(p_-) PC日記 (・∀・)
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2002年4月21日
GatewayPC静音計画@電源ファンを交換する


1.温度可変ファンとPF-Silencer
今回は電源ファンの交換なのでまず交換する9cmファンを手に入れなければ、、、
ファンが安いので有名な長尾製作所を調べたところ残念ながらちょうど良いファンが無く
他だとこの手の物は高くなるし諦めれようかなと思いながらネットでPCショップサイトを
調べているとパーツ堂と言うお店の特価品コーナーで今回の計画に合いそうなファンが
1980円で売られているのを見つけて注文、届いたのがこの山洋製9cmファンです。
この山洋製9cmファン(109P0912T4H142)は温度可変ファンと言ってファンに付いている
センサー(サーミスタ)で温度を感知して高い時は高回転、低い時は低回転で回ると言う
とても優れ物!?のファンなのです(^^)(1450〜3000回転で騒音は14.5〜35dbらしい)
これでファンは手に入れたのでファンと同時に取り付けて静音をより完璧にしよう!と
前々から取り付けてみたかったPF-Silencerを秋葉原のT-ZONEにて購入→写真
必要なパーツが揃い、いよいよ今回のGatewayPC静音計画の準備が整った。
予定ではPF-Silencerを付けてケース内部の温度が上昇しても温度可変ファンが
それに合わせて高回転で回り冷却→内部温度が下がる→ファンが静かになる!(^-^)
我ながら完璧な計画と思い後で後悔する事も知らずに電源ファンの交換作業開始!

2.電源ファンの交換
交換自体は電源の掃除の時に分解を経験していたので問題なく終わったのだけど
ファンの電源が今までのNIDECファンは2pin仕様で電源の基盤から直接ファンの電源を
取っていたのだけどこのファンは3pin仕様だったので基盤からではなく分岐ケーブルを
通してファン電源を確保する事になりました。ファン交換蓋を閉めて完成

3.PF-Silencerの取り付け
PF-Silencerの中身はシンプルな構成、メインのゲルシートが貼られた吸音フードと
取り付け用の金具とネジ、それに取り付け方法を図で解説した説明書の3点
これならすぐ終わるな、で作業を開始!取り付け金具のサイズも問題無く合ったけど
PCケースのサイドの扉を取り付けると金具と干渉してしまい取り付けるのを一時断念
代わりにCeleron君PCに取り付け実験したところかなりの吸音効果が確認できました。
CeleronPCの電源は通常使用でも耳を近づけないと聞こえないぐらい静かなのだけど
耳を近づけて聞こえるわずかな音も完全シャットアウトだからこれは結構すごいかも
ただ問題点もあります(^^;塞ぐように取り付けるので排気ファンの効率が落ちるので
内部温度が上がる上がる(汗)ケース内の空気の流れを確保するファンを付けてないと
常時の使用は厳しいかもね。一応のテストで効果は確認出来たので次はGatewayPCに
PF-Silencer金具をサイド扉と干渉せずに取り付ける方法を色々試してみたのだけど
どの部分も合わなかったり他の部分と干渉してしまったりでうまく行かなかったので
上部のケースの上蓋の部分を固定するネジ穴を使い金具の左から2番目の穴を止めて
右側はネジ止め出来ないからネジの上に金具が掛かるようにしてなんとか固定に成功
見ての通り取り付け位置が少し上になってしまったのでに下の部分にかかるカバーが
ぎりぎりになったけど取り付けは成功!?+サイドの扉を外す時はこんな感じで対処
吸音効果の方はCeleronPCで実証済みだけどGatewayPCの電源から時折発せられる
キ〜ンと音がほとんど聞こえなくなったのが良かったです。(^o^)

4.げっ、、、本末転倒(゚◇゚;
PF‐Silencerを付けて温度が上昇したらサーミスタ付きの可変ファンが察知して
回転数を上げて温度を押さえて元の速度に戻る、、、と言うのが当初の予定だったけど
現実は排気溝のPF-Silencerにはね返り→温度上昇→ファンが高回転→温度下がらず
それによって温度可変ファンは常に全開モードの3000回転35dbの轟音で回りまくり、、、
うぅぅ、、、これじゃ後悔転ファンだよ(ToT)この問題を更に調べていくとGatewayPCは
排気ファンを取り付けていないから電源ファンが排気の全てをまかなっている状況で
CPUやビデオカード、HDDが発する熱の影響も受けてしまい容易に温度が下がらない
そこでケース内部を少しでも広くしようとファンレスCPUの冷却用フードカバーを外して
テストしてみた所、、、なんと熱でCPUが止まりPCがフリーズしてしまいました(汗)
(GatewayPCを2年4ヶ月使ってきて熱によって起きたフリーズは初めて体験)
なるほど電源にフードを被せて電源ファンから後方へ流れる微量な空気を一つにまとめ
それによりCPUを冷却してファンレスを実現させていたのか!と今更構造を理解(^^;
この後ちゃんとフードを付けてから念の為の過酷な実験をしてフリーズしないかテスト
実験はWindowsMediaEncorderを使い2時間のwavファイルをwmaに変換する作業を
5連続(約1時間)行なった。WindowsMediaEncorderはCPU拡張命令のMMXやSSEが
使用されるのでエンコード中のCPU使用率100%を合わせてかなりの負担になるはず
テストではPCがフリーズする事なくうまく行った(というかうまく行かないと困る(^^;;)
安心出来たのは良かったけど、今回の目的はこんな事ではなかったような、、、、、、

5.まとめ
今回の静音計画は満足いかない物でした(−−;
自分の選択(電源ファン交換+PF-Silencer装着)に自信を持ち過ぎていて(汗)
他の選択肢を考慮しないまま計画を進めてしまったのが痛かったし悔しい(苦笑)
その他の選択肢とは電源その物を交換して問題を根本から解決してしまおう!と
言う物でこれならコスト的にも今回の計画(山洋9cmファン1980円+PF-Silencer3980円)と
同価格で新しい静音電源(200W〜250W)を購入する事が出来たからね(イタタタ(^^;)
ただ私が使っているGatewayPCのケースはATXケースだけど電源は大きさが合う物か
MicroATX用しか使えないので、電源交換にもリスクはあった、、、と自分に言い訳(爆)
でも電源は磨耗品であるからGatewayマシンも2年間の使用で相当痛んでいるはずだし
電源自体2年前よりも静かになってたり安定性が増しているだろうからリスクはあっても
コスト、製品の消耗を考慮して電源交換の根本治療をすべきだったよなぁ、、、反省
それに今は小型PCブームで小型用でも大出力&静音電源も色々出てきてるからね!
まあこの失敗を糧にGatewayPCに合う電源を調べて次の時に備えておかなくては、、、
+なかなか良さそうな小型ハイパワー電源を発見→URL
で次のGatewayPC静音計画は電源!と行きたいとこだけどこれにハマルのが嫌なのと
今回の教訓が問題の根本的な部分の解決を優先させる事!と言うのがあるから(^^;
予定通りに他の五月蝿い部分(ビデオカードとハードディスク)の交換をするつもりです。

次回:未定

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改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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