- 1.MTV2000使用環境も3年で大きく変化
- MTV2000を購入した当初は、HDDの容量もそれ程大きくなく(40〜80GB)速さ的にも
- 物足りなかったので、大容量を喰うTVキャプチャに適した環境ではなかったけど
- 3年目に突入した現在では、キャプチャソフト(Feather)も洗練され、HDDの容量と
- 速さも上がり録画中の様々な動作も快適だし、録画予約もミス無くばっちり!で
- 購入した初期の頃と比べると、比べ物にならないぐらいとても快適な状況です。
- 細かいところでは、ハードウェアエンコードでのキャプチャしか選択出来なかった
- 付属キャプチャソフトが自分でコーデックを選んでのソフトウェアエンコードも
- 出来る様になったり(CPUパワーがそれなりに必要だが)の進化もしています。
- ただ、Featherでのソフトウェアエンコードではエンコード中にフレームを落としても
- それが表示されずにわからないので、ソフトウェアエンコードにはふぬああを使用中
- 2.あまり行わなかったアナログソースのデジタル化
- MTV2000を購入した主な目的として、アナログソースをデジタルに変換ってのが
- 大きくあったのですが、実際にいざやってみると、これがまた微妙な問題でして
- 画質(ビットレートや画面のサイズ)や音質に拘ると、きりが無くなって来てしまうし
- 買ってすぐだったから、細かい設定の事とかもいまいち良く分からない状態に加え
- LD持っている人なら分かると思うけど、ソースがLDの場合はチャプター機能や
- 2ヶ国語音声を含むので、どうデジタル化したらいいのか?を考えているだけで大変
- 結局は複数作成するか、どちらか一方だけを採用すると言う妥協が必要になっちゃうし
- それから、当時(2002年5月ぐらい)のCPUは動作クロックが1GHzを少し超えたCPUで
- 圧縮にかかる時間も現在の3GHz動作のCPUとかと比べると、ものすごく長かったから
- 購入当初は張り切っていたアナログソースのデジタル化もその後はあまり行わなくなり
- 当初の目的のアナログ→デジタル化自体にはそれ程意味を持たなかったけれども
- この妥協が必要かつ、時間を大きく喰うと言う作業を知った時、微妙な変化が生まれ
- 本当に必要な(ちょいと大袈裟)アナログソースだけをデジタル化する事にしました。
- これによって、今まで本当に必要なのかな?って疑問がありながらも保管しておいた
- アナログソース(ビデオテープやLD)の処分を含めた整理が出来たのは良かったとこ
- そういう体験から思うに、今では色々なメーカーから出ているキャプチャカードですが
- 多くの製品の売り文句にある「アナログソースのデジタル化」で整理を行う、、ってのは
- 当たってなくもないけど、デジタル化って言葉よりも、アナログソースの整理と言う方が
- キャプチャーカードを買った多くの人に当てはまりそうな感じがするなぁ、、みたいな
- 3.まとめ
- 主目的のアナログソースのデジタル化にはあまり使われなかったMTV2000だけど(汗)
- PCでTVを見ながら他の事の出来る利便性や物の処分(アナログソースを主とした)に
- 大きく貢献してくれて、3年前のTVを見る時の状況が随分と変わったな、、と感慨に耽る
- 録画設定も購入当初は、たいして違いも解らずに最高画質&音質で録画していたけど
- 今では録画する番組に適した状態で録画する(録画予約設定での事だけど)事を覚え
- 自分の中での使い方が2〜3年経ってようやく定まって来たのかな、、、と言う感じです。
- ただ、TV録画したMPEG2ファイルを圧縮コーデックを使ってエンコードする行為は
- 当初に比べて激減、、、今ではフジテレビのCSでやっているF1生中継ぐらいとなり
- (これはHDDの容量が増えて、MPEG2のまま放置しておける事になったのがあるかも)
- エンコードに関する知識がち〜っとも増えなくなってしまったのが少々痛いかな(苦笑)
- PCでわざわざTVを見るってのは、TVをメインにしている人達には理解され難い事で
- デジタル録画が出来る利便性も電源OFFからの素早い起動が出来るHDDレコーダーに
- PC上のデバイス故、敵わない部分があるけど、PCでTVにも優れた利点がありまして
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- 例えば、上にも書いたCSのフジテレビでF1の生中継を見ながら、同時にネットに繋ぎ
- F1公式サイトで提供してくれている各ドライバーの周回ラップ(セクター毎のタイムも)を
- リアルタイムでWEBブラウザ上に表示してくれるLAPチャートを利用(もち無料)する事で
- それらを一画面のPC画面内で見ていると、まるで実況の解説ブースさながらの環境!
- 毎レース生中継のF1が見られるだけでも10年前にはとても考えられなかった事なのに
- まさにF1ファンの夢を実現って感じ(サーキットの生観戦には当然およばないけどね)
- (+LAPチャートを見ていると、つまらないレースの時でも結構楽しめるのが不思議(笑)
- 、、、と一般的な例では無く、F1好きにしかわからない例なのがあれですが、、(^_^;
- 何を言いたいのかと言うと、超大袈裟に言うなら、TVが一部屋に一台の時代となった
- 80年代後半から90年代初頭あたりに、それまで人気番組だったクイズ番組や歌番組と
- 言った大勢で見る傾向が強かったTV番組が少しずつ減って行った様に、PCでTVみたく
- 他の事を同時に行いながら並行してTVを見る形となって行く事で、TV番組になんらかの
- 変化があるんじゃないかな〜?と思ったり思わなかったりしてみたと言うわけです。はい
- 次回:AthlonPC完成1周年を記念してメモリをパワーアップ!
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