(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年7月12日
RokuyonPC静音化対策 其の五 「nForce4プチ冷却対策!」


1.nForce4のヒートシンクの取り付け直し
今回の静音対策は、前回のCPUクーラー「NINJA」導入の直後に行った事です。
nForce4の温度対策の時に、コア欠けを防ぐ意味も込めてシリコングリスを大量に塗り
緩衝材の役割を果たさせていたのですが、試しにヒートシンクを取り外してみたところ
シリコングリスのベチャベチャ状態がちょっといまいち、、外から見えない部分だけど
この部分の改良として、ビデオカードファンレス化の時ゲルシート貼りをここでも使い
nForce4のコアの周りに絶縁効果と熱伝導効果があるこのゲルシートを置く事に拠って
ヒートシンク(ZALMAN ZM-NB47J)を装着して固定する際の傾く角度による圧力具合を
若干緩やかにする事で、nForce4のコア欠けの危険性や確率を減らすのが狙いです。
(ゲルシートの熱伝導効果は、1mmの物を1枚挟んだだけなので、ヒートシンク部分とは)
(密着していないし、nForce4のコアの高さを調べて、数枚挟まないと機能しなさそう、、)
ゲルシート効果で、シリコングリスも無駄なく綺麗にピンポイント分使用するだけとなり
納得の行く状態に仕上げられたので、上からネジ止め裏側ナット固定を行い完了〜

2.冷却補助ファンでnForce4のファンレス化!?
「1.」のnForce4ヒートシンク取り付け直しで、今までヒートシンクに装着していたファンを
装着しなかったのには理由がありまして、前回のCPUクーラーNINJA導入で変更された
ビデオカード装着位置(PCI-Express x16の下の方のスロットへ移設)が影響してしまい
ZALMAN ZM-NB47Jの絶妙な構造によって、ビデオカードとの干渉は避けられたけれど
ZM-NB47Jの下方向への小型ファンの取り付けが不可能となってしまっていたのです。
上方向に取り付けられない事もなかったけど、それだといまいちな感じが強かったので
保管していたPCパーツの大幅整理と共に行っていたPCケース内部デフォルトパーツを
なるべく利用しよう!&ごちゃごちゃ配線を目立たなくさせよう!計画をやっていた時に
逆立ちしてみたら(嘘)突然閃いた方法のXINRUILIAN製ブロアーファンとOwltech製の
ブラケットパーツの一部を組み合わせ横からのnForce4冷却方法を行ってみました。
Owltechブラケットのマザーボード側の金属部分には絶縁の為にビニールテープを貼り
高さが足りずにピンポイントに空気が当たらない問題には、静かマット重ねて対処して
Owltechブラケットの裏側にも静かマットを貼って、裏側部分を平面状態にする事により
ブロアーファンの振動吸収と裏側平面部分全体に、超強力両面テープを貼れる状態を
作る事で、使用中にブロアーファンを装着したOwltechブラケットが脱落しない様に配慮
位置合わせを行った後は、ブロアーファンを装着したOwltechブラケットを両面テープで
がっちりきっちり脱落しない様に固定しまして、冷却補助ブロアーファンシステム完成!
+
難点は、ファンとケーブルが増えた事によって、ごちゃごちゃ感が少し増した事かな、、
ブロアーファンの接続は、スーパーファンコントローラST-24Bの片方のコネクタ側に
ファン分岐ケーブルを挟み、ファンレスビデオカードの補助ファンと一緒に接続しました。

3.まとめ
新しいブロアーファンシステムは、目的のnForce4を冷却させる効果もあったのですが
縦置きスマートドライブ2台の内側のスマートドライブ2002Cに入れたBarracuda7200.7の
温度が導入前に比べると、3度も落ちていてちょっとうれしい副産物に驚きました(^−^)
どうもあの周辺には、空気が動き難い熱溜まりみたいなモノが存在していたのかな?
ただ、室温が28〜30度でアイドル時のHDD温度がまだちょっと高いのが気になるところ
主目的のnForce4の温度があまり下がらなかったのは、ファンの回転を絞り過ぎていて
ヒートシンク(ZALMAN ZM-NB47J)への風の当たる速度が弱いのも関係ありそうです。
nForce4へ横から風を当てる仕組みでは、CoolerMasterの「CM Stacker」オプションの
クロスフローファンを使うのが、外からの吸気でもあるみたいなので理想的だなぁ、、と。
ギガコンプのマザーボードと取り付け板をゲルシートで繋げての冷却にも効果的だろうし
蓋なし&メッシュだらけって事で敬遠していたけど、nForce4系の発熱マザーボードには
CoolerMasterのCM Stackerはピッタリだろうなぁ、、オール5.25インチベイも魅力的仕様
話を戻すと、nForce4のスッキリファンレス化が可能となったし、気付かなかった空気の
熱溜まりも解消出来たし、余りモノのパーツとブロアーファンで構築したシステムだけど
意外な効果があった事への嬉しさの反面、PCケース内部で空気が流れてない箇所が
前面12cmファンの近くであっても存在するんだな、、と言う事を痛感した次第です。

次回:GatewayPCの終焉とAthlonPCへの機能引継ぎ

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改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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