(p_-) PC日記 (・∀・)
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2006年1月28日
RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の四



1.ZAV02-ATI5 Rev.2A

今回は、前々回に注文して置いたビデオカード用ヒートシンク「ZAV02-ATI5 Rev.2A」が
到着していたので、これを装着する事に拠り、ZALMAN「ZM-80C-HP」では熱を捌けず
長時間3Dゲーム等の3Dアプリケーションを動かすと70度近くまで温度が上がってしまい
安心して3Dゲームが出来なくなっていたRADEON X800GTの対策を実行してみました。
パッケージはブリスターパック仕様で意外と厚めパッケージ裏パッケージ開封
説明書ビデオカードの排気用PCI穴開きブラケットと裏側に付けるメモリ用パネル
非アルミ製のビデオカードのメモリ用金属板拡大本体の裏側一本体の裏側二
ZAV本体を見ると、銅製部分とアルミ製のハイブリッド構造となっていて、粘着性の強い
ゲルシート?みたいな熱伝導用の厚めのシートでビデオカード用メモリとも密着させて
表側のヒートシンクを支える為の裏側に付けるザラザラしたスチールの様な金属板にも
同様の厚めのシートがあり、コアにヒートシンクを取り付けるだけではなく、メモリの側の
冷却もきちんと行う事で、高クロック化が著しいビデオメモリの安定動作にも配慮する形
早速、取り付け作業に掛かるべく、最初にビデオカードをPCケースから取り外して来て
今まで取り付けていたヒートシンク(ZM-80C-HP)を外し、その状態にZAVを並べてから
遅まきながら説明書を読みつつ、ふむふむふむっと、随分と簡単な取り付け方法に驚き
コア部分と密着する場所には最初からグリスが塗布されている仕様の為、このシールと
メモリ用ゲルシートのシールを剥がし、ヒートシンクを裏返した状態で装着準備は完了!
ここに表側のヒートシンク同様にメモリ用ゲルシートのシールを剥がした状態の裏側を
バランス良く載せてから付属のゴムを間に挟んだ状態で手回しネジを締め、コア部分を
押さえる為の小さい金属でのネジ止めも行い、ZAV取り付け作業が完了となりました。
ケースに戻す前にファンコネクタ装着等の細かい作業を行って、それらが終わった後に
A8N-SLI Deluxe」の下段側のPCI-Express x16スロットに取り付け様としてビックリ!?
なんと、前々回取り付けたAinexの「CB-4040SV」ZAVが干渉しちゃう事が判明、、orz
(干渉と言っても、ZAVの裏側の金属を止めた手回しネジの一箇所だけなのですけど)
上側のPCI-Express x16に移してもZAVの下側スペースとヒートシンクが干渉してしまうし
CoolerMasterの「CM BlueICE」は大き過ぎて干渉は避けられず、かと言ってリテールの
高回転型チップセットクーラー戻すのは、五月蝿い&寿命が心配故に嫌なわけで、、
、、と言う様な事情があった為、折角のZAVを取り外さなければならない状況となる(汗)
しかし、諦めきれずになんとかZAVを取り付けられないか?と少々あがいてみた結果
思い出したのが、以前にWEBだかPC雑誌だかで見たZALMANの「ZM-NB47J」を改良し
ヒートシンクの一部のピンを折り、ビデオカード用のヒートシンクを取り付けていた事例で
この方法を参考にしまして、今まで装着していたチップセット用クーラーのCB-4040SVを
取り外して、ZM-NB47JとZAVを取り付けての位置合わせを行って干渉する部分を調べ
該当する2箇所のピンを「WIRE STRIPPER」とか書いてある大型のニッパーで切り外して
(茎と言うか、根と言うか、最後の部分まで綺麗にピンを圧し折らないと、固定用ネジが)
(ビデオカードをスロットの下まできっちり装着した時に干渉してしまうので注意が必要)
再び位置合わせを行い、干渉が起きない事を確認してからZM-NB47Jをマザーボードに
小型冷却ファンを下向きに風が流れる様に上側に付ける事を忘れずに固定して完成
マザーボードやビデオカードをPCケースに収めて行き、ZAVで必須となるスリット入りの
PCIスロット用パーツをこれまた忘れずに装着し全部めたで全ての作業が終了〜

2.ZAVの冷却性能って凄過ぎ・・&オーバークロックテスト

早速、ZAV02-ATI5 Rev.2Aを取り付けた状態のRokuyonPCを起動してみると、、!?
起動直後はZAVのファンが全開で回る事もあり、かなり五月蝿い状態となっていまして
少し時間が経つと、RADEON X800GT(PowerColor X8GT-CDT-P256D)の設定に拠り
ファンの回転数がやや低下するのですが、それでも割りと五月蝿めな事態は変わらず
ATITool」を使いビデオカードの温度を見ながらファンの速度を下げて行ったのですが
ZAVの冷却効果のすごさと言うべきか、通常のファン回転数の時の温度が30〜35度で
ファンの回転数を29〜35%に落としても負担を掛けない状態での温度が37度までしか
上がらず、3Dゲームで負担を掛けた時の温度も45度までと言う信じ難い状態 q(゚∀゚)p
でも、ATIToolを使って下げたファンの音がボールベアリング軸に近いカラコロ音なのが
ちょっと気になる部分だなぁ、、まあ、それを補って余りある冷却の性能ですけれど、、
(前回も書いた耳を前方を除いて手で覆い、前方を音の聴きたい方向に向ける方法で)
(よく聞き取れる様になる音でして、音の感じはジィジリィジジィジィジジジジィジリィィジジ)
(軸音とファンの音の比較では、ファンのブォ〜音が勝つのが40%を超えた辺りからで)
(35%の音でも軸音が五月蝿くて許容範囲外、26〜29%がギリギリと言った状況です)
試しに、その冷却性能を測るべく、自分的に禁じていたオーバークロックテストを行って
RADEON X800GTのコアとメモリの最大クロックも含める形にして調べてみた所、、!?
コアクロックが587MHzで、これは修理される前のビデオカードと大して変わらずでしたが
きちんとヒートシンクへ熱を逃がせる構造のメモリは、580MHzとなかなかの好結果に!
(最大クロックではエラーが出るので、そこから15〜30MHz程引いたのが実用の範囲)
標準のクロックが490MHz(DDRで980MHz動作)でメモリが2.0ns品だと言うのを考えれば
ビデオカードのメモリをゲルシートを使う事でヒートシンクと密着させる効果は素晴らしく
ファン回転数が半分以下の46%なのにも関わらず、温度が51度までしか上がらないし
音が気になるファンの交換さえ出来ればなぁ、、と言う部分を除いては概ね満足!(゚∀゚)
ちなみに、コアとメモリを同時クロックアップすると言う重要なテストは行っていませんが
これを行うと、PCI-Express x16の電力供給量が75Watt前後らしい部分を超えてしまい
供給電力が足りなくなる可能性故にやらなかった、、とか書きたかったとこなのですが
いやぁ、、単に忘れていただけと言うのか、なんと言うか、、その、、あの、、ですね(汗)
書いた後に収まりが付かなくなったので、本日(2月14日付け)でテストしてみたところ、、
コアを575MHzまで上げて行き、その状態でメモリのオーバークロックに移ったのですが
メモリのクロックが556MHz辺りの時にブラックアウトフリーズが起こると言う結果になり
今のRokuyonPCの電源がかなり消耗しているのに加え、12Vの出力が低いと言うのも
単発での各最大クロックに近づけない原因になっていそうだけど、、どうなんだろねぇ?
予想通りとは言え、ちょっと残念な結果ですた(´・д・`)<再起動後のATIToolでの画面
物理的な体感では、ZAV用スリット付きPCIスロットから生暖かい空気が排出されていて
内部の冷却補助用12cmファンがZAVと交換したチップセット用クーラーのZM-NB47Jに
直接に近い形で空気が当たる仕組みも効いている模様で、実際にZAVに触ってみても
アチチではなく、思っていたよりも温度が低い感じで、ひょっとしたら装着ミスでも起こし
熱がきちんと伝導されていないのでは?と言う疑念すらも浮かんだけど、ATITool等から
コア温度や周辺温度を確認してそれが違うと言う事も判ったし、手前味噌になるけれど
予想外に!?全体が非常にうまい感じにまとまったなぁ、、はっはははは!みたいな?
(今日の実験で、コアとメモリが同時に攻められない事を知り、ちと微妙感が出たが、、)

3.まとめ

今回導入したZawardのZAV02-ATI5 Rev.2Aの冷却性能の凄さは特筆に値しますなぁ
ビデオカードのファンレス対策と言えば、ZALMANのZM-80系統かと思っていたけれど
なんか完全に時代が変わっていた事を漸く認識しますた(汗)ZAV系がWEB上の多くで
これが今後のデフォルト!的に言われていたのも納得してしまう様な冷却効果だったし
装着の手間も圧倒的にZAVが簡単で早い!と言うのもそれに拍車を掛けている感じ!
ライバル!?のZALMANも手間の掛かるヒートパイプ系から違う形に展開しているから
近年のビデオカードの白熱過多もあるんだろうけれど、「VM-102」とかのヒートパイプで
熱を運んで放熱するファンレス化の方法は、今後少なくなって来る様な流れなのかな?
(取り付けの手間で考えると、ZAVを経験した後にVM系やZM-80系に戻るのは難しく)
(VM系を含むヒートパイプ系には、取り付け方法の改善に期待したい所でありますな)
(VM-102は101の正常進化だけど、ファンレス傾向維持路線なのは素晴らしいですね)
ZAVもファン交換可能なバージョンやファンの軸の種類が違うモデルを出して欲しい所
構造やファン交換用の再設計の手間を考えると、ZAV単体の価格が3,980円ぐらいなら
許容範囲だし、交換用ファンは980〜1,480円ぐらいでバリエーションが豊富だと良いなぁ
ATI用だけではなく、NVIDIA用のZAVもあるので、交換用のファン部分は共通化したりと
専用なパーツの傾向のあるZAVだけど、ファン交換が出来るだけでも面白くなりそうだし
、、っとと、また話が脱線して行く流れなので(汗) 今回のバージョンの話に戻しますと
ファンの軸音に少々難点があるZAVだけど、性能に関しては非の打ち所が無いと言うか
RADEON X800GTのコアとメモリのクロックを大きく引き上げる状況をも作ったわけだし
上側のアルミと銅製のヒートシンクに比べ、安っぽい印象の下側ヒートシンクの効果が
効いているのか!?実際に3Dアプリケーションを動かしている時に、ケースのサイドを
開け、この部分に触るときちんと熱が伝わっていてほんのり暖かい事も確認したけれど
ビデオカードのメモリ冷却するだけで、ここまでクロックが上がるとは思いませんですた。
勿論、個体差と言うのもあるだろうし、修理前の全くメモリクロックが上がらなかったのと
比較しちゃうのはアレだけど、なんとも何度も驚かされるZAVの構造と冷却性能って感じ
おかげで、「3DMark06」も出たりで今更のビデオカードになってしまった感のあった!?
RADEON X800GTが多少は救われたと言うか、寿命が延びた状況なのはうれしい(笑)
それから、意外な形でチップセットクーラーに収まったZM-NB47Jの件に付いてですが
導入当初は期待した程の性能ではなかったと言うのか、これの導入の切っ掛けとなった
nForce4の発熱が爆熱過ぎたと言うのがあったけど、RokuyonPCも色々と手が加えられ
内部の冷却補助ファンやマザーボードの裏側を使った冷却等に拠り、今が冬と言うのを
差し引いても、ZM-NB47+小型冷却ファンと言う組み合わせで、今までのCB-4040SVと
ほぼ同じ温度にシステム温度(チップセット温度)を保っているのは期待以上な状況だし
効果がないと思っていた対策も、まとまると効果的になるんだなぁ、、ふ〜む奥が深い!
そういえば、最近TVや新聞を賑わせたニュースの中に、単体では灰色に近い行為でも
それらを組み合わせて使う事で黒になると言うのがあったけど、それと同じかな?(コラ)
、、ってな風に、変な形で最近のトピック(古い言い方?)に適当に引っ掛けつつ閉め!
+
ASCII24」でZALMANと言う単語を検索に掛け、出て来た結果を古い順にソートすると
ビデオカード用ヒートシンクの進化の流れみたいなのが見れて、なんとも興味深いです。
++
今回の対策の結果で、使わなくなったチップセット用のヒートシンクを二つ並べて見ると
つい唸ってしまうのはあるのだけど、これも自作の醍醐味と言うか、使わなくなっていた
ZM-NB47Jも今回出番が出てきたりと、今後の方向性次第で唸りが変わる事もある故
計画性の無い行動、、まるでバカの極み、、見本、、と言う言葉を飲み込むも(^o^;;
これらのパーツを使用する事を前提にパワーアップを考え、更なる深みにハマると言う
自作PC的な恐るべき連鎖行為は、果てしなく、果てしなく、続く!?のでありましたとさ。

次回:未定


2006年1月21日
RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の三



1.外付けFDDを導入する!

今回も前回のHDD静音化の続きが目的だったのですが、静音化と同時に行っていて
今では静音化よりも自作PCの動機付けになっている内部をスマートに、コンパクトに
モノを少なくして行きたいと言う事柄がありまして、この流れもPCの対策に組み込んで
色々とやって行こう!と考え、現在、私の環境で使用頻度が低下している内蔵「FDD」を
少し前に行った外付けの光学ドライブ導入と同様に外付け化する事で、PCの内部から
内蔵FDDを外す事でスペースを確保し、スッキリ&エアフローをより良くしよう!と画策
外付けFDDの種類やそれに関連する機能や仕様についてWEBで色々調べてみた所
BIOS」の書き換えやHDDユーティリティを動かす際の「DOS」の起動も問題ないらしく
(これにはマザーボードの設定項目にUSBブートの有無が有るか?否か?も関係あり)
他にもx倍速のFDDとか、FDDではないのだけどFDDみたいにDOSが起動出来る!?
USBメモリーとかもあったのですが、昔使っていたFDやFDで付属していたドライバ等が
少なからず手元に残っていたり、「3.」に書いた前回の続きで、今回の目的でもあった
HDDユーティリティを使ったHDDの静音化を考えると、USBメモリーでの補える範囲が
半分しかない為、今は汎用性と過去との互換性重視で行かざるを得ない状況でして
2倍速や4倍速と言う魅力的なFDDもあったけど、安定重視で1倍速外付けFDDを選択!
外付けFDDのメーカーは、外付け光学ドライブの時と同じで「I-O DATA」を選びました。
この選択では、I-O DATA以外にも外付けFDDを出している所、、例えば、「ロジテック
バッファロー(旧メルコ)」等々、私が欲している機能であるUSBブート対応を謳っていて
その他、余計なカードリーダー等の機能が付いていなければどこのでも良かったけれど
とりあえず、「ムラウチドットコム」にて購入した「USB-FDX1BK」が届いたので見てみると
堂々1倍速表記の箱表側箱裏側説明書とCD-ROM本体表側本体裏側
USB-FDX1BKの本体にはUSBケーブルが直付けで付いているのですが、この長さが
30cmと意外と短くて、PCケース裏側にあるUSBコネクタからだとギリギリで届く状況と
今のPCケースがタワー型で大きいと言う事や、主流である前面USBコネクタが無い事も
関係しているのだけど、上に挙げたI-O DATA以外の2社の外付けFDDは、ケーブルの
長さが50cmのバッファローや80cmのロジテックの仕様を思うと、なんとも言えないなぁ
延長USBケーブルで解決出来る事だけど、延長USBケーブルやUSBハブを使うのでは
今の目的であるスマート化とも合致しない為、考えるまでもなくNGな行為になっちゃうし
最近のUSBハブは、面白い形や実用的なのも有り、導入するのに及くは無いけれども
頻繁に使う事の無くなったFDDを考えると、気にする様な事でないのかな、、とか(^_^;
いやはや、、メーカー間の違いは、デザインや添付のソフトウェアだけじゃないんだねぇ
前面にUSBコネクタが無いPCなんてをメインに使う(増設で付ける事も嫌なわけだけど)
私に取ってはNGな仕様も、例えば、仕事関連に「リッチ・テキスト・コンバータ」等でFDを
使う頻度が高く、机の引き出しに外付けFDDを入れて置く場合は、ケーブルが短い方が
収納に好都合の場合もあるわけだし、、と、意味も無く絡んだのでフォロー( ノ・Д・)スマン
それから、付属ソフトのFDデータを復元出来なくする「DiskRefresher for USB-FDX」は
FDだけの限定版でして、WindowsXP等のファイルシステムには、「DataRecovery」などで
事足りてしまうし、この製品を買うと無料でダウンロード出来る「e-割符」の方については
使い方に慣れ、面白い使用方法や便利な使用方法が出来る様になった時に書く予定
いやいやいや、この手の代表的なメーカーが3つも生き残っている理由が解りますなぁ
IntelやAMDの例もあるけど、複数のメーカーが程好く競争してくれる事で、選択の幅を
広げてくれると痒い所にも手が届く製品が出易いし、今年いろんな製品が出てくる!?
ワイヤレスUSB」や「ブルートゥー」に対応した外付けFDDなんてまったく意味のない
製品が出てくる可能性も3倍になるわけで、恐らくは0%の3倍になるんだろうけど(笑)
面白い製品の出現やブラッシュアップの為には、適度に多い方がいいですなぁ、、と。
(USBハブの方が無線系へ対応するとなると、繋いだUSB機器も対応となるのかな?)

2.AドライブとBドライブ

早速、既存の内蔵FDDが接続された状態での外付けFDDの装着を行ってみたのですが
ドライバ無しでの認識は当然の事ながら、Bドライブとして登録された事を無事に確認
(外付けFDDの中身は、比較的静かなFDDで有名な!?「Y-E DATA」製の物との表記)
外付けFDDがきちんと動作するのか?のデバイステストがてらに「3.」で使う予定である
HGSTのHDDユーティリティソフト「Hitachi FeatureTool」をフロッピーディスクに入れるべく
(HDDのユーティティソフトの使い方や詳しい情報については、このサイトがお勧めです)
HGSTのサイトからFeatureToolをダウンロードして来て、2台のFDDを接続した状態で
外付けFDDのBドライブへインストールを実行したらエラーが出てしまう状況が発生、、
初期不良か!?と一瞬思うも、外付けドライブの方は通常読み書きテストで問題は無く
どうやらBドライブと言うのが問題らしい為、外付けFDDを導入後に取り外す予定だった
内蔵FDDを物理的に取り外し、BIOSの設定でもFDDを無効化すべく設定を探してみたら
Onboard Deviece Configurationの項目に設定が無く、BIOSメニューをあちこち調べた所
最初のページにある事に気が付いたのは5分後、、灯台下暗しにも程があるがな、、orz
それらの多少の回り道はさておき、意気揚々とWindowsの起動を行い、マイ コンピュータを
開いてドライブ状況を確認してみたのですが、物理的にもBIOS的にも内蔵FDDを無効に
設定したのにも関わらず、Windows上では外付けFDDがBドライブと表示されている始末
コンピュータの管理を行う場所にあるディスクの管理で「ドライブレター」を変更しようにも
FDDは対象外で表示されないし、この状態でFeatureToolをインストールしても撥ねられ
これをなんとかAドライブにするべく、デバイスマネージャから外付けFDDを消した後に
ハードウェアの追加を行ったりして、ええか?ええか?ええのんか?(鶴)と言う具合で
なんとかAにならんかな?と色々やってみても、結局、Aドライブにはならず、どうもOSが
この外付けFDDをBドライブと記録してしまっている感じなので、それを変える必要があり
そうだ!外付けFDDを接続するUSBコネクタが複数(4つ)あったので、現在の位置から
別の場所に外付けFDDを接続するUSBコネクタに試しに繋ぎ変えてみよう!と思い立ち
外付けFDDを繋ぐUSBコネクタを変えてみたところ、、あっさりAドライブと認識 q(゚∀゚)p
(接続したUSBコネクタの位置情報と一緒にデバイス情報が記録されているのかな?)
このAドライブと認識された状態だとFeatureToolのインストールもきちんと完了出来たし
なるほど、、HitachiのFeatureToolはBドライブを対象に作られていなかったんですねぇ

3.HDDを静かにするのは難しい・・

さて、いよいよ本題となる!?HDDユーティリティを使ってのHDD静音化に入るのですが
「2.」で作ったHitachiFeatureTool入りのFDと外付けFDDだけではDOSが起動出来ない為
BIOSメニューにあるUSBデバイスの起動順位を変更する設定も忘れずに行って置いて
外付けFDDドライブにFeatureToolをインストールしたFDを差し込んだ状態でPCを起動し
BIOSでの外付けUSBデバイスの確認とDOSの起動を確認した後、無事、FeatureToolも
立ち上がったので前回前々回の対策にて存在が明らかになったHDDから聞こえる
微妙な音を消すべく、この音を出していると思われるケースの底に縦置きしている方の
最初に買った振動がやや強めなDeskstarT7K250の「Acoustic Level」を一番下の128に
変更して、PCケースのサイド扉を開けた状態でT7K250を入れたスマートドライブの上を
手で触れてみたところ、AAM128の設定だとかなり振動が減っている事を確認しました。
勿論、この副作用とも言うべきモノもありまして、「HDTune」を使ってランダムアクセスや
読み書きの速度を調べてみたら、読み書きは通常の状態と比べても変わりないけれど
ランダムアクセス速度がかなり遅くなっている事が判明しまして、これではOSを入れた
起動ドライブとして快適に使うのにやや難がある状態の為、AAMの設定を静音モードの
ギリギリAAM191にした所、AAM128に比べると若干だけど手触り振動は多かったけど
それでもまだ許容範囲の状態だったし、ランダムアクセス速度が17.6msに回復したので
(尚、AAM191に変更した際、SATAの設定を3.0Gb/sから1.5Gb/sへの変更も行った為
(Burst Rateが落ちているのはAAM191の問題ではなく、それの変更が理由となります)
OSドライブ用にランダムアクセスの速いT7K250を使用している長所を削ぐ事に不満は
残るけど、2台目のAAM254でも静かなDeskstarT7K250をいずれはOS用ドライブにして
この問題は乗り切れるかな?とか思いながら、PCケースのサイド扉を閉め、Windowsを
起動して、これでだいぶ静かになったかな〜?と、ケース正面側から顔を近づけて音を
聴いてビックリ、、ケースを触っても振動がないし、確かに振動は抑える事に成功した
しかし、、振動は無いのに静かな方のT7K250からブゥ〜ン音が聴こえて来るょ、、orz
ビデオカードはファンレス状態だし、各所にあるファンはファンコンに繋いでいるので
それらも全て止めた状態でこれを確認したから、他の音や聴き間違いではないわけだし
試しに上側の静かなT7K250の電源だけ繋ぎ、下側の振動ありのT7K250の方の電源を
繋がずにPCをBIOSメニューを表示させるだけの状態で、PCの電源を入れてみた所、、
ビンゴゥ〜!(´・e・`) まさかこのHDDが周期的なブゥ〜ン音を出していたとはねぇ(汗)
他が静かになった分、打ち消されていた音が出てきたとも考えられるけど、、う〜む。。
下に置いてある振動が少しあるT7K250は振動が若干あるけど、周期的なブゥ〜ン音は
出さない状態で、上側の静かと思っていたT7K250は振動を出さないのに、周期的な
ブゥ〜ン音を出してくれちゃっていると言う、なんとも皮肉な状況には正直参りますた。
振動に拠る共振以外でも周期的なブゥ〜ン音が存在する事が知れたのは良かったけど
結論としては、素晴らしいと思ったT7K250もまだまだ改良して欲しいところですな、、と。
この対処方法としては、振動を抑えて解決出来る問題じゃないとなると、HDDを固定して
静音ボックスに入れる形の「AS Silencer」とかでも解決出来ないし、HDDの設置場所を
上側と下側で入れ替えて、PCで作業する位置から遠くにブゥ〜ン音付きHDDを置く事が
今のところの唯一の解決策になりそうだけど、現在のPCで物事を作業する位置となる
椅子に座った状態からではこのブゥ〜ン音もほとんど聞こえないと言う状況でもあって
細かい音のチェックに使う変なテクニックの両耳を前方だけ開ける形で手の平で覆い
聴きたい音源がある方向に合わせて開けた前方を向けると、その音源付近にある音が
増幅して聴こえるのは有名ですが、それを使うと作業位置からでも多少気になるわけで
こういう状況でもある故、今回は最後の!?気になる音が判っただけに留まってしまい
対策は間に合わなかったけど、今後の静音化の一環として対処する事になると思う。
他にも、静かだと思っていた方のT7K250をFeatureToolで静音設定にしたりするテストや
思い切ってHDD一台体制にする事を考えたりと、今後のHDD静音化のネタも多そうだし
HDDの静音化はやっかいな部分ではあるけど、近く、この続編を書くべく、ネタの収集と
色々なテストを行っている最中でありますので、今回の中途半端にご容赦をば(^−^;

4.まとめ

今回の外付けFDD購入は、FDで動作させるHDD静音化ツールを行う予定だった時期に
それを少し拡げる形を取り、予てより欲しかった外付けFDDの導入へと繋げたのだけど
毎回買ってから判る事が今回もあり、USBケーブルの長さとか、今やすっかりメジャーな
USBメモリーを使って実現出来る快適で迅速なDOS起動なんてを知ると、内蔵FDDにて
FDに入っている昔のドライバ等を全て引き出し、それらを光学メディアに焼くなりすれば
FDを完全に整理してしまう事も出来たわけで、今回もまた、このパターンか、、(´・д・`)
(まあ、外付けFDDが9,800円とかの時代ならともかく、それが無いので多少は楽だけど)
それらはさて置き、ハードディスクの選定や静音化と言うのは、ほんとうに難しいよねぇ
基本的に当たりハズレから始まり、振動が共振を呼んだり、共振は無いのに周期的な
ブゥ〜ン音が存在したりと、発熱やパフォーマンスと言った個体差が表れ難い部分では
情報集めを行う事で自分の欲するモノに近いモノを手に入れる事が可能なのだけれど
どうにもならない運に頼らざるを得ない部分が静音化の最後の部分で問題となるわけで
静音スパイラルなんて言葉もあるけど、音が少なくなるに従って嫌な音だけが残るから
スパイラルになるのは必然でもあるんでしょうねぇ、、とか適当な事を書いてみるテスト
そのHDDは、今年から2.5インチへの流れが始まって行くらしく、2.5インチHDDの速度は
3.5インチに比べてまだまだ遅いけど、消費電力の方はかなりの低消費電力仕様との事
その2.5インチHDDを2台使う形の「RAID-0」でOSの起動を行うシステム領域を構築して
それでも3.5インチHDD単体より低消費電力の状況だとすると、価格は高くなるけれども
更に、2.5インチHDDを静音箱に入れ、その状態でスマートドライブ等に入れる静音化の
箱物2重構造を作ってほぼ無音に近い状態に出来るだろうし、振動も小さいだろうから
期待したいのだけど、初物での1GBの単価が200円オーバーですか、、未来は高いねぇ
上のリンク先で「元麻布春男」氏が書いている2.5インチHDDが普及価格帯になる頃の
2007年後半には、シリコンディスクの大容量化がどこまで進んでいるのかも気になるし
未来が幽かに見え始めるも、それが手に届くまでの長い道のりも同時に見えた感じかな
故に、早くデスクトップPCが2.5インチHDDへの流れになって欲しいけど、SATAのHDDや
AGPからPCI-Expressへの移行速度を思うと、理屈通りに進む事は恐らくなさそうだしぃ
そう考えると、現実的には次なる3.5インチHDDを選ぶ必要も出てくるわけでして(苦笑)
「Seagate」やそこに買収された「Maxtor」が少し前に3.5インチHDDの新作を出していて
それぞれSeagate Barracuda 7200.9DiamondMax 11と言う製品名で、WEBの情報に
拠れば、Seagate Barracuda 7200.9の160GB以下の容量だけが1プラッタ160GBらしくて
その160GB版はプラッタ1枚構成な事から、音、熱、消費電力的にも良さげとの事です。
DiamondMax 11の方は音が五月蝿いらしいけど、熱やチップ関連も以前の問題はなく
振動が少ない事に加え、「AMSET」と言うユーティリティを使って静かな設定にすれば
ランダムアクセス速度は犠牲になるけど、それなりに静かな状態に出来るとの話です。
上記二つを見ると、Barracuda 7200.9の160GBは魅力的だけど、容量的に若干厳しいし
どちらもあと一歩のパンチ力に欠ける所があるので、触手はいまいち動かないかなぁ
Seagateと言うメーカーは、近年の伝説となっている!?Barracuda4と言うHDDを出して
素晴らしい静けさを以って、確実に五月蝿いとされた製品であるHDDの概念を打ち壊し
一躍名を馳せたメーカーだと思っていたけど、その後の製品がなんと言うかアレでして
いや、とても頑丈な上に元気いっぱいの動作音で、RMAもあるから良いのですが(^o^;
Barracuda4の詳細を言うと、チップ等が付いている基板側に金属板と吸音スポンジを
挟む事で、HDDの動作音を静かにする方法を取っていたのだけど、コストの問題か!?
熱の問題でも起きていたのか!?音を静かにするこの路線を次のモデルから急に止め
まったく、お前は水着で名前を売った後は、それをやめちゃうグラビアアイドルかょ、、と
Barracuda4に感銘を受けて、次のモデルを買った人が呆れたとの逸話もありんす(嘘)
ここは既に最大手みたいだし、リスクとコストを掛けての勝負もないんだろうねぇ、、残念
話を戻すと、HDDの新製品を買うならば、他のメーカーの次のモデルが出て来る春頃に
選び直すのもありだろうけど、目星を付けた既存モデルに運を頼りで突撃すべきか?
これも「3.」の終わりで書いた次のHDD静音化対策が終わる頃には結論が出そうです。
+
しかし、HDDの2.5インチ化もそうだけど、最近はPCの世界の流れがなんだか加速中で
CPUのデュアルコアの本格化、DDR2メモリへの布石、ビデオカードの急速進化に加えて
ワイヤレスUSBやブルートゥースの無線関連、、次期OSが近づいているからなのか?
地殻変動と言うか、2003年から2005年まで割りかしゆったりした流れになっていたので
(その分、エネルギーがWEBの方へ流れ、新サービスやらが出てきたのがあるけれど)
Intel Core Duo」のCPUを使い、メモリにはDDR2メモリのデュアルの組み合わせを採用
HDDに2.5インチ垂直磁気記録方式のHDDを2台使った低消費電力のコンパクトな形で
RAID-0@読み書き速度を80〜90MBの環境、VGAには、、今の主流は何なの?(おぃ)
低消費電力と性能を同時に実現してしまう様な、近年のPCには無かった形が出来るし
ここ数年のPCは、主にCPU性能の天井が熱と消費電力に突き当たっていて、進化が
鈍化していた為、それがコストパフォーマンス重視方向の流れの切っ掛けになったけど
その箍が外れ、魅惑的な形でコストに比例して性能を示される事態が再び来るとしたら
コストを掛ける程に低消費電力の恩恵まで付いて来る状況だし、すごい事になる?!
性能の天井が突き破られれば、コストパフォーマンスを重視する流れも軽くなっちゃうし
買わずに見ているだけでも楽しい私としては(笑) こういう今後のPCの流れと言うのか
賢さ!?とされていたコストパフォーマンスを愚かさ!?の大人買いで対抗する事態が
PCの均一化を壊し、再び自作PCが面白かった時代に繋がるのなら面白いですなぁ!
もっとも、CPU側が数年掛けてがんばって減らした消費電力をVGAが使いまくる流れで
トータルでは、ノートPC等の特定用途以外での消費電力が余り変わらないと言うのが
リソースの取り合いが激しいPC業界らしく、なんとも微笑ましい状況なんですけどね(笑)
(最新のVGAである「RADEON X1900」がフルパワーで動く際の電力は150Wattとの事)
(PC全体の事や協調性を無視してでも性能向上に突っ走る姿勢ってのが漢ですのぉ)
++
あと、Intel Core Duoは最高との事だけど、ノートPCもVGAが次期OSに備え強化されて
発熱や消費電力が思う様には減らせず、バッテリーの強化すら焼け石に水になる?!
CRT」が液晶になって、PC関連のプラットフォーム全体の消費電力が減るかと思ったら
CPUが減った分を食い尽くして、次にCPUが減らした分をVGAが食い尽くすと言うのは
見ている分には面白いけれど、「Xbox360」や「PS3」と言ったエンターテイメント製品でも
前機種と比べて凄く消費電力が上がってるし、「地上デジタル」で買い替えが進む!?
大型系のモニターの余り言われていない消費電力やそれに伴う熱の規模と言ったら、、
2006年以降のデジタル機器が揃って行く状況を考えると、停電が頻繁に起こる事態が
来る事すらも有り得そうなわけで、「UPS」がPCの必須パーツになるやもしれませんね
(♪ジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリ原発を〜♪ってな流れも難しいわけだし)

次回:未定


2006年1月14日
RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の二



1.RADEON X800GTの静音化

前回に引き続き、今回もRokuyonPCの静音化対策を中心に行いたいと思います。
現在のRokuyonPCの一番の騒音源は、ビデオカード「RADEON X800GT」に付いている
標準ファンの音でして、「ATITool」を使ってこのファンの回転数を調整が出来るのだけど
静かな状態にすべく、ファンの回転数を低くし過ぎると熱を捌ききれなくなってしまうので
これの対策を行う事になるのですが、ビデオカードのファンだけ交換はほぼ不可能な為
ヒートシンクを含めたクーラー全体を交換しなくてはならないわけで、手持ちパーツから
交換用パーツとなるVGAクーラーを探してみると、RADEON X700のファンレス化の時に
使用したAerocool製「VM-101」とZALMAN製の「ZM-80C-HP」の二つが見つかったので
これらを使って、RADEON X800GTの静音化、ファンレス化を行ってみる事にしました。
この作業を行う事で、修理から戻って来て一月しか経っていないRADEON X800GT
保証が無くなってしまうのだけど、加速しまくっている今のビデオカードの進化を考えると
最悪の事態が起きたとしても、涙と共に飲み込める様な状況ではあるな、、みたいな?
(まあ、実際に故障していたらこんな悠長な事を書いてはいられないのだろうけど(^_^;)
では、ビデオカードのクーラー交換作業に移るのですが、まず、PCからビデオカードを
取り外し、カード裏面にあるクーラーを固定する為の二つのネジをプラスドライバーで
交互に緩めながら外し、そのままクーラーを取り外すと、、剥き出しのコア部分が出現!
クーラーとの接触に使われていたグリスの残りを拭き取って現れたコア部分の詳細
見てみると、ATIToolや情報表示系ソフトではR423コアと表示されていたのにも関わらず
R480との表記、、これは一体なに!?とか思いながら、Pixel Oneで詳細を調べた所
RADEON X800GTでもR480コアのバージョンが出ているとの事(PowerColorに多いとか)
な〜んだ、、X850XTに化けるとかがあるわけじゃなく、ごく普通のモノみたいです(^o^;
気を取り直してVM-101の取り付け作業に戻ると、ビデオカードのコアとヒートシンクを
密着させる熱伝導パーツに使うのは、RADEON X700ファンレス化作業の時に使用した
JapanValueの「PT-A Carbonでして、これは意外と柔軟に変形してくれるパーツだから
うまくコアに密着させVM-101の土台を装着し、グリスを塗ってからVM-101の本体
取り付けてファンレス化作業は完了となるのですが、このRADEON X800GTをケースに
戻すべく、恒例のビデオカード装着確認時にとんでも無い事が判明、、!?Σ( ̄□ ̄lll)
なんと、以前のnForce4の爆熱対策で取り付けたヒートシンクの「CM BlueICE」と今回の
静音化作業でファンレス化したRADEON X800GTとが干渉してしまう状態に遭遇、、orz
CM BlueICEを縦方向に設置したり、ビデオカードを二本あるPCI-Express x16の両方に
設置する方法の4通りを試してみたのですが、それらのどの方法でも干渉を免れる事が
出来ない状態で、マザーボードのレイアウトの悪さとCM BlueICEのサイズに敗北(ToT)

2.チップセット用クーラーも交換する事になった+α

「1.」の続きで、VM-101を使ってファンレス化したRADEON X800GTとCM BlueICEとが
干渉してしまうこの状況を打破すべく、nForce4のヒートシンク交換を行う事にしました。
普通ならチップセットクーラーを購入する事から始めるのですが、こういう事態を考え
交換用ヒートシンクのAinex製の「CB-4040SV」を既に購入済みの状態だった為(^o^)
(今回は意外と計画的かな? 興味本位で購入し、使っていない状態だった事は秘密)
早速、CB-4040SVの封を開けて中身を確認してみると4本の設置クリップ付きの底に
グリスとマザーボード穴固定のプラスチックピン付属している状態で、どんな形状の穴も
ある程度対応出来る形と言うのが好感持てますな! では、ヒートシンク交換をば行う為
最初にPCケースからマザーボードを取り外し、そのマザーボードからCM BlueICEも着脱
(ここで取り外したCM BlueICEと、新しく付けるCB-4040SVとの比較写真も載せてみる
CM BlueICEでは躓いた位置合わせもCB-4040SVは難無くこなし、設計の妙と言うのか
自作PCを解っている人が設計している印象を受けますなぁ、、これは前にも書いたけど
どうやら「高速電脳」が設計に関わっていたとの話があるけど、それだと納得出来る感じ
(高速電脳トップページとブログ関連は、新製品や面白いネタが豊富なお勧め情報源)
さて、いよいよCB-4040SVの取り付け作業へと移るのですが、これを装着する事になる
ASUS A8N-SLI DeluxeのnForce4チップ部分は、現在の一般的なマザーボード同様に
対角線で固定するので、CB-4040SVの裏側のクリップを二本に減らして準備は完了!
nForce4コアとCB-4040SVの間に入れる熱伝導パーツは、「1.」で書いたビデオカードの
ファンレス化時同様にJapanValueのPT-A Carbonを使い、グリスで汚れる状況を避けて
(ただし、グリスよりもコア欠けの可能性が高いとか、取り付けに不備があったりすると)
(熱伝導がうまく行かずに、コアが焼ける危険性(nForce4は特に)も同時に出て来ます)
CB-4040SVの固定は、クリップやその他の関係で生じた事に拠り、やや斜めでの設置
下段のPCI-Express x16にRADEON X800GTを取り付けた後、別の角度から見てみると
CB-4040SVは、高さやサイズが実にバランスよく作られている事を実感する(・∀・)イイ!!
nForce4に新チップセットクーラー、ファンレス化されたRADEON X800GTを新しく載せた
RokuyonPCですが、起動してみるとこれがえらく静かになっていて、CB-4040SV搭載の
4cmファンがマザーボードのQ-Fan機能で低回転で回っているのと、ファンレス化された
ビデオカードの効果の大きさを感じつつ、ATIToolを使った負担テストを行ってみると、、
ファンレス化したビデオカードのコア温度や周辺温度が上がる上がる、、平気で60度を
超えたりしているし(汗) VM-101ではRADEON X800GTの熱を捌ききれない模様でして
起動して負担も掛けずに少し時間が経っただけでコア温度が49度とかになってるし(汗)
そこで!もうひとつ残っていたファンレス化ヒートシンクであるZALMANのZM-80C-HPを
VM-101と交換する事にしまして、なんともしち面倒臭い取り付け作業を行っての完成
ZALMAN ZM-80C-HPとの干渉もギリギリで避けている状態だし、ほんと絶妙だよねぇ
ここで仮起動を行って問題無い事を確認した後、HDD等を元に戻して完了となりました。
しかし、ZM-80C-HPでもVM-101とコアの温度がほとんど変わらず、負担を掛けなくても
コア温度が50度に達し、負担を掛けると60度を超えて行ってしまうので常用は難しい、、
(上側に装着しているファンを低回転で動かしても、53〜57度と付属の物より高い状態)
(60度ぐらいなら気にせずに使うのもありだけれど、故障明けなので過保護モード(笑)
とりあえずはZM-80C-HPのままで行く事にしまして、3D動作で負担を掛けるソフトである
レースゲームの「NFSU」は、最近「NintendoDS」を買った事もあって、プレイする頻度が
かなり下がっているし、3Dで負担を掛ける事がほとんど無さそうな状況なので無問題!
一応、今後を考えて色々な所で評価が高かった「ZAWARD」の「ZAV」シリーズの中から
RADEON X800GT用の「ZAV02-ATI5 Rev.2A」を選んで注文し、今回は終了となります。
+
それと、以前にもやってしまった事なのですが、ビデオカードの着脱を繰り返している際
思わず力が入り過ぎたのか?ミスをしたのか?咄嗟の事だったので覚えてないけれど
A8N-SLI Deluxeのビデオカード固定用プラスチックピンを破壊、、折ったどー!Σ(゚д゚lll)

3.まとめ

今回取り付ける事になったAinexのCB-4040SVこと、高速電脳+野平製作所的な名称が
KD-taNB40」と言うクーラーだけど、自作PCを考えてる作りはほんと素晴らしいねぇ!
付属ファン「CF-40SS」の動作音は、通常の4000回転前後だとさすがに気になるけれど
4cmファンなので2500〜2600回転ぐらいまでなら許容範囲の音だし、軸のベアリングが
ハイプロ型となっていて、スリーブ型ではないのだけれど、低回転で回した際に気になる
コリコリ系な軸音も出ていないので、ファンを含めてなかなか使えるパーツだと思う次第
今までのCM BlueICEと比べると、音的には両方共にQ-Fan機能と冬の低い温度に拠り
低い回転数でファンが動いているから大きな違いはないけど、冷却性能に関して言えば
付属の冷却ファンを抵抗やファンコントローラ、Q-Fan機能と言ったモノ介さずに通常の
回転数(共に約4000回転)で回した時は、CM BlueICEの方が温度が低い状況でした。
しかし、ファンを低回転で回す状況になると、冷却フィンが密集している狭い隙間の中の
ヒートシンクの間にファンを取り付ける構造のCM BlueICEは吸気困難な状況に陥り易く
本来持つCM BlueICEの冷却性能を発揮出来ずに、CB-4040SVと同等以下の性能へと
落ちてしまうのがイマイチ、、と言った感じで、大きさ的にもCM BlueICEの方が分が悪く
nForce4みたいなレイアウトのマザーボードでは、ビデオカード等との干渉も起こり易いし
CPUの真下の位置にチップがあるマザーボードとかならCM BlueICEが良いのだけど、、
今のA8N-SLI Deluxeには、今回のCB-4040SVの方が合うかな、、と言った状況です。
「1.」で書いたビデオカードの静音化の方は、成功だけど、失敗と言った半端な形で終了
ただ、負担を掛けない限りは問題無い状態にもなっているわけだから、3Dゲーム等で
ビデオカードに負担を掛ける事を行う事がほとんど無くなっている間に、発熱問題に対し
次の手を打つと言う事で、RADEON X800GTの発熱に耐えうる!?新たな対策パーツの
ZAWARD ZAV02-ATI5 Rev.2Aを注文する形を作って置き、この対策は今後へ持ち越し
全体的な結果を言うと、今回の対策に拠ってRokuyonPCはすごく静か状態になったけど
PCケースに耳を近づけると、微妙な唸り音が新しく聞こえてきちゃっているわけで、、orz
ビデオカードの五月蝿いファンに消されていた騒音が再び出てきてしまっている状況と
例えるなら、冷戦後の世界情勢みたいな形で、あちこちで問題が発生している状態でふ
微妙な唸り音の他は、背面12cmファン装着場所から漏れる音が良く聞こえる様になり
低回転で回す事で、静か且つ、風量が得られる12cmファンの大きな排気溝がアダに、、
排気用の12cmファン自体は、低回転で回している為、音はかなり小さいのだけれども
この穴からPC内部の様々な音が聞こえ来てしまうので、この手の騒音対策パーツとして
JapanValueが12cm版「PF-Silencer」を出してくれると有難いけど、需要はないのかな?
まとめると、静かな夜に時計の針の音が今までよりも大きな音で聞こえる状態を実現し
静かになっている事は確認出来るのだけど、それも慣れてしまえば他の音が気になり
気になる音と言うのが、以前の環境で気になっていた音よりも嫌な音と言う落ち(−−;
+
今回の静音化対策の後に新たに目立つ様になってきてしまった微細な振動っぽい音は
音からしてHDD関連からのモノだと思うけれど、スマートドライブに入れたり、振動対策を
行っても抑えられないモノだとしたら、これの対策は至難の技と言わざるを得ませんなぁ
一応、お金を考えずの対策はあるので、それを考えてみると、、少し前にリリースされた
GIGABYTEの「i-RAM」が切り開いたコンシューマーの「シリコンディスク」市場と言うのが
勃興して来ていて、そこに目を付けた他社も追従する形で、最近はそれ関連の品物が
ぽつぽつ市場に顔を出す様になり、その流れが加速して行く様な状態だったりします。
件のi-RAMの新型を始め、「コンパクトフラッシュ」を使ったセンチュリーの「SDB35CF
他では、CPU変換下駄で有名な「PowerLeap」もi-RAMみたいモノを製作中だとか?!
(シリコンディスクならHDDの様な駆動音も無いし、消費電力もHDDよりも遥かに低い)
そんな感じで俄かに活気が出てきそうな分野だし、今年の年末辺りには価格もこなれ
面白い状況になっているんじゃないかな、、と思うも、即効性のある対策ではない、、orz
あと、メモリやシリコンメモリでは容量が少なく、それらを使って大容量を実現するには
それなりにお金が掛かってしまうのも非即効性と合わせて現実的ではない部分(^o^;;
故に、踏み込み難い分野だし、現在のHDD容量と余り変わらないモノが欲しくもある為
そうなると、MSとサムソンが共同で開発しているらしい、HDDにシリコンメモリを載せた
ハイブリッドハードディスク」と言うのが、次のターゲットアイテムになりそうな気配!?
これを聞いた当初はそれ程インパクトを受けなかったけれど、近年「iPod」を中心として
急進しているシリコンオーディオに拠り、シリコンメモリの価格と容量の壁が打ち破られ
同時に進行している読み込み速度の高速化と相俟り、俄然魅力的なデバイスに進化!
電源を頻繁にON/OFFさせて低消費電力を図る作りが逆に信頼性の面で心配だけど
信頼性の高い2.5インチで導入され、低消費電力追求型のノートPCとかでのテストを
経る形になるらしいので、3.5インチ版にHHDが回って来る時は心配ないのかも!?
それにしても最近の2.5インチHDDの進化はすごいですなぁ、、「垂直磁気記録方式」に
上で書いたハイブリッドハードディスク、それから大容量化も急速に進んでいる模様だし
新技術が軒並み2.5インチHDDへ投入され、3.5インチHDDが後回しになっている印象、、
今年出るらしい!?ゲーム機「PLAYSTATION 3」でも、搭載するHDDは2.5インチらしく
PSで出てきたロード時間の対策をPS2でも行わず、更に「PSP」でも似た状況を演出し
ゲームを始める前からストレスを与えると言う変な仕組みを標準にした「SCE」だけれど
HDDを搭載した事に拠って、PS3ではその問題が解決される事を願いたいモノですのぉ
(意外と長いメモリーカードへのセーブ時間も気が付かないぐらい高速化して欲しい所)
(ロード時間に拠って失ったゲーマーの時間なんて統計が出たら大変な事になりますし)
メインとなる光学ドライブの「BD-ROM」は70MB/sぐらいの読み込み速度があるらしくて
他にも「Cell」を使ったPS3の処理速度を思うと、ファイルの展開や読み込み時間も速く
ロード時間が劇的に改善されるのだろうけれど、それでも光学系メディアを使う以上は
ロード時間の問題が出てくるだろうから、きちんと対処して欲しい部分であるわけで、、
(最初はコストの高いBD-ROMは選択せず、DVD-ROMでソフトを出す所も多いだろうし)
欲を言えば、通常の2.5インチHDDではなく、ハイブリッドHDDが導入されると嬉しいなぁ
間に合うかどうかは知らないけど、PS3に載れば普及速度が桁違いに上がるわけだし
デスクトップ用の3.5インチHDDにもその仕組みが回って来るのが早くなったり!?(゚∀゚)
でも、ソニーとMSはゲーム機で競争関係にある為、2.5インチHDDのハイブリッド版は
今年の年末辺りに出る!?HD-DVD」を搭載し、全体的に小型化した新型Xbox360に
付属する2.5インチHDDとして、大々的に出てくる可能性もあるわけで、どちらにしても
自作PC用の廉価な3.5インチ版ハイブリッドHDDが出てくるのは当分先なんでしょうねぇ
、、と言うわけで、魅惑的なHDDが出る未来は遠過ぎて現実的じゃない事も判ったし?
さてさて、この振動音にはどう対処、対応をして行くべきか?を考えつつ、以下次回へ

次回:RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の三


2006年1月7日
RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の一



1.光学ドライブが空いた5.25インチベイを使って冷却効率の向上を図る!

2006年の最初となる今回のPC日記は、記念して何かを行う事もなくの通常版(^_^;
扱うネタも毎度の事となるRokuyonPCの静音化と、それを補う冷却強化に関してです。
約3ヶ月前に行った外付けの光学ドライブ導入に拠り、RokuyonPC内部に装着していた
内蔵の光学ドライブが外され、5.25インチベイの一番上が空いた状態となっていまして
四つあるRokuyonPCの現在の5.25インチベイ構成は、上から順に、空き、空き、ST-35A
スマートドライブ(倉庫用のHDD)の状態で、冷却パーツ的には、上の空き二つの前面に
昨年の5月に導入した「PF-BSilencer」を取り付けていて、そこから自然吸気される状況
RokuyonPCのケースである「CHENBRO SR10405」は、内部空間が上下に分かれていて
PCの電源がその上側に設置されている事もあり、ケース下側部分にある吸気ファンを
介して入って来る空気だけでは、ケース内部の上側と下側でこの空気の取り合いになり
ケース内部の空気の流れもスムーズに流れる形ではなくなってしまう為、出来る事なら
上側にも自然吸気ではなく、ファンに拠る吸気を行える部分が欲しかった事情があって
上側からの吸気が電源部分から外へ排気され、下側の前面ファンからの吸気全てを
CPUやVGAの冷却に使える事となれば、上側と下側で空気を取り合う事もなくなり?!
少しは冷却効率も上がってくれるかな?とか思いまして、今回の対策を行う事に決定!
ここで使用するパーツは、昔購入した星野金属」が自社のケース用オプションとして
リリースしていた5.25インチベイを2段使う「ALTIUM 5W Cooling Kit Black」と言うパーツ
割と高かった「JapanValue」のPF-BSilencerを外すのは少し惜しい気もするけど(^o^;
このパーツを使う事で、スマートドライブに入れたHDDを冷却する事も出来るわけだし
まあ、なんと言うか相変わらずのこの辺りの先を考えぬ計画性の無さは置いておいて
もとい、高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処して改良して行く、、みたいな?
早速、ケースに新しく取り付けるALTIUM 5W Cooling Kit Blackにファンを付ける事から
始めるのですが、ここにはXINRUILIAN製の8cmファンで、スリーブベアリングタイプの
型番:XINRUILIAN RDL8025Sを使い、取り付け方法には風量が増えると言われる!?
ファンを重ねて装着する方法を試す為、ファンとファンの間にJapanValueが出している
ショックアブソーバ「PB-G3BF」挟み、吸気用の隙間と振動対策を施して置きました
(これのネタ元は、「アスキープラス」と言う雑誌の2005年5月号なのですが、この事を)
(書く為に、一応、読み返してみたのですが、ファンを重ねる際に隙間を作ってしまうと)
(効果が逃げちゃうので注意!とか書いてあったのですょ、、あっはっはははは、、orz)
これを5.25インチベイの2段目と3段目の位置に設置して完了!となり、5.25インチベイの
新たな構成は、スーパーファンコントローラのST-35A、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackと
一番下の段にスマートドライブを置く形でして、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackに装着した
XINRUILIAN製の二つのファンは、Ainexの「WA-084」でケーブルをひとつにまとめてから
スーパーファンコントローラのST-35Aへ繋ぎ、同じ型番故に同じ電圧で回している状態
(RDL8025Sの回転数は2000回転±10%なので、5V動作では1200〜1300回転で動作中)
5.25インチベイを吸気にした効果は?と言うと、スマートドライブに入れたHDDの温度が
上側(倉庫用)が29度前後に対し、下側(システム用)は33度前後と言う値になっていて
(使用しているHDDは、上下共にHitachi製T7K250のSATA版250GBと言う環境に加え)
(上側がスマートドライブのクラシックモデルで、下側はスマートドライブ2002Cと言う形)
アクセスが多いシステム用HDDとして使っている下側が不利だけど、スマートドライブは
冷却効率が高い2002Cだし、ビデオカードやnForce4チップセットと言った熱を持ち易い
パーツが近くにあると言う事を置いても、今回のプチ改良で5.25インチベイに取り付けた
ALTIUM 5W Cooling Kit BlackがHDD温度を3〜4度下げた事は大きかったと思います。

2.ハネナイトで微妙な振動の吸収を狙う+α

続いては、5.25インチベイに取り付けたスマートドライブから発せられていると思われる
微妙な振動を吸収すべく、何度か導入してその効果を確認している「ハネナイト」を用い
5.25インチベイとその近辺に伝わる微振動の吸収する為の対策を行う事にしました。
ここで使用するハネナイトの購入には、この手のパーツが揃っている「東急ハンズ」
横浜店で行い(近くの藤沢店では見つからず)他の道具等と合わせて3セット程購入
このハネナイトを貼り付ける場所は、5.25インチベイの底に当たる部分となるのですが
現状が、アルミテープが貼り付けられ、汚れた状態になっていた場所だったので(^o^;
ハネナイトを2枚使い、ここを隠す様な形で貼り付けまして、とりあえずの対策が完了!
ハネナイトを貼り付ける為に、位置を変更していたスマートドライブを5.25インチベイを
一番下へと戻し、PCを起動した所、、ケース上部近辺にあった微振動の低減を確認!
(音や振動が細い隙間と薄い5.25インチベイの底スチールの部分で乱反射していた?)
ただ、完全に振動が取れたのか?と言うと、僅かながら残っていまして、PCケースの
「オトナシート」「静かマット」を貼り付けて重くしてあるサイド扉を閉めた状態にしても
耳を近づけると微妙な振動が出ていた為、左右をがっちり固定する方法だけではなく
上下からも力を加え、押さえ付ける形を取らないと、振動が無くならない様な状況、、
なぜ、この上下から力を加える方法が効果あるのか?と言うと、確認する方法として
あまり推奨出来ないやり方だけど、動作中のスマートドライブの上を手で押して見ると
若干振動が減るんですよねぇ、、かと言って、ずっと押さえているわけにはいかないし
そこで!5.25インチベイの底に貼ったハネナイトの上に、もう一枚ハネナイトを置いて
5.25インチベイのスマートドライブをキツキツのギュウギュウ状態にしてみる事を決め
(上からの力では無いけど、下からの力でも似た様な事になり、効果があると思うし)
残った最後の一枚のハネナイトを三つに切り分け端と真ん中に貼り付ける事にして
(貼り付ける前に行った位置合わせでは、分割せずにハネナイトを置いたのだけど)
(そうしてみたら、さすがにキツ過ぎたらしく、スマートドライブが入らなくなってしまい)
(力を加えれば無理に押し込めない事もないけど、危険が大きかったのでこの形に)
押し込むのが多少キツイ状態となった所へ、レール式のスマートドライブを押し込み
がっちりと固定された状況を確認しつつ、恐る恐るPCを起動してみたところ、、!?
無事に動作した事(当たり前か(苦笑)と、振動が少なくなっていた事に満足 q(゚∀゚)p
スマートドライブの上を触っても振動が少なくなったのが解るし、ケースの他の部分へ
影響していた振動もほとんどが無くなり、ケース上部の対策としては良い感じで終了!
+
昔、阪神や北海道で地震が起きた後、頻繁に放送されていた防災対策を扱う番組で
本棚やタンスの転倒防止策として出てきた天井と家具との間に、上下にゴムが付いた
ツッカエ棒(突っ張り棒と言うらしい)を入れ、家具の転倒を防止する方法が出てたけど
自作PCパーツにも手回し螺子で長さを調整出来るああいうパーツがあればいいよねぇ
ケース底にスマートドライブを置いている場合とかにも使えるし、通常仕様に置いても
スマートドライブを複数仕様している場合に、5.25インチベイを一段空け、そこへ入れて
スマートドライブ同士の間に存在する支柱型のサスペンションにする事も可能なわけで
5.25インチベイの多いケースで比較的面白い使い方が出来るかと(CM Stackerとか)
これに付いての補足を言えば、5.25インチベイを無駄にする事にも繋がり兼ねない件は
支柱を付けた場所の前面パネル部分に、冷却ファンを取り付けられる箇所を作ったり
(イメージとしては、CTSの「SF-7500」やAinexの「FF-503」、「FF-502」が解り易いかな)
(追記:1月16日現在では、「鎌平」や「FF-504」と言ったパーツも出てきているので注目)
支柱の構造にネジ穴を多段的に開けた場所を用意し、二つの支柱を使う事でファンを
取り付けられる形にすれば、二つの支柱の幅を自分で6cm、8cm、9cm、12cmと設定し
それに合わせる形でファンを付けられるわけで、横向き、縦向き、果ては斜め向きにも
ファンを取り付けられる為、メインである振動対策だけではなく、スマートドライブの冷却
更には、自分で好き勝手にケース内部の空気の流れを調整出来る仕組みすらも作れる
自作的にも面白い状況が出来るのでは?と考える次第でして、コストは多少掛かるけど
支柱は増やして置いた方がいいんじゃないかな、、と変に世の中に引っ掛けての閉め!

3.まとめ

今回の対策では、PCの静音化と言うのが、冷却強化と同時に行った方が良い!と言う
今までの数々の失敗、、もとい、様々な経験で培った方法に基づいて、両方の対策を
同時に実行してみたわけですが、5.25インチベイに付けたファンの効果が大きかった為
冷却強化の成果に比べると、静音化の成果がちょっと小さいかな、、と言う状況でして
5.25インチベイに取り付けているスマートドライブが発していたと思われる細かい振動を
取り除けたのは良かったけど、ビデオカードがデフォルトのファンを付けているわけで
「ATITool」を使って、このファンの回転数を下げてもそこそこの騒音が残ってしまう故
振動吸収が無くなった効果を触った以外で確認出来ないし、ちょっと不完全燃焼かなぁ
まあ、この冷却強化の効果を今後の静音化を行う上での冷却の余力として使えるので
今回を皮切りにして、2〜3回連続でRokuyonPCの静音化を行う予定を考えています。

次回:RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の二

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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