(p_-) PC日記 (・∀・)
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2004年11月30日
AthlonPCとGatewayPCでHDDのトレード+α


1.HDDトレード
少し前に購入したウェスタンデジタルのHDDをGatewayPCで使っていたのですが
高周波が無かったり、振動が少なく、静かなPCを作る上でかなり使えるHDDだな、、と
言う印象が日に日に強くなっていたので、ここらでこの静かなHDDをメインで使っている
AthlonPCへ移行させる事でAthlonPCを静かにしよう!とか思ったのが事の始まりです。
(GatewayPCは押入れに入れてあるので、多少五月蝿いHDDでも大丈夫!?)

2.HDDトレード作業
まず、GatewayPCからウェスタンデジタルのHDDを外し、AthlonPCへ繋ぐのですが
ここはAthlonPCの光学ドライブを外して、そのケーブルを使ってAthlonPCに接続
PCを起動後は、まずデータの移行を行なってからそれぞれのHDDのパーティション
再分割する作業を行ったのですが、このパーティション編成はウェスタンデジタルを
5GB、12GB、215.88GBに分割しました。 分割したそれぞれのパーティションの役割は
5GBがサブHDDの状態の時には、OSのスワップファイル置き場で、メインのRAID-0が
故障したり、交換が必要となる時等に一時的な復旧OSを入れる場所となります。
12GB部分はインストール不要なオンラインソフトや比較的重要なデータ置き場で
(データ復旧不可なRAID-0に置けないデータ等)残りの215.88GB部分が倉庫です。
GatewayPCのドライブとなるシーゲートの200GBドライブのパーティション編成は
AthlonPC同様のスワップファイル&復旧OS部分が3.5GB、残り182.81GBが倉庫部分
この辺りは、Cドライブに無駄なソフトを一切入れず、最小限のソフトしか入れない
キャプチャ&ファイルサーバのGatewayPCの事情がかなり反映されています(´ー`)
ちなみに、AthlonPCでRAID-0を組んでいてOSを入れてるシステムドライブ(C:)は
約8GB(正確に8GBで無いのは、8192MBとせず8000MBでサイズを切った為)でして
使っていない部分も結構あり、2〜3GB少なくして置けば良かったなぁ、、と微後悔中
WindowsXPならWindows9X系の時みたく、システムドライブの容量が少なくなることで
性能が落ちる事もないだろうし、自分はCドライブにソフトを入れる人じゃないので、、
、、っと、面倒なので(おぃ)OSを入れ直す気も無いのに貧乏性モードが発動(^o^;
話題を本筋に戻しまして、パーティション分けまで進んだHDD交換の続きをば、、、
パーティション編成とデータ移行が終わった所で、AthlonPCの電源を落としてから
PH-35BH Pro入れてあったシーゲートのHDDを取り出して、新しく入れる期待の
ウェスタンデジタルのHDDと交換、シーゲートのHDDはGatewayPC用HDDケースに装着
各HDDをそれぞれのPCに戻して、ネジ止めやケーブル配線を行なって移行作業完了!
+
両方のPC共にサブのHDDの交換だったので、OSの入れ直し等や再認証も必要無し

3.期待ハズレな結果に、、、
トレードが終わったAthlonPCとGatewayPCですが、トレードの効果は大きく期待ハズレ
まず、シーゲートHDDを装着したGatewayPCの方ですが、このHDDの通常の動作音が
滅茶苦茶大き過ぎ(−−; 高周波低周波云々以前に昔のHDD並の爆音って感じでして
檻(HDDケース)から解き放たれたHDD、、と言う表現が似合うぐらいの厳しい状況、、
読み書き時の音がするのは仕方ないと考えていた私の期待を見事に粉砕してくれますた。
(GatewayPCを入れている押入れの床が部屋続きのフローリング状態になっていまして)
(そこにキャスター付きメタルラックに載せてGatewayPCの押入れPCを実現している為に)
(床や周囲の壁に音が反響しているのも関係しているのかな?、、とかも考えられるので)
(メタルラックのサイズが60x45cmなので、それに合う足拭きマット等を敷けば良い!?)
片やAthlonPCの方は、期待していたウェスタンデジタルが箱入りになった途端!?に
振動によるウォ〜ンウォ〜ンの共振音を炸裂させる有り様、、工エエェ(゚Д゚ ;)ェエエ工!?
このウェスタンデジタルのHDDを入れたPH35BH Proは、固定せずにPCケースの底へ
置いているのだけど、振動がほとんど無いと思っていたウェスタンデジタルHDDもきちんと
固定して配置しないと、振動が出てしまうと言う厳しい現実が判明しちゃいました(汗)
上記の様な状況故、すぐにでもHDD構成を元通りにしたかったけど、これが判ったのが
午前2時、、、っと言うか、HDDトレードに伴うデータ移行に5時間程かかってたし (;´д`)
この時点で元に戻すのなんて、時間的にも体力的にも出来るわけないじゃん_| ̄|○
、、と言うわけで、とりあえずベンチマークテストを行い、この環境でしばらく行く事に、、
+
HDBENCHCRYSTALMARKを使ったベンチマークテスト
HDBENCHの結果は、ウェスタンデジタルがこんな感じで、シーゲートの結果はこの様に
CRYSTALMARKの結果でも似た様な傾向でして、ウェスタンデジタルシーゲートです。
これらの結果を見ると、HDDの性格やIDEコントローラの癖が如実に現れている感じで
ウェスタンデジタルは書き込みに強く、PromiseUlta133TX2は書き込み性能が出せず
シーゲートは1プラッタ100GBを生かしたスピードがPromiseUltra133TX2でも確認出来て
初期の頃は、nForce2のIDEがボロクソに言われていたけど、今では普通に数字が出てる。
実際の使用感では、OSのスワップファイル置き場がシーゲートからウェスタンデジタルへと
移った事によって、OSの起動時間が若干長く(起動時画面のバーで確認)なっていました。
++
ベンチマーク時の環境
nForce2(IDE SW Driver V2.5)+WesternDigital Caviar WD2500JB
PromiseUltra133TX2+SeagateBarracuda7200.7 Plus ST3200822A
(PromiseUltra133TX2 BIOS_ver 2.20.0.15 / Driver_ver 2.00.0.43)

4.まとめ
HDDの性格は、設置環境によってかなり左右されるんだなぁ、、と言うのが今回の印象
高周波は環境に左右されないから分かり易いけど、振動は設置環境の影響が大きく
普通に3.5インチベイへの直接固定、HDDケースに入れる間接固定、固定せず、に分け
ネット等に載っているHDD情報を自分の環境と照らし合わせなければならないなぁ、、と
他にも、HDDの製造ロットでも変わってくるって言うし、HDDレビューは難しいですな(汗)
これからは3種類の状況での振動や動作音のチェックが必須になる、、のか、、も!?
でもまあ、自作PCパーツの基本は、情報を多く集めれば大まかな性格は分かるけど
自分の環境で使ってみないとわからない運の部分が大きいのが楽しいって事で(おぃ

次回:未定


2004年11月29日
SpeedFanでプチ動的クロック変化を実現!


1.AthlonXPでクロック可変動作が可能!?
Athlon64の目玉と言うべき機能のひとつに、PCの負担によってCPUの動作クロックと
電圧を動的に変化させるに搭載されているCool'n'Quietと言う素晴らしく便利な機能が
AthlonXP上でも(機能的には一部だけれども)使えるソフトがあるとの情報をゲット!
今のAthlonPCの状況が前回までのPC日記でも書いた様に、CPU温度が異様に高くて
ちょいと困っていたので(サジを投げていた様な気もするけど(爆)これは好都合(^o^)
そういうわけで、今回のPC日記はAthlonXPでの動的クロック変化を試してみる!です。

2.SpeedFan
今回の事に使用するソフトは、SpeedFanと言うイタリア製のソフト(日本語化パッチ
このソフトはいわゆるモニター系ソフトでして、CPUやシステムの温度、ファンの回転数
各種電圧状態と言ったBIOS上で見れる項目をWindows上から表示するモノなのですが
その基本機能以外にも、ファンの回転数をコントロールしたりと(ソフトの名前通りで)
便利な機能が色々あるのですが、その中の機能のひとつが今回の目的で使う物です。
その機能とは、SpeedFanをインストール後に立ち上げて、上のタブからCLOCKを選び
最初の3つの空白の欄を自分の使っているマザーボードの機種を合わせて設定します。
続いての2つの空欄は、上の方がCPUに負担が掛かっていない状態の動作設定なので
ここはとりあえず166MHzに設定>詳細はCPU使用率が15%を10秒間下回った時に動作
下の方のCPUに負担が掛かっている時の設定はFSB200で、このモードで動く場合は
CPUの使用率が40%を4秒以上続いた時に切り替わる様に設定して置きました。
これらの設定が終わってから「Use this clock generator」にチェックを入れれば完了!
(チェックを入れた状態で各種設定を行なうと、フリーズや再起動が起こるので注意)
SpeedFanを再起動すると、CLOCKGENERETORが立ち上がり、しばらく見ていると
High speed mode set」から「Low speed mode set」に移る瞬間をきちんと確認出来
切り替え時の動作やその時のPCの挙動に支障も不安定も無い事が判りました。
ちなみに現在のCPUことAthlonXP-Mは2300MHz動作(200x11.5@1.55V)で動作中
動的クロック動作の効果に加えて、SpeedFanのConfigureからオプション画面に入り
Advancedの項のnForce2 at 0$ on PCIにある「HALT detect」をOFFに設定すると
CPUのソフトウェアクーリング機能がONとなるので、効果倍増気味間違いなし!?
具体的な効果は、CPU温度が異様に高い状態(PC起動時で既に36度ぐらい)では
激しく負担(3Dゲーム動作時)を掛けた時に、CPU温度が51〜52度ぐらいまで上昇し
ゲーム終了後に2300MHzから1909MHzにクロックが変化、ソフトウェアクーリングも
効いているので一気にCPU温度が下がって行き、39〜41度ぐらいで落ち着きました。
今までが45度(2300MHz@ソフトウェアクーリング機能が動作してて)ぐらいだったので
かなり効果があるなぁ、、と言う感じ(CPUファンが低回転なので落ちが少ないけど)
CPU温度が低い状態(18〜21度ぐらい)からのPC起動で上と同じ負担を掛けた時は
3Dゲーム終了後の温度が42度ぐらい、1916MHz&ソフトウェアクーリングを効かせて
29〜31度ぐらいまで温度が落ちるので、どっちの状態でも似た様な効果を確認q(゚∀゚)p
+
尚、動作クロックが変わる瞬間に、PC動作にラグが起こったりする事はありませんでした。

3.まとめ
今回のSpeedFanによる動作可変クロック機能によって、今まで気になっていた
精神的によろしくなかったCPUの温度問題にも対処出来たので満足感高し(^−^)
この機能を使い始めてからだいぶ経つけど、これが原因と思われるPCのフリーズや
再起動も無く、安定しているので、かなり便利ですごく使える機能だなぁ、、みたいな。
ただ、Athlon64のCool'n'Quiet機能と違って、FSBを下げる事でクロックを下げている為
割と重めのソフトなんかを立ち上げる時に、FSB200からFSB166に落ちている影響が
響くので、これが気になる人もいるかも!?(慣れて来ると気にならなくはなるけど)
エンコードとかゲームと言った長く負担を掛けるソフトの場合には、最初の動作時に
FSBが下がった事によるこの加速のもたつきもほとんど関係無いので、問題無し!
こういう部分の改善は、Athlon64環境じゃなければ得られない部分なんだろうな、、と
それから、Athlon64のCool'n'Quietは動作クロックと同時に電圧も変化させるのですが
電圧変化機能に関しては、今回使ったSpeedFanにはFSB変更機能しかなかったけれど
SpeedFanよりも更に深い設定が出来るnForce2チップセット用!?のシステムツールの
8rdavcoreと言うソフトならば、FSB以外にも電圧等の変更が設定可能となるらしいので
設定がコツを掴まないと難しく、電圧変更によるCPUやシステム破壊の危険も伴うので
ちょいと(かなり!?)デンジャラスな部分もあるけど、その分メリットも大きいと思うので
nForce2系のマザーボードを使ってて、これらに興味ある人は導入してみるのもありかと
+
私もこの8rdavcoreを試しに使い始めていますが、ちょっと使い方に慣れていないので
今は使い勝手をレポート出来ませんが、うまく使える様になったら書くつもりです(^_^;
8rdavcores紹介系ページ

次回:AthlonPCとGatewayPCでHDDのトレード+α


2004年11月25日
AthlonPCのCPU温度がおかしい!? Part3


1.PALの保守パーツをALPHAに注文
前回までの対策でもAthlonPCの異様に高い温度は変わらなかったので、このままでも
CPU温度が60度とか70度を示しているわけでも無いし、別に問題ないからいっか、、と
考えていたのですが、この問題の思い当たる点として、PAL8045を土台に固定する時に
使用していたパーツの劣化により、ヒートシンクの密着度合いがおかしくなってる!?を
「AthlonPCのCPU温度がおかしい!?」最後の対策として確かめてみる事にしました。
そういうわけでして、PAL8045をリリースしているALPHAのサイトにてパーツを物色、、、
今回必要となるMTGH80Sは生産中止で、MTGH-SPL80Sが変わりになるとの事なので
これを念の為に2つ、その他では売ってたネジを全種類(爆)4本ずつ買ってみました。
到着したALPHA箱箱開け今回注文したパーツを全部出したとこ

2.ミリとインチの違い
早速、到着したパーツ(ってもネジや小物だが)を取り付けてみる事にしました。
今回使用するMTGH-SPL80Sは、こんな感じのパーツが色々と入っているのですが
S-PALシリーズでは、固定ネジがインチ仕様からミリ仕様の物に変更になったらしく
やっぱりミリネジの方が扱い易いのかなぁ、、等と考えながらマザーボードを外しつつ
CPUクーラー用のパーツ変更準備を整えていたのだけど、肝心な事をここで気付く(遅)
PAL8045の土台部分がミリネジ仕様に変わってしまったって事は、前回の対策で付けた
GIGACOMP製のAthlonXP用のバックプレート「ABPunc」が取り付けられなくなる、、(汗)
(MTGH-SPL80Sを普通に使う分には、土台固定用ナットもミリネジ用だから問題無し)
GIGACOMPでAthlonXP用のバックプレートが2種類売っていた意味にここで納得(^−^;
古いPAL8045ユーザーは念を入れて、バックプレートを2種類買っておけって事ですな。
しかたないので、土台等は今までのパーツを使う事にして、バネだけ新しくしました。
ミリとインチの違い土台パーツで比較PAL8045を土台に装着する際のネジも異なる

3.まとめ
バネ交換した状態でもCPU温度の変化は無く、以前の時とまったく同じ状態です。
ある程度予測はしていたけど、ちょっとがっかりな様な、、もうどうでもいい様な、、(おぃ
今回の主役パーツとなったけど、結局バネしか役に立たなかったMTGH-SPL80Sも
単価が税込み242円とリーズナブルな値段だったから、十分失敗許容範囲(´・e・`)
ミリとインチかぁ、、ナルホドねぇってな感じで、意気込みも結果も拍子抜けですた。

次回:未定


2004年11月15日
AthlonPCのCPU温度がおかしい!? Part2


1.ギガコンプで対策パーツを揃える
今回は、前回の最後に書いたAthlonXP用のバックプレートを扱っているギガコンプ
バックプレートを含めた対策パーツを注文して、それらを取り付けるのが目的です。
ギガコンプにて注文したのは、目当てのバックプレート「ABPunc」、これに加えて
このページのコンテンツ1st Fanless PCのCPU→PCケースによる冷却を参考にして
マザーボードを取り付ける板を使ってのCPU冷却も行なう為、ゲルシートを2種類追加
最後はなにかに使えるだろうって事で「ファンアングル」を2つばかり追加しての発注!
ちなみに、ここでは代金引換が不可で銀行振込みオンリーだったのだけど、発注後の
翌日(金曜日)は少し忙しくて、あっ、、お金振り込んどかなきゃ、、っと気付いた時には
既に金曜日の午後3時を回ってましたとさ、、ってなわけで月曜振込みでモノは水曜到着
注文したパーツは、面白い事にCPUの空箱で届き、中身もプラスチックケースの中(笑)
届いたパーツ一覧バックプレート拡大ゲルシート拡大ファンアングル拡大

2.到着した各種対策パーツの取り付け
事前にマザーボードからパーツを取り外して置いて、取り付け準備は出来ていたので
最初にCPUソケットからCPUを外し、ゲルシートを挟むソケット内部の大きさを調べて
購入した4mm厚と1.5mm厚のゲルシートの中から4mm厚のを選び、調べたサイズに
切って、CPUソケット内部に挟みます。 この上にCPUを載せるので厚さが厚過ぎると
きちんとCPUが収まらなかったり、ピンの接触不良、CPUを固定する際にピンを折ったり
色々と問題がありそうで困るのだけど、デフォルト4mm厚でピッタリ収まりました(^−^)
ピッタリと書いた理由は、1mm厚のゲルシートを上乗せして、テストしてみたのですが
この状態で取り付けると、きちんとCPUのピンがソケットに収まらない事が分かったのと
4mm厚でCPUを一度ソケットに取り付けてから、試しに取り外した際、ゲルシートが
CPUにくっついて来たので、4mm厚の状態がイイ感じに密着出来ている模様です。
ゲルシートを挟んだ状態でCPUを取り付けて、CPU固定レバーを降ろす時はちと緊張
少しでもCPUが浮いてたりすると、CPUのピンがギロチンされちゃうので、、(^−^;
CPUの全体をきっちり抑え、固定レバーを降ろした所、幸いにも問題なく取り付け完了
続いては、バックプレート「ABPunc」の取り付けなのですが、ゲルシートを挟むので
初めから付いている絶縁シートを剥がし、1.5mm厚のゲルシートと絶縁ワッシャーを
2枚重ねで挟んで準備して、取り付け場所のマザーボード裏側部分に合わせるのですが
バックプレートを下に置いた状態に、マザーボードを乗せて合わせるのでは大変なので
バックプレート取り付け部分を下から作業出来る様、マザーボードを半分移動させ対処
最後は絶縁ワッシャーがずれない様に微調整を行ないながらネジ止めして行き完成!
正面から見てみると反り返りも減ったかな?と言った風で、裏側もなかなかイイ感じ!?
そして、CPUクーラーPAL8045を載せ、ネジでPAL8045を固定して完了となるのだけど
ここでマザーボードが反り返ってしまうと意味なくなっちゃうので、祈る気持ちで固定(汗)
ネジ止め後の状態を見てみると、密着度合いで左側が若干多めに見えるのが気になり
他の角度からの写真を見てみた所、マザーボードの反り返りがこれに影響したのか?
CPUソケットの右側が少しだけど浮いているのを確認、隙間が多いのにも納得、、と
バックプレート装着とCPUクーラーの装着が終わった後は、マザーボードをケースに
ケースもCPU冷却に使う為、バックプレートの裏側に4mm厚ゲルシートを貼るのですが
4mm厚のゲルシートを1枚しか購入していなかった為、バックプレート全体に貼れず、、
ここの部分は失敗だったけど、この場所に4mm厚のゲルシートを貼ると、ゲルシートが
ここでは若干厚過ぎる為!?マザーボードをスペーサーにネジ止めする時に強い力が
必要となるので、この状態でもまあいいかな、、みたいな。っと失敗を隠してみる(^o^;

3.ファンアングルは使い道がかなり広いかも!?
ここでは、価格が安く(500円未満)おまけのつもりで購入したファンアングルについて
これはL字型になっているパーツで、基となるファンにこの金具を取り付ける事で
追加のファンを取り付ける事の出来るパーツです。 基本は8cmのファン部分に付け
6、8、9cmの追加ファンを付けられる仕組みだけど、逆に取り付ける事も可能なので
様々な応用が利く物と思われる次第、今回の私の場合は、CPUクーラーの右側に
装着してみました。 理由はマザーボード(NF7-S v2.0)のCPUクーラー右側部分に
割とスペースがあったので、ここに取り付けて、CPUクーラーの冷却補助になれば
メインのCPUファンを回転数を音が気にならないぐらいまで落とせるだろうな、、と
ただ、補助ファンには、通常の25mm厚のファンではメモリーと干渉してまったので
装着は15mm厚のファンにして、メモリーも1.3スロットから2.3スロットへ移動で対処
取り付け的にベストな効率か?と言われると、ちょっと微妙な感じは拭えないけど(^^;
補助と言う形なのと、最初のテストなので、こんな風な状態になっちゃいますた(´・e・`)
理想的な形を求めるとしたら、今のPAL8045を高さが1cm高いS-PAL8055に交換して
今取り付けているファンアングルの形を逆様にし、補助ファンの冷却効率を上げるのと
NF7-S v2.0がマザーボードのかなり上の方に、CPUソケットがあるデザインを生かして
右側だけではなく、上側にもファンアングルを付けて(上側では干渉も無いだろうから)
ここには、ファンアングルで付けられる一番大きい形状の9cmファンを装着する事にし
バックプレートを取り付けたマザーボードの裏側部分にも風を送る方法が考えられる。
私の場合は、今のケースの形状の問題から、上側へのファンアングル装着は不可能
マザーボードの形状やケースが問題になってしまい、取り付けられない事もあるけれど
条件さえ合えば、馬鹿っぽく上下左右にファンアングルを取り付けられるだろうし(笑)
CPUクーラーだけではなく、応用次第で色々な使い方が考えられる面白いモノだと思う。
イマイチな点としては、ファンアングルのバリは綺麗に取れているけど、角が鋭過ぎて
床に置いといた状態で踏ん付けてしまったら、大惨事になりそうだな、、みたいな(おぃ)

4.まとめ
まず、AthlonPCのおかしいCPU温度についてですが、大きな変化無しと言う結末(ーー;
ただし、メインのCPUファンの回転数は、バックプレート効果と補助ファン効果により
当初よりも落とした状態なので、取り付けた各パーツの効果は確認出来ましたが、、、
具体的な結果は、室温27度で初起動の時のCPU温度が46度近辺をうろうろしていて
ここで再起動をかけると、CPU温度が41〜42度辺りをうろうろ(共にアイドル時の状態)
う〜ん、、これの原因はBIOSや温度センサーにあるのか?と言う結論に傾きつつ終了
この後はマザーボードを取り付けている板の裏側部分を触り、熱が伝わっているか?を
確かめてみた所、おっ!?暖かい暖かい、、ってな感じに改造の効果を確認 q(゚∀゚)p
補助ファンは、回転数を上げると(ファンコンで制御している)システム温度の低下が
大きい事から、補助ファンの風が当たる部分近くにシステム温度センサーがあるみたい
(ちなみに補助ファンに使ったファンは、8cm15mm厚のXINRUILIANのRDL8015Sです)
まとめると、AthlonPCのCPU温度が高く表示される理由は謎でわからなかったけれども
痒い所まで手が届くカスタムパーツを売っているギガコンプを知れた事が良かったのと
(カスタムパーツで言うとここも良さげ!>今は星野金属のケースを使っていないけど)
このままだと大きな問題を起こしそうだったマザーボードの反り気味傾向を抑えられたし
改造自体も楽しかったので良しとしますかな、、と問題解決を放棄してみるテスト(^o^;
一応、次もCPU温度対策を行なう予定だけど、物理的な問題じゃなさそうなんだよねぇ

次回:AthlonPCのCPU温度がおかしい!? Part3


2004年11月10日
AthlonPCのCPU温度がおかしい!? Part1


1.アイドリング時のCPU温度が異様に高い
2004年9月某日、例年に比べて少し寒かった日々が終わり、残暑再びだった頃
メインに使用しているAthlonPCのCPU温度が異様に高い事に気が付きました。
具体的には、動作クロック2000MHz(200x10)@電圧1.45VでCPUを動かしていて
室温が27〜28度の状態でPCを立ち上げて、SpeedFanを使いCPU温度を計測
負担かけていないのに、出てきたCPU温度がなんと47度、、工エエェ(゚Д゚ ;)ェエエ工!?
再起動かけて見ると、42〜43度に落ちるのだけど、ちょっと高過ぎじゃない?となり
(ただし、負担かけてもCPU温度が52度を超える事が無かったのは不思議だけど)
はて?これは?、、、と考えられる事態を色々と想定して行く内に、思い浮かんだのが
ヒートシンクの密着が弱くなっているのでは?と言う事でして、それが切っ掛けになり
関係ある過去の記憶を手繰り寄せた所、ハッ!!Σ(゚д゚lll) あれでは?っと思い出したのが
以前CPUヒートシンクのPAL8045を取り付け直した時に、プラスチック製ワッシャーを
一枚紛失してしまい、再装着までに見つからずにワッシャー無しで装着した事でして
それが原因なのか?、、可能性が高そうだな、、、いやそれが原因に違いない!(おぃ)
、、っと異常事態に結論を急いでしまいまして(^_^; PAL8045の付け直しを決定!!
(良く考えると、負担かけた時のCPU温度51度ってのがこの結論と矛盾するのだが)

2.PAL8045の取り付け直し
まず、問題となったプラスチック製のワッシャーは、こんな感じなモノでして、PAL8045を
取り付ける際、ネジをバネに通す時にバネの上と下に来る様に付ける物なのですが
この時はまだこのワッシャーが今回の原因だと思っていたので、ひとつでも欠けてると
PAL8045が微妙に傾いてしまい、コアとの密着がずれてしまうんだろうなぁ、、と推測し
マザーボードからパーツを全部外してケースから出し、PAL8045再装着の準備完了!
PAL8045を取り外して見ると、グリスが乾燥してしまったのが原因で無い事が分かり
いよいよもって一枚欠けていたワッシャーが原因だろう、、説を強く確信する(^o^;;
ただ、グリス原因説も気にしていたらしく(自爆) 再装着時には多めにグリスを塗布
この後は、PAL8045を乗せて、足りなかったプラスチック製ワッシャーをきっちり挟み
冷却ファンを取り付けて作業完了! かなり慎重にマザーボードをケースに戻してから
外した各種パーツや配線の復元作業を行い、ノースブリッジのファンを外して終了!
電源を入れてBIOS画面へ入り(Windows起動まで待つのはまどろっこしかったので)
CPU温度を確認したところ、温度は、、変わってない、、ガ━━━━(゚Д゚;)━━━━ン!

3.まとめ
今回発生したAthlonPCのCPU温度異常事態は、PAL8045の取り付け直しにも関わらず
改善されなかったので、原因は不明だったのですが、改造中を撮影したデジカメ写真を
PCに取り込んだ際の写真チェック中に、マザーボードが撓んでしまっているのを発見!
これは、PAL8045の重さと締め付けをきつくやり過ぎてしまったのが原因だろうか、、?
う〜ん、、このままの状態が続いて、もし撓みが進行中だとすると、マザーボード本体が
割れてしまう事も起きかねない!?ので、なんとかしなきゃならないのだけれども、、、
Athlon64やPentium4では発熱が大きいのに対処する為、大きめ(重い)ヒートシンクが
必要となり、それを支える為のマザーボード裏に取り付けるバックプレートなる物があり
マザーボードの撓みに対処出来る様な状況なのですが、AthlonXPには無いんだよなぁ
、、と半ば諦めていたのですが、見つけましたよ!AthlonXP用のバックプレート!(゚∀゚)
大阪にあるギガコンプと言うPCパーツショップ(かなりソソラレルオリジナルパーツ多し)
ここのAthlonXP用のバックプレートを買えば、異常CPU温度対策も行なえそう!(^−^)
ってなわけで、次回はギガコンプで購入したアイテムを使っての対策編をやる予定

次回:AthlonPCのCPU温度がおかしい!? Part2

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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