(p_-) PC日記 (・∀・)
2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月


2002年5月6日
GeForce4 MX440購入!


1.ファンレスモデルのビデオカード
ファンレスとは言葉の通りファンが無いビデオカードの事です。
なぜファンが必要なのか?と言うと最近のビデオカードはその性能と引き換えに
物凄い熱を発する為、この熱をうまく逃がせないと熱暴走で誤作動やフリーズを
起こしてしまうからです。その為、一部のあまり熱を発しないビデオカード以外は
ファンが付いているのは当然の状況でした。なぜファンを問題にするか?と言うと
ビデオカードは構造上(すぐ下にPCIスロットがある&コアがある面が下向きだから)
大きなファンを装着出来ないので4cm〜5cmの小さなファンを付けるしかないからです。
ビデオカードの熱を逃がすにはかなりの風量が必要で小さなファンでそれを得るには
1分間に4000回転以上させなければならないのでかなり騒音を発してしまう事になり
PCが起動している時間はこの騒音と付き合っていかなくてはならなくなります(^^;
そこでこの状況から脱する為に必要なのがファンレスビデオカード!
しかし今までのファンレスモデルのビデオカードは性能的に満足出来る物がなく(ーー;
GeForce256から買い換えても性能向上は微々たる物だから買い換える気も起こらず
ビデオカードのファン交換等をしながら静音を求めつつ急場を凌いで来たのだけれども
いまいち成果もなくビデオカードの騒音に対して不愉快な日々(^^;の連続でしたが
今年の2月に発表されたNVIDIAの新しいビデオカードであるGeForce4シリーズの中に
GeForce4 MX420(SD-RAM)と言うファンレスモデルのビデオカードを発見!(^-^)
これはGeForce4シリーズの中では一番下のモデルだけど発表されたデータを見る限り
GeForce2GTSと同等の性能は出せそうだからGeForce256から乗り換える意義もある!
そんな事を考えながらこのカードが実際に店頭に並ぶ日を待つ、、、

2.嬉しい驚き!MX440でファンレスカード登場
ASCIIのAkiba2Goこんな記事を発見!
なんとGeForce4 MX440でファンレスモデルが登場すると言う素晴らしい情報が!(^^)
MX420とMX440の違いはMX420に搭載されているメモリがSD-RAMなのに対して
MX440は高速で動作するDDR-SDRAMを搭載していてビデオカードのコアの速度も
MX420の250MHzに比べてMX440は20MHz速い270MHzで某雑誌のテストではMX440が
MX420と比べて25%〜40%高い性能を示していたので迷わず購入予定を変更!

3.購入
2002年の5月1日にHDDを購入する為に秋葉原に来ていたのでついでに
このASUS製のビデオカードV8170DDR(GeForce4 MX440)も購入する事にした。
しかし色々と見て回ってもなかなか上記のカードが見つからない、、、(汗)
右ルートのTUKUMOeX、FRESH FIELD ADACHI、DOSパラ2号店、フェイスは全滅
左ルートのソフマップ、T-ZONE、DOSパラ本店、クレバリー、WonderCityも全滅で
左ルートの最後に辿り着いたコムサテライト3号店(COM3)でようやく発見(ほっ)
購入価格は16780円でファンレスだから特別高いと言うわけではないみたい(^^)
(ファンレスで高いけど熱暴走しても知らないぞ(安い)で相殺されてるのかな?(笑)
パッケージ
ビデオカードの箱の表面に描かれているのはコウモリかな?!毎度の事ながら
海外製品の発想はよくわからないなぁ、、、いったいなんの繋がりがあるのやら(^^;
PC業界は年に一度各製品のベストパッケージを選ぶコンテストをやるべきだと思うなぁ
でもそれで商品価格が上がったら困るからコウモリでもカエルでもなんでもいいか(爆)
付属品
中身はカード本体、ドライバCDとASUSDVD2000(PowerDVD改良版)とTV出力ケーブル
海外製の商品でおなじみバンドルゲームソフトが3枚(体験版もあり)付いてきました。
ゲームはまだやっていないのでどういうゲームかはわからないけどこの中の1枚に
レースゲームがあったので普段はやらないバンドルソフトでもそれはやってみたいとこ
ビデオカード本体
載っているビデオメモリは256Mbit(8Mbitは1Mbyte)のメモリが2つの64Mbyte
ハイエンドなカードでもないのに256Mbitのメモリとはちょっと意外な感じ
(NVIDIAはGeForce2 MXの頃は64Mbitのメモリに限定していた)
そして肝心なコアの部分は待ってましたのヒートシンクだけのファンレス(^^)
ただヒートシンクの大きさに少々の不安を感じなくもないが、、、

4.取り付け&動作テスト
取り付けはこのビデオカードのサイズが少し長かったからHDDと干渉するかも!?と
思っていたけどなんとかぎりぎりで収まりHDDと干渉する事もなく装着完了しました(^^)
GeForce4の動作に関しては頻繁にチェックしているGatewayPC関連のサイト
動かなかったとか認識すらしないとの報告を見かけていたので結構不安があったけど
装着後にPCを起動してみると画面も映ったのでカード自体の認識はされているみたい
次にドライバのインストールをするのでドライバCDを入れると出て来るメニューから
ASUS Display Driverを選んでドライバを入れようとするとドライバを入れる前に
Intel Chipset Software Installation Utilityを入れる必要があるみたいなので
(GatewayPCはIntel製のチップセットだから、VIA製やSiS製だと違う物が入ると思う)
画面の指示通りにIntel Chipset Software Installation Utilityを導入した後、再起動
(GeForce4は古いAGPドライバでは認識されないとかのトラブルがあるのかな?)
再びドライバCDからドライバをインストールして無事完了で再起動してみると、、、
青画面もフリーズもなく無事動いてくれましたV(^^)詳細 デバイスマネージャ 動作速度
(詳細の写真のAGPx4に対応しているのだけど動作がAGPx2と言うのはGatewayPCの)
(マザーボードは古い440BXチップでAGPx2までしか対応していない為にx2での動作に)
使用してみた感想はまず発色がGeForce256より断然綺麗!特に液晶下で段違い(^^)
さすがにRADEON7500には及ばないけど酷いと言われてきたNVIDIAの画質もGeForce3
辺りから改善されてきていたと言うのは事実だったようですね。素晴らしい!
ついでに性能を測るベンチマークテストを簡単に定番物3種類で取ってみました。
--------------------------------------------------------
HDBENCH3.46b
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
51148 43778 4333 715 74 GeForce4 MX440
33176 39153 4194 321 74 GeForce256
46743 42506 4320 346 74 GeForce4 MX440(32bit color)
2Dの描画速度を測るHDBENCHでは各項目の数字が上がっていて良い感じ(^^)
3D全盛の時代でも使用する時間がもっとも長いのは大抵2Dの画面になるから
それが速くて綺麗な事は目にとっても大切な事!?だからこの結果には満足!
一番下は画面設定を32bit colorにしてHDBENCHを取った時のデータです。
32bit colorで使用しても数字の落ち込みが少ないのはビデオメモリが多いから?
※DirectDrawはリフレッシュレートで決まるからカードの性能とは関係なし
--------------------------------------------------------
3DMark2000 5173 3DMark2001 3044 GeForce4 MX440
3DMark2000 4137 3DMark2001 1578 GeForce256
一方こちらは純粋に3Dの性能と最新の3D機能を測る3DMark2000と2001
3DMark2000の方は20%〜25%のアップ!で
3DMark2001はなんと倍近い伸び!を示しました(^^)
CPUがPentiumV600Eのままなのでビデオカードの性能アップが
そのまま分かるのでこの結果にはかなり満足しています。
ただ3DMark2001でピクセルシェーディング!?のデモ(テスト時の画面)が
見られなかったのが不満、、、と言うかあれを一度は見てみたい(^^;
聞いた所ではGeForce4MX 440にもその機能が搭載されているらしいのだけどなぁ
次はベンチマークテストではなく実際の3DゲームでGeForce4 MX440をテストしてみる
ラリーマスターズ
ゲームを起動する前のSETUPで画面サイズ1024x768(16Bit)のエフェクト全開に設定
今までは同条件では48フレームぐらいだったのが72〜76フレームを達成!(^-^)
かなり上がってる(喜)実際に使うゲームで効果あるのが一番だからこれは良い!
その後少しTAをやったのだけどタイムはフレーム程は上がらなかったょ(^^;
セガラリー2
こちらも問題なく動きました(^^)
リビエラでたまに起きるつっかえる感じも完璧になくなってたので効果も確認
ただドライバの熟成不足なのかFSAA(アンチエリアシング)とミップマップの
設定を有効にしても反映されない事とFSAAを有効にした時のDirectX上キャプチャが
出来ないが判明、、、負担をかけた時にどの程度動いてくれるか?を見たかったので
これは残念(−−;バグが修正されたドライバのリリースに期待する事に期待!
+追加5月14日、GeForce4 MXではピクセルシェーダーはサポートされていないとの事

5.まとめ
今回の買い物と増設は今までのGatewayPCパワーアップでも一番満足出来た!と
言えるぐらいその効果を体感する事が出来ました。ファンレスになった事で騒音も
今までやってきた電源やビデオカードのファン交換と言った事が比べ物にならない、、、
いや比較の対象にすらならないぐらい絶大な効果がありました(苦笑)
静音PCを目指す上で一番五月蝿い部分を見つけ出しそれを根本から改良するのが
もっとも効果のある事だと理解したのが先月、、、今回ようやくそれを実感(^^;
GatewayPC静音への道、次も効果が期待出来るこの線で行き電源の交換予定

追加
5月5日突然GatewayPCの電源が壊れてしまったので
せっかくのGeForce4 MX440も1日だけしか堪能できず無念、、、(−−;
新しい電源を購入して旧電源と交換するまでGatewayPCはお休み

次回:未定

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


Home

(c)2002 IR3D@RYT All rights reserved.