない走りだったのは意外!(コラ)いつもはこういう状況の後に自滅するのに

     26周目、セバスチャンボーデ選手がマシンが壊れた様な感じで止まり切れずコースアウト
    27周目、最多出走記録となったHONDAのルーベンス・バリチェロ選手がピットイン
    31周目、HONDAのジェンソン・バトン選手、TOYOTAのティモ・グロック選手がピットイン
    32周目、ハミルトン選手が二回目のピットインが6秒2の速いピットアウトで3位を確保
    34周目、コヴァライネン選手とグロック選手、バトン選手とネルソン・ピケJr選手のバトル
    36周目、ピケ選手とコヴァライネン選手が立て続けにバトン選手をパス
    40周目、マッサ選手とクビサ選手がそれぞれ2回目のピットイン
    41周目、アロンソ選手がピットイン、普通の作戦で6位をキープはなかなかのルノーチーム
    42周目、ハイドフェルド選手がピットイン
    43周目、ライコネン選手がピットイン、ニコ・ロズベルグ選手もピットイン
    ここでライコネン選手を抜くべく、ハミルトン選手がスパート!26秒台にペースを上げる
    45周目にハミルトン選手がピットイン!ライコネン選手を交わす事に成功
    作戦でマクラーレンがフェラーリを出し抜くなんてすごいことがあるもんだねぇ
    前のマッサ選手とは5.2秒差、後ろのライコネン選手とは1.3秒と言う状況でペースはほぼ同じ

     48周目、トゥルーリ選手が二回目のピットイン
    コヴァライネン選手がデビット・クルサードを交わして10位にポジションアップ
    抜かれたクルサード選手は、今回は抜かれる際に他のマシンにぶつけずに済む
    3位のライコネン選手がハミルトン選手を1秒以内の差に詰める
    49周目、コヴァライネン選手がロズベルグ選手を抜いて8位へあがる
    しかし、50周目に最後のピットインへ入る事となり、結果13番手に落ちる。

     ファイナルラップ
    マッサ選手がミスも問題もなく走り切り、ポールトゥウィンでトルコ3年連続優勝を飾る!
    2位はハミルトン選手が獲得し、3位のライコネン選手は追い切らず、追い切れず?
    4位はクビサ選手、5位にハイドフェルド選手、6位にアロンソ選手が入り
    7位にウェーバー選手、8位にロズベルグ選手といつもの面子が揃うポイント圏内
    HONDAやTOYOTAは今回は速さを見せられず、ウイリアムズも
    ロズベルグ選手がスタートの混乱で順位をうまく上げて
    ポイントを獲得したけど、ちょっと伸びが足りないのが気になる。
    もう来年の方に開発リソースを割いているのかな?とかとか


     レース後の記者会見でライコネン選手が
    スタート直後でのコヴァライネン選手との接触で
    フロントウイングを損傷していたとのことを明らかにする
    これがペースの上がらなかった理由としては納得出来るけど
    ポイント優先で打算的になってしまったライコネン選手に萎え
    今のポイントシステムの欠点がこういうところで出てしまうよね

    あと、最初から燃料をレースが走りきれるだけ積む
    給油が無いF1の方が、マシンの長所と短所がより出てくるし
    ドライバーの作戦やタイヤの使い方の幅が広がり面白くなりそうだなぁ・・とか
    給油廃止の実現には、石油メーカーを説得する必要があるわけだけど
    石油の価格上昇で代替燃料や他のシステムが出てくると、相対的に石油メーカーの
    力を弱まり、F1はタバコメーカー依存から脱却したけど、石油メーカーからの
    脱却は至難の業だけど、なんとかなるんじゃないかな〜と思ってみたりする。
    来年から使われるエネルギー回収システムのKERSもそういった流れの一部だろうから
    でも、10年後にそれが実現しても今のドライバーはみんな走っていないだろうし、微妙かな(^^;


     次回は2週間後の5月26日のモナコGP

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    【887】F1 2008 IR@管理人 08/3/16(日) 0:48
    【888】Rd.01 オーストラリアGP IR@管理人 08/3/16(日) 1:14
    【889】決勝 IR@管理人 08/3/17(月) 3:54
    【890】Rd.02 マレーシアGP IR@管理人 08/3/23(日) 13:50
    【892】決勝 IR@管理人 08/3/25(火) 20:23
    【894】Rd.03 バーレーンGP IR@管理人 08/4/5(土) 22:10
    【895】決勝 IR@管理人 08/4/7(月) 0:26
    【896】Rd.04 スペインGP IR@管理人 08/4/27(日) 23:33
    【897】Rd.05 トルコGP IR@管理人 08/5/12(月) 1:38 ≪
    【898】Rd.06 モナコGP IR@管理人 08/5/29(木) 0:16
    【899】Rd.07 カナダGP IR@管理人 08/6/23(月) 2:46
    【900】Rd.08 フランスGP IR@管理人 08/6/23(月) 3:10
    【901】Rd.09 イギリスGP IR@管理人 08/7/7(月) 2:31
    【902】Rd.10 ドイツGP IR@管理人 08/7/20(日) 23:53
    【903】Rd.11 ハンガリーGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:29
    【904】Rd.12 ヨーロッパGP IR@管理人 08/8/27(水) 1:31
    【905】Rd.13 ベルギーGP IR@管理人 08/9/8(月) 3:14

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