- 1.ファンレスビデオカードを目指す為の実験
- 静音PCを目指す上ではビデオカードについているファンは無い方が良い
- しかしお気に入りのビデオカードには五月蝿いファンが載っていたりする(−−;
- 自分でファンレスに改良しようともビデオカードのコアとヒートシンクは
- シリコングリス入りの接着剤でがっちり固定されている為にCPUファンとかとは
- 違って取り外すのがかなり大変、、、うまくファンレスにしても重いヒートシンクが
- 接着剤の力だけでは耐えきれずに外れたりする事もあるとか、、、!?
- そこで思うのがなんでビデオカードってコアがある方が上じゃないんだろう?って事
- コアを上向きで付けられればスペースがある分ヒートシンクや冷却ファンも大きいのが
- 装着出来るだろうし、熱が貯まりやすい下向きにコアを置くよりも熱拡散率も高いと思う
- それにAGPスロットの上の部分にあるケース用ファンを使って冷却するのも可能だから
- 上向きにコアがあるビデオカードなら静音PCを作る上でもかなり融通が効くと思う
- ファンの五月蝿いビデオカードを使っている者として下向きにコアを置くビデオカードに
- なんら疑問を持たずに性能を追求する事しか頭に無いビデオカード設計者に対して
- 疑問と怒りが込み上げてくるね(−−;昔ならいざ知らずこれだけPCを使う人が増えた
- 現在に置いては静音と高性能をもう少しバランス良く追求するべきではないのかな?
- まあ愚痴をこぼしていても仕方ないので自分でファンレスビデオカードに改良出来る
- 技術を蓄える経験の第一歩として今回はビデオカードのファン交換に挑戦です。
- 2.作業開始
- 今回の実験材料のCreative製 GeForce256
SDR
- まずビデオカードのファンを外しヒートシンクだけの状態にします。
- 次に基盤を傷つけない無い様にクレジットカードのような少々固いカードを
- (カードは不要になった物を使用) ビデオカードとコアの間に挟みその状態で
- マイナスドライバーを使いテコの原理で力を入れてヒートシンクを外します
- (外す作業の前に一度PCを動かしてビデオカードを熱しておくと剥がれやすい)
- 外すとコアが現れますがコアにも接着剤がついているので接着剤剥がし液を使って
- コアの表面を綺麗にします、これをやらずに新しいヒートシンクを取り付けると
- 熱伝導効率が落ち、画面にノイズが出てしまったり故障の原因となるので注意!!
- 私の場合は接着剤剥がし液がなかったからマイナスドライバーを彫刻刀の様に使い
- 接着剤を剥がす暴挙に出て最後はサンドペーパーで仕上げる荒業で対処(^^;;;
- ヒートシンクの取り付けは説明書通りの熱伝導シールで止める方法は取らずコアに
- 余っていたCPU用のシリコングリスを塗りヒートシンクを載せて固定はビデオカードに
- 空いていた穴を利用して長ネジとナットを使い行ないました。この時に使ったナットが
- 金属製だった為、ビデオカードの基盤のリード線と干渉してショートを起してしまう
- 可能性があったのでナットを止めるところには紙製で絶縁効果のあるワッシャーを
- 3枚程挟んでナットと基盤が直接触れ合わないようにしておきました。
- 3.完成!、、、結果は?
- 完成したので早速取り付け開始!今回使用したJUSTY製のDMC-05は
- ファンの電源が2pinではなく3pin仕様だったのでビデオカードからではなく
- ドライブ用の電源を変換プラグを使い3pinにして接続する事にしました。
- 交換した後、実際に動かしながらコアを手で触ってみたところ以前ほど
- ヒートシンクが熱くなっていなかったので冷却性能は向上したように思えます。
- 一方、主目的であった騒音はあまり改善されなかったのでがっかり、、、(ToT)
- そこで改善策としてチップクーラーをネジ止めする所の下にグラスワッシャーを
- 挟んでファンを既定の位置から少し上げて装着したところ騒音が減少した感じ
- そのかいあってGatewayPCは電源ファンの音以外かなり静かになってきました!(^o^)
- それと気のせいかもしれないけど、AGPスロットから電源を取っていたファンの電源を
- 直接取るようにしたからなのか!?マザーボードに直接差してそこから電源を取る機器
- つまりPCIスロットに差しているカードの動作が少しだけど快適になった感じがします。
- マザーボードから電源を取り過ぎていたのかな?まあ不思議だけど結果オーライ(爆)
- このGatewayPCの静音化計画の次は電源用9cmファンを静音ファンに交換するのと
- 更なる電源の騒音対策としてPF-Silencerを購入して装着してみようかと思っています。
- 次回:未定
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