(p_-) PC日記 (・∀・)
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2001年8月1日
FUJITSU MPG3409AH Eベンチマークテスト


1.ハードディスクの性能テスト
新しく購入した富士通の流体軸受け採用のハードディスク
MPG3409AH Eの性能を調べるテストを行いその性能を
体感的な物だけでなく数字的に調べてみる事にします
使用するベンチマークソフトは以下の3つ
HDBENCH / HD Tach2.61 / Sandra 2001

2.HDBENCH Ver 3.30
まずはHDBENCH Ver 3.30から
Read Write Copy Drive
37399 33474 22616 C:\100MB
MPG3409AH Eのテスト結果写真
数字だけで比べるとWriteとCopyの数字で
昨年購入した今は無き不良クラスタ出現の
マレーシア製DTLA307045には劣りますが
読み込みも速いしなかなか良い数字を出しています(^^)
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ハードディスクに影響ある機器やソフトを使用した場合
意外と思うかもしれませんがウイルスチェックソフトや
USB機器はHDDの性能に影響を及ぼす事が多々あります。
(↑はHDBENCHの出す数字への影響であって実際は)
(上記に書いた機器が影響していない事もありえます)
私のPCでもUSB接続のADSLモデムとウイルス対策ソフトを
使用するとHDDの性能(HDBENCHの出す数字)を
低下させているようです。以下参考データ
-------------------------------------------------
OFF-USB ADSLModem(Creative DSL USB 7410)
ON-Auto-Protect Norton AntiVirus2000(Ver6.10.20)
Read Write Copy Drive
38038 32241 10732 C:\100MB
-------------------------------------------------
OFF-USB ADSLModem(Creative DSL USB 7410)
OFF-Auto-Protect Norton AntiVirus2000(Ver6.10.20)
Read Write Copy Drive
37399 33474 22616 C:\100MB
-------------------------------------------------
ON-USB ADSLModem(Creative DSL USB 7410)
ON-Auto-Protect Norton AntiVirus2000(Ver6.10.20)
Read Write Copy Drive
38066 23669 9758 C:\100MB
-------------------------------------------------
ON-USB ADSLModem(Creative DSL USB 7410)
OFF-Auto-Protect Norton AntiVirus2000(Ver6.10.20)
Read Write Copy Drive
37481 25122 19597 C:\100MB
------------------------------------------------

3.HD Tach2.61
今回はHDBENCHの他により正確な数字を知るべく
雑誌などでよく使われる HD Tach を使ったテストも行いました
(比較参考のため他のHDDのデータもあり)
FUJITSU MPG3409AH E
(1プラッタ20GB 7200rpm キャッシュ2MB 流体軸受け)
通常テスト 全体テスト
IBM Deskstar 75GXP DTLA307045
(1プラッタ15GB 7200rpm キャッシュ2MB)
通常テスト 全体テスト
Quantum Fireball lct10
(1プラッタ10GB 5400rpm キャッシュ512KB)
通常テスト 全体テスト
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HDBENCHではDTLAとの差がそれほど無い様に見えますが
HD Tachのテストではディスク全体のパフォーマンスが
細かい所まで分かるので比較する部分が広がって良いです。
で、グラフを見て比べて見るとMPG3409AH Eは
ドライブの外周部分の読み込み速度(Maximum)も速いのですが
流体軸受けの効力!?かドライブの最内周部分(Minimum)での
読み込み速度の落ち込みが抑えられていて
DTLA3070シリーズとの差がかなりあり、この辺はさすがです。
流体軸受け&20Gプラッタ+富士通の期待に違わぬ出来に満足(^^)
逆な見方をすればDTLA3070シリーズは一年前のドライブなのに
外周部分の読み込み速度はMPG3409AH Eと比べても
遜色のない速度を出しているのはかなり優れた
ハードディスクと言う事にないますね。
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この他に DOS/Vパラダイスの製品レビュー にある
最新鋭のハードディスクとの比較
(↑FUJITUのこれも十分新しいんだけどね(^^;)
Segate Barracuda ATA IV
(1プラッタ40G 7200rpm キャッシュ2MB 流体軸受け)
私が購入したFUJITUちゃんのハードディスクも
読み込み速度Maximumでは3000も及ばないけど
Minimumでの差は1000ちょっとと善戦しています。
1プラッタ20Gと40Gの差を考えればこっちも良い性能かな?
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4.Sandra 2001
ひとつやふたつのソフトだけで性能を測るのは難しい為
SiSoftのSandra 2001 Standardでもテストしてみました
FUJITSU MPG3409AH E
(1プラッタ20GB 7200rpm キャッシュ2MB 流体軸受け)
ドライブテスト
IBM Deskstar 75GXP DTLA307045
(1プラッタ15GB 7200rpm キャッシュ2MB)
ドライブテスト
Quantum Fireball lct10
(1プラッタ10GB 5400rpm キャッシュ512KB)
ドライブテスト
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5.使用してみた感覚
まず電源入れてからのシステム起動時間は
今までのIBM DTLA3070??シリーズと同じぐらい
(USBモデムを差さない時は富士通が速く感じた>ひいき!?(^^;)
読み込み音は(カリカリコリカリカリコリと低いシーク音)静かでGood!
書き込み音は少しあるけど、IBM Feature Toolで静音化したHDDを
使っていた後の比較だから書き込み音も静かな部類に入ると思う
熱は今は夏でケース開けて扇風機あてながらの状態だから
判断は難しいけどDTLAシリーズ同様でなかなか良い感じです。
詳しくは秋の夜にでも長時間動作テストしないとわからないけど

6.まとめ
最初に使っていた5400回転のFireball lct10から
7200回転のIBMのDTLA307045に乗り換えた時ほどの
驚きは無いし、限界速度的にも1年経った事を考えると
1年経った分だけのメリットはあるのか?と聞かれると
答えるのに難しいものがありますが(^^;;;
最内周部分に行っての読み込み速度の落ち込みの少なさや
流体軸受けを使った事で得られる長寿命と静音性、、
評価にスピードだけではなく、それらを考慮すれば
丁寧な作りで十分満足のいくハードディスクだと思います(^-^)

次回:未定

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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