- 1.メモリーにヒートシンクを付けた効果を活かす!
- 今年の一月終わり辺りに導入して、効果が大きかったJapanValue PM-MCC Pro2の
- 恩恵を活かすべく、FSBを現行の200から上げた状態にする事で性能向上を狙おう!
- と言うのが今回の目的でして、幸いな事に現在使っているCPU Mobile AthlonXP-Mが
- 動作倍率を変更可能な為、今の2300MHz@1.575V近辺の動作クロックを維持しながら
- FSBを設定出来て、性能向上を確認するのに好都合な事もこの切っ掛けとなりました。
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- ただ、メモリーにヒートシンクを装着した時にも書きましたが、AthlonPCのマザーボード
- ABIT NF7-S v2.0@純正BIOSとMobile AthlonXP-Mとの組み合わせでは、BIOS上にて
- FSB設定を230辺りを超す設定を行うと、設定変更後にPCが必ずフリーズを起こす故
- 狙いの33の整数と半整数の倍数である233と183の10倍の動作設定にする事は出来ず
- 仕方がないので、FSB221x10.5倍の動作クロック2300MHzを少し超える設定にしまして
- 8rdavcoreを使っての電圧が低くなった時のFSB設定も、今までのFSB166状態を変更し
- 低電圧1.3V動作では、Prime95で1910MHz辺りを超えるとエラーが出てしまう事を踏まえ
- FSB178x10.5倍の1869MHzに設定!(これに伴って8rdavcoreの動作設定も若干変更)
- ウェブサーフィン(死語)とかメール、BBSを書き書き、動画をプクプク見る時なんては
- 基本的に低電圧状態での動作が多いので、FSB200を知った後のFSB166のモッサリに
- ちょっと不満だったけれど、FSB178に設定後は、やや軽くなった動作に満足気味(^o^)
- (この手の体感の違いに付いては、液晶を変えた時とかにも感じる事が出来るけれど)
- (その環境に慣れると、FSBを200から166へ、CRTを液晶へ、と言った大きな違いでも)
- (人間の慣れ能力!?により、遅さや違和感を余り感じ難くなってしまうんですけどね)
- 新しいFSB221環境の動作チェックでは、Prime95の3時間テストとMemtest86を5周回し
- SuperPiの3355万桁でエラーが出ない事を確認して、実用で使用可能と判断しました。
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- このマザーボード(NF7-S v2.0)を一年ちょっと使って来て個人的に感じた事なのですが
- 上記に書いた様に、FSB設定170のちょっと上辺りで、体感出来るぐらいな壁が存在し
- クロック設定では、2000〜2100MHz近辺に同様の速さを体感出来る壁を感じられる。
- 動作クロックの壁は、FSB166で倍率を上げて行くと解るし、FSB設定の壁に関しては
- FSB175ぐらいにした辺りから、フォルダ開閉で差を感じられる様になると思います。
- メモリー設定とかも、このマザーボードだったら2.5-3-3-8を2-2-2-11とかに変える事で
- PC133の3-3-3-8設定を2-2-2-7に変更した時ぐらいの体感速度アップがありそう!?
- 2.LeadTek GeForceFX5900XTの電源エラー増加問題
- 新しいFSB221環境の性能を試すべく、早速ベンチマークテスト!と行きたい所でしたが
- メモリーヒートシンク取り付けの一週間前のPC日記で書いたビデオカードBIOS更新の
- 影響?テストを行うと特定箇所で必ず電源エラーが出てしまい、テストを完走出来ず、、
- BIOS更新時にも少し書いた寒さが原因?でPC起動直後にも電源エラーが出てたけど
- それが極端に悪化した感じ、、ベンチマークテストが出来ないと性能比較が出来ない為
- まずは、新BIOSが電源エラーの原因だと決め付けて、新しいBIOSが出ていないか?を
- LeadTekのFTPサイトまで探しに行くも、新しいバージョンのBIOSはリリースされておらず
- 続いての情報収集で行った某巨大掲示板や価格.comの同製品関連スレッドに置いて
- 似た様な電源エラーの症例は多く見られたけど、環境や解決の施策方法がバラバラで
- 決め手となる様な情報は存在せず、、BIOS更新時に参考にした製品掲示板にも情報は
- 挙がってなかったので、一部の環境でしか出ない特殊なエラーなのかな?と思いつつも
- これも自作の醍醐味か、、とブーブー文句を言いながら問題解決を図ってみました。
- 特定の電源エラー出現ポイントが3DMark03だけで、他のベンチマークテストの時には
- 起こっていなかった為、最初にドライバーをNVIDIA純正バージョンに変更してみた所、、
- (正確な型番的には、Driver Omega 1.6177(Q)からNVIDIA ForceWare Version66.93へ)
- FINALFANTASY XIオフィシャルベンチマークソフトでも電源エラーが出る状態へ(−−;
- しかも、手動オーバークロックの自動テスト機能を使っての限界クロック値が激減してて
- コアが494→453、メモリーが904→832になっているし、、やってくれるぜィ!NVIDIAさん
- ここで試しに、コアクロックを430から420に落としてみると、電源エラーは起こらず??
- 電圧が足りていないのかな?と言う疑いを持ちながらも、とりあえずはドライバーテスト
- ドライバーの変更でクロック耐性が変わるって事は、ドライバーから電圧の設定とかを
- 決める部分もある?を確かめるべく、オメガドライバーに戻して同じテストを行なうと、、
- クロック耐性が元の状態まで回復したので、ホッとしつつ、ドライバーによる変化を確認
- しかし、3DMark03で電源エラーが出るのは改善されず、、仕方がないのでドライバーを
- omegaの15672aと15303をテストして見るも、電源エラーが止む事はありませんでした。
- そこで、今度は物理的にGeForceFX5900XTへの給電ケーブルを特殊なモノから変更し
- 給電元に取っていた4pinコネクタも電源側に近い位置の4pinコネクタに変えてみたところ
- 二つの変更のどちらか?あるいは両方が幸いしたのか?3DMark03のテストで出ていた
- 電源エラーが何度3DMark03を行っても再現されずq(゚∀゚)p(コア430 メモリー835設定)
- 他のベンチマークテスト等や翌日(これを試したのは土曜日)の寒い朝(室温10度)に
- 試したPC起動直後にも電源エラーが出なかった事から対策はビンゴの模様です(^−^)
- 以上の事から適当に原因を決め付けると、電源からビデオカードへ給電される電圧が
- 冬の寒さ故に不安定だったり、いつもより低くなってしまっていて、それが電源エラーを
- 引き起こしているのではないか?と。 これなら電源の電圧が安定していない起動時に
- 動作クロックの落ちない電源エラーが多い理由になりそうだし、オーバークロックでの
- コア430MHzを420MHzに落とした所、NVIDIA純正ドライバー時に電源エラーが出ていた
- FF11 v3.0ベンチマークが急に通った事からも、VGAもCPU等と同様に電圧が低い場合
- オーバークロック動作の状態を保てず、電源エラーを吐いているのではないか?と推測
- 電圧が低くなる原因としては、我らが日本国の家庭用電源電圧の仕様が他の国と違い
- AC100Vなので、海外仕様のPC電源やそれらに合わせて作られたPC用パーツ諸々、、
- こういう環境で出てきた国内だけのトラブルだとメーカー側も対応してくれなさそうなのが
- ちと心配なところだけど、、、暖かくなるまで対応するフリでもしてみたら?とかなんとか。
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- BIOSやドライバーの影響に関しては、マザーボードのBIOSがバージョンによっては
- オーバークロックがすごくやり易いバージョンがあったり、そうでは無いのがある様に
- 新しいVGA BIOSは、低電圧時や電圧の不安定時にシビアにNGを吐いちゃう仕様か?
- ドライバーの違いも少し重要な要素っぽいけど、物理的な変更の前には霞んでしまって
- エラーの出ない電源給電コネクタ状態にした後にも、NVIDIA製の純正ドライバーを使い
- 上記の電源エラーが出た状況を再現したのですが、限界クロックが通常の状態になり
- コア430MHz メモリー835MHzで行った3DMark03の3回ループでも電源エラーは起きず
- きちんと電圧が供給されている環境では、ドライバーの違いはまったく出ませんでした。
- その後は、純正ドライバーだと目が疲れるので(DVI接続なのに差が出るのが不思議)
- 再びドライバーをDriver Omega 1.6177(Q)に戻して、限界クロックテストを行ってみた所
- NVIDIA純正ドライバーよりも数値が少し下がっている面白い状況が出る始末(苦笑)
- さっぱりわけがわからないけど、ドライバーの違いで電源エラー出現有無のある場合は
- 給電ケーブル全般の見直しや、電源コンセントの挿す位置の変更を試すと良い鴨!?
- 最終的には、コア430MHz メモリー835MHzに設定し、検証のベンチマークテストを行い
- 電源エラーが出ない事を確認し、終了となったわけですが、正直疲れ果てますた('A`)
- (その甲斐あって、これを試した2月20日以降は電源エラー皆無の状態になっています)
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- 電圧低下が本当に電源エラーの原因だとしたら、ステップアップトランスが有効!?
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- 3月8日現在の状況では、某大手巨大掲示板のスレッドでの電源エラー原因の流れは
- 特定ラインの電源容量が足りず(OCとかしている為かな?)にエラー発生、、って状況
- 3.新しい環境でのベンチマークテスト
- 「2.」で問題なくベンチマークテストが可能な状態となったので、早速テストを開始〜!
- 、、って行きたい所だけど、疲れてベンチマークをやる気力なんて起きないですがな('A`)
- とりあえず、検証中に取ったキャプチャデータの中から、FSB221の効果が一番大きい
- 今までのFSB200@2300MHz環境とのSuperPiの比較データを貼り適当にお茶を濁しつつ
- この結果は、Benchmark Testのページに追加していくので、そこを見てくださいな、、と
- 4.まとめ
- 今回のFSB221の効果は微妙に感じられる程、、と言うか、「1.」にも書いたのですが
- 8rdavcoreを動かして省電力PC環境を実現している状態では、FSB221で動く事も少なく
- FSB178状態で動いている状況が多い為、主題であるFSB200→221の効果を感じるより
- FSB166→178への効果があった事の方が大きいと言う、なんか変な状況です(^−^;
- 低電圧動作をFSBの変更でしか行えないnForce2+AthlonXP-M環境故に仕方ない!?
- Athlon64計画の延期と上記の事情から、現環境で体感速度を上げる為に必要なのは
- 低電圧時のFSBアップになるのだけど、2300MHz付近での動作も捨てがたいモノがあり
- FSB230付近で動作がNGとなってしまう今のマザーボード(ABIT NF7-S v2.0)環境では
- 倍率設定との兼ね合いが難しい為、FSB制限を無くす(ノースブリッジの耐性は残るが)
- 改造BIOSの導入を検討してみようか?とその手のサイトで情報を集め始めたとこです。
- 「2.」のビデオカード電源エラーの発生は、原因究明と対策にものすごく苦労したけれど
- 電源エラーが出ないであろう!?暖かい季節になるのを待っているよりは良かった。
- 、、ってな具合で、問題解決と共に新たな課題が出てくる毎度の状況に終わる(´・e・`)
- 次回:未定
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