(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年6月28日
RokuyonPC静音化対策 其のニ 「ハネナイトで振動対策!」


1.ハネナイト
今回行うRokuyonPCの静音化は、少し前に行った押入れPCの床対策の応用系でして
押入れPCのフローリング状態の床に置いた絨毯が微細な揺れを吸収したのに着目!
これを、RokuyonPC(旧AthlonPC)の縦置き状態のスマートドライブがあるケース底で
実行する事により、スマートドライブ縦置きによって解決された振動や共振音だけれど
実際には、ケース底面に手を置いた時に感じられる微細な揺れがまだ残っていたので
押入れPCの床に敷いた絨毯みたく、細かな振動を吸収してくれる働きを期待しまして
PCケース内部の底面部分に振動の吸収効果がある素材を貼ってみる事にしました。
ここで使用する振動吸収系の素材には、以前、横浜にPCのパーツを売りに行った時
横浜の東急ハンズで面白そうな素材を色々買い込んでいまして、その中から見つけた
ハネナイトと言う素材を使う事に決めたのですが、その時はふたつしか買わなかった為
横浜に用事のあったついでに、再び東急ハンズに出向いて追加で6個購入で計8個に!
(ちなみに、東急ハンズ横浜店にはあったけれども、藤沢店では売っていませんでした)
ハネナイトに関して言うと、PCパーツ系でもainexが型番MA-034でリリースしていますが
厚さが1mmなので、東急ハンズの厚さ2.5mmに比べると、底に貼るのには不向き!?
逆に、大きさが120mm x 170mmで、東急ハンズ版100mm x 100mmと比べると大きい為
レールタイプの5.25インチベイの横部分とかには、重量追加系のオトナシートとかよりも
良さそうな感じだし、オトナシートの上に貼って、オトナシートの匂い対策にも使えそう!
(重しに使うオトナシート(静かシートでも同様)は、石油系の匂いがかなりきついので)
(使う前に日干しをしたり、貼り付ける場所にアルミテープ等を予め貼って置いてから)
(オトナシートを貼る事で、嫌になって取り外す際の対策にもなるので多少は便利です)
(オトナシートを貼り付けた上に同様にアルミテープを貼る事で、匂いの拡散を押さえ)
(その上に他の吸音材を貼り付けるのが一般的な方法なのですが、これを知らないと)
(余りの石油臭さに参ってしまいまふ、、オトナシートの上に貼る吸音材のお勧めでは)
(東急ハンズ横浜店のDIY売り場に売っている「ソルボセイン」の横にある似た素材で)
(980円と割とお手頃だけど、結構な大きさを備えていた物が良さそうな感じがしました)

2.ハネナイトは意外と効果あり?
早速ハネナイトを取り付けるべく、PCケース内部から縦置き状態のHDD2台を取り外し
ケース底面部分を露出させ(オトナシートはゴミや汚れが目立つのがちょっと嫌な感じ)
東急ハンズ製のハネナイトには、裏面に粘着剤が塗られているので、取り付け位置を
確認するべく、4個のハネナイトをパズル的に置いてみたところ、サイズがピッタリでして
これなら調整もせずに貼り付けられるな、、となったので、右上の部分から貼っていき
マザーボードの下に掛かる部分の貼り付けが難しかったけど、無事4枚貼り付け完了
ここで、縦置き状態のHDD2台を元に戻そうと考えていたのですが、マザーボードの下に
当たる部分もまだ隙間に大分余裕があったので、残りのハネナイト4個を全部使う事で
2重状態でハネナイトを貼ってみる事にしました。 2回目の貼り付けとなった事もあって
最初から良い感じで貼れ、4枚全部貼った後もなかなか綺麗な状態出来ました(^−^)
この後は、縦置きしたHDD2台をケースに戻したり、配線を接続して完了となりました
それと、スマートドライブの間隔を少し詰め、ハネナイトを2重に貼る事で上昇した高さで
メモリーヒートシンク部分と干渉しない様に配慮しつつ、nForce4のヒートシンク部分にも
スペース的な余裕が出て、排熱効率が上がってくれれば、、的な対処もして置きました。
他では、電源ケーブルのスパイラルチューブを止めて、余っていた電源ケーブル部分を
ケースの上のスペースの方へ移し、ケース内部のスッキリ化を僅かに進めてみました
ハネナイトの効果ですが、ケースのオトナシート等で補強した重いサイド扉を閉じてから
PCを起動してみたところ、、HDDの電源がONになっても、ケースの天板に置いた手には
何も振動が伝わってこない状態で、スマートドライブ縦置きでも消えなかった微振動まで
抑えられていた感じだったのにはちょっと驚きでして、試しにサイド扉を開けた状態で
スマートドライブに触れると、、やはり!?HDDからの微妙な振動は存在していたけれど
ハネナイトを貼り付けたケース底面部分には、振動がほとんど伝わって来ていないのに
貼り付けていない左側のオトナシートが表面の底面部分は微振動が伝わって来ていて
なんか結構効果がある(2重構造故?)感じだったし、ハネナイトって意外と使える!?
+
ハネナイトの表面に書かれているイラスト的に、ハネナイトを敷いて上にモノを落として
反発具合を確かめてみた所、着地の際に着地部分の表面積を稼げるモノに対しては
ペタっと反発せずに衝撃を吸収する形となるのだけど、着地部分の表面積が少ないと
結構普通に反発していました。 例えて言うと、サッカーボールならばうまく行くけれども
ラグビーボールだとサッカーボールの様に衝撃をうまく吸収出来ない場合もある、、と。

3.まとめ
今回ケース底面に導入したハネナイトですが、HDDの微妙な振動を吸収してくれた事と
汚れが目立っていたケース底面部分が綺麗になったのが個人的にかなりのヒットでして
今年の1月に導入したメモリーのヒートシンクと同じで、効果を探さずに実感出来ました。
(多少高かった気もするけど、価格的(税込み378円x8枚分@3024円)効果も十分あり)
ただ、汎用的な結果が得られたわけじゃないので、これを他人にお勧め出来るか?は
ちょっと微妙なところですが、振動に悩んでいる場合等には試してみる価値もあるかと。
似ている事で、ノイズ対策の高域電磁波吸収ゲルシートを増設カードの上に貼る行為が
あるのだけど、謳われている効果が無くても、増設カードの埃対策になったりするから
比較的埃等のゴミや汚れが溜まり易いPCケースの内部側の底面への汚れ隠し効果を
基本としつつ、振動を吸収する効果もあればいいかな、、ってな感じの導入もありかと。
振動対策に話を戻すと、HDDのリードエラーを抑える為には、ガッチリ固定での制振が
良いとの事ですが、振動が大きいHDDの場合は、ガッチリ固定しても振動が収まらず
PCケース全体へ波及してしまったり、共振音を出してしまうので、非常に難しいとこ、、
一応、専用のゴムを挟んでHDDの振動を吸収する方法で効果も確認出来たのですが
HDDのリードエラーを無くすと言う意味に置いては、ゴム挟みだと逆効果になっちゃうし
制振と振動吸収の両方を使って、うまい形で組み合わせるのが理想なんでしょうねぇ
HDDを固定せずに設置するスマートドライブを使っている時点で、HDDのリードエラーを
云々言うのはどうよ?ってのはあるけど、だってさ、スマートドライブを3台所有なわけで
仕方ないじゃん、、スマートドライブに入れた状態でのベストを探したいんだ!みたいな。
スマートドライブを離れ、振動にも強いとされるHDDケースとしては、最近リリースされた
アビーのHDDを固定してから入れる箱があるけど、長さがスマートドライブより長い為に
今の縦置き状態では導入出来ないし、性能と静音を同時に求める難しさを改めて痛感
振動対策の究極!PCケースのベイ部分(5.25インチと3.5インチを含む)を固定する下に
油圧式ダンパー搭載で、がっちりパーツを固定しても、その振動をダンパーが吸収して
共振音も振動も完璧にブロック!って言うPCケースは、、さすがに出ないからねぇ(^^;;
まあ、ハネナイトがなかなかの効果を発揮してくれたので、折りを見てケース底全体にも
貼って、ケースに伝わる様々な振動をケース底面部分で多少吸収出来たら理想かなぁ
ハネナイトも熱伝導性があって絶縁効果もある素材とハネナイトの構造を持った素材が
合わさると、スマートドライブ系HDD静音ボックスの中でも使える様になってくるだろうし
電源とか光学ドライブとか振動を持つパーツにも貼れそうで、面白そうなんですけどね。
(オプションで、まず貼る一番の効果も付けられたら用途がメチャクチャ拡がりそう!?)
+
今回のハネナイト効果により、アビーのHDDケースを買わなくても、振動がちょっと大きく
共振音を出し易いのが難だけど、激速なランダムアクセスやSeagate程に熱を持たない
日立製のSATA2対応のHDDを熱&ケーブルスッキリ対策で導入する事が出来るかも?

次回:RokuyonPC静音化対策 其の三 「HDDの冷却編」


2005年6月21日
RokuyonPC静音化対策 其の一 「ビデオカード編」


1.XIAi XIAiX700-DV256のファンって結構五月蝿い、、
前回のチップセットクーラーの交換の直後には、まったく気が付かなかったのですが
次の日にPCを立ち上げた時、起動直後でCPUの温度がまだ高くなっていない事もあり
マザーボードのQ-Fan機能が動作し、CPUファンの回転がかなり低くなっていた状態で
いつもとは違った妙な音が聞こえて来た為、一度電源を切り、ケースのサイド扉を開け
再度電源を入れて確認してみた所、どうやらビデオカードのファンが五月蝿い模様、、
現在のビデオカードことXIAiの「XIAiX700-DV256」は、0.11μmプロセスで製造されている
RADEON X700を採用し、256MBのメモリー積んでいるのにメモリー幅が64bitではなく
きちんと128bit仕様なのに加え、ずっしりした重みの効果ありそうな銅製ヒートシンクを
取り付けていて、ミドルクラスのビデオカードにしては、なんか微妙に高級っぽさがある。
しかし、その銅製のヒートシンクが活かされていない感じで、銅のヒートシンク部分は
少し熱を持っている程度なのにもかかわらず、ファンが少々五月蝿く回っている状態、、
そこで、使わずに余っていたZALMAN製のビデオカード用の巨大ヒートシンクを使用して
ビデオカードの静音対策を行い、RokuyonPCの騒音具合の把握と今後の静音対策の
目処を付けて、夏だけど、熱と静音のバランスを整えて行こう!と言うのが目的です。
+
このビデオカードのチップは、RADEON X700だと思っていたけど、X700LEみたい、、
Everestで見れる詳細データ発表の資料を見てみると、X700はメモリークロックが
350MHzのDDR(700MHz)で動いているそうなので、250MHzのDDR(500MHz)のこれは
RADEON X700LEって事になるんでしょうな、、値段が安かったのにも納得ヽ(`・ω・´)ノ

2.ZALMAN製ヒートシンク「ZM80C-HP」を装着する
「1.」でファンの騒音が問題だとわかったXIAiX700-DV256の対策に使用するパーツは
GeForceFX 5900XTのファンレス化で使用したZALMAN製の「ZM80C-HP」と言うモノで
現在は使わず倉庫に保管されている状態だった為、すぐさま導入作業へと移れました。
まず、XIAiX700-DV256を取り外し、重い銅製のヒートシンクの固定パーツとなっている
裏面のナットをペンチで外し、間に入っていたゴムの絶縁パーツやバネ等を取り除いて
銅製のヒートシンクを取り外してみた所、ビデオカードのコアの部分は固めのグリスが
塗られていて、右側のメモリー部分の銅製ヒートシンクと接触する半分にゲルシートで
銅製ヒートシンクへ熱を逃がす仕組みになっていました(チップの刻印は消えつつある)
コア周辺は、間がフェイスチェンジシート系では無く、固めのシリコングリスだった為に
コアに付着している残り物が少なく、軽く消しゴムで擦っただけで綺麗になりました。
問題は、前回のnForce4コアと同じで、コアが剥き出し状態@ヒートスプレッダ無しの事
この(コア欠け防止)対策として、ゲルシートコアの周りに貼って安全性?を確保し
続いてのグリス塗りでは、グリスを沢山塗ってからZM80C-HPのフロント部分を取り付け
バック部分も同じ様に装着し、フロント部分とバック部分にヒートパイプを通した後に
フロント用の大きなヒートシンクを載せてみた所、、あれ?逆さになっている、、(滝汗)
台座部分に向きの刻印がされているのに何やってるんだか、、で装着やり直し、、orz
組み直しに際しては、各所にグリスがタップリ付いた状態なので、作業している場所に
グリスが付着しない様に対処したのですが、完成した時にはそれも虚しく汚れまくり状態
(ティッシュで拭いても落ちない&拡がっちゃうのですが、消しゴムで擦ると消えますた)
ただ、やり直し&汚れるだけでは少し面白くなかったので、コアの真裏に当たる部分
コアの周りにコア欠け対策として貼ったゲルシートを3〜4枚重ねにして貼り付ける事で
ZM80C-HPのバック部分へコアの熱がダイレクトに伝わる仕組みを作って置きました。
最後に、XINRUILIAN製の15mm厚ファン斜めで取り付け、ZM80C-HPの装着完成!
+
装着に際して注意した部分は、ケース底面の縦置きスマートドライブとの兼ね合いで
長めのビデオカードを取り付けられない事がこのZM80C-HP装着にも影響して来まして
ヒートパイプにより、若干長さを増す事が心配されたのですが、なんとか無事にクリア
予定外だったのは、nForce4に取り付けたヒートシンクが干渉しそうだった事なのだけど
これも辛うじてクリア(写真では当たっている様に見えるけどギリギリで触れずに済む)

3.まとめ
「2.」で行ったZM80C-HP取り付け後、3Dゲーム(NFSU)で大きな負担を掛けるテストを
2時間程やってみましたが、特に問題(フレーム落ちや画面が崩れる等)も無かったし
ケースのサイド扉を開けてヒートシンクを確認した所、nForce4やAthlon64からの熱が
影響したのか!?思っていたよりもヒートシンクが熱を持っていたのですが、それでも
nForce4に取り付けたヒートシンクやAthlon64のヒートシンクよりは熱くはなかったです。
ビデオカードの位置がCPUの真下にだし、縦置きのスマートドライブもすぐ横にあって
(スマートドライブの中身は、2台とも発熱が少し大きい事で有名なSeagate製のHDD)
発熱の爆弾であるnForce4もすぐ近くにある「発熱のトライアングルフォーメーション
なので、熱量は許容範囲にはしたくないけど、こんな感じだろうなぁ、、と言った状況でふ
他では、ZM80C-HPに装着したXINRUILIANの15mm厚ファンをファンコントローラ制御し
1300〜1500回転の静かな状態で動かしていて、ビデオカードのデフォルトのファンが
ZM80C-HP装着でなくなったのと相俟り、CPUファン以外の音は目立たなくなりました。
起動直後等はCPU温度が低い上に、Q-Fan機能が効いているので、かなり静かですが
NF7-S v2.0の頃とは微妙に違う感じでまだファンの音が聞こえる為、前回取り付けた
「ZM-NB47J」を冷却する為の「CF-45SS」の回転数を調整する必要が出て来そう、、
いや、しかし、あのnForce4にそれは危険だろうから、なんとも判断が難しいのですが
夏はマザーボードの寿命を減らさない方向に振って、静音化は諦めるべきなのか!?
nForce4の熱を押さえ切れる見込みがほとんどない事もありまして、今後の流れとしては
ケース内部の発熱パーツ密集状態の改善と空気溜まりを無くす空気の流れの改善を
新しいCPUクーラー導入も兼ねる形で実行する事が、次の対策になりそうな状況です。
+
XIAiもXIAiX700-DV256に銅製のヒートシンクを載せるなら、コア付近に温度センサーも
実装し、温度状態を監視しながらファンの回転を制御する仕組みにして欲しかったなぁ
ミドルクラスのビデオカードには、そういう仕組みは付かないって事なんだろうけれど、、

次回:RokuyonPC静音化対策 其のニ 「ハネナイトで振動対策!」


2005年6月14日
nForce4の温度を下げよ!+α


1.マザーボードの裏からケースへ熱を逃がす方法
今回は、前回のAthlon64組み立てに置いて、急遽出てきた「nForce4」の熱問題対策!
とは言え、これを行ったのが組み立ての翌日だったので、本格的な対策というよりも
現在ある小物パーツや残り物を使って、ありあわせの応急処置的な感じに行いました。
まず、AthlonXPの時にも使ったいわゆるギガコンプ(NU-氏)方式を使い、PCケースと
マザーボードのチップセットがある裏面を絶縁タイプのゲルで密着させる事によって
裏側部分(マザーボードを固定するケースの板)へnForce4の熱を散らそう!を行うべく
マザーボード(nForce4チップクーラー写真)をケースから外し、ゲルシートを貼る裏面の
場所を確認(ふたつの黒いチップクーラー固定ピンの先が出ているちょうど中間部分)
ゲルシートは、ギガコンプで購入した4mm厚の余ったモノなので、十分な量が無い為に
サイズが小さくなってしまうけど、3分割して重ねた状態で(後でミスと気付く)使う事にし
3段重ねのゲルシートを付けたままマザーボードを設置した所、厚過ぎな事が判明(汗)
無理をして押さえつければ取り付けが不可能ではないけど、ここで無茶は出来ない、、
しかし、2段重ねでは設置感が微妙に緩い感覚だったので、別のゲルシート重ねて
対処したところ、良い感じにマザーボード固定板とマザーボード裏が密着しました(^−^)
(ゲルシート混在だし、アルミや銅の板も挟んでいないので、熱伝導率は低いけれども)
外していたパーツ等を元に戻し、ケースのサイド扉も閉めて、全てを元通りにしてから
PCを起動して、ゲルシートを挟む前と比べてみたところ、、起動直後はなかなかの状態
ムゥ、、ムム、、おっ!CPUに負担掛けた後でも良い感じぬっ、、そんなに甘くないか
なんか時間経過と共に効果が薄くなってきているのですが、、ぐぁ、、温度逆転、、orz
熱伝導率の低さや裏側は風も流れていない状況と言う事もあり、他の対策を混ぜないと
ゲルシートの効果は発揮出来ない感じですねぇ、、ちなみに室温は約28〜29度でした。

2.ZALMAN ZM-NB47JとAinex CF-45SSを取り付けてみる
「1.」で行った裏面ゲルシート挟みの続いては、Athlon64購入時に同時購入していた
ZALMAN製の「ZM-NB47J」を使って、チップセットファンの交換を行ってみよう!が目的
ただ、nForce4の発熱は、ZM-NB47Jを使ってファンレス動作させてくれる程甘くない為
同時に小型ファンも2種類程用意しました(ファンはAinex製「CF-45SS」と「CF-40SS」)
ZM-NB47J装着は「1.」のゲルシート挟み直後に行ったので、マザーボードをケースから
取り外して、チップセットクーラーを固定しているピンを軽く摘まんでから内側に押し返し
チップセットクーラーのファンを外した状態にしてから、チップセットクーラー両端を持ち
ゆりかごを揺らすような感じで左右交互にフンヌフンヌフンヌと力を入れて行くと、、!?
ベリベリと言う音と共に、nForce4のチップセットクーラー部分が剥がれて行きました
発熱の問題チップセットであるnForce4は、ヒートスプレッダも無いコア剥き出しの状態
それ故!?チップセットクーラーとコアが接触する面には、粘着性のあるグリスの他に
コアを保護する為の熱伝導効果がありそうな保護マットの様なモノが付いていました。
nForce4のコア部分を見てみると、粘着性のあるグリスが綺麗に取れていなかったので
消しゴムでそっとコア部分を擦ったり、綿棒を使って残ったグリスの除去を行いまして
nForce4の文字が見えた所で、下手に拘ってコア欠けさせちゃまずいし、除去作業終了
ここで、ZALMAN ZM-NB47JをnForce4のコアの上に置いて、マザーボードの固定穴と
ZM-NB47Jに取り付けるクリップ位置合わせを行いつつ、かの設置方法に悩む
(それよりも、アルミなZM-NB47Jとコア剥き出しのnForce4が緩衝材(グリス等)もなく)
(位置を色々試している時、コアとヒートシンクが擦れ合う都度、ヒヤヒヤしていました)
次はZM-NB47J用のグリスを塗るのですが、付属していたグリスではなく、別のグリス
使って大量にグリスを塗布して置きました(写真に写っている青いゴムは関係ないモノ)
ZM-NB47Jの固定方法も、付属パーツを使った方法ではなく、短めのネジを使いまして
マザーボード裏側に通し、間にプラスチップワッシャー2枚を挟んでからナットで固定
付属パーツの方法だと、コアが剥き出しのnForce4に対してはコア欠けの危険が高く
下手に下手な人(私なのですが)が無理をしない方が懸命だろうな、、と判断しまして
緩衝材効果を期待してのシリコングリスたっぷりとネジ固定の安全策で行ってみました。
普通ならばここで終わりとなるのですが、相手が性質の悪いnForce4と来たモノだから
「まだだ、まだ終わらんよ!」となり、「悲しいけど、これ、現実なのよね」となってしまう
nForce4の発熱を散らす為、ZM-NB47Jに冷却ファンを取り付けるのですが、ネジ穴が
無いため、ZM-NB47Jを改良した「高速電脳」の「KD-MG47」の発想を拝借いたしまして
ヒートシンクの間にネジを通し、ネジの先が出た所をナットで固定する方式を使う事を
選択したのですが、なぜか高速電脳のみたく綺麗にヒートシンクの間をネジが通らず、、
高速電脳の物はネジが細いのかな?とか思いつつ、ネジがうまい感じに通った部分が
一箇所あったのでそこに通して、ナットは外れた時の事を考え、プラスチック製を使用
取り付けた冷却ファンは、40mmの「CF-40SS」ではなく、45mmの方の「CF-45SS」
横から見るとヒートシンクが少し斜めな感じがするけど、なんとか許容範囲かな、、と。
注目のPC起動後温度ですが、起動後はまずまず!少負担もなかなかの状態を維持!
時間と共に温度が上がるのは仕方ないかな?この状態でSuperPi実行してみました
室温が31度になった状態でも、HDDの温度は高いけど、CPUの温度を超える事もなく
「1.」のゲルシート挟みも追加効果になっているのか?満足出来る結果でした(´・∀・`)
(ZM-NB47J装着後の温度計測に使ったのは、SpeedFanと言う海外のフリーソフトです)
(騒音関連は、CPUファンとか五月蝿い部分が残っているので、チップファン交換での)
(音の変化を聞き分ける事は出来ませんでした、、熱いし五月蝿いし、、もう嫌、、(T_T)

3.まとめ
nForce4のあまりに激しかった熱対策の最初となった今回ですが、予想していたよりも
「ZALMAN ZM-NB47J」+「Ainex Ainex CF-45SS」を組み合わせたパーツの効果が高く
アイデアの本元である「高速電脳」さんのPCパーツを売るだけではない姿勢に乾杯!
(だったら、高速電脳でKD-MG47を買ってこいよ!となるけど、それは置いといて(おぃ)
それから、縦置きのスマートドライブを設置した時の干渉問題は、なんとかギリギリ回避
とりあえずの対策がうまく行ったので、次のnForce4の熱対策を考えてみたのだけれど
nForce4チップの位置がふたつのPCI-Express x16スロットの間にある仕様の壁が大きく
加えて、縦置き底面配置のスマートドライブによって、ヒートシンクの高さ制限がある、、
ASUSの「A8N-SLI Premium」がヒートパイプでこの問題を解決していて魅力的に映るも
同じ時期に出ているnForce4チップセット搭載マザーボードの第二段階モデル群で言うと
DFIの「NF4 SLI INFINITY」とか、ABITの「AN8 V2.0」がレイアウト的には上に来るなぁ
特に、ABITのAN8-V2.0は、同社のNF7-S V2.0を使っていた事もあり、妙に惹かれる、、
(シリアルATAポートの位置とFDのコネクタ位置にちょっと不満がない事もないけれど)
nForce4チップセットの製作プロセスの微細化等のリビジョンアップが無いと厳しいけど
使ってから分かる不満が新しいマザーボードに対する興味を増してくれてる感じです。
聞くところに拠ると、nForce4の限界温度が90度近いとの話なので、今の40度近辺では
故障する可能性も低いとの話、、それを聞くと少しは安心出来る部分もあるのですが
熱による他のパーツへの影響も考えられる為、例えば、マザーボードのコンデンサや
HDDや電源と言ったパーツまでもが、良いとは言えない環境下に置かれるんですよねぇ
(特に電源は、AthlonXPの時よりも、外から触っても結構熱くなっている状態を確認)
まあ、今回の対策により、42〜43度近辺で温度が飽和する状態にする事が出来た為
このまま少し様子を見つつ、夏に50度以上行ったらアウトと言う事で、使用継続決定!

次回:RokuyonPC静音化対策 其の一 「ビデオカード編」


2005年6月10日
Athlon64到着!と組み立て!


1.新しいシステム構築の品物が到着〜+α
今回のPC日記は、タイトルにもある通り「Athlon64」の導入によるメインPCの改良です。
必要となってくるパーツは、前々回の時に注文していたのですが、それも無事に到着!
(最近、荷物到着が遅くなっていたTsukumoのネット通販だけど、今回は激速3日でした)
Athlon64 3000+パッケージ表Athlon64 3000+パッケージ裏ファンとヒートシンク
A8N-SLI Deluxe表A8N-SLI Deluxe裏A8N-SLI Deluxe開き中箱中箱裏
XIAi XIAiX700-DV256のパッケージ表側XIAi XIAiX700-DV256のパッケージ裏側
+
毎度思うけど、インターネット通販ってほんと便利なモノだねぇ、、ユビキタス社会様様!
ただ、過去のデジカメ写真を整理しながら思った事で、前回もちょっと書いた事だけども
出来事(この場合、買い物)を記憶に刻むと言う意味では、実際ショップに出向いた方が
そこまでの過程、寄り道、空気感、その後の過程、様々な異なる事象が間に挟まれるし
多方面から情報が入る事によって、記憶にも見出しと言うか、Indexが多く付く事となって
それが、記憶を点の様な2次元から球体みたいな3次元的に記録する?と言う形となり
記憶を思い出し易くしたり、印象に残す事にも繋がるんじゃないのかな、、とか思った。
(ここのPC日記用で撮った買い物関連デジカメ過去写真を見ても、実店舗で買ったり)
(歩き回って苦労した時の記憶とかは、写真を見ても色々と引っ掛かる部分があったし)
(引っ掛かって思い出せた出来事と、そうで無い出来事の差にちと愕然としたので、、)
記憶を深く刻むには、物事の反復や強烈な印象が必要となって来ると思うのだけれども
反復が効かない一度きりの場合や、普通の生活の中での出来事もそれなりに記憶して
ああ、そういうばあの時、、を多く作って置いた方がいいんじゃないかな、、とかなんとか
(慣れで薄れる記憶の書き込み性能を、意図的に印象を与える事で回復させる感じ?)
PC的に言うと、効率を考えて同じ様なテキストファイルで上書き保存を続けるよりも
名前が付いているフォルダに写真や絵、テキストファイルを入れて保存したいと言う訳
極端な言い方をすると、デジタルは時間と距離を圧縮してくれるけど、今まで無意識に
積み重ねが行えていた部分も圧縮されちゃうので、意識的に無駄とされる事をしないと
出来事があまり記憶に残らず、思い出せる事もかなり少なくなっちゃうのでは?とかの
恐怖があって、延いてはそれらが早くボケる事に繋がったりすると嫌だな、、みたいな。
キーボードにて一億字を打つ行為の果てと、文字を一億字書く行為の果ての比較を
20〜30年単位で想像すると、前者にだけ注力する事は出来なくなってしまうから(^_^;
すごく面倒臭くても、後者的な行為を意識的に行う必要があるな、、とか思っちゃうと
なんか便利なんだか不便なんだかよく分からないけど、手間の掛かる時代だな、、っと
話を戻すと、こういう日記を書く上では、ネタを膨らませたり、場面を補足する意味で
休日が潰れちゃっても、夏が近くてかなり暑くても、重い荷物の持ち帰りが面倒でもでも
ネタにバリエーションを持たせる為にも、秋葉原に買いに行くべきだったなぁ(滝汗)
(さすがに毎回はきついので、節目となる場合とかには、実店舗系に突撃したいとこ)
++
余計なお世話でユビキタスでの利便性の穴を考えてみると、電子辞書電子書籍
利便性で失うモノがあるったりする!? 電子辞書とかは、常にひとつの同じ画面上で
調べ物を行い、結果を同じ画面内で見る事になるから、記憶の上書き保存傾向が強く
調べた記憶がごっちゃになってしまい易いってのが、個人的にちょっと引っ掛かるとこ
調べる事には最適であっても、身に付けると言う意味では、微妙かもしれませんな。
ただ、音声再生とかの特別な機能もあるので、通常の辞書とは違う効果もありそうだし
今後は、聴くイヤホーンだけではなく、喋るマイクが付属して、自分の発音を本体の中の
フラッシュメモリに記憶し、お手本の発音とテレメトリーデータ的な波形で比較照合して
(これは、マイクに喋った自分の発声が強弱を含めて波形データ化されると言う仕組み)
(TVでなんちゃら音声研究所がやっていた様な声門鑑定時の波形も想像してくだされ)
お手本の波形と自分の音声波形を目で比べながら、発音の効率的な練習を行いながら
発音の精度を上げて行く、、とかの機能も付いて来ると思われるので、紙の辞書と違い
調べる、聴く、話すの3点セットを完備した語学練習用の最適な道具となる事だろうから
デジタルに置き換えました、、と言う形からの脱皮は図れていて、これは問題無し!?
電子書籍の方は、既存の本をデジタルに置き換えただけって感が強く、発展の方法も
何年も模索している割には、電子辞書みたいな新発想が出てきていないのが痛いなぁ
ハードカバー、文庫本、電子書籍の形式の中で、どれが一番長く記憶に残るのか?と
言われると、電子書籍がトップに来るのには、まだまだ乗り越える壁が多そうですな。
(上で書いた記憶の印象に無理やり引っ掛けると、かなりお高いハードカバーの本も)
(時は金なり、記憶は思ひ出なり、、と言う風に考えると、コストパフォーマンスを超える)
(文庫本では得られない価値が存在しているのかもしれませんね、、お金は要るけど)
(ちなみに、私はハードカバー派ではなくて、文庫本&図書館派だったりしますが(おぃ)
電子書籍は、利便性以外の付加価値を付け忘れた製品の最たるモノって形が悲しぃ
+++
上で書いた電子辞書の機能の具体的な妄想を書いてみると、、
RECボタンを押した後、マイクに向かって単語を発音し、それがメモリーに記憶されて
テレメトリーデータ的に波形化(最初は2次元、世代が進むと3次元で波形を表示させる)
そして、基準となるお手本データとの波形照合になるのだけど、記憶した自分の発音と
お手本データとの照合では、自動的に最初の無音部分を調整するのでズレは無問題!
このお手本波形データとの比較照合では、お手本に80〜95%まで近づけば合格とかとか
お手本の発音を聴く時は、耳で音声を、目で波形データを見れるので、呼吸する場所を
確認出来たりもして、長文を話す時のコツを覚えるのもかなり便利な仕様となっている。
数多くある言語のイントネーション部分を完璧に保存するって事は、外国語だけではなく
方言や訛り、消滅の危機がある言語データも人類の遺産的な形で保存する事が可能で
世界の全ての言語データを年齢、性別、年代別に保存する事すら不可能じゃない!?
同時にかなりの速度で研鑽されて行くであろう音声読み上げの機能向上も期待ですな。
目の見えない人には、音声を読み上げる機能が有用だし、耳の聞こえない人は、故に
微妙となってしまう自分の発音を記録&波形化し、お手本の発音の波形と比べる事で
自分で発音調整が出来るし、文化的、福祉的にも使えるんじゃないかな、、みたいな?
(お手本音声波形は、数種類じゃダメで、数十種類以上のバリエーション確保が必要)
でもこれは、今の電子辞書のパワーでは厳しい部分もあるので、無駄なぐらい性能を
上げて行く傾向にあるPC(CPUのデュアルコアとかで)のソフトウェアとして実現してから
(各種データ量的にも、現在のシリコンメモリーじゃきついし、HDDがベストだと思う次第)
最適化や無駄な部分を削って、電子辞書に落として行く形が良いのかもしれませんね。
(言語学者の先生方を引っ張り出しての、とてつもなく質の高い日本語練習ソフトとか)
(耳で聴き、マイクで記憶させ、目で波形上のイントネーションを確かめる3段階構造で)
(ネイティブな発音をいままでよりも習得し易い!?英語練習ソフトとかも出そうですな)
(それらのソフトには、専用のヘッドフォンとマイクが必然的に付く事になって来るので)
(音声チャットの普及やヘッドフォン&マイクの質向上にも繋がると色々と面白いなぁ)
(って言うか、PCも無駄なハイパワーを活かす方策として、音関連の分野に殴りこみ?)

2.組み立て作業開始〜
「1.」の後半が文字稼ぎの為とは言え、暴走状態になってしまったけど漸く本題へ(^o^;
まず、組み立て作業を行う前に驚いたのが、「A8N-SLI Deluxe」の付属品の多さ!で
SATAケーブル、同電源ケーブルバックパネル、SLIコネクタ、ATAケーブル、シール
増設のシリアル、MIDI、IEEE1394&USBブラケット説明書2個と各種ドライバCDセット
外付け用SATAに対応する基板とコネクタ、SLI補助用?らしい金具、USB用ブラケット
それらを退かすと、2段目が見えるので、間の厚紙の仕切りを外してマザーボード確認
さすがにDeluxeだ、、と、使わないモノばかりだけど、なんかうれしくなっちゃう仕様(笑)
CPUの方は、箱を開けて出て来たのが、コア&クーラーと説明書関連一式なのですが
Athlon64 3000+故に、付属ヒートシンクはヒートパイプも無い普通なモノですた(´・e・`)
あと、付属用紙にアンケートに答えると300$が抽選で当たるってあったので、応募(爆)
(さすがに300$抽選のアンケートだ、、って感じのメチャクチャ長い質問の嵐だったけど)
続いては、ビデオカードの詳細となるのですが、XIAiX700-DV256の箱を開けてみると
プラスチックパッケージに入った形で、ビデオカードが収まっていて、付属していた物は
ビデオカード本体、DVIをD-Subに変換する為のコネクタ、コンポーネント変換用端子
説明書と保証書、ドライバCDとなっていました。(ビデオカード表側ビデオカード裏側
では、いよいよ組み立てとなるので、メインPCのケース「CHENBRO SR10405」から
今まで使って来たNF7-S v2.0」を取り外し、新たに導入のA8N-SLI Deluxeは、事前に
マザーボードへのCPUの組み込みCPUクーラー(ヒートシンクとファン)の取り付けを
行っていたので(CPUクーラーの取り付けが随分簡単になっていたのはうれしい驚き)
バックパネルの交換をして、マザーボードの装着(用ネジ止め)すれば完了となります。
(マザーボードをPCケースに装着する前に、メモリーの取り付けも行っていたのですが)
(今年の1月に導入したメモリーヒートシンクPM-MCC Pro2のゲルシート部分によって)
(メモリーチップに印字されている刻印を吸い取ってしまっていた事も確認出来ました)
(私は印字とかには拘りはないので、逆に全部綺麗に吸い取れていない事を考えると)
(密着度合いを高めたリニューアル版「PM-MCC Pro Reny」が出たのもある意味納得)
最後にPCI-Express対応の新しいビデオカードを取り付けて、基本パーツの組み込みは
完了となり、残りの作業は各種ケーブルの接続となるのですが、このA8N-SLI Deluxeの
電源コネクタは24pin電源仕様となっているのだけど、20pinコネクタでも問題ないとの事
なので、そのまま20pinコネクタを差し込み、もうひとつの補助電源用コネクタの場所にも
補助電源用の電源ケーブルを差し、各種IDEケーブルやFDDケーブルの装着も行って
付属していたピンアサイン表を見ながらスイッチ関連の接続を行い、終了となります。
(ちなみに、大量に付属していた外部用の各種ブランケットを取り付けるつもりは無く)
(同様に、使用していない8個のSATAコネクタとかを見ると気持ちが複雑になる(苦笑)

3.OSや各種ドライバのインストールとCool'n'Quiet機能を有効にしてみる
「2.」で完了したパーツの取り付けと配線の接続を終えたのですが、とりあえず機器の
初期不良が無い事を確認する為、HDDを外して電源を入れたところ、起動を確認
Deleteキーを押し、BIOS画面に入ってCPU状態を見ると、初期起動故!?変な表示
4050MHzで動くワケ無いし、気にせず電源を落として、PC電源の通電スイッチも切り
HDDを装着してから再度電源ON! HDDが繋がっている事を確認しつつ、時刻合わせて
CPUクーラーの取り付け具合に問題が無い事を確認する為に、温度の状態等を調べ
問題無い事を確かめられたので、そのままBIOSをセーブして、マシンを起動すると、、
以前のAthlonPCの構成でインストールしていたWindowsXPが起動しちゃいました(笑)
(同じNVIDIA系チップセットのマザーボードとAMDのCPUだと言うのが効いたのかな?)
しかし、ハードウェア構成が大きく変わっているので、最初からエラーの洗礼を浴び
青画面は出なかったけど、時間が経つほどにエラーのポップアップが連発する状態
無論、以前の環境のOSを引き継いで使うなんてデンジャラスな真似をするつもりは無く
少し前に作成したWindowsXP SP2パッチ」を適用済みの便利なブートディスクを使って
WindowsXP SP2のクリーンインストール作業を行い、失敗する事もなく無事に終了
(今回は完全にトラブルフリーで1時間以内にOSのインストールを完了しますた(^−^;)
続いては各種ドライバのインストールを行います。 マザーボード付属のドライバCD
立ち上げて、一番上のチップセットドライバから順にドライバを入れて行きます。
ネットワークデバイスのドライバも導入したので、ネット接続する準備も出来たのですが
安全性を考慮し、LANケーブルを繋げる前にウイルスバスター2005インストール済み
インストール後にようやくLANケーブルを接続し、「Windows Update」を行なったところ
nForce4のファイヤーウォール動作したのだけど、同機能やnForce4のLANの評判が
あまり宜しくなかったので(LANはnForce2との比較)、この機能OFFに設定してから
Windows Updateとウイルスバスター2005の更新を実行し、ネット接続環境が完成!
(マイコンピュータの右クリック→プロパティで出てくる場所でAthlon64の状態も確認
OSインストールと基本パーツのドライバインストールが終わったので、一旦電源を切り
「IF-SEGA2」や「PCIスロットクーラー」と言った残っていたパーツの装着を行なってから
再度PCを起動し、入れ忘れていたビデオカードのドライバ導入と共にドライバを導入
あとは、Windowsのアクティベーションとかの細かい設定を色々と行いつつ、目玉機能の
Cool'n'Quiet」を試す為に、マザーボード付属CDに入っている動作確認のソフトを入れ
コントロールパネル内の電源オプションの設定を、Cool'n'Quietが動作する状態に変更
導入した動作確認ソフトを見て、自動的にクロックと電圧が下がった事を確認 q(゚∀゚)p
頻繁に上がったり下がったりしていたのにはちょっとビックリしたけど、なかなかGood!

4.Athlon64で組んだPCの使用感
「2.」「3.」で完成した新しいAthlon64のPCですが、音的&熱的な使用感がいまいち、、
まず、CPUクーラーのリテールファン(7cm)が5500回転なので、とてつもなく五月蝿く
これは、とても常用PCとしては使えないょ(ToT)ってな状況に大きなショック受けるも
CPUファンの問題は、マザーボードのQ-Fan機能を有効(Enabled)にする事によって
マザーボードがCPUの温度と連動する形で、ファンの回転数を調節してくれたので
5500回転前後の唸る様な状態からなんとか開放される(2600回転ぐらいに落ち着く)
しかし、高負担を掛けると、3900回転@47度とかになっちゃうから、なんとも微妙でふ
この事により、早くも新しい静かなCPUクーラー導入の必要性を大きく痛感しますた(汗)
次に問題となったのは、nForce4の異様なまでに発熱するチップセットの温度でして
かなり熱いとは噂に聞いてたけど、アイドル時のCPU温度を平気で上回る発熱ぶり、、
正直ここまで酷いとは思わなかったので、nForc4に対しても非常に複雑な気分となる。
救い?だったのは、CPUに負担を掛けた時のチップセットの温度上昇が低かった事
他では、「3.」で動作の確認が取れていたCool'n'Quiet機能の効果が思っていたよりも
数段低く、Q-Fan機能を動かしていないCPUファン5000回転オーバーの状態の時は
4度程温度を下げた効果を確認したけど、Q-Fan機能を有効にすると相殺されてしまい
(もっとも、これはCPUクーラーやPCケース内部の空気の流れも関係してると思うけど)
喧伝されている程のシロモノではないのか?それともnForce4の熱がここにも悪影響?
NF7-S v2.0と「8rdavcore」の組み合わせが、Cool'n'Quiet機能と同等以上だったのか?
新しくしたPCへの興味が熱を帯びるではなく、新しくしたPCそのものが熱を帯びまくりで
こんなのあまり動かしたくない、、って言うか封印希望?な気分に陥りそうになる、、orz
さすがに組み立て直後でこれはダメなので、なんとか良い部分を探して行くと、、!?
NF7-S v2.0の環境と比べ、低クロック&低電圧時にもHTT(FSB?)が200のままだし
フォルダ開閉やソフトウェア起動の二回目、三回目等の連続や重ねでのレスポンスが
若干良く、Athlon64そのモノにはかなり惹かれ気味になれるけれど、熱が熱が、、故に
冷却と騒音の対策を施さないとメインPCとして使えないな、、と言った感じの状況です。
+
尚、ベンチマークテスト関連は上記の対策を講じてから実行する予定になりました。
ただ、ベンチマークテストのページでは、PC日記と連動せずとも随時更新いくつもり

5.まとめ
期待していたAthlon64でしたが、今までのNF7-S v2.0の環境が良かったからか!?
正直なところ、少し期待ハズレだったと言うか、nForce4の熱の不満が大き過ぎて
ベンチマークテストやらビデオカードの性能や使い勝手にも気が回らなくなっていたし
全てを曇らせてしまう程のnForce4の爆熱具合には、まったく参ってしまいました(苦笑)
Cool'n'Quietも劇的に熱が下がったりしないし(nForce4からの熱が影響していたり?)
時期的に、妙に暑い状態の梅雨に突入してしまっていると言うのも関係あるのだけれど
なんとも中途半端な感じが否めなくて、nForce4の対策を緊急に行わなければ、、状態。
(購入したAthlon64 3000+とRADEON X700は中途半端の最たる物なんだけどね(^_^;)
その問題となっているnForce4搭載マザーボードである「A8N-SLI Deluxe」に話を移すと
チップセットの熱をヒートパイプで放熱させる仕様の「A8N-SLI Premium」が出た模様で
この仕様だと、「SLI」でビデオカードを2枚使った時、その間の端にあるチップセット上に
nForce4発熱対策用の大きなヒートシンクの載せると、ビデオカードと干渉する問題とも
おさらば出来そうだし、加えてA8N-SLI Deluxeよりも5%程性能が高いとの話、、(´・e・`)
A8N-SLI Deluxeユーザーとしては、nForce4の発熱具合も加味され、かなり微妙な気分
もし、このA8N-SLI PremiumでnForce4チップのリビジョンも上がっていて、発熱問題が
解決されていたとかだったら(実際には、nForce4チップのリビジョンアップは無かった)
ASUSめ、、おのれおのれおのれ「by 樋口角兵衛@池波正太郎 真田太平記より」的に
宜しくない感情が沸々と湧き上がっていたかも?(笑)と言うか、nForce4の発熱に対し
ここ数年のNVIDIAの芸術家的に未来の製品をデザインしていく方向性はどうなのよ?
それをやる事自体は素晴らしいけど、実際の使い勝手の部分にも気を使っておくれ、、
(次世代ゲーム機のグラフィックチップでは、ATiの方が革新的だったのは皮肉だけど)
ASUSもマザーボードの出荷台数や知名度、技術力でNo.1なんだろうけど、付属ソフトの
気が効いている部分と、足りない部分、インターフェースのデザインが微妙だったりして
バランスが妙に悪い感じ。 例えば「ASUS Probe」の設定で、SMARTからHDDの温度を
読み込んで、ASUS Probeの表示に統合させたりも出来ないし、クロック表示ソフトすら
統合されていないのはどうよ?とかなんとか。 それから、マザーボード外箱デザインが
AMD向けもIntel向けも「ai」表示の表面ばかりで、パーツ売り場で見ていて楽しくない、、
、、ってな感じに、nForce4の発熱に対する苛立ちがあっちこっちに飛び火してまふ(^_^;
まあ、文句を言って解決する問題ではないので、次回はnForce4の温度対策を行い
nForce4の温度状態をなんとか40度以下に改善しよう!と言う事に無理やり決定!!
+
性能だけではなく、マザーボードのレイアウトそのモノのデザインを競うとかがあれば
「ベストパフォーマンス」だけではなく、「ベストレイアウト」とか「ベストエアフロー」みたく
面白い発想のマザーボードが出て来ると思うんだけどね、、nForce4搭載マザーボードを
改めて見直してみると、DFIの基本レイアウトに、GIGABYTE的なパーツ選択&配置方法
PCI-Express x1でオンボードのギガビットイーサネットやSATAを接続するMSI的な発想
この3つのメーカーから出ているマザーボードの良い部分を集めた形がかなり理想的で
そういうレイアウト重視のマザーボードがあれば、多少高くても買ってしまうのだけどなぁ
勿論、その前提としてのnForce4チップのリビジョンアップ@発熱対策しました!は重要

次回:nForce4の温度を下げよ!+α


2005年6月3日
TVBOXes等のその後+α


1.TVBOXesのその後+α
今回のPC日記は、前回の続きとなる「Athlon64の到着と組み立て」ではなく(^o^;
今年1月に購入したアップスキャンコンバーター「TVBOXes」関連のプチまとめです。
TVBOXesも4ヶ月近くも使って見ると、当初見えなかった操作関係の不満やらがあり
画質も様々な機器やその上で動かすソフトを試して見た結果、色々な事が解りました。
まず、通常使用で大きく影響するリモコンの操作関連で言うと、入力切換ボタンを使い
ビデオ、Sビデオ、コンポーネントと言った画面にするのですが、この状態からTVの
1〜12と言った各種チャンネルボタンを押す事で、画面が切換わるのは良いのだけど
そこからコンポーネントのチャンネルにする為には、入力切換ボタンを3回押さないと
画面が切換わらない仕様はどうなのよ?みたいな。 p1〜p8と言った余分なボタンに
ビデオ、Sビデオ、コンポーネントの画面を一発で切り換えられる様に登録出来れば
随分と便利になるのだけど、CATV関連のチャンネル設定としてしか使えないのがNG
PinP」の位置設定を行うのにも、リモコンのメニューボタンでメニューを出してから
設定を行うのが少々迂遠な感じだし、特定のボタンを押しながらの十字キー操作で
PinPの位置を変えられる仕様だったら、PinPの使い勝手が結構向上していたと思う。
(もっとも、PinPの位置とサイズは、慣れてくるとほぼ固定となってしまうのだけれど)
画質面では、内蔵のTVチューナーの質が、色再現性に難が有りまくりまくりすてぃで
白、赤、黄色、緑と言った色に光が当たる様な状態となると、色が滲んだりボヤけるし
PinPから全画面表示に切り換えて見るのは、ちょっと耐えられない状態になります。
ノーマルのコンポジット(ビデオ黄色端子)も細部の潰れが高解像度のPCモニターで
強調される形になってしまう為、内蔵チューナー同様に画質的にはかなり厳しい状態
S端子やコンポーネント端子を使うと、細部も少々シャープになり、全画面状態にしても
PCモニターとの距離を取る事で、家庭用ゲームをプレイするのも許容範囲となります。
(内蔵チューナー NHKCM1CM2CM3CM4CM5民放コンポーネント
ただ、S端子やコンポーネント端子を使っても、色の再現性には怪しさが残りまくりで
例えば、CRT+MTV2000と比べると、赤がやや色の抜けたオレンジっぽい赤だったり
ハードウェア、ソフトウェア(リモコン)的に、ちょっと厳しい部分が多いのは否めない感じ
もし、TVアンテナ、TVに繋ぐ外部機器等の映像ソースがかなり良い状態にあるならば
上記の欠点も目立たないかもしれないけど、普通の環境では妥協が必要になると思う。
(TVBOXes本体が少々熱を持つので、周囲にスペースの無い場所への設置は要注意)
(電源を押してから直ぐ立ち上がる反応と、リモコンのレスポンスはラグが無くて快適!)
+
それから、以前に書いたプレイステーション2のソフト「グランツーリスモ4」で起きていた
レース中等で、時々ジャギーが入った様になり、画面の解像度が低下してしまう現象は
グランツーリスモ4の方の問題らしく(描画が追いつかないと起きるらしい)TVBOXesの
機能や仕様とは一切関係の無い問題であったという事がこの4ヶ月の間に判りました。
++
続編のTVBOXesにも期待したいけど、高解像度対応のD端子HDMI端子を備えた
液晶モニターも出てきているし、価格も上がるけど、使う各種パーツの質を上げる事で
色再現性を向上させ、新たな端子(入力はD端子等、出力はDVIとか)をサポートしても
一体型と比べると、配線や物理的設置環境に関しては、かなり厳しくなっちゃうからなぁ
色再現性を考えると価格が29800円とかしそうだし(DVI出力をサポートなら許容範囲)

2.PS2版の「ロマンシング サ・ガ」っておもしろ〜い!
TVBOXesを購入する動機となった家庭用ゲーム機の「プレイステーション2」なのですが
メインソフトであった「グランツーリスモ4」も途中でお腹一杯になってしまったと言うか
楽しむ方向性を見つけられず、こなす作業に意義を見出せなくなった、、みたいな?
って言うか、セガサターンやプレイステーション、ドリームキャストと言った光学ドライブの
ゲーム機をプレイしていた頃にも感じていた、ゲームを始める時は、気合を入れないと
始め難く、逆にいざゲームを始めると、セーブやらなんやらで今度は終わり難い感じが
軽減されていないばかりか、PS2で逆に重くなっているのに正直辟易してしまった、、と。
最近、CMスキップの損失を数値化したモノがあったけど、光学ゲーム機になってからの
ロード時間による時間損失をファミコンの頃と比べ数値化し、ソフトメーカーに対して
ロード時間を減らさせる圧力をゲーム雑誌が5年ぐらい前からやっていてくれたらなぁ、、
そんな事を思いながら、グランツーリスモ4のCDを本体からパッケージに戻すのでした。
しかし、PS2を稼動させないのもなんか勿体無い、、と貧乏性モードが緊急発動(^−^;
昔、「スーパーファミコン」でプレイしたロマンシング サ・ガがPS2で一週間後に発売!の
情報に過敏に反応してしまい、「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」を勢い
これによって、グランツーリスモ4に代わる新しいPS2常駐ソフトが決まりました。
早速、ハンドル型コントローラを外し、PS2付属のデュアルショックに戻してプレイ開始!
初回プレイは、説明書無視でソフトを入れ、テーマソング&ムービーをとりあえず見て
プレイ開始!キャラクターは適当に「アルベルト」君を選択し、オープニングが終わり
自分が操作出来る部分に入ると同時に、キャラクターのデフォルメの方法はどうよ?や
3D化した城の中で早くも迷ってしまい、なんなのこれは?右も左もわからんがな、、とか
(3D化されて巨大になったイスマス城の全体像がなかなか把握できねぇ、、ふざけんな)
なんでキャラクターが喋るんだよ、、等のPS2版での一新部分に毛細血管が3本程切れ
早くもコントローラを放り出したい気持ちが私の中に醸成されつつあったのですが(おぃ
ゲームをセーブ(QuickSaveでは無く)してみた所、下の方にCLEAR 0の表示を見つけて
選択出来るキャラクターが8人も居る事だし、これは2周目とかがあるのかも!?と思い
ならば、とりあえず1周目だけでもやってみよう!となりまして、ゲームを続行しました。
イベントで城の外に出ての初バトル、、おっ!バトルのロード時間は短いな、、Good!
バトルシーンも3Dでして、バトルシステムは当初、使用武器に数字が付いていたので
ゲームボーイ版のSaGaシリーズみたく、武器にも寿命があるのかな?とか思ったけど
適当にプレイしている内に、そういうモノじゃない事もわかったし、戦闘中に閃く技が
ロマンシング サ・ガ2みたいだったり、連携技があったり、理解するまでに時間が掛かり
(スーパーファミコン版みたく、武器の必殺技を使わずにノーマル攻撃ばかりやってた)
気が付いたら雪原でシステムを理解する為の戦いをやり過ぎて、騎士団領に入った所
見習い騎士の「ラファエル」君が騎士になる切っ掛けのイベントが終わっているし、、orz
戦闘以外の新しいシステムであるスキルシステムもいまいち仕組みを理解しなかった故
アルベルト君に意味の無いスキルを付けまくりで、ジュエルをほとんど無駄にしまくり、、
せめて説明書ぐらいは読んどけよ、、って呆れられそうだけど、失敗を重ねながら覚え
徐々に錬度を高めて行くって言うのも、新鮮でなかなか面白かった!とかなんとか(爆)
肝心の内容は、スーパーファミコン版のロマンシング サ・ガで回収されなかった伏線の
多くが、装いも新たなイベントになっていたり、破綻せずのボリュームアップリメイクで
世界観や音楽も相変わらず良いし、デフォルメや音声も慣れて来ると違和感がなくなり
色々とキャラクターを変えてのプレイもしたくなるなぁ、、と思える素晴らしい出来でした。
更に言うと、どんどんリアル系のグラフィックになっていく中で、デフォルメキャラを使って
世界観を構築すると言う「昔ながらのゲーム文法」>某ゲームアナリスト氏の言葉より
古いとされる方法でも生き残っていける形がある事が証明されたってのもうれしいとこ
ゲームプロデューサーや音楽全般を担当した人も初期作品と同じ人だったらしいです。

3.ひとつの仕組みで随分と印象が変わるんだなぁ
ここでも「2.」の続きで、「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」の話題ですが(^o^;
ゲームの内容(音楽も含めて)が素晴らしいのも然ることながら、一番良かった部分は
クリアー後にセーブが出来、始めからプレイする時にそのデータが使える所でした。
更に、モノの売り買いで上昇していく武器屋等のお店のレベルも引き継がれていたり
イベントをこなして貰える「ジュエル」がイベントをこなした数だけ増える仕組みの為に
周回を重ねる度、同じイベントでも得られるジュエルが増えるので、プレイの幅が拡がり
いい加減なプレイをしても、意義が残ると言うか、それらを許容してくれる、、みたいな?
その為、長い時間をかけて「RPG」をプレイすると言う行為に対して、心理的に無駄と
思える部分が軽減されるとでも言うのか、この微妙な部分を言葉にするのは難しいけど
例えば、なぬ!?そんなイベントがあったの?や、あの隠しアイテムが取れなかった故
最初からやり直してしまい、ゲームを楽しんでいるのだかなんだか分からなくなる状況
他でも、第4章で出会っていないとモンスター図鑑がコンプリート出来ないってなによ?
とかの仕様がRPGには多く、楽しむと言う事から無駄なく全てをこなす作業へと変わり
(そんな事なんて気にせずにプレイすれば良いのだけど、これが意外と難しいんですょ)
発売日にソフトを買っても、完全攻略本が出る1〜2ヶ月後までそのソフトを封印しまして
ネット等から入ってくる情報も徹底的に遮断、完全攻略が出ると一目散に買いに行き
それを見ながら、アイテムを逃さず集め、メッセージを全て読み、イベントを全部こなす
全ては、無駄となるプレイ(時間)を省く為だろうけど、傍から見ると、馬鹿馬鹿しい限り
ゲームの世界を楽しむとか、メッセージや物語を感じ取ると言う行為もなおざりなわけで
感動のはずのクリアー後のエンディングでは、はぁ、、楽しかったなぁ、、とはならずに
ようやく一仕事終わったか、、ロード時間も長かったし、もう二度と音楽も聴きたくない
このソフトはゲーム内のラスボスと同様に永遠に封印だわ、、となってしまう始末(苦笑)
結果、RPG嫌いになり、レースゲーム、スポーツゲーム、アクションゲームと言ったモノを
比較的好む様になったと言う次第です(これらは1996〜1999年ぐらいの話だとか!?)
(このおかげで、セガラリー2と言う名作ソフトに出会う事が出来たのは、怪我の功名?)
しかし、今回購入した「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」では、同じデータを使い
何度でもゲームが出来、それらが心理的、内容的にも無駄にならない仕様となっていて
攻略本やネットの情報を一切見ずに、最初は見聞的にゲームを楽しもう!ってなれたし
収集関連やデータに拘ってプレイするなら、二回目、三回目のプレイで行えばいいから
最初のプレイは、隠しイベントや全てのメッセージを作業的に探さず、何も計算もせずに
風の吹くまま、気の向くまま、感受性だけ働かせ、物語の世界に没頭出来たってわけで
情報に振り回されず、普通にRPGをやる事がこんなに楽しかった事には、ちと驚き(笑)
二周目やクリアー後にも同じデータを使えるRPGには、「クロノトリガー」と言うソフトと
「デビルサマナーソウルハッカーズ」のふたつが割りと有名だけど、これらのソフトにも
ハマった記憶とゲーム内容をかなり時間が経っているのに、印象深く記憶しているので
完全攻略本で全部の内容を見るよりも、何度もゲームをプレイ出来るシステムによって
反復を行い、記憶が多方向から刻まれたり、深く刻まれたりする方が印象に残り易い?
RPGは、5年以上手を付けていなかったけれど、少しの配慮で随分と変わるモノだねェ
適当プレイを許容してくれるシステムのおかげで、気軽にPS2のスイッチを入れてたし
どんなプレイも無駄にならないと思わせてくれるこのシステムは、実に実にすばらしい!
心理的配慮ってのは、任天堂的発想な感じを受けるけれど、スクウェアもやりますな〜
他では、BBUnitにも対応していて、HDDでロード時間を短く出来る配慮も気が利いてる。
(HDD対応を知り、激しく薄型PS2を選んだ事を後悔した人がいたとかいなかったとか)
+
お気楽、いい加減、適当プレイの果てに、紆余曲折もあったけど、なんとかクリアー!
一度クリアーすると、情報に対する余裕と免疫が出てくるので、関連攻略サイトとかも
よっしゃよっしゃ、チミ達はどこまで進んでいるのかね?って感じで気楽に見れますな。
もっとも、ネット系の攻略サイトの分析、解析能力の高さには、驚きの連発でしたけど
攻略サイトの分析能力レベルの高さを見ると、MMORPGのとんでもなく面倒な仕様が
作られるのもある意味納得出来るなぁ、、インターネットの情報伝達と多人数解析により
直ぐ分析されてしまうが故!? 従来のRPGの中身も膨張気味になって行ったのかな?
++
RPG以外のゲームでも、収集系の内容をゲーム内に組み込む時には、全体のデータか
ひとつのデータのバックグラウンドで、ゲームの達成率やモンスター図鑑、アイテム収集
配下にした武将の面々、手に入れた茶器やお宝とかの記録を残せる様に設定出来ると
ひとつのデータの途中でセーブして置く必要が無くなり、繰り返し遊べる切っ掛けともなり
ボリューム超満点だけれども、とてもとても全部見きれない昨今のゲームにも会うかと。

4.まとめ
「1.」のTVBOXesは、「2.」「3.」のゲームソフトプレイにより、最近使用が増えていたので
新たにリモコンの使用感を中心に、実使用に置いて、感じていた部分を書きました。
画質に関しては、購入当初と印象はまったくもって変わらず、要S端子以上での接続!
ただ、それでも色の再現性の問題と、全画面表示@PC操作位置からだと画質は厳しく
DVIで接続している場合は、D-Subでの接続に画面を切り替えるので、PinP機能を使い
小さな画面にして綺麗に映像を映す場合も、PCのDVI接続が犠牲となってしまいます。
まとめると、TVBOXesは、かなりの妥協を要求されてしまうので、これにTVの代わりを
任せる事を選んでも、ケーブルの接続がごちゃごちゃし易いし、画質にも難があるから
餅は餅屋じゃないけど、小さなTVは、CRTやブラウン管、トリニトロン管が良いですな。
(大画面TVなら、SEDやリアプロダクション、プラズマや改良された液晶なんだろうけど)
ワンルーム等でのスペース的な理由から、PCの液晶とTVの一体化を志向する場合は
妥協を飲み込む胆力さえあれば、値段的にも悪くない製品と言える見方もありそう、、
ちなみに私は、大して拘りも持って無いし、こういう妥協にはもう慣れてしまったので
スッキリのDVI入力の画面と同時に使えない仕様に、多少イラツキを覚えながらも(おぃ
液晶の前面パネルにある入力画面切換えボタンを頻繁に押し、意外と悪いその反応に
プチキレしつつ、入力1アナログ、入力2アナログ、入力3デジタルの3つの入力仕様にも
3つの入力って意味の無い仕様じゃないのか?と液晶本体に対する微不満も出始めて
なんか私のPC環境って妥協の塊だな、、と言う現実を知るにつれ、TVBOXes程度では
妥協の内に入らないぜぃ、、ってな状態になっちゃったので、問題にもしていないッスス
「2.」「3.」は、5月編のPC日記が遅れた原因!?(汗)とも言われるRPG関連の話でして
自作PC関連とはまったく関係の無い話を、長々と書いてしまいますた、、アヒャ(゚∀゚)ノ
そんなわけなので、次回は自作PCネタに戻りまして、Athlon64の組み立て編です。

次回:Athlon64到着!と組み立て!

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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