(p_-) PC日記 (・∀・)
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2004年12月7日
8rdavcore


1.動的クロック変化と同時に電圧も変化
今回使う8rdavcoreと言うソフトは、ちょっと前にSpeedFanで行なった動的クロック変化を
更にAthlon64っぽく!?使う為のnForce2使いには必須!?な素晴らしいツールです。
具体的には、動的変化させる時にSpeedFanではFSBの変更しか出来なかったのを
8rdavcoreだと、FSBを変更する際に電圧の変化も同時に行なえる、、と言うわけです。
サイトから8rdavcoreの本体をダウンロードして、解凍して出て来たフォルダの中にある
実行ファイルをダブルクリックするとメイン画面が立ち上がるので、まず最初に現在の
設定(2300MHz@1.55V)を「Add preset」で登録し、次に低速モード時に動く設定を登録
(事前に1909MHzが電圧1.3Vでも安定動作する事を確かめて置いたのでこの設定に)
続いては、MainのタブからAutoFSBのタブに移って、「Add new AutoFSB」で先程作り
Presetした2つの設定追加し、それぞれがどの様な状況で動作するか?を作る為に
Triggerの設定を行ないます。低速時の場合はCPU使用率が15%以下が10秒間続くと
動作して、高速時はCPU使用率40%以上が5秒以上続くと高速動作モードになる仕組み
これらの各種設定が終わったら、最後にAutoFSBにチェックを入れて完了となります。
あと、センサーのタブにある必要項目にチェックを入れて、センサーする時間を設定し
「Update」を押すと、メイン画面右側にセンサーされた項目が表示される様になります。
8rdavcoreのAutoFSBがきちんと動いて、FSB166@1.3Vになっている事をCPU-Zで確認
センサーの名前とかをわかり易くする為の細かい微設定を行なった後、PCを終了させ
翌日、8rdavcoreをPCの起動直後から動かしてテストしてみた状況がこれ→写真
一番温度が低いMinの数字はPC起動時のモノだから置いておくとしても、3Dゲームで
思い切りPCに負担をかけた状態でもCPU&システム共にかなり低い状態で収まってて
現在のCurrent状態もCoolONを有効にしている状態とは言え、室温20度の状態で
システム温度が室温+1度と言うのはかなり冷え冷え〜な状態で効果ありまくり! (゚∀゚)
前に書いたCPU温度が異様に高い状態をPCを再起動する事で意図的に起こした時も
負担掛けた時のCPU温度が以前と変わらず50度近辺になるのはほぼ同じだったけど
1909MHz@1.3V効果が効き、CPU温度が28〜31度ぐらいまで下がる様になっていたので
ほへぇ、、随分すごいソフトがあるんだなぁと、ひさしぶりに大きな感動を味わいますた。
+
この動的クロック&電圧変化が動いた瞬間に、PCの動作が一瞬固まってしまったり
サウンドにノイズが入る等もなく、意識する事なく動作クロックと電圧が変化している。
++
前回も行なったCPU発熱量計算ページを使ってのFSB166@1.3Vを計算してみました。
結果はTualatinCeleronをちょっとオーバークロックしたぐらいの消費電力まで下がってて
2300MHzの全開動作を行なっても、通常時の消費電力とうまい具合に相殺出来る!?

2.準備不足!?多段クロック変化は失敗に終わる+α
この8rdavcoreはFSBと電圧変化の他に、メモリーの電圧やメモリーの動作クロック
変更も可能なので、CPUに大きな負担がかかったりして特定の温度状態になった時に
補助ファンを動作させるとかファンを全開モードにして回転数を上げるとかも可能らしい
その辺りを組み合わせた複雑だけど気の利いた設定は思いつかないんだけれど(^_^;
PCには、負担をかけた時と負担をあまりかけない動作の他に、席を離れたりした時の
スタンバイ動作を行なう程ではないけど、長時間CPUが動いてない様な状態があるから
次はここに的を絞っての更なるクロック&電圧落とし設定を作ってみる事にしました。
新たに追加した設定は、FSB133@電圧1.150Vの1529MHz動作でして、Trigger設定は
CPU負担率10%以下が600秒続くと、FSB133@1.150Vの動作になる様に仕組みました。
この設定をした事を忘れ、しばらくPCを放っておいた状態から再びPCの前に戻ってきて
そのままにして置いたブラウザのPC Watchインタビュー記事だかを読んでいたら急に
青画面に突入!そしてプピッと音と共にPCが再起動モードへ入る、、、しかも途中で
画面がブラックアウトになり、BIOS画面にすら入れない状況に陥ってしまう、、、?(゚Д゚ ;)
これの原因は、まず青画面突入がFSB133@1.150Vの状態をテストしていなかった事で
PCが起動する状態になった後に、このFSB&電圧設定でPCが動かない事を確認(おぃ
再起動後にBIOSが出なくなった状態は、8rdavcoreを使って行なった電圧変更設定が
再起動後にも生きているのだけど、FSBの設定はBIOSの設定が優先される為に!?
FSB200x11.5@1.150V or 1.3Vの起動出来るわけも無い状態だったと言うわけです。
これは、PCをリセットしても8rdavcoreで設定した電圧設定が残っていて、BIOS画面にも
入れない状況だけど、PC裏の電源スイッチ(無い場合は危険だけどコンセント抜き)を
切る事で、8rdavcoreで設定した電圧データも消えるので、PCが立ち上がる様になる。
ただし、PCの主電源スイッチ等を落とした事によって、マザーボードの種類によっては
OCを失敗した判断し、CPU設定を初期モードにして立ち上がっている可能性もあるので
復旧再起動後はBIOS画面に入り、「Load Optimized Defaults」を選択、セーブし再起動
再びBIOS画面に入り、今までの自分の設定を再度設定し直す必要があったりします。
こういう事態を回避する為には、再起動を行なわない(爆)、、ってのは無理なので(笑)
ソフトウェアのアップデート等で再起動を要求される時には、右下のタスクバーにある
8rdavcoreのアイコンを右クリックして、AutoFSBを切って高速モードのPresetを選択し
それから再起動を行なう、、この方法だと再起動後にも8rdavcoreのAutoFSBを有効に
する必要があるので、ちょいとやっかいだけども、BIOS再設定を行なうよりは良いかと。
他の8rdavcoreを使う上での注意する部分は、主電源を切らないと電圧設定が残る故
低電圧モードでPCを終了(終了後に主電源を切り忘れ)、、翌日にPCを起動すると
ピーポーピーポー音が炸裂(NF7-S ver2.0)ぐはぁ、、、、やってもうた(´・ω・`)ショボーン
みたいに、きっちりPCの主電源を落とす習慣がなかったりする人はちょっと大変鴨!?
幸い、私の使っているマザーボード(NF7-S ver2.0)は、主電源が切れていない時には
光学マウスの赤いセンサーが有効になっていて、この状態を気付き易いのでちと便利

3.まとめ
何度も書くけど(^o^; 8rdavcoreは素晴らしく、nForce2使いには必須ってのがまとめ。
2.で行なった多段クロック変化計画は、FSB133で動かすのもなんか違うな、、って事で
Athlon64にする時までお預けかも、、みたいな。 現状のFSB166@1.3VでもCPU温度が
十二分に満足出来る状態まで下がってくれているし、AthlonXPでもこれだけ出来れば
もう何も言う事はなく、来年の3月ぐらいまではAthlonXPを使えそうだなぁ、、と(^−^)
しかし、こういうソフトを使わないと、掲示板に某R氏が貼ってくれたAthlon64で使ってる
CrystalCPUIDの負担に応じて3段階に変化する写真の意味とかがわからなかった(おぃ
AthlonXPみたいに、もう古いと分類されてしまうCPUを使っていても、人柱気味な事を
やっていかないと、覚えられる事も結構少なくなってしまう事を痛感しますた(´・e・`)

次回:師走のAthlonPC静音化 其の一

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改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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