(p_-) PC日記 (・∀・)
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2003年8月14日
AthlonPC 組み立て編


1.組み立て作業開始
今回のAthlonPCの組み立ては前回でも書いた様に自作CeleronPCとパーツを
取り替える形で作るので、マザーボードの交換で組み立て自体は完了となります。
それでは前回届いたAthlonPC用のパーツを開封して組み立て作業の開始〜!
マザーボードの箱を開けて中身を確認する、、、マザーボード本体袋から出した状態
説明書とドライバCD、SerialATAの最新ドライバーFDDバックパネルとATAケーブル
IEEE1394とUSB2.0用のブラケットとシリアルATAケーブル、シリアルATA変換アダプタ
(シリアルATA変換アダプタはSERILLEL2と言って、価格は2700円ぐらいするらしい)
このマザーボードNF7-S ver2.0は大きさがP6S5ATと比べると横に若干広い感じ
CPUの箱の中身はCPU本体、ヒートシンクとファン、ステッカー、説明書となっていて
CPUはのアスロンコアでヒートシンクは裏側にグリスが最初から塗布されていた。
確認が終ったので組み込み開始〜>やっとかよ!っての突っ込みはなしで、、(^o^;;
まずはソケットのレバーを上げ、CPUをソケットに載せてレバーを下げて固定します。
続いてコア欠けの恐怖が走るヒートシンクの取り付け!
上の2つの写真を見てもわかると思いますが、このSocketAではSocket370系と違って
ヒートシンクをバネで固定する際の留め箇所が3つの3つ止め方式を採用している。
(ヒートシンクの裏側には最初からグリスがついていたのでグリスの塗布作業は無し)
固定方法は片側(下側)の留め箇所にバネ3つ引っ掛け、ヒートシンクの場所を整えて
バネの固定部分をマイナスドライバー等でググっと押して留め箇所に引っ掛け完了
幸いにも、この作業を一回で終える事が出来たので、固定出来ずに何度もやり直して
その度にコアに負担をかけてしまう冷や汗だらだらモードに突入せずに済みました(^^)
それでもバネを固定しようとする際のヒートシンクを上から多少押さえ付ける時に感じる
CPUの表面にある4箇所のスポンジの沈み込む感覚が手に伝わって来ている時には
かなりに緊張しました。 押さえなきゃ、、でも変に力を入れたら(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
+
RED BULLの時みたいにバネがとんでもなく硬かったらコア欠けさせていたな、、(滝汗)
強い圧力が必要なヒートシンクでも3つ止め方式ならバランス良く固定出来るのでイイ!
Socket側の留め場所でもあるプラスチックへの負担が分散する効果はかなり大きいし
バネの硬さもとんでもない硬さではなく、普通の硬さ出来る事は物凄い利便性だと思う

2.組み込み作業と動作確認と気になる部分の対策
CPUとマザーボードのケースへの組み込み作業も1.に入れてしまうつもりだったけど
駄文をついつい長く書き綴ってしまったので、2.に分割して書く事にしました(^_^;
1.で完成した(と言うか取り付けただけだが)CPUとクーラーが載ったマザーボードに
DDR2100 CL2.5の512MBのDDRメモリを一本差してからケースに組み込みました
ビデオカードはGatewayPCのSAPPHIREのRADEON9200を外してAthlonPCに取り付け
(この時に電源初期不良の可能性を考慮してやっていなかった電源捻りも行いました)
次に電源コネクタ、IDEコネクタ、FDDコネクタ、各種スイッチとLEDコネクタを繋いで
最後は外側のキーボード&マウス、LAN、ビデオカードとモニターを繋いで完了!
繋ぎ忘れた場所がないか?を再度確認してから、電源ケーブルをコンセントに接続
そして電源裏にあるスイッチを入れてみると、、、マザーボードの赤いランプが点灯
仮組みが終ったので、ケースの電源スイッチをポチっと入れて見ると、、、無事起動!
そしてこのような画面が表示されました。接続デバイスは問題なく認識されている模様
CPUはAthlonXP 1100となっているので、BIOS画面の設定でAthlonXP 2500+仕様の
FSB166x11に手動で設定するか、もしくは2500+の設定を選択すればOKです。
メモリは設定の方法がよくわからなかったのでBY SPDに設定しようと思ったのだけど
CeleronPCでのメモリ最速設定である2-2-2が通らなかったPC2100のメモリなので(^^;
FSB166(PC2700)で6-2-2-2.5で回すのは無謀だろう、、、と思い7-3-3-2.5に設定
各種設定完了後、しばらくBIOSの温度センサー画面でCPUとシステム温度を見ながら
マザーボードのチップやCPUクーラー、ビデオカードを実際に手を触れて確認してみた。
CPUのヒートシンクはファンが爆音で風量豊富なのもあって、思った程には熱くはない
ビデオカードもベンチや負担をかけていない時は触れないぐらい熱くなる事はなく
おぃおぃおぃ、、、と唯一思ったのがサウスブリッジチップの異様なまでの熱さ(汗)
まだ負担をかけていない状態でもこんなに熱いとなると、この後のOSインストールや
各種ベンチテストをこのまま状態でやるのはかなり不安だったので、このチップの上に
ヒートシンクを取り付ける事にしました。使用するのは昨年の12月に購入したALPHAの
ヒートシンクの中にあったUB30-25Bが大きさもちょうど良かったので使う事にしました。
固定は熱伝導シートを切らしていたので、熱伝導接着剤AINEXのTA-01で半永久固定
長いビデオカードやZALMANファンレスパーツを付けた時に、取り付けたヒートシンク
干渉しないか?がちょっと気になるけど、先の事はその都度考えればいっか(^^;
その他で気になった所は、ケースの電源ONのスイッチはちゃんと効くのにHDDのLEDや
PowerLEDがなぜか光らない??? どうやらこれらは逆さに付けてたみたい(゚∀゚)アヒャ

3.OSのインストールでトラブル
BIOS上での起動を確認出来たので、そのまま起動モードに入っても繋いでいるHDDが
自作CeleronPCのHDDだから当然起動するはずも無く、途中でストップしてしまうので
OSをクリーンインストールする事にしました。ちなみに私はHDDのパーティションを
システム用の8GBとデータ用の総容量-8GBで2つに区切り、アプリや保存データは
全てデータ用のパーティションに入れてあるので、クリーンインストールと言っても
こういうのによくあるデータのバックアップをするは必要はまったく無し!(^o^)
細かい所では使い易く自分用にカスタマイズしたデスクトップ画面を再構築する事や
表示の細かい設定を再びやらなきゃならないけど、OSの再インストールをする事で
PCに詳しくなっていった私なので、今でもHDDの買い替え時や今回の様な時には
以前よりも使い易い状態にしてやるぞ〜ってな感じで再構築作業をやってます。
、、、が今回はそこにすら辿り着けない状況に遭遇(ToT)
初起動の写真にある様に、現在の接続状態はプライマリーマスターにバラクーダ7200.7
セカンダリーマスターにHITACHI GD-5000、スレーブにバラクーダ4だったのですが
この状態でOS(WindowsXP)をインストールしようとすると、ファイルをコピーするとこで
エラーで???のファイルが読み取れませんと出てきてしまう、、これが頻繁に起こったので
このエラーは無視して(^o^; 無理やりにOSを入れたのだけど、設定途中の再起動が
旗の画面でフリーズしたのでは?と思うほどに異様に長く、この状態で2分ぐらい待つと
ようやくデスクトップ画面へ到着する、、、と言う状況でした。
(この時はさっぱりでわけわからん状態で、nForce2に大きく失望しかけていた(^^;;)
最初はCDが汚れているのかな?と思ってGatewayPCで読み込ませてイメージ化した所
エラー無く無事完了!続いてケーブルやDVDドライブ自体の故障を疑うが、しかし
ドライブもケーブルも動いているPC(GatewayPC)からの交換では時間がかかるので
トラブル時の必須対策であるパーツを最小限にして組み込む方法を試す事にした。
まずはDVDドライブのジャンパピン設定をマスターからケーブルセレクトに変更して
セカンダリースレーブに繋いでいたバラクーダ4を外してOS入れる作業をしてみたら
今までの苦労が嘘だったかのようにエラー無しでOSを入れる事に成功!
+
WEBを調べてみて判ったのだけど、NVIDIAのIDEドライバーはあまり良くないみたい(汗)
バラクーダシリーズにも混在接続でうまく認識されないとの話もあるので、この問題が
NVIDIAのIDEドライバーの問題とは言い切れないけど、SiS635Tでは可能だった繋ぎが
nForce2で出来ないってのはちょっと痛いなぁ、、この辺がnForce2の唯一の弱点か!?
逆に言えば、SiSやVIAのチップセットを積んだSocketAのマザーボードは性能的には
nForce2マザーボードに比べて大きな差を付けられてしまっている結果を良く見るけど
体感速度(大きく影響するHDDはIDEを使う)や相性、使用用途によってはnForce2が
ベストな選択に成り得ない場合も結構有るのではないか?とOSを入れつつ思いました。
ただ、私もそうだったのだけど(^^; WEBや雑誌で見かけるnForce2のベンチ結果を
見た後ではnForce2とは異なる選択を敢えて行うのはかなり難しいとも思うんだよなぁ
個人的にはSiS635Tでの体感での事なんだけど、SiSのMultiIolとIDEの組み合わせは
起動時の速度から言ってもCeleronなのにかなり速く気持ちの良い物だったので
次のSocketAマザーボードではSiS748搭載のチップセットを選んでみようかな、、、と

4.まとめ
念願のAthlonPCを作り終えた感想は、なんと言うかまだあまり使っていないし(爆)
恐れていたコア欠けや熱暴走と無縁であったのも作った実感を無くしているのかも、、
(まあ、トラブルがあったら今これを書いてなんていられないんだけどね(^^;)
今まで見たり聞いたりしていた情報に尾ひれが付いて大袈裟になっていたのか?
それとも、今のAthlonは以前のAthlonに比べて、扱いがかなり楽になったんだろうか?
今回の事からも後者だとは思うけど、おかげで速やかに組み上げる事に成功!(^-^)
もうひとつの問題点だった温度問題は今夏は寒い日が多いのもあって、熱での苦労は
何も起こっていないです。更にはシステムやCPU温度もCeleronPCよりも低く出てるし
(ケース内部のMTV2000やHDDを1台外している事を考えれば、納得は出来るけど)
使って見るとAthlonってTualatinCeleronよりも扱い易い、、と思えてしまうから不思議
嫌な所を上げると、OSのインストールの時にも出たNVIDIAのIDEデバイスの問題点!
インストール中にエラーを出すぐらいなら2台接続の時は認識しないで欲しい(−−;
しかもSiS(P6S5AT)のIDEと比べてベンチマークテストのHDD速度が落ちているので
nForce2マザーボードはスピードはあるけど、タイヤ(足回り)に問題を抱える現在の
F1フェラーリチームに例えられるかな。くぅぅ、、、しっかりしろよブリヂストン(NVIDIA)
これは、マザーボードオンボードのシリアルATAを使えば普通の性能を出せる程度まで
回復するらしいので、今まで購入対象にして来なかったシリアルATAのHDDの導入も
視野に入れて考えています。ただ、これは時期的な事を含めて少し先になるだろうから
差し当たっての対策は、五月蝿いCPUクーラーとノースブリッジファンの交換になりそう
(F1の例えの続きを言うと、フェラーリの足回り(タイヤ)の回復策は無い予感、、(^^;)
(他ではSiSがマクラーレン メルセデスでVIAがウイリアムズ BMWって感じかな?)

次回:AthlonPC製作始末記@GatewayPCがプチ変化

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改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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