- 1.Seagate Barracuda7200.8
- 前回、Tsukumoのネット通販に注文したSeagateのBarracuda7200.8がようやく到着!
- (Tsukumo箱 、
箱開け 、
内部に埋まっているHDD 、
同時購入した冷え冷えシート)
- (SeagateBarracuda7200.8は、プラスチックケース入りで、その上からプチプチ袋状態)
- まずは試しで、DVD±R/RWのIDEケーブルを使い簡易接続し、WindosXPが起動したら
- 管理ツール→ディスクの管理からHDDを使用出来る状態にして、パーティション切りは
- 容量の有効活用!、、もとい、貧乏性モード全開で(笑)システムドライブ予定を5GBに
- 残りの容量およそ228GBを倉庫状態とするパーティション編成に設定して置きました。
- この状態で、HDBENCH、FDBENCH、CrystalMark、HD Tachを使ってテストを行った所
- HDBENCH結果、
FDBENCH結果、
CrytstalMark結果は、そこそこの数字を叩き出して
- 1プラッタ133GBの性能としては物足りなく、もう少し伸びて欲しい感じだけど、概ね満足
- HD Tachの方は、パーティション編成直後に行った時のが少しおかしな結果だったけど
- 再起動後に再度行なった結果は問題なかったので、ホッと一安心ってな感じでした。
- 総合すると、シーケンシャルリードで62〜67MBを数字を持っていて、ランダムアクセスの
- 数字は思った程伸びていないと言うか、なんか遅くなっている様な気もするのだけど、、
- 恐らくは、SATAU&NCQ機能を使う事によって、これらの速度も出るはずだと思う次第
- それと、ベンチマークの結果があまり安定しないと言うか、最高速度の結果は出るけど
- 多くが、61〜64MBぐらいの数字だったりするので、1プラッタ133GBは無理し過ぎ鴨!?
- 良い部分に目を移すと、読み込みをしない普通時の動作音が随分と静かでビックリ!
- 読み込み音では、ランダムアクセス時の音がガリゴリガリゴリの低く高い音って感じで
- 前モデルのSeagateBarracuda7200.7に良く似たSeagateの伝統的!?な音でした。
- (音に関しては、「File Collection」のコーナーにアップしてあり、PCで視聴可能な状態)
- ただ、HDDの電源が入った後に、HDDの横を触ると振動がかなり大きく感じられたので
- 振動を消す形でHDDを取り付けるのは、ちょっと骨を折りそうな気がしなくもないです。
- (Hitachi系の低周波と共振を起こし易い振動とはちょっと違う振動に感じられるけど、、)
- 2.WindowsXP SP2でクリーンインストール
- 「1.」で書いた様に、新しいHDDことSeagateBarracuda7200.8が使える状態になったのと
- SATAで繋いでいるHDDのDドライブの約130GBのデータをFFCと言うソフトを使い転送し
- 約2時間掛かってBarracuda7200.8に移し終えていたので、再インストール準備も無問題
- 前回新しく作って置いたWindowsXP SP2のCDを光学ドライブに入れてPCを再起動〜
- BIOSの設定に入り、CDドライブのブート順位を一番上に上げて置いて再度再起動をし
- CDからブートが始まり、Windowsのインストールがスタートし、様々な設定を行いながら
- Windowsのファイルのコピーが終わって再起動確認となり、インストールが進むはずが
- 再起動後に、またこの画面へ戻ってしまう無限インストール状況へハマったらしく(汗)
- あぁ、そういえば前にもこんな事があったな、、とか思いつつ、GatewayPCの方へ行って
- ネットで似た様な症状を探るべく検索を始めてみたら(こういう時にPC2台体制は便利)
- 「パソコン困りごと相談」さんの所の割と新しめなスレッドで同様の症状を見つけたので
- スレッドを読みながら、へぇ、、BIOSの設定とかも関係あるんだ、、なるほどねぇ、、と
- 読み進めるも、結論がIDE環境でインストールしようとしている状況とは関係ないっぽく
- BIOSの設定と言う手掛かりを元に、オンボードサウンドとLANを切った状態で試しても
- 無限ループは直らず、、最後の手段で全部のオンボードBIOS設定をOFFにするのと
- LANやオーディオのケーブルを全部引き抜いて、OSのインストールを試してみたところ
- Windows画面が出て、やっとこさ長く続いた無限ループを脱出する事に成功しました。
- (実際はもう少し紆余曲折があり、SERILLEL2を使ってのSATAモードでインストールや)
- (SATAインストール成功後にATAケーブルに変更して、当然!?起動しなくなったりで)
- (無限インストールの再現性が、LANケーブルの装着時に起こる事まで判った2時間半)
- WindowsXPとは別な所でエキサイティングな体験をしつつ、インストールを進めて行き
厄介なプロダクトキーの打ち込みも終わり、ぼんやり見ながらマウスとキーボード操作を
- 数回やったかな?と思っていたら、なんかWindowsXPが勝手に立ち上がっていました。
- 3.インストールのやり直し、、4.99GBってなんだよヽ(`Д´)ノ
- WindowsXP SP2のクリーンインストールが終わり、ドライバやウイルス対策ソフトも入れ
- 今までは、再インストールの度に電話で夜中の文字暗唱をやっていたライセンス認証は
- 何もせずにインターネット上で手続きが完了でちと驚き! 初SP2だとこうなるのかな?
- 各種ソフトのインストールやWindows Updateを充てて、今日はこれくらいにしとこう、、と
- 最後に、ベンチマークソフトを立ち上げる為、マイコンピュータに入った時、悲劇を目撃
- 5GBに切ったはずのCドライブが紆余曲折のインストール繰り返しがあったからか!?
- 4.99GBと言う中途半端な容量になっていて、ディスクの管理からも同様の状態、、(ToT)
- 容量変更を行うにしても、SATAのHDDを引っ張り出して来てDドライブのバックアップを
- 2時間半掛けて行い、OSの再インストール後に再び戻さなくてはならない事を考えると
- ぞっとするし、もう時間的に夜中の1時半を回っていたので、今日はタイムアップ(;´Д`)
- ベンチマーク結果でも見て気を紛らわそう、、とか思ったのが悲劇コンボの第二の幕、、
- なんか速度が遅いのだけど、、4.99GBを見ながら行ったデフラグ後の結果も同様だし
- CrystalMarkも少しながら落ちていて、ドライバをMS製からNVIDIA製に変えても変化なく
- この結果から結論を推測するに、容量を5GBに切った事で、クラスタサイズが小さくなり
- (たしか8GB以下だと1クラスタ4KB)1プラッタ133GBの高密度で、磁気情報を読むのが
- ただでさえ大変なSeagateBarracuda7200.8だと速度が落ちてしまう要因になるのでは?
- そんな結論に行き着いたので、これはもう4.99GB対策を含めた再インストールを決意!
- 悲劇第二章は、今日の成果を放り出す決意をさせてくれるに十分なインパクトでした。
- 4.再インストール ver2.0
- さて、先日の悲劇も一夜も二夜も明ければ大した事なくなっているのが良いところ(笑)
- 気分一新、SATAのHDDを引っ張り出して来て、両方繋いでSATAドライバもインストール
- とりあえず、今回の目玉である「SeagateBarracuda7200.8」と比較する為のデータ集めを
- やって置きたかったので、RAIDとかは組まずに単体でベンチマークテストを行ったところ
- 生産国もパートナンバーも同じ、シリアルナンバーも僅かしか違わないのにも関わらず
- 片方のシーケンシャルライトの書き込み結果が6MB程遅い状況があったり、ちと不思議
- (Deskstar 7K250 HDS722580VLSA80 一号<結果1、結果2、結果3、結果4、結果5)
- (Deskstar 7K250 HDS722580VLSA80 二号<結果1、結果2、結果3、結果4、結果5)
- 続いてもデータ収集で、今度はこの2台でRAID-0を構築してテストを行ってみました。
- (Deskstar 7K250 HDS722580VLSA80 x2<結果1、結果2、結果3、結果4、結果5)
- オンボードのSATAだから?ランダムアクセスのタイムは、Barracuda7200.8よりも遅く
- RAID-0でもその状況は改善されず、、でも、体感はRAID-0がずば抜けて速かったし
- 体感速度に関わる部分がどの数字の部分なのか?ちょっとわからなくなって来た、、
- そんな事を考えながら、RAID-0のディスクにDドライブのデータをFFCでコピーしまして
- 「2.」に続いてのWindowsXP SP2クリーンインストール作戦の下準備が完了となります。
- 新しいパーティション編成は、HDD総容量232.8GBを32.8GBと200GBへの分割に決定!
- 32.8x1024の数値を紙に書いて置き、Windowsインストールのパーティション操作画面で
- 一旦全てのパーティションを削除し、33587MBでパーティションを切り、そこへOSを入れ
- 20分程でWindowsXP SP2のインストールが完了となり、ディスクの管理を見てみると、、
- デキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!!!!
- ピッタリスッキリな感じの希望通りの容量でパーティションが編成されていました(^−^)
- ベンチマークテストの結果も、よっしゃよっしゃ!!ええやないか〜状態(おぢさん風に)
- 気分良く各種ドライバ導入やウイルス対策ソフトやアプリケーション関連の導入を行い
- Dドライブのデータを移して置いた二台のSATAディスクを繋ぎ、再度のコピーも終えて
- 漸く人心地つくも、 準備を周到に行い、3時間以内にOSのインストールを行う予定が
- (掲示板で先頃OSの入れ直しを行った某I.S氏の掛かったのが3時間との話を聞いて)
- 日数で言うと、約3日間(総時間はもう少し短いけど)も掛かってしまうなんて、、○| ̄|_
- 水野晴郎氏的に云うと、いやぁ〜インストールって本っ当に難しいものですね。みたいな
- はぁ、、疲れ果てた。 OSのインストールってこんなに手間の掛かるモノだったのか、、と
- 自分の未熟さや手際の悪さ、中途半端な知識を棚に上げつつ、ったくこれだからMSの
- Windowsは嫌になっちゃうんだよ、、と当たる場所を思いっきり間違えながら終了(´∀`)
- 5.まとめ
- 今回は、終わってみると色々とやった様で、実は大した事はやってないな、、とションボリ。
- 一応、パーティション編成等で得た満足感はあるのだけど、下がったり上がったりの末
- 元の位置に戻って来ただけなので、良いのだか悪いのだか自分でも分からない(^−^;
- 目玉のSeagateBarracuda7200.8に関しては、目に見える部分以外の速度に不満気味
- 顕著な部分として挙げられるのが、WindowsXPの起動時間でして、今までのRAID-0が
- 下のバーが1〜1.5個半以内なのに対して、今のは5個ぐらい平気で行ってしまう状況
- ただ、これはnForce2のIDEに原因があるみたいで、SATAのHDDを装着している時に
- IDEのこのBarracuda7200.8でWindowsXPを起動してみた所、バーが2個半ぐらいで
- OSが立ち上がったので、この環境でのWindowsXP起動で体感速度を評価するのは
- NGでしょうな(^_^; なので、実際のWindows上での体感を書くと、まあ普通な感じだけど
- あと一歩の反応の速さが欲しいって状態で、 特に連続フォルダ開けとかにそれを思う。
- コピー速度に関しては、FFCを使っていた時に、28〜32MB/Sの表示とかがあったので
- (これは、同じプライマリーケーブルのマスターとスレーブ間でのデータコピーにて計測)
- (ひとつのHDDの別パーティションへのコピーでは、それより2〜3MB/s落ちていました)
- 比較的普通の感じにコピーの数字が出ているな、、と言ったところではないでしょうか。
- 発熱具合は時間と共に、割とそこそこ、、かなり!?出る場合も予想されるので→写真
- 今が室温21度の春と考えても、プラス8〜12度の夏環境となると、厳しさが出るかも!?
- 結論的には、SeagateBarracuda7200.8のSATA版がSATAUやNCQ機能に対応してて
- それが本来の性能を出す為のインターフェースって感じなので、このATA版を積極的に
- 購入する理由はあまりない様な気がします。 ただし、これはOS用のシステム置き場に
- SeagateBarracuda7200.8のATA版を使用すると仮定した場合の個人的な結論なので
- 汎用性のある結論では無いし、最近のSeagate製HDDは、ATA版とSATA版との性能に
- 差を出す為?ATA版が割りと静かなモードになってて、SATA版は少し五月蝿い状況の
- パフォーマンスモードに設定されているらしく、買ってみなきゃわかりませんな状態(おぃ
- +
- 他では、1プラッタ133GB容量の最新技術の無理?をランダムアクセス速度にて痛感、、
- なんか、90年代前半のF1エンジンの開発競争みたいな感じに例える形で話を進めると
- 80GBプラッタがV8エンジンで、100GBプラッタがV10エンジン、120GB、133GBプラッタが
- V12エンジンって言う風になるのだけど、91年以降はV12エンジンは成績悪かったり、、
- (最終的には、V10エンジンがいろんな意味で、ベストな形って言う結論になっています)
- そういう理由から、Hitachiの1プラッタ120GBのHDDの性能がちょっと気になる所だけど
- Hitachiの旧モデルDeskster7K250がランダムアクセスに強いので(数値では現れず)
- すごくバランスの良い感じになるのか?それとも、どっちつかずになるのか?興味津々
- ++
- 次の規格?の垂直磁気記録方式のHDDは、まだまだ普及価格帯に来なさそうだし
- (垂直磁気記録方式では、磁気配列の安定性が滅茶苦茶高く、期待度は高いけど)
- システムの起動を速くしたり、体感速度向上を優先するのに、今の7200回転のHDDは
- 余り適さなくなってしまっているのかな?とか考えながら、WesternDigitalのRaptorが
- SATAUやNCQ対応となった新しいバージョンで出て来れば、全てが解決!?と期待!
- そのRaptorですが、今回のBarracuda7200.8@ATA版を購入する決断の基にしたのが
- PC系のライターさん「鈴木雅暢」氏のBarracuda7200.8@SATA版のテストレビューで
- (アスキープラスより)その情報からSATA版じゃなくてATA版を選択したのだけれども
- このATA版はSATA版の環境を変える、、と言う手も使えないし、レビュー読んだのに
- 逆の方向に走ってしまったのは、ちょっとお粗末過ぎたかなぁ、、とか反省気味でふ
- 反省を活かす所で出てくるのが、氏が別の雑誌に書いていたWesternDigital Raptorの
- ランダムアクセスが突出している等でかなり高く評価していた記事で、今回の体験にて
- 氏が書いたSeagateBarracuda7200.8@SATA版のレビューも今ではかなり納得出来るし
- RAID-0で2台HDDを使って静かにするのに苦労するより、Raptorを行きたいなって感じ
- そんな状況になっているので、Raptorの最新作が早く出てくるのを密かに待つ状態、、
- とは言え、新しいRaptorが出ても、価格が手頃なHitach製の1プラッタ125GBモデルを
- 嬉嬉として購入し、その後orzになっている自分の姿が想像出来てしまうのが痛ひ(汗)
- う〜む、、それが出てきても直ぐに買う人じゃない私が書くのも野暮な事でしたな(^^;
- 次回:未定
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