(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年7月20日
GatewayPCの終焉とAthlonPCへの機能引継ぎ


1.GatewayPCの終焉
Athlon64の導入により、メインPCと使っていたAthlonXP-Mを搭載しているAthlonPCを
GatewayPCが担っていた録画サーバPCとすべく、GatewayPCの引退が決定しました。
しかし、5年以上もマザーボードが無故障ってのには、正直恐れ入りましたm(_ _)m
メモリーの増設、HDDの増設、電源の故障&交換で、自作の楽しさを知る事が出来たし
その為に、趣味であった家庭用ゲームをあまりやらなくなった弊害もあったけど(^o^;;
パーツ等の買い物やそれに拠るパワーアップのさまざまなパーツ増設イベント(おぃ)や
各種ソフトウェア使用での経験アップって言う事自体が、RPGを楽しむ代替行為みたく
あぁ、、これが家庭用ゲーム(主にRPG)をやらなくなっても、物足りなくない理由か、、と
勝手に自己分析しつつ、PS2、GameCube、X-Boxと言ったゲーム機を見送った状態で
自作PC関連にドップリハマッた日々の第一幕もGatewayPC終焉で一区切りってな感じ
(ただ、自作PC関連の記憶が少ないのがちと気になるとこ、、これもRPG的に言うなら)
(戦闘&レベルアップとか武器や防具の買い物にはまってしまい、そこから抜け出せず)
(メインストーリーを進めずに、イベントをまったくこなしていない状態!?、、みたいな)
(う〜む、、イベントを増やすべく、もっと買い物でトラブルを起こすべきなのか?(おぃ)
衝撃であった購入約一年半後のGateway日本撤退も今となっては笑える出来事だけど
当時は、なんとも言えない気分だったなぁ、、でも、たしか撤退の一年ぐらい前にあった
Intel440BX搭載のPerformance系Intel815のマザーボードに変更になった時の方が
個人的には数ヶ月の違いで最新版を逃した事にショックを受けてた、、との記憶があり
その後、Gatewayが採用したIntel815系のマザーボードとIBMのHDDの組み合わせにて
書き込みに関する不具合が出て、最悪HDDを壊してしまう、、との続報を聞き、信頼の
Gatewayブランド横揺れ状態突入を感じる、、Pentium4が出たのやAthlonを採用して
Intelに睨まれたりしたり、転換期に方向性が定まらず!?ラインナップが中途半端に
なったりと、撤退に至る理由の断片が散らばっていた年でもあったとも言われています。
GatewayPC購入直後から、新モデルが出る度にBTOの組み合わせで遊んでいた(爆)
私も、購入後約一年経った2001年の初頭辺りからBTOの組み合わせ遊びを止めて
Gatewayのメインサイトから足が遠ざって少し経った後での撤退発表だった事もあって
多少はショックが和らいでいたのだけれども、3年間ぐらい使った後に予定していた事で
Gatewayの新機種購入と同時に古いPCを引き取って貰えるサービスが使えなくなったり
予定が大きくずれたのだけど、見方を変えれば全てが自作PCへのイザナイとなった?
そんな自作PCの世界へ引き込んでくれたGatewayPCを最後に初期パーツで装飾!
まず、GatewayPCから各種パーツをほとんど取り外して保管していたビデオカード
FAX機能付きの56Kbpsモデム、PromiseUltra66、PentiumIII 600E等を取り付けまして
GatewayPCのケースの両サイド蓋を閉め、全体をビニールの袋で覆って押入れへ、、
長きに渡って活躍して来た「Gateway製 型番Performance600」ここに終了!∠( ̄∧ ̄)

2.AthlonPCが押入れPCへ
GatewayPCの後を引き継ぐ形となったAthlonPCは、Athlon64を導入した事によって
今まで使っていたPCケースの「CHENBRO SR10405」から、以前購入したPCケースで
使わなくなって保管状態となっていた「Maxpoint CS-B031-TBS」へケースが変更となり
Maxpoint CS-B031-TBSでAthlonPCを組むのですが、このケースでは、マザーボードを
取り付ける板が取り外せる仕様なのと、マザーボートを取り付け板に固定する仕組みが
スペーサにマザーボードをネジ止め固定する方式ではなく、押してはめ込む方法の為
マザーボード装着位置の確認を終えたら、Athlon64のマザーボードの静電気防止袋と
スポンジシートを使い、その上でマザーボード取り付け板にAthlonPCのマザーボードこと
「ABIT NF7-S v2.0」を取り付け板の金属製のスペーサ部分に押し込んで固定するので
Maxpoint CS-B031-TBSに付属していたメガネ拭き用の布みたいな柔らかい布を使い
基板部分が傷つかない&撓ませな様に、かなり気を付けながら取り付けを行いました。
この時、メモリーの装着も行っていたのですが、新しいAthlonPCに取り付けたメモリーは
かなり昔に購入した物で、今となっては古いPC2100規格 512MBのメモリーを2本です。
マザーボードの装着が終わったマザーボード取り付け板をネジレスでPCケースに戻し
ケース側には、事前に取り付けて置いた電源Aopen FSP 350-60PN W/12cm FAN」や
(ただ、Maxpoint CS-B031-TBS付属の背面ファン取り付けパーツと底面12cmファンの)
(保護金具部分が干渉してしまう為に、電源ファン保護金具部分は取り外した状態です)
前面ファンとして取り付けたXINRUILIAN製の12cm38mm厚ファン「RDL1238S」があって
更に、ハンドニプラで背面ファン穴を切りファンの羽を取った殻を外側に装着した上に
アルミフィルターを付け、若干ケース内部を拡大したケース背面部分が存在してます。
新しいAthlonPCに取り付けるパーツには、ビデオカードが低消費電力で有名なカードで
予備で汎用性のある使い方が出来るモノとして買って置いたPCIスロット接続用のカード
玄人志向製の「RAGEXL-P8」を使い、キャプチャカードにGatewayPCから外しておいた
カノープス製の「MTV2000」を装着しまして、キャプチャしたデータの編集等を行う為の
Athlon64搭載RokuyonPCとの接続には、これまた玄人志向製の「GbE-PCI」を装着!
(詳細は、PCIスロット1番にRAGEXL-P8で、3番目にMTV2000、5番目にGbE-PCIです)
ついでに、NF7-S v2.0に付属していたIEEE1394とUSB2.0のブラケットを意味無く付けて
続いてのドライブ関係の取り付けでは、GatewayPCに取り付けていたHDD冷却パーツ
CTS「SF-7500NW」にHDDを2台載せたまま移設しまして、光学ドライブもGateewayPCの
Plextor「PLEXTER CD-R PX-W2410TA/BS」をそのまま移し、各種ドライブの接続には
NF7-S v2.0にIDEスロットがふたつしかないので、システム用のHDDと光学ドライブが
ふたつのIDEスロットを占めてしまい、倉庫用の予定となるウェスタンデジタルのHDDこと
「Caviar WD2500JB」は、NF7-s v2.0付属のSERILLEL2使って擬似的なSATA接続!
フロッピーディスクドライブは、黒いケースと言う事でMITSUMI製の「MITUMI D353M3/B」
もうひとつの3.5インチベイには、GatewayPCで使っていたスーパーファンコントローラの
システムテクノロジー製「ST-24」を取り付け、前面のRDL1238とSF-7500NWのファンを
ケースの外側から自由にコントロール出来る状態にして、ドライブ関連取り付け完了!
最後は、CPUファンとサイドファン、意外な部分にも取り付けられるファンの取り付け
IDEケーブルやSATAケーブル、各種電源ケーブル等の装着を行って終了となります。

3.新型AthlonPCの設定と使用感
「2.」で組みあがった新しいAthlonPCを起動してみたところ、、無事に起動してくれたので
まず、Dleteキーを押してBIOS画面に入り、DDR3200メモリの頃のFSB200の設定を変更
新設定は、FSB166でメモリと同期を取り、メモリは2.5-4-3-7となる変則的な設定(^-^;
CPUの倍率は7倍、CPUコアへの電圧は1.4Vと言う設定にして動かす事に決めました。
次は、OSのインストールとなるのですが、新AthlonPCのシステムHDDとして選んだのが
日立製の「Deskstar7K250 HDS722516VLAT80」でして、ここにOSをインストールした所
ビデオカードのRAGEXL-P8は、WindowsXP自体がRAGE関連のドライバを持っていた為
画面表示関連の問題は始めから存在せず、nForce2関係とGbE-PCIのドライバを入れ
最後にMTV2000のドライバとソフトウェア(Fether)を入れて、細かい設定を行い完了!
ついでにウイルス対策のソフトも導入し、WindowsUpdateを行ってから再起動しまして
各種設定や修正が終わり、やっとGatewayPCの時と同じ様に使える状態となりました。
最初に新型AthlonPCで驚いたのはPCの起動の速さ! WindowsXPの起動バーひとつで
起動しちゃうので、RokuyonPCのSeagateBarracuda7200.8の3〜4バー状態と比べても
圧倒的に速く、なんとも不思議な気分になりつつも正直ちょっと落ち込んでしまう、、orz
この理由は、HDS722516VLAT80のランダムアクセス速度が「HD Tach」で調べでみた所
12.Xms台だったから、多分このランダムアクセス速度が効いているのではないかと思う
他にも、OSクリーンインストール直後だって事やUSB2.0、IEEE1394、サウンドの機能を
BIOSの設定で無効(Disable)にしているのが多少は起動速度に影響しているのかも?
他で目立った所では、ビデオカードのRAGEXL-P8の画面レスポンスの良さがありまして
GatewayPCで使っていたSavage4もRAGEXL-P8と同じ様な1桁台の低消費電力を持つ
ビデオカードなのですが、基本がノートPC用なのとドライバが揃っていなかったのもあり
画面表示がおかしくなったり、4色表示@640x480になっちゃうエラーが出たりしたけれど
RAGEXL-P8では、その様な不具合が一切起こっていないのが結構好印象なところかな
(MTV2000のオーバーレイフルスクリーン表示でも描画が追いつかなくなる事もないし)
そんな具合に新しいパーツの動作確認で何も問題が起きなかったので、細かい部分を
詰めるべく、「8radavcore」で電圧を下げて行くテストを行ったところ、最低の電圧となる
1.1Vでも「Prime95」等のテストでエラーが出ず、1.1V動作が可能と言う事を確信したので
BIOS上でも1.1Vに変更! しかし、翌日電源を入れたところ、ピープ音が鳴り響くエラー
原因はメモリーか?電圧か?と疑える箇所が多々あったので、色々調べてみたけれど
CMOSをクリアすれば動くし、電圧も1.1Vできちんと起動する事もあって、結局わからず
その後、ネットでAthlonXPは電圧を低過ぎる設定にしてると起動しない仕様との情報を
掴み、どうやらこれが原因だな、、と決め付け(爆) BIOS上はAthlonXP-Mの仕様である
1.45Vに設定し、8rdavcoreで高負担時をFSB167x7倍の1167MHz@1.1Vに、低負担時を
150x7倍の1050MHz@1.1Vに設定してみたところ、起動時のビープ音エラーも出無くなり
電圧が低過ぎる故に出ていたエラーだったと言う確証!?も取れ、ちょっと安心(^−^)

4.まとめ
ついに、GatewayPCが終了となってしまったのですが、PCパワーアップや自作関連は
GatewayPCから全て始まったので、なんとも寂しい気分であったりもしています(´・ω・`)
そのGatewayPCの後を引き継ぐ事となった新しいAthlonPCは、かなりレスポンスが良く
GatewayPCで重くなっていた作業でも余力を残して作業している感じで、例えばメインの
キャプチャ動作では、GatewayPCの頃にギリギリだった「huffyuv」コーデックを使っての
解像度640x480@PCM音声での可逆圧縮キャプチャ作業を長時間行ってもフレームを
ドロップさせる事がなかったし、CPU占有率も50〜70%程度でして(プレビュー無し状態)
3時間ぐらい放って置いたけど、フレームドロップが無かったのには驚きでしたq(゚∀゚)p
GatewayPCがFSB100の700MHzのCPUとPCI経由でのHDDへの書き込み等の環境の
大きな違いはあるし、搭載メモリも512MB対1024MBでは仕方の無い事ではありますな。
発熱は関しては、新型AthlonPCの方が少し大きいけど、数字で見てみると意外と低くて
室温が27〜28度の環境にしては、かなり冷え冷えで低電圧効果が出ているなぁ、、と。
その他では、「3.」でも書いた起動時間の大幅短縮ですが、ランダムアクセスの速さが
OSの起動時間短縮にはとても有効で、「File Collection」のコーナーにアップしている
ファイルの説明で、RAID-0でOSの起動が早くなったかも!?とか書いたのだけれども
あれは、Hitachi(旧IBM)のHDDのランダムアクセスの速さに拠るモノだったんだ、、と
勘違い?していた事をようやく理解出来たのは、内緒にしたいところでもありまふ(汗)
勿論、RAID-0の効果を体感し易いモノであるソフトウェア起動の爆発的な速さなんかは
ランダムアクセスの速さでは実現出来ないし、RAID-0解除後の復元不可と言う欠点を
逆に活かす形で、セキュリティの高さを実現出来るってのもあるから使えなくはないけど
話を戻しますと、低電圧モードの新型AthlonPCは個人的にかなり大成功な引き継ぎで
これなら夏場の押入れ(私が居ない時は押入れ扉開けっ放しの状態だけど)環境でも
なんとかGatewayPC並みの安定動作を実現出来るんじゃないかな、、と期待してるとこ
+
D氏とかに聞くと、デンジャラス極まりない、、と言われちゃってる玄人志向のパーツを
ふたつ搭載しているけれど、ひとつは珍しく!?安くて高性能だった「GbE-PCI」なのと
Intelのサーバ用マザーボードにもオンボードで載っているATiの枯れまくったRAGE系の
チップ搭載の「RAGEXL-P8」なので、苦労をさせてくれる事は無い事を願ってまふ、、

次回:AthlonPCの電源交換

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