- (1).およそ6年ぶりの更新です。
- 2006年以来、忙しかったりでホームページともども更新していなかったこのPC関連日記
- 今年の初め辺りに復活させるべく、いろいろと準備をしていたのですが、時間を空けると
- その時に熱かったネタも中途半端になってしまったり、続きを書いても繋がりが悪い等々
- 延び延びとなりながら、3月の初めに2月にやっていた事を書いて調子が上がっていた矢先
- 「東日本大震災」が起き、言葉の出ない様な酷い事態や甚大な被害が明らかになるにつれ
- 気持ち的にも日常生活を送る事に集中させるのに精一杯で趣味などとてもの状況に・・・
- 加えて、予定が立て難い初期の計画停電もあったでバタバタしているうちに、3月、4月と
- 過ぎて行き、計画停電も夏までなくなったこともあり、生活も気分も徐々にではあるけれど
- 通常の日常を目指し、慣れて来ると、今度はこの”普通”の有り難味を堪能してしまい(^^;
- 5月、6月、7月、8月とこれを書くと言うことを頭の中の予定の棚には置きつつも半放置状態
- こんなことではまずい・・・すでに5年以上も経つと言うのがなんとも情けなくもあるけれども
- このホームペーズスペースも借りた状態が続いているし、インターネットをやり始めてから
- 続けていたことなのと、自作PC的にPCを楽しんでいるのも以前とそう変わっていないので
- 再び、定期的なペースで書き続けることを基本に、ここをやっていきたいと考えています。
- (2).6年も経つと色々と変わっておりますです。
- このPC日記のメインのネタである様なPC関連のパワーアップ等は、ここを更新出来ずに
- ホームページの更新も行わなくなってしまってからも、頻繁に色々やってはいたので(^_^;
- 大袈裟に書くのもなんなのですが、最後の更新となっている2006年4月頃の関連パーツの
- 価格データ等が、「インプレス」がやっている情報サイトの「AKIBA PC Hotaline!」にあるので
- この過去の情報から見てみますと、メモリでは、DDR1からDDR2へ移行して行く流れであり
- DDR2-533の2GBが出てから半年ほどで価格が落ちていっているのに、4万円近くの価格
- HDDの方は、250GBから300GBが当時の売れ筋の価格帯である1万〜1.5万円と言う状態
- 2011年12月現在のHDDは、5年で約10倍の容量となっており、10月にあったタイの洪水で
- 価格が高騰した流れはありましたが、半導体の進化がダイレクトな部分は進化が凄まじく
- HDDの、売れ筋の価格帯が15GB〜30GBだった10年前と比べると、容量はなんと100倍!
- 半導体の進化に関しては、資本主義の恩恵を多くの人にと与えていると言う目に見える形
-
- (AKIBA PC Hotaline!のインプレスは、過去のURLを変えずにやっているのが素晴らしい!)
- (国内企業の製品情報や海外のチップやパーツメーカーのサイトもURL変更は頻繁だし)
- (担当者が変われば自分流に変更したくなるのは解るけど、過去のデータと言う資産の)
- (蓄積を生かせていない状況は、カスタマーサービスの面から見ても疑問が残る状況です)
- ほかでは、「電子書籍」さんが「ライト兄弟」の挑戦の様に、数回目の離陸を試みてる状況
- いろいろ出てきた「タブレット端末」に加え、2006年にはなかった「スマートフォン」や「iPad」
- 今度の離陸実験はうまく行きそうではありますが、コンテンツ供給者、ハードウェア提供者
- ユーザーの3者がまだ妥協点を見出せていない印象もあり、それぞれの思惑、野心が錯綜
- 失敗があっても、時間は半導体に味方をするので、しばらくは争いが続いた方が良い!?
-
- ただ、定額読み放題みたいなCS放送やCATVのパックみたいな形式も出してこない限りは
- 電子書籍を習慣化する人は、一部の人達に限られそうなぐらいの勢いしか感じられない為
- パックみたいな売り方でまとめて売る方法を提案し、売れてないけど、出版社が残したい
- 雑誌とか、目に触れて欲しい出版物をセットにすることも出来ると思うので、早くそっちを
- 行って欲しいですな。契約期間も月額、3ヶ月、1年間ぐらいのバリエーションを用意した上
- 月額は先週分まで、3ヶ月は過去1ヶ月分、1年間は全てのバックナンバーを読める形にし
- 長期契約の「インセンティブ」を作り、電子書籍を読む習慣化を図る様な方法などを期待!
- バックナンバーのインセンティブには、保管場所と言う空間的な要素を提供する側面もあり
- (次回か次々回は、これに関するネタが膨らんだのでおまけで書く予定だったしています)
- インターネットを取り巻く状況も激変し、当時は「ブログ」が定着し、熟成しつつある中
- 次は、どうやって書き手に金銭をもたらすのか?と言う流れや「WEB2.0」とかが叫ばれたり
- 情報を編集する能力が必要となって来るとかも言われ、某巨大掲示板の情報を編集した
- まとめブログなどが増えて行き、前年辺りから流行っていた「アフィリエイト」と言う収益の
- 仕組みがそれらを加速させて行く流れとなる。WEBブラウザで動画を見るなんて有り得ない
- そんな流れを「YouTube」や2006年末に出た「ニコニコ動画」を始めとした動画サイトに加え
- 通信回線の充実とデュアコアが一般的になったCPUパワーが支える形で変えていったのも
- 現在に続く大きな流れであり、当時、これからは「CGM」だとか言われていた意味と繋がり
- 上記のまとめブログや動画サイトのユーザー投稿コンテンツ、「VOCALOID」を使った形の
- コンテンツなどもそれに当たる流れであり、新しい時代に気付かずに入っている印象です。
- 逆に、小さくなっていっているのが個人系ホームページであり、古いネットユーザーには
- 馴染み深かったfreewebからinfoseekのiswebとなり、最後は「楽天」の傘下に収まっていた
- 「isweb」は、無料版が2010年10月に終了、有料版のiswebベーシックも2012年の5月中旬に
- 終了する事が決まっており、多くのサイトが気付かず、失われることになるのかと思うと
- 既に多くが失われた無料版の同サイト群に続いて、なんとも言えない気持ちになりますな。
- 他にもドリームキャストの初期ブロバイダーで有名な「isao.net」も2009年に終了となっており
- 「ドリームキャスト」の本体情報を初期化すると、二度とネットに繋げなくなってしまうと言う
- ちょっと困る状況も起きていたりします。今時、ドリームキャストでネットに繋ぐ人も稀なので
- 小さな影響ではありますが・・・。この問題を回避する方法としては、ドリームキャスト本体の
- 分解が容易な事、故障原因のほとんどを占める光学ドライブ部分の交換作業も簡単であり
- ここを交換すれば、自分が登録して作ったネットワーク情報が残っている基板部分にある
- フラッシュメモリを維持しつつ、中古等で手に入れた本体の生きている光学ドライブを使い
- 交換用光学ドライブがなくなるまで持つだろうし、付属のダイアルアップモデムではなくて
- 現代の通信環境で使う為のドリームキャストのLANアダプタもあれば、更に便利な状況へ
- もっとも、古いドリームキャスト用のWEBブラウザでは現在のサイトを見るのに難儀したり
- ビジュアルメモリへデータを記録する為のメール機能ぐらいしか繋ぐ目的がないですが・・・
- 話をインターネットの変遷に戻すと、2007年前後の「セカンドライフ」がどうとかぐらいから
- インターネットをビジネス化するべく動いていたのが、2012年の段階から見直してみると
- WEB2.0やブログ、アフィリエイト、CGMなどの一連のキーワードと合わせる形で解るかと。
- その後に出てきたサービスやモノやらを見ると、インターネットのビジネス化と言うのは
- インターネットを「夢の島」化する危険性があったことだったのか・・・と、痛感する次第でふ
- 勿論、今のWEBを楽しんではいますが、検索で夢の島を実感出来るのが顕著でありんす
- 関連では、次なるビジネス化とされる個人情報や個人の動向の収集の走りとなった!?
- 「SNS」に加えて、「ケータイ」から進化したとされる「スマートフォン」でも同様の動きがあり
- それを加速させるべくなのか!?色々な所が無料の無線LANスポットを作ることを宣言し
- なぜ無料なのか?を考えると、それなりの対価を自動的に払わされる事が予測されますが
- その斜め上を行くと言うのか、そこからこっそり情報を抜くに止まらない猛者が現れたりと
- (独立行政法人の研究者の方が発見し、「Twitter」で明らかにした事で事態が展開した)
- ログインの際の情報をいちいち打ち込む事が煩わしいと考える人達が多い事を利用して
- ケータイやスマートフォンのユーザーに甘言を用い、情報を集める為の草刈場にするのも
- 結構だけど、多くが読まない使用許諾書に説明を入れて置いて確認を取ることぐらいは
- 最低限のルールだと思ってたのですが・・・ケータイやスマートフォン系のサービス業者には
- PC系のインターネット世界での常識的なルールなどは、退屈で利益を得られないモノで
- 月額使用量に上乗せすると言う抵抗の小さい課金方法を使う事に代表される常識とでは
- 隔たりも大きく、スマートフォンを、いや、そっち系の世界のサービス供給側のその常識を
- 「Ultrabook」が蹴散らしてくれよ!と、気持ち、思ったり、思わなかったりするのであります。
- ユーザー側もタダ飯は不可能となったと言われる「リーマン・ショック」後の世の中なのに
- 無料の裏側を考えずに突き進むのもちょっとどうかと思いますし、サービスを提供する側も
- 「YouTube」や「ニコニコ動画」なども通った道ですが、灰色の霧の中をアクセル全開にして
- とりあえず突っ走れるだけ走ろう!みたいな形でやるにしても、ある程度確認を取る事や
- そういう方向の姿勢を見せておいたりと、行う際には形式ってモノがあるでしょうにねぇ・・・
- スマートフォンに関しては、最先端の機械らしく、操作や動作に関する行動を記録していく
- ブラックボックスの様なアプリケーションが埋め込まれてたり、話題満載となっております。
- (まさか、Windows系のOS(PC向け)がまともに見える日が来るとは思いませんでしたのぉ)
- 6年前の2006年にサービスが開始された「モバゲータウン」が急成長し、プロ野球球団を
- 所有するに至った「DeNA」やライバルとされる「GREE」に代表される「ソーシャルゲーム」も
- スマートフォンには欠かす事の出来ない要素ですが、よく知らないのでここではパス(^o^;
- (その手のゲームの多くが「F2P」と言われる無料と課金を組み合わせた世界らしいとしか)
- (家庭用ゲーム機で名を馳せたクリエイターがその業界で活躍しているのを見たりすると)
- (通販番組等に出ている往年の映画スターを見た時と似た不思議な気持ちになりますが)
- インターネットの世界も「スチュアート・ブランド」系の流れを汲む、「ビル・ゲイツ」や
- 「スティーブ・ジョブズ」と言ったある種のヒッピー的な要素が入った人達が作り出した流れと
- その上に生まれた合理性の塊であるGoogle的な価値観の対立、ぶつかり合いの果てに
- または、ぶつかった際に出来る緩衝地帯にこそ新しい未来が、より良い未来が生まれると
- 考えていたのですが、ヒッピー的な流れを汲む側の前者は引退、後者は死去で柱が消え
- それを継ぐ者も現れていない現状の中、Googleさんを中心に推移していくのかと思いきや
- 「Facebook」などに代表されるSNSのサービスに集まるユーザーから得られる行動記録を
- 含めた情報や伝播としての力、同じ趣向を持つ人々が緩やかな繋がりを形成していたりと
- 広告主に取っては、バラバラになっているユーザーに比べ、大きな魅力を感じた形となり
- すべての入り口を押さえるはずだったGoogleさんの新たなるライバルとして出てきたのが
- 印象的で、フェイスブックの理念のアメリカの大学の学生寮のノリの文化が基本と言うのも
- ヒッピー要素、合理的で無駄のない仕組みに続く新たな流れとして確立された模様です。
- もっとも、多様なSNSがそれぞれ大きな勢力を持っていることから、SNSが好まれていても
- それぞれのSNSの文化の違いと言うか、合う、合わないって言うのがあるんでしょうねぇ
- Googleさんも「Google+」と言うSNSサービスを始めるに至り、「Android」の機能拡張もだけど
- あのGoogleさんが後追いをやるなんて・・・と、ちょっとびっくりするフリをしたくなります(笑)
- SNSは、関わりの無い人達には関係ない様にも見えますが、彼らが持つ魅力的な仕組みと
- そこへのアプローチを持っていなかった個人の情報や行動記録を集めることを生業にした
- 人達が自分達の集める情報の精度向上の為、やっかいなことをしてくれちゃっているので
- 困った事に、SNSなんてどうでもいいよ・・・と言う人にも影響はあったりするんですよねぇ
- そんな感じで戦いの舞台が拡がり続けるインターネットビジネスの主流ともなっている
- 広告収入の奪い合いの中、ケータイやスマートフォンから個人情報や個人の行動記録を
- 収集したり、CGMのひとつと言われ、以前よりも大きく注目されていた「口コミ」を使った
- 巧妙な「ステルスマーケティング」を行ってたのが表面化したりと、「WEBビーコン」ぐらいで
- (ブロバイダーまで巻き込む形での「DPI広告」はさすがに不快な感じにはなってくるけども)
- ほどほどにして置けば良いモノを、拡大を狙ったのか、不況から来る収入減があるのかは
- 不明でありますが、やり過ぎた「ペニーオークション」等を見ても解る様に、負のイメージを
- 払拭するには、忘れて貰い難く、誰でもが火を再び点火させられる状況下に置いては厳しく
- 今後、これがどういう形で着地点を見出すのか?と言うのはとても興味があるところです。
- 上記の個人の行動記録も含めた個人情報やらのプライバシー問題に端を発する形での
- インターネットに対する規制などが出てきたりも考えられ、ネット規制で話題の大きかった
- 2010年の「ダウンロード違法化」があったけど、娯楽が増えた現状では、規制ばかりしても
- 別の選択肢がある為に、新産業も既存産業も中途半端にジリ貧化して行くだけで終わる
- 消費税を倍にしたら税収が半分に落ち込みました・・・みたいな状況にならない様にする
- うまいシステムを組み上げる形とかを作り、持続可能で発展する様な柔軟性が欲しいとこ
- 加えて、現状からの脱却を質的転換を以って未来に求める手法も取り入れるのが好ましい
- そこで!次の(3).では、半導体の進化を生かした上記のシステムの提案を行ってみます。
- (3).ストレージデバイスの容量増加の進化の凄まじさを活かしたインターネットの未来
- (2).でも書きましたが、5年で10倍、10年で100倍の容量を実現しているHDDの進化や
- 「DRAM」の赤字を補填するぐらい稼ぎ頭になった「SSD」への莫大な投資を見ると
- 今後もインターネットと言う宇宙が拡がり続けるのと合わせる形で拡大を続けることは
- 半導体業界の研究と進化に拠る既定路線であり、これらのストレージデバイスの進化を
- うまく使う形で、インターネットのいわゆる「海賊行為」などにも対応するべきかと考えます。
- 具体的に言うと、ストレージデバイスの容量単位への課税を行うと言う方法であります。
- ストレージデバイスは、データやコンテンツの入れ物であり、何を入れようとも入れ物を
- 購入する際に、既に補償費用が含まれる形となり、海賊対策、サイバーロッカー対策として
- 対応が間に合わず、放置されている状況であってもそれらから金銭を回収出来る形となり
- 現状の止血剤としての役割も担え、後述するブロバイダーの転送量超過金と合わせる形で
- 規制ではなく、仕組みとして有料サービス等に人が流れる形を作る方法を構築可能です。
- ストレージ課税の詳細を言うと、時期的に10GBに1円が現在ではベストかと思われます。
- 現在の2TBなら200円と言う形はユーザー感情にも今ならば受け入れられる範囲であり
- 3年後ではなく、今、言うのであれば、まあそれぐらいならいいよね・・・と許容される状況
- 未来を想定して提示する例として100TBが売られる状況になることが考えられますので
- (2000年前後には20〜45GBのHDDが売られており、10年で100倍近くになっている状況故)
- その場合は、100,000GBなので1万円となるわけですが、さすがにそれでは成り立たない為
- 1デバイスに課税出来る限度額を設定(1,000円前後等)する条項等も必要になるでしょう。
- (上記の限度額は、時代に、ストレージ容量増大に合わせて変化する状況も考慮すること)
- 10年前ならば、1GBに1円の課税が可能だったことを考えれば、”今”の重要性も解るかと。
- MP3と「ナップスター」のコンビが出てきた段階で、そういう状況を予見し、右往左往ではなく
- ならばよろしい、1GBに1円の課税だ!とやっていれば兆すごいことだったでしょうからねぇ
- もっとも、うまくハンドリングすれば10年後には”それ”が手に入る可能性がありますが
- また、日本国内での「クラウド」系サービスを行う事がなかなか進まない現状に対しても
- デジタルデータを入れるストレージデバイスの容量に課税すると言う新しい形を作ることで
- 解決が出来ないものかと思う次第であります。そのストレージ課税の中から45%ぐらいを
- これに反対している権利者等への補償費として分配する仕組みを作り、その代わりとして
- 同時に「私的録画補償金」等をストレージへの課税で一本化し、廃止する方向でまとめる。
- ストレージ課税の分配は45%を補償費、45%をコンテンツ育成資金に、8%をストレージへの
- 研究投資へ、2%を使途不明金にする形を取り、ストレージ課税への反発が起こる部分へは
- 補償費と同等の額をコンテンツ業界への育成投資として分配することで、愛憎半ばとなり
- 片方(補償費)は嫌だけど、お金が回らずに厳しい状態が今後も続く事になるのだとしたら
- 国内コンテンツの育成強化は必要だよな・・・と条件付きでの納得に収まって貰う形にする。
- HDDを大量に使うサーバー屋さんには、クラウドサービス解禁とのバーターで納得を得る形
- コンテンツ系を扱う国内のクラウド関連のサービスも早く始めて経験を蓄えて行かないと
- サービスの洗練や競争力強化が間に合わず、すでに海外で始まっている「iTunes Match」
- 「music beta by Google」などに、戦わずして白旗を揚げる結果になってしまい兼ねないし
- 今まで「Amazon」「apple」「Google」「Youtube」「Android」「Facebook」等にやられたのに続き
- 海外勢が自国で競争と洗練をしつつ、巨大化している時に大きな空白期間を作ってしまい
- 結局、勝負出来る状況になっても精鋭と新兵の戦いとなり、勝負にすらならずに征服され
- 市場を提供させられ、ギブミーチョコレート!と言いながらおこぼれにあずかる羽目に・・・
- つまり、現状のダウンロードが存在している状況やクラウドサービスが行い難い状況を
- 逆に利用する形でストレージ課税を作る土壌とし、HDD容量10TBが見える成長期の前に
- 10GBに対して1円の現状ならば受け入れられ易い形でストレージ課税を作れるチャンスは
- 2012年の前半となる今しかないわけで、そういう二度とない状況を活かすべきだと思う次第
- 容量単位の課税となれば、10年で100倍近くなるHDDの状況があるので課税額の方も
- 日本の借金等のネガティブな要素以外では無縁となった右肩上がりと言う状況を作れるし
- SSDに移る流れであっても、東芝の「タイムシフトマシン」の様な別の需要も生まれており
- 国内の市場縮小や不況での支出削減に対しても抵抗出来る程の容量増加ペースでしょう
- また、近未来に新しいメディアが出たとしても、容量を持っているのが当たり前なのだから
- いちいち対応しなくても容量単位での課税が全てに適用されるメリットと言うのもあります。
- 補償金に拠り、国内市場の縮小と過去の手法が通じない為にジリ貧になって来ている故
- 声高な主張をする団体には、右肩上がりで増えて行く補償金がありますから・・・と説得し
- 補償金となる金額は、HDDが年間3,600万台ほど国内で出荷されている状況から計算して
- (2009年のデータでは、国内でのHDDの出荷台数は3,600万台前後を推移して行く状況)
- SSDや小型のHDDに主流が変わっていく状況があったとしても、容量拡大のペースを加味
- 確実に成長していく小さな種を今のうちに植え付ける方法こそが実利的であると言う形で
- 静かにしてもらい、新しいサービスが出来る土壌を作りつつ、そのサービスに乗っかる
- コンテンツ部分には、補償費と同じ割合の育成費を与えることで、下駄を履いた状態にて
- グローバル競争に出られると言うアドバンテージを作り、今後の競争に対応出来る形へ
- 80年代後半のバブルと言う大金が投じられた環境と言う下駄がさまざまなコンテンツや
- 国内のイノベーションを産み出せたわけで、下駄となる部分を作ることは大変に重要です。
- 特に、コンテンツ産業は効率性や流行、マーケティングで拾えない部分から芽が出たり
- 選択と集中では潰してしまい兼ねない部分からイノベーションが興りますので、全方位に
- 恵みの雨を降らし、目の届かない部分で伸びて行く”なにか”や失敗の経験後に生まれる
- 本来は次が無い為に消えて行っていた部分にもチャンスを与えられる仕組みを作ることで
- バブルと言う下駄があった80年〜90年代の「イノベーション」の再現などを期待出来ます。
- これは保護主義ではなく、あくまでグローバルの競争を行う下地作りと言う目的であって
- 補助金漬けではなく、野心を持ちつつも、背水の陣が日常と言う限界状況を変える手段
- また、常に勝者で居続けねばならない、勝者がすべてを持っていき、利益を再投資し
- 2番手が追ってこれない状態が多い巨大なグローバル市場での各分野の競争に置いて
- 育成資金と言う下駄を作ることは、二度と起こらない高度経済成長やバブル景気と言う
- 部分に頼らず、更には縮小しかない国内市場と言うディスアドバンテージをも乗り越え
- 縮小以上のペースでストレージが増えて行く状況を活かすことで可能な唯一の方法であり
- 技術の進化がストレージへの課税額を加速させる仕組みの為、人類に英知がある限りは
- 人口縮小の影響にも負けず、右肩上がりで増えて行くと言うのが日本の現状に即します。
- ストレージ課税の中からストレージへの研究開発の投資を行うのもそれを支える形であり
- ストレージデバイスの使用機会を増やすと言う、コンテンツの権利者側に取ってみると
- 「そこに何を入れるんだ!何を!」と、今までは苦虫を噛み潰す想いすらあった状況を
- 「どんどん使ってよ!容量増やしまくって課税で回収しまくるからさ」とも出来るわけです。
- この補足としては、コンテンツの権利者は、売り上げが予想通りに伸びない!おかしいぞ
- インターネットの規制を強化しろ!という抗議の方法ではなく、文句を言う場合の手法は
- ストレージ税の1デバイスに対する課税限界の上限等を増やせと要求する形となります。
- つまり、それが1,000円までだとしたら、1,200円までにアップして欲しいと言うのだったり
- 10GBに1円の課税を9GBに1円にして欲しいと要請したりする方法・・・所謂ベア交渉ですな
- 補償費を矢面に立たせたくない場合は、コンテンツの競争力強化が必要な局面であるとか
- 上記の例えで言ったところの下駄を少し高くしよう!と言う方法で要求することも可能となり
- その方向で言えば、コンテンツ産業強化の為、育成費をもっと増やす必要がある!(キリッ
- 買う側だけではなく、売る側にも課税し、現状の2倍の額を投資出来る様にして海外との
- 競争で以前の様な優位性を取り戻すのだ!・・・とかなんとか理由を付け、チートを実行!
- これも現状から見える範囲内ならば3TBでは600円の課税、4TBならば800円の課税へと
- 変化するだけだし、10TBのHDDが出た状況であっても、普及価格帯まで下がる頃には
- 8,000円が10,000円になると言う状況が予想されるので、ギリギリ許容範囲ではないかと。
- (その時代での課税総額は、経費の少ない「スポーツ振興くじ」並みに成長していたり!?)
- また、国内でストレージが販売される際の課税ならば、通貨単位での不都合もないので
- それぞれの国が自国の通貨の単位で課税出来る為、通貨の強弱の問題が雇用に影響し
- 通貨が弱い方が輸出競争力を付け、製造業は新興国と賃金競争をすることになった件を
- うまく防ぎつつ、グローバルな競争と言う大波への防潮堤としての働きをも期待出来ます。
- 育成費に関しては、保護主義などではなく、あくまでグローバルな競争をする上での人材や
- すぐに結果が出ないと終了となってしまう現状のスピーディでインスタントな形ではなくて
- じっくり育てられるコンテンツや人材の育成場所も作ることが厳しい競争の上でも重要故
- 80〜90年代の日本の文化が強かった一端には、バブルと言う資金的な要素もあって
- 蓄積されていた多様な文化が一気に花開いたと言う状態であり、そういう形を再現すべく
- バブルほどの大きな形ではないですが、持続可能と言う意味ではバブルよりも堅実です。
- イノベーションが生まれ易い環境を作り、洗練や熟成と言った日本が得意な手法を再現し
- 国内市場で磨かれた精鋭が、グローバル競争に挑んでいける状態を作れることでしょう
- (もっとも、好き勝手に出来る部分が勝手に作品の質を上げたり、製作者が気づかずに)
- (意識せずに、作っていた結果、そういう作品やらが生まれている状況になるでしょうが)
- (4).組み合わせることで効果を増やす
- (3).に書いたストレージへの課税に拠って、補償と育成の資金の確保を行うと共に
- 現状で起き続けている海賊ファイル対策の方の問題は、二つの方法を持って行います。
- まず、「P2P」の対策は、アップロードとダウンロードの比率が異なることが拡散に繋がり
- 一気に増えて行くと言う仕組みを理解し、このアップロードの転送量の問題を利用します。
- 現在、多くの「ブロバイダー」で一日30GBを超えると規制が掛かると言う制限が出来ており
- オーバーした場合は、通信の帯域の規制や悪質な場合は、ブロバイダーを退会させられて
- そのブロバイダーを使ってのインターネット接続が出来なくなると言った状態であります。
- ここに、今の様な通信規制ではなく、転送量オーバーには超過金と言う仕組みを導入し
- いわゆるブロバイダー契約ユーザーに取っての負のインセンティブを発生させるわけです。
- 具体的な例を考えますと、一日のアップロード転送量30GBをオーバーした日が一日でも
- あった場合、月額のブロバイダー料金に上乗せする方法で超過金を3,000円払う形となり
- 50GBオーバーで5,000円、80GBオーバーは8,000円、100GB以上が10,000円と言った具合
- 導入にあたっては、「プロバイダ責任制限法」の改正などで大きな負担を掛ける状況を
- 回避するのとバーターにする形で、全てのブロバイダーに協力を取り付けることを目指し
- 導入がうまく行けば、上記に上げた負のインセンティブにて、アップロードとダウンロードの
- 比率を小さくする事が可能となる状況を作り出せますし、光学メディアの容量が増えていく
- 未来に置いては特に、一日30GBの転送量を超えたら超過金と言う縛りが有効でしょう。
- これが可能となることで、将来のコンテンツは音声妨害などのプロテクトではなく、容量を
- 巨大にして行くと言う方法こそが最大のプロテクトとなり、ユーザーの利便性と海賊対策が
- ぶつかり、不便で双方が不幸な結果に終わる事がなくなるのも期待出来るのであります。
- 現状の通信規制や帯域規制、ブロバイダー退会をインセンティブを作らずに進めた形が
- フランスにて数年前に成立した「スリーストライク法」ですが、インターネットのユーザー数と
- 判断する側の比率を見ても限界があるわけで、一罰百戒を狙ったとしても、新しく生まれる
- 小さな魚の群れは、何度でも集まって集団で餌場を探して回遊を続ける状況が続くでしょう
- つまりは、運が悪かったな!ばれない様にうまくやれよ!的なこういう海外の方法ではなく
- 全ユーザーの一日のアップロードの転送量と言う公平で公正な数値を使うと言う方法かつ
- イギリス発祥の「プライバシー」と言う21世紀の概念もきちんと用い、流れた通信データの
- 内容を監視したり、精査すると言った「通信の秘密」に触れる様な問題には踏み込まずに
- へいとう、もとい、平等で近代社会の常識に基づいたやり方で対応するべきではないかと。
-
- 副次的な効果が期待出来る部分としては、自分の通信量の意識を高める事にも繋がり
- セキュリティをかけていない野良無線LANを減らせる可能性すら秘めている点があります。
- その理由は、セキュリティを掛けていない「SSID」から外部のユーザーに勝手に繋げられ
- 自分が契約しているインターネット回線を使われた挙句、一日のアップロード転送量が
- 30GBを超えていた場合、ブロバイダーから登録しているメールアドレス宛てに、今月は
- 既定のアップロードの転送量をオーバーした日がございましたので、次回の料金請求時に
- 超過料金として3,000円の引き落としがありますので、よろしくお願いします。みたいな?!
- なんてメールが来れば、その原因を調べる人がほとんどであり、その原因を解決すると
- セキュリティが掛かっていないSSIDもなくなり、そっち系の対策にもなるわけであります。
- ブロバイダーのサイトで、利用しているIDとパスワードを入れて状況を確認する画面でも
- 自分の転送量が解る仕組みが必要となって来ると思われますので、最近多くなっている
- 他人のIDを使った問題の対策として、IDやパスワードの変更などが求められると言った
- 面倒な作業を行う入り口と共通にする形にして、対応のページを作って頂きたいですな
- このアップロード転送量超過での罰金と言うのは、ブロバイダー料金にて発生する為
- 未成年者を含む、自分で契約していないユーザーが起こした場合、家庭での問題解決を
- 行うプロセスを含む形になっており、教育的な意義を内包しているのも特徴であります。
- 別の部分では、アクセス数が莫大な数の為に、転送量が多くなる状態が生まれてしまう
- 個人のサーバーでホームページを運営する人や企業が行っているサービス向けなどに
- 超過金が掛からない特殊なコースをブロバイダーが用意する必要などもありそうです。
- (契約時に転送量が大きい理由を申告する形や企業ではサービスの詳細の申告などで)
- 他にも、回線やブロバイダー契約を増やして対策をする人も一定数は出て来るでしょうが
- それを行う事で必要となる金額や手間を考慮すれば、一定数が拡大する事は考えられず
- 一日、30GBのアップロード転送量を超えるユーザーがどれだけ居るかはわかりませんし
- スマートフォンのゲームなどでの課金ユーザーの割合には、さすがに届かないでしょうが
- それが少なくなるのであれば対策の効果であり、少なくならなければ超過金が増えるので
- どちらに転んでも、進んで行く未来においては、コンテンツメディアの容量拡大がある為
- 時間の経過を、半導体進化を、援軍として使える手段と併せる形で有効に機能致します。
- 別の期待される部分としては、違法系ユーザーに、転送量超過金と月額有料サービスの
- コンテンツを比較するインセンティブが作れるので、そちらのユーザーを正規の世界へと
- 戻す扉を作り出すと言った面白い試みとして機能させられる要素にもなるかもしれません。
- (3).に書いたストレージ課税に加え、以上の様な組み合わせを使い、包括的な対策とし
- インターネットの自由を守りつつ、コンテンツ産業への補償、育成のバランスもきちんと取り
- 現状維持ではなく、未来に撃って出る事が、利益を上げ、市場を拡大し、雇用を増やして
- コンテンツを守る(容量拡大)事にも繋がる形の対処療法に留まらない施策だと考えます。
- 尚、転送量オーバーで発生した超過金の分配は、ブロバイダーのインフラ整備の費用と
- ストレージ課税の分配金と同様、コンテンツの補償費として折半する形が望ましいかと。
- 追記 2012年4月27日
- 上記のやり方が実現すると、やがて通信料超過の常連者が最適化を実行する状況が
- 予測されます。これは、一日の転送量が30GBをオーバーして、超過金が発生した場合
- どうせ超過金を月額3,000円払うのだから、次の5,000円のレベルにならない様に調整し
- 49GBまで毎日転送を行う可能性がそれに当たります。そういうことへの対策も想定済み
- この方法が実行されてから2〜3年経てば、ユーザーは自分の転送量を確認する方法が
- 当たり前となり、自分が契約しているブロバイダーのWEBページからの確認だけではなく
- ブロバイダーから毎日の転送量確認メールが送られて来るなど、簡単に調べられることが
- 常態である事を仮定出来ますので、アップロード転送量に制限がある状況に対する認知も
- 十二分になされていると判断し、ここで対策となるキャリーオーバー制度を導入致します。
- これは、アップロード転送量が一日30GBをオーバーした分が次のレベルに届かなくても
- その分量が持ち越される仕組みで、49GBならば、19GBのキャリーオーバーが発生する形
- 19GB分のキャリーオーバーを30日間続けた場合、単純に570GBの超過となる状況です。
- (ただし、キャリーオーバーは翌日に持ち越す仕組みにはせず、月単位で合算する方式)
- 関連する部分では、転送量超過金の上限を一日100GBオーバーで10,000円と言う初期の
- 仕組みに、月単位で合算されるキャリーオーバー制度を加味し、新たな超過金コースに
- 200GBオーバーで20,000円、300GBオーバーでは30,000円と言う形を追加する流れです。
- (転送量超過の基準も一日でのオーバーと、総量でのオーバーの二つの基準へと変更)
- 上で挙げた49GBの最適化とされていた行為は、570GBの月額オーバーとなり、超過金が
- 10倍の30,000円と言う形に変化し、さすがにそれなら月額サービスを検討に・・・と言う
- その頃には、月額の定額サービスも色々出て、豊富な選択肢、充実と洗練がなされており
- 賢く、超過金3,000円程度では動かざる事、山の如し的な違法常連ユーザーへ対しても
- 有料サービスへの移行を強烈に促すと言う意味で、十分な効果があると考えられます。
- (5).まとめ
- ひさしぶりのPC日記を書いていたデータをまとめる作業を行ったのですが、一日ではなく
- 数ヶ月に渡って書き溜めて置いたテキストデータの内容を合わせる形になった部分もあり
- 内容が無駄に膨らみ、書いていることも繰り返しが多く、まとめるのに難儀する始末(汗)
- 書いていた時の勢いがなくなっていて、「おまえは何を書いているんだ?」状態にも陥るし
- いやはや、学生時代に行う真夜中に設定などを考える妄想やや恋文などの下書きのごとく
- 次に見た時は、目を覆いたくなったり、燃やしたり、破り捨ててこの世から消したくなる感じ
- そういう内容や無駄な部分(それでも余計な説明やらが部分が多いですが)を減らして行き
- 漸く、なんとかまとめ上げた形ですが、内容に自分が行った自作PC関連ネタを盛り込めず
- 書くのが止まった2006年から2012年までの流れや、今年起こりそうな出来事への対応策を
- HDDや通信回線と言う自作PCネタに近い要素として入れ、提案する方向でまとめました。
- (それがないと、このPCの近況と言うタイトルでやっているここでは書くネタではなくなる為)
- その部分(かなり長い(^^;)は、読んで貰うと解ると思いますが、現状の問題とされている
- 違法ダウンロード、コンテンツ系のサービスが始められない国内のクラウドサービスの現状
- 私的録画補償金等の税の一本化が求められている状況、インターネット人口飽和に加え
- スマートフォンの普及やHDコンテンツが増える事で起き始めているインフラ強化の問題で
- ブロバイダーの厳しくなる財政事情とその余波を受けかねない定額料金での通信と言った
- インターネットの根幹に関わる様な事態、これらを未来と言う要素で解決する形にてまとめ
- それに必要となる手法の組み合わせや、インセンティブの使い方などを書いてみました。
- 次回は、メインであるはずの自作PC関連ネタをきちんと入れた上で書くつもりです(^o^;
- 次回:未定
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