- 1.Hitachi Deskstar7K250
- 前々回のPCスマート化計画で書いたシリアルATAのHDDの導入を行ってみました。
- 当初の目的では、160GBのHitachi製SATAのHDDを購入するつもりだったのですが
- HDDの5年延長保障がつけられるTsukumoのネットショップに160GB版がなかったのと
- 注文の前日!?だかにソフマップ横浜店で80GB版が6900円ぐらいで売られていたのを
- 見てたので、80GBを2つ購入した方がお得なのでは?それにAthlonPCのマザーボード
- NF7-S v2.0はオンボードSATAチップがRAIDをサポートしているので、RAIDも組める!
- そんな考えが頭をよぎったのもあって、80GBを2つ購入する方向に流れて行きました。
- けど、実際にTsukumoのネットショップや他の価格比較サイトを見て驚いた、、、(汗)
- ソフマップ横浜店で7000円を切っていたHitachiのHDDは、ATA版でキャッシュが2MBの
- モデルで、SATAでキャッシュが8MBの80GB版は8979円だった、、、これでは160GB版を
- 購入した方がコスト的にもメリットがあるので予定変更!っと普通ならなるのだけれど
- RAIDを考えていた時に、それ関連のサイトを回り色々情報を集めて気分がRAIDに(爆)
- なってしまっていたので、ケース内部スッキリ化計画とも相反する事にもなるのだけど
- Hitachi Deskstar7K250 SATAのHDDは160GBではなく、80GBを2つ購入に決定!
- 購入場所は、HDDをいつもここで延長保障をつけて買っているTsukumoのネットショップ
- 消費税、送料込みで計21406円と160GBとしてはコストパフォーマンス悪すぎ(苦笑)
- HDD外箱とSATAケーブル
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箱開け
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プチプチ袋入りのHDD
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プチプチ袋を外す
- 上から見たHDD
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SATA版の背面部分
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SATAケーブル拡大
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代理店の保証書
- バラクーダ4(左)と厚みを比較
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基盤部分を真上から
、
基盤部分を背面から
- 2.取り付けと使用感
- 取り付けはHDDケースとかに入れずに、2台共を3.5インチのHDDベイに取り付けます。
- HDDの固定にはお馴染みのゴムを挟み、ネジはBlueScrew Setの12番の長さ11mm
- Wセムスナベネジとの組み合わせで、きつきつに止めるのではなく、しっかり締めるけど
- 多少の余力が残る感じのゴムの力を最大限に生かせる!?状態を作りあげます。
- 3.5インチHDDベイに、今回購入した2つのHDDの組み込みが終わったら、HDDベイを
- 元の位置に戻し、電源ケーブル(HitachiのHDDは通常の4pin電源端子も付いている)と
- シリアルATAのケーブルを接続して、物理的なHDD増設作業は完了となります。
- 電源を入れてマシンを起動させたところ、SATAチップが読み込まれる所で2つのHDDが
- きちんと表示され、Windowsも問題なく立ち上がり、コントロールパネルの管理ツールの
- ディスクの管理を確認すると、Windows上でもきっちり増設したHDDを確認出来たので
- パーティション作成と初回と言う事で1台20〜30分の通常フォーマットを実行しました。
- 不良セクタや途中で止まる事もなかったので、とりあえず問題無い事を確認(^-^)
- そこで、HDBENCH3.46bを使って簡単なベンチマークテストを行ってみました。
- SATA1に接続したHDDのベンチマーク結果 NTFS
- SATA2に接続したHDDのベンチマーク結果 NTFS
- 比較データ180GXP PromiseUltra133TX2接続 FAT32
- テスト結果は、180GXP系と同じ様な数字の傾向で、Writeが低い理由はマザーボードの
- オンボードとは言え、PCI(最大速度133MB)にぶら下がっている状態の接続デバイス
- 今回で言うところのNF7-S v2.0のSiliconImage Sil3112だからと言う事もあると思います。
- (比較のファイルシステムが違うし、アバウトなHDBENCHで比べる事自体が難儀だが)
- Intel ICH5、VIA VT8237、SiS964みたいにサウスブリッジ直結のSATAデバイスならば
- Writeの数字もリード並とまではいかなくても、54MB以上は出すのではないかなぁと思う
- 次は重要な音に関して、、、読み込み時では無く通常時の音が120GXP程ではないけど
- キ〜ンって言う高周波が180GXPに比べて気になったので、防音系HDDケースに入れて
- 対策した方が良いと思います。音の次に重要な振動に関しては2台それぞれ別の印象
- 2台両方ともにタイ(THAILAND)で製造されたHDDで製造月も2003年9月、シリアルNoも
- 連続ではないけど、かなり近い数字なのですが、SATA1に付けた方は180GXPみたいな
- 強烈な振動を出していて、HDDを止めたネジを触るとブルブルとかなり激しく振動する。
- 逆にSATA2に取り付けた方は、振動もほとんど無く静かで、ベンチマークのスコアでも
- RadomRead等で若干違いが出ていました。同じ工場(生産地)で製造番号まで近いのに
- 割と大きな個体差ってのもあるのかな? ちなみに3.5インチHDDベイはこんな感じです。
- 上SATA1で接続ケーブルはAINEX SAT-078L、下SATA2でケーブルはマザボ付属品
- SATAケーブルの違いでこの速度の差は無さそうだけど、情報は多い方が良いので、、
- 最後にHDDアクセス時の音ですが、意外にもバリバリ系な音で結構五月蝿いです。
- ただ、低音で気に障る物じゃないし、AAM(automatic acoustic management)機能を
- サポートしているので、FeatureToolを使って、静かな状態に設定すれば許容範囲かな
- (静かな状態にしても、HDDケース等に入れずに裸で設置だとアクセス音は聞こえる)
- 3.まとめ
- 価格、性能、振動、音、全てでHitachi Deskstar7K250 HDS722580VLSA80は微妙、、、
- 価格は8979円と120GBに比べてコストパフォーマンスが良いとは言えないし、性能も
- 1プラッタ60GBの180GXPのプラッタ容量を80GBに上げた分の向上すら感じられない
- 振動は固体差があるのでなんとも言えないけど、当たり外れを学べたのは興味深い
- 音は120GXP程では無いにしろ、高周波再びで印象悪く、アクセス音は改善可能なので
- 大きな問題にならないけど、IBM時代の様な革新的HDDじゃなくなってしまったのが残念
- ただ、消費電力が少なく、熱をあまり持たないと言う見え難い大きなメリットもある。
- このどちらとも付かない微妙な感じをなんとかするべく、次回はRAID-0を試す予定!
- しかし、これでスマート化計画とは若干違う方向に行ってしまったのが痛いな(^^;
- VGA選びも、こうなったらGeForceFX5700Ultraでいいやっ!って感じになるかも!?
- これは寒いのもあって、AthlonXPの温度がファンを低回転の状態で負担をかけても
- 38度ぐらいまでしか上がらないので、勘違いモードで熱を甘く見ている所以(自爆)
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- 一緒に購入した70cmのSATAケーブルは少し長過ぎたので、50cm版の方がスッキリ
- ケース(SR10405)とマザーボード上のSATAコネクタの位置を考えると55〜60cmが理想
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- 次回:SATAでRAID-0を試す!
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