(p_-) PC日記 (・∀・)
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2012年6月13日
現物とデジタルデータの未来を考えてみたりするテスト



1.現物の年間購読を行ってみる。

 前回の更新から五ヶ月近くも経ってしまい(苦笑)自作PCネタをやる準備が間に合わず
今回は、前回の(2)で少し書いた「電子書籍」関連ネタを拡げて書いてみることにしました。

 その切っ掛けとなったのが、「PC Watch」などでお馴染みの「インプレス」が発行している
月刊のPC雑誌「DOS/V POWER REPORT」こと通称パワレポの年間購読を行うに際してで
自作を含めたPC関連の情報は、新製品やレポートを含め、インターネットとの相性が良く
情報が出るのもWEBの方が当然速いし、情報も豊富であり、それで事足りるという事情や
当時は、一冊が980円程と言う、年間換算でも決して安くは無い総額と言う現実的な状況
近くの書店が店主さんの事情で閉めてしまった事もあって、2007年頃から定期購読を止め
書店やこの雑誌を扱っているPCショップ、電気量販店で見かけた際に、時々買うと言った
方向にシフトしていて、頻繁に買う状況に戻った2010年までの約3年間ほどの空白期間あり
偶然かもしれませんが、このPCの近況も一度復活した2007年から更新が止まってしまい
趣味の世界の持続には、継続的な情報や知識の供給が不可欠なのかもしれないと考えて
発売日と言う強制的な縛りと、アクセスする、しないと言った気分に左右されない形であり
サーバーの動作に依存せず、そこに存在すると言う物理的な意味でのアクセスのし易さと
新鮮さは微妙だけども、情報を継続的に摂取出来る可能性が高い構造に戻す事に拠って
再び、PC関連を含めた趣味の維持とPC日記の更新に繋げて行こうと考えたわけです。
(例えると、自宅浪人と予備校通いみたいなモノに近いかな。自宅浪人で成功する人は)
(強い意思、自己と生活を律する継続的な力があるわけで、それはなかなかに難しいと)

 つまり、趣味や興味は継続していないと、構築したモノが失われたり、サビたりする事が
身に染みた為、定期的に、つまり月刊の雑誌と言うのは、自分に取っては結構良い感覚で
情報を得られていたんだな・・・と言う事への理解、趣味と言うモノは、基本は何歳からでも
新しく始めることが出来るのですが、子供の頃とか、中高生の頃と言った多感な時期や
エネルギーと時間が有り余る大学生から20代前半までにある程度の形を作って置かないと
それ以降の場合、社会人になると、一気にエネルギーを出すと言うのが体力的、時間的
精神的にも厳しくなって来る為、それまでに構築して来た趣味に、水をやるが如くの形での
維持や構築して習慣化された仕組みを継続して行く方が容易だったりするのであります。

 そういうわけで、ややサビ付き気味であるPC関連への趣味に水をやる形に戻すべく
DOS/V PowerReportの定期購読を行うことに繋がるわけですが、PC関連業界自体が
勢いを失いつつあって、PCの性能が高まって買い替えまでの期間が長くなっているの加え
内蔵VGAの高性能化競争が激しくなり、外部VGAの必要性がローエンドクラスのみならず
ミドルクラスを含める形で不要となりつつある程の性能強化が行われる流れでありまして
現在のVGAチップを供給する大手「nVIDIA」は、不明瞭な未来を切り開く為、Intel側に
チップセットビジネスから締め出された「ARM」系のカスタムCPUに注力したのに続き
IntelAMDがVGA機能をCPUに統合させ、VGAビジネスから締め出される流れの今回でも
新たな生き残りを賭け、サーバー向けにハイエンドのVGAチップを入れて貰う方法を目指し
ローカルなVGAの存在ではないところから、IntelとAMDの流れに立ち向かう姿勢が面白くも
高性能化や構造の変化に拠り、どこも今まで通りには行かない事に苦労をしている印象。
ソフトウェア側も「Windows Vista」の要求過多の不評のあと、「Windows7」で巻き返すも
高性能化著しいスマートフォンの超低消費電力内での性能を競うと言う新しい形が基本に
なりつつある為、今までの様なWindows OSの更新が適度なハードウェア性能の底上げを
行っていた形が剥奪されて、圧倒的な販売台数と言う御旗の下、スマートフォンが基準を
作る時代になりつつある印象が今年の「Windows8」の仕様を見ても、解る感じが致します。

 自作PCのメッカ的な場所だった秋葉原も大きく変化しており、同地にお店を構えていた
「PC Success」 「OverTop」 「俺コンハウス」 「高速電脳」 「BLESS」 「USER'S SIDE」などが
既に無く、「T-ZONE」の中の人達が作った「FreeT」みたいな形で再構築されるのもあれば
「TSUKUMO」の様に、なぜかソーシャルゲームに参入する「ヤマダ電気」グループに収まり
多様性と言う意味では、「ユニットコム」系が大きくなっている状況の中、違う系統なのは
好ましい思うのですが、再開発されて来る人の傾向が大きく変わってしまった秋葉原には
自作PCなどでの多様性は求められていないと言う話もあって、辛い形での発展ですなぁ
他では、私の初の自作PCに挑戦する切っ掛けともなった「クレバリー」までもが破産となり
多くのPCショップが、ある時期から「ホワイトボックスPC」の比率を増やして行った事からも
利幅の小さいPCパーツの苦境は判るわけですが、サポート事業で稼ぐ事にも注力していて
購入した場所やメーカーを問わず、ほとんど全てに対応している「PC DEPOT」とかを見ると
PCの一般化で使う人が大幅に増えた事、便利な無線LANやルーターなどの設定などでは
解っている人には簡単であっても、IDとかアカウントと言った用語から説明が必要な人も
居るわけで、例えば、Googleの「Chrome」を入れた後、最初に出てくるページで求められる
Googleのアカウントを入れろと言う所に、プロバイダーのアカウントやパスワードを入れ
ずっとログイン出来ない状況で止まってしまう人が居ることを想像出来るか?否か?で
サポート事業の必要性の有無は解るでしょう。基本的に高価格であり、モノではない形を
提供するサポートの質、その後の信頼関係を築くことに重点を置いて行っているならば
事業の有用性が高まるわけですし、コスト重視のホワイトボックスPCの耐久性を考えると
PCショップでもサポート分野とそこでの利益の増加が見込めたのでは!?などと思うも
自己責任で情報収集も修理もなんでもやることが当たり前の自作PCの世界のルールを
旨とするPCショップでは、サポートで稼ぐことは邪道だったと言うのがあるのかな・・・とか

 話をDOS/V Power Reportの定期購読に戻しますと、これには価格的な要素もありまして
パワレポの場合は、12冊分の契約で13冊分が送られて来る仕組みに加え、配送料も無料
定期購読の価格が11,403円、その10パーセントが「インプレスダイレクト」のポイントで付き
来年もパワレポが存在するならば、再度定期購読を申し込む際などにそれを使うなどして
1冊分の単価を下げるも良し、ほかの関連書籍や「USB DACキット書籍」を購入する際に
使えるので、まあ、還元されるポイントの有効活用と言うのも出来そうな環境であります。

 個人的にインプレスにお願いしたいのは、定期購読をしている人が契約を延長する際
定期購読をしていた分、または年度で区切る形の過去のバックナンバーを電子化した形で
データとしてまとめ、DVDなりBDなりのメディアでの配布か、登録しているIDとパスワードを
打ち込む事で見ることの出来る定期購読の状況、時期などが確認するステータス画面にて
まとまったデータをダウンロード出来る様な契約延長のサービスを行って欲しい次第です。
公式サイトでバックナンバーが無料で読める形にはなっておりますが、確実に手元に置き
いつでも読める可能性を担保することで、結構な重さとなる物理的な雑誌の処分を行う
切っ掛けが出来るわけでして、一年分の12冊なら置いておけるけど、それ以上ともなると
ほかの雑誌も同様に溜まって行くわけで、スペース的にも厳しい状況が起きるわけですよ

 二度と見ることはないアーカイブかもしれませんが、いつでも見られると言う可能性や
購入したことの証明、溜まっている事が次の購入の妨げになる部分を減らせると言う形を
物理的な本を処分する切っ掛けを提供することで作ったり、ユーザーが「自炊」する手間を
買い取って、定期購読やその継続と言う行為の付加価値とし、提供して欲しいわけです。
内容については、問題のあった記事や広告があったとしても、出版の記録と言う形を優先
自分が購入した本と同じ内容、誤字、脱字、広告も含め、100パーセント同じモノと言う形
(複数のバージョンがある際は、複数のバージョンを収録する形にし、歴史を残す方向で)
フォーマットは「PDF」でもPC上で動けば良いので、そういうのをお願いしたいわけです。
(とある国では、議事録であっても、あとから内容について変更する事が出来るらしいけど)
(○○リークスみたいなことで大変になる欧米では、記録することが歴史と言う行為なので)
(改編は大きな罪であり、上記の様な問題も起きるけど、整形無しが重要なんでしょうなぁ)
(日本も「正倉院」があるわけだし、文化の様な意識できちんと残す方向で行って欲しいと)

 早速、インプレスダイレクトから注文手続きを行うべく、メールソフトの「EdMax」のデータを
クエリー検索で調べて見ると、過去にも使ったことがあったらしく、登録IDが見つかったので
パスワードを昔使っていたのを思い出して入れて見ると通ったので、履歴などを確認すると
2006年にマイクロソフトのマウスやゲームコントローラをここで買っていた模様です(笑)
正確には、インプレスダイレクトの中のインプレジャパンダイクレトにて定期購読を購入!
インプレスが潰れたら、定期購読はどうなるんですかねぇ?などと不吉なことも思いつつ
2009年だかの久しぶりに同誌を購入した時に感じた紙の質の低下と言う状況を鑑みると
まだだ、まだ終わらんよ。紙が藁半紙になっていないのだから、安心は出来るぞ!(コラ)
2000年前後のインターネットブームに乗る形で隆盛を誇っていたPC雑誌の苦境と言うのが
上記の秋葉原のPCショップの状況とも重なりますな。出版社はひとつのジャンルだけでは
無い場合が多いし、別の事業なども行っているので、当面は大丈夫であるのでしょうが。

 さて、そんな不安が過ぎったのと、なかなか電子書籍の決め手とのなる形が出ないので
(2).以降では、面白い電子書籍の配信方法などの提案を行って、文字を稼いでみます(笑)


(2).電子書籍ネタ 雑誌編 提案

 なかなか飛び立たない電子書籍の普及に、突破口を開くべく、落ち目と言われる雑誌に
音楽が海外で既に展開しており、今年中に国内でも始まるらしい「サブスクリプション」型の
サービスを引っ提げる形で参入して貰い、様子を見ることが決定的な遅れに繋がっていて
チャンスと選択肢を減らし続けている状況を打ち破る切っ掛けにして欲しいのであります。

 具体的なサブスクリプションこと定額読み放題を週刊少年誌を使って提案してみますと
代表的とも言える4誌が 「ジャンプ」 「マガジン」 「サンデー」 「チャンピオン」となっており
出版社はそれぞれ異なりますが、週刊少年誌全体の底上げや将来の安定を獲得すべく
「三国志」で言う所の、反董卓連合軍の様に出版社諸将に協力して頂く形を目指します。
「董卓」と言う比喩は「Google」や「Amazon」「Apple」などを指しているわけではありませぬ)
これらの4つの週刊少年誌の電子書籍版を月額定額料金で自由に読める様にする形の
基本的な料金体系は下記の様な通り、契約期間に応じた複数のコースを用意致します。

1ヶ月コース 980円 先週号のバックナンバーは閲覧可能
3ヶ月コース 2,500円 過去一ヶ月分のバックナンバーは閲覧可能
1年コース 8,000円 過去半年分のバックバンバーが閲覧可能
3年コース 20,000円 すべてのバックナンバーが閲覧可能

※:バックナンバーは契約した時点では溜まっていないので読めない
契約する以前の過去のバックナンバーを読む場合は、下記にも説明がある
長期契約を延長する際、または契約年数の追加を行う時に得られる仕組み

 4誌を1ヶ月分読み放題で980円と言うのは、あまりに安過ぎると言う声もあるでしょうが
長期契約でないと、基本的に多くのバックナンバーへのアクセスが制限されているが故に
1ヶ月の短期契約では読み捨ての状態であり、3ヶ月では1年契約よりもお得感が少なくなり
1年よりも3年の方がよりお得になる体系にし、基本は長期契約と言う形を目指す仕組み
その利点となるバックナンバーへのアクセスは、現物なら雑誌の保管場所のスペースが
必要なわけですが、電子書籍ならではの付加価値として、物理的なスペースの貸与であり
気軽に試せる980円と言う安さと長期契約での見返りを得られる形でバランスを取ります。

 現物販売や流通関連との折り合いは、週刊少年誌を読まなくなって行く傾向となる
18歳以上のクレジットカード契約者が、基本としてこのサービスの対象であると言うことや
週刊少年誌のメインである18歳未満は、今まで通り現物の本を買う形は変わらないと説得
電子書籍版での「ファミ通」などもやっていますが、現物の雑誌の発売日から一日遅れで
電子書籍版は配信される形にする事で、きちんと配慮とバランスを考えた方法にします。
現物の雑誌の発売日に、電車内で先週号の週刊少年誌のバックナンバーを読んでいたら
「さよなら絶望先生」の続き気になったので、駅の「キヨスク」で現物を買う形も有り得る等
電子書籍と現物の存在がクロスする可能性も内包し、全体の読者数を増やすことに拠って
話題の共通項となり易い仕組みを作り、連載作品の魅力の一つである誰よりも早く続きを
読みたいと言う動機を高める事に拠って、現物へのアシスト機能も備えられるのであれば
小さくなる市場のパイの分け合いではなく、共に成長して行ける可能性があるわけです。
(18歳以上を対象にしている理由は、日本で進行している少子化市場への対策も兼ねる)

 対象である18歳以上のこの市場を掘り起こす為、3年の長期契約のインセンティブには
昔の週刊少年誌のバックナンバーを読める形を作り、契約したら自分の誕生年の部分の
バックナンバーが1年分読めるなどを提供する事で、過去の偉大な資産にも協力を仰ぐ形
(出版されていない時代に生まれた人が契約した場合は、好きな年を選べる形にて対応)
長期契約を延長する際には、3年延長ならば6年分の指定したバックナンバーを新たに
閲覧可能にする要素を提供したりすると言った、長期契約ユーザーを離さない仕組みで
(6年分では、1年毎に区切って年を指定することも可能と言う柔軟性を持った形で提供)
長期契約ユーザーを歓待し、延長も3年だけではなく、5年、10年コースを追加したりで
5年延長で15年分のロックが解除され、10年延長では40年分のロックの解除などを提供
(80年代や90年代、2000年代などが主な対象ですが、60年代や70年代なども提供する)
これらの仕組みの長期契約を延長する事に拠って得られる過去のバックナンバーには
自分がジャンプを読んでいた時代、マガジンやサンデーはどういうのだったのだろう?
その逆もまた然り、擬似タイムマシン的な要素があるので、とても魅力的だと考えます。

 言うなれば、18歳以上の週刊少年誌の読者のOBやOGの方々へ、過去の思い出に
浸れる形の見返りとして、パトロンやパトロネスになって貰うべくの長期契約をして頂いて
出版社の収益安定化へ繋げ、新人の発掘や長期的な視野での読者育成、分野の開拓を
行える環境を取り戻すべく、雑誌全体の底上げや下支えが出来る形を目指すわけです。
(その収益を使って、流通の整備や現物を売る本屋さんの活性化を行うことも可能である)
この要素への訴求が強過ぎる場合は、再契約前に追加契約と言う形で実行出来る事も
(ほかでは、クレジットカード契約以外の銀行振り込みなどの要素の追加も検討する等)
考慮しつつ、有用な財産へと変化するデータベースの完成を急ぐ事を重視すべきです。

 上記を提供する為にも、出版社は過去に出版した雑誌のバックナンバーをすべて集め
電子化して行き、新しいサービスの付加価値となる部分を構築して行くことが最重要です。
雑誌もすべて保存しているらしい「国会図書館」などに協力してもらえば良いわけですし
構築の途中で穴が空いている部分があった場合などは、誌面等にて大々的に読者から
デジタル化のライブラリー構築の為、過去の雑誌を提供して貰うのなどが考えられます。
雑誌の過去の資産など利益にならないと考え、自分達でやらないで機会を失ったりすれば
検索を握ることの意味を理解しなかった業界と似た結果が繰り返される可能性すらある故
最終的に、海外の大手企業や通信インフラ大手の傘下に収まる事を望まず、自主独立の
現状を維持したいのであれば、変化する事で現状を守ると言う方向で戦って行くべきかと。

 過去の雑誌閲覧では、権利や表現の問題が出てくると言うやっかいな要素もありますが
その為の18歳以上を対象としているサービスであること。過去のバックナンバーを読む際
最初のページに、当時の時代背景や出版に関わった人達の行為を尊重し、表現を変えず
そのままで載せておりますという定番の文言を入れたり、グラビアとかインタビュー、連載に
捕まった人間や問題を起こした人間が居ても、基本としては上記を理由にそのまま載せ
通販ページや問題を起こした会社の広告等が出ている紙面、すべての広告なども同様
出版と言う歴史が通って来た道をそのままライブラリー化する役割も果たして欲しい次第
(そういうのが難しい場合は、問題部分をデジタルの墨塗りでの見られない形にしつつも)
(どこかの国の公文書と同じで、出版から30年経過したら墨塗りがなくなる方法と言った)
(過去のデジタルコンテンツの閲覧に関するルールみたいなのを作る必要がありますな)
(また、内容に間違えがあった場合でも、紙面の改変などは行わず、デジタルの利点を)
(活かし、問題あるページに訂正や解説を挟み、それを読める形で提供するなどで配慮)

 出版社の枠を超え、雑誌全体を盛り上げる必要があると言う共有意識が持てるならば
今回の例で上げた週刊少年誌パックも可能でしょうし(収益の分配比率で揉めそうですが)
週刊少年誌で一定の成功を収めたりすれば、ほかの青年向けの雑誌などでのサービスや
各出版社がCATVやCS放送などの有料テレビパックの様な形で、定額購読コースを作り
ジャンルや幅が拡がる流れが期待出来ますし、スポーツ関連雑誌パックが出たりした際
野球雑誌とサッカー雑誌を一緒に混ぜるのは、やはりまずいのでしょうかねぇ?とか(コラ
自社の全ての週刊、月刊の漫画雑誌を見られるサービスを月額5,000円で行ったりしたり
月額50,000円で、その出版社が発行する全雑誌が読み放題となる法人向け特別コース等
同時に閲覧可能なライセンスの個数で、これらの価格を変動させることも可能なわけだし
考えなかった所からお金を引っ張って来れる可能性が生まれるのが電子書籍ならでは!

 お金に余裕がある人や、「タブレット」を買った人が万能感やすべての可能性が欲しいと
若さと言う万能感に近い可能性を失ったあとに気付く、その代替物を求めて法人コースを
契約してくれると言った、今まで有り得なかったサービスに拠り、有り得なかったユーザーを
電子書籍化された雑誌がWEBのページやログの様な巨大な形になることで掘り起こせたり
全部読む人は居ないと思うけど、勿体無い精神で目が悪くならない程度に読んでおけば
話のネタも広がり、共通の話題も出来易く、それで広がる交友関係も出てくるでしょう?!
WEBで過去のアーカイブネタや昔のネタが話題になれば、それを切っ掛けに懐かしむ事を
毎日の通勤時の電車の中での小さな楽しみにするべく、過去のアーカイブ分を全部読む為
3年+10年オーバーの契約をしてくれる人も出てくるでしょう。二度と週刊少年誌を読む事や
購入する可能性がなくなっていた人をパトロンやパトロネスにしてしまえるわけなのですょ
月額換算では単月契約より低価格で済む事から、紋切り型なコストパフォーマンス重視の
人達へも強くアプローチ出来るでしょうし、予想以上の契約を期待出来るやもしれません。
(想定以下の場合は、早期にクレジットカード契約以外も使える様に変える必要ありです)

 雑誌には、選び抜かれた!?レギュラー陣が新しいモノを常に生み出して行く形があり
バックナンバーが蓄積されて行く形ゆえ、同じ定額コースと言っても音楽とは異なります。
(多くの「ミュージシャン」に、毎週新曲を作れと言う要求などは不可能だと言う意味から)
バックナンバーへのアクセスと言う付加価値が作れ、その使用条件に長期契約と言う形を
施すことで、月額定額制と言う利益が大きく減り、毎月解約される可能性もある不安定で
リスクが非常に高い業態に、大きな安定を与える事が出来る形へと転換できるわけです。
長期契約での収益安定化を更に強固なモノにする為、古い雑誌へのアクセスも可能となる
インセンティブを、長期契約の延長時や長期契約期間の年数追加時に与えることによって
契約した後に読んだ雑誌のバックナンバーへのアクセスのみならず、それ以前への物に
アクセス可能となる要素を加え、現在の雑誌と言う枠から、現在までの雑誌と言う形の
過去を使った巨大で、世代を問わないコンテンツへと、進化させることが出来るわけです。


(3).電子書籍ネタ 雑誌編 まとめ

 ここでは、(2).で書いた雑誌の定額講読サービスが実現した形の例と内容の補足です。
はぁ、先週の仕事はハードだったぜ・・・と思いつつ、仕事に注力していて読む暇がなかった
長期契約に拠って定期購読をしている先週の雑誌を電車内にて、iPhoneで読んでいると
絶望先生がすごい展開だ・・・続きが気になるぜ。続きの配信はいつだ?木曜・・・だと!?
日付を確認すると今日は水曜日、一日遅れの電子版が出る明日まで待てないわ・・・よし!
電車を降り、駅のキヨスクでおばちゃんから最新号の週刊少年マガジンの現物を買って
再び、山の手線に乗り、席に座り、iPhoneを鞄に入れ、現物で続きを読みふける流れへ
途中の駅で乗ってきた電子書籍嫌いな同僚が近づいて来て、ニヤリと笑み浮かべながら
「現物もなかなかいいだろう?」「はい、すごく・・・大きいです。」なんてふざけた会話も可能

 利用が想定される場所は、移動中の電車など、過去に自分達(雑誌)が存在していた所
それを取り戻すべく、駅から駅への移動時間と言った小さな時間の粒に焦点を合わせる形
ライバルは、スマートフォンやケータイ端末で出来る簡易なゲームと言う事になりますかな

 この小さな時間に入り込む競争が激化中、「ソーシャルゲーム」でのお金の垂れ流しや
掲示板やコメント欄での感情の起伏や高低差を楽しむ事、共有感覚での高揚感を得たり
その時々の感情を文字でぶつけあう行為というのにも長年やっているとパターンが出来て
意義を見出せなく、時間の無駄と解っているけど、更新ボタンをついつい押してしまって
なかなかやめられないと思っている人達の暇つぶしに対し、アプローチをすると言うのも
雑誌の電子書籍版の月額定額化サービスが出来れば、相性が良いかもしれませんね。

 無論、同じ携帯用デバイス上の時間の奪い合いですので、電子書籍の雑誌を読んだ後
巨大掲示板やまとめブログにアクセスしたり、同時にアクセスしたりなんて状況もあるし
翌日は、ソーシャルゲームをやると言った形なども有り得ます。重要な要素となるのは
高機能化や、どこでもインターネットにアクセス出来る様になった携帯デバイスに拠って
新たな習慣や暇つぶし的な時間の使い方が様々な形で拡がり、確立されつつある現状に
受け身で、いつか良さを再認識して戻って来てくれるはずなどと考えず、自らも奮い立って
そのデバイス上のサービスに、大きな魅力的な仕組みを引っ提げて参入して行くことで
今までの習慣化されていた状況から落とされ、切られてしまう流れを変える事にあります。

 単行本の電子書籍では価格的にも難しい状態が続く中、目玉の映画やテレビ番組と言う
リッチコンテンツは、移動中などの空いた小さな時間には大き過ぎることも相俟って微妙
小さな時間に合うと言う理由や価格的なメリットのある定額制と言う武器を携えた雑誌が
スマートフォンなどのコンテンツとして、大外から一気にやってくる形は予想外の展開かつ
雑誌こそが月額定額制に向いているとすれば、躊躇している業界を尻目に始めて見るのも
一興でありますし、発展途上の電子書籍に置いては、デバイスもサービスも基礎固めの
段階なので、雑誌に先陣を切って貰い、状況を見極めたり、目への負担などに関しての
機材の洗練化に拠り、海外でも重視されていない目にやさしい専用デバイスの開発とか
雑誌に拠る継続と言う観点から、電子書籍利用の習慣化を目指すなど、面白い要素満載

 月額定額制のメリットには、暇な、空いた小さな時間に普段ならば読まない雑誌や連載を
習慣化された携帯デバイスを動かす行為の上に展開するサービスと言うことも加わってか
読んで貰える可能性に繋がる道筋があり、趣味が多様化されている現代に置いては、まず
存在を知って貰わなければならない要素が高まっており、広告屋さんなどが影響力を強め
営業して来る中、それに乗っていちいちリスクの高い「ステルスマーケティング」等を含めた
灰色気味の宣伝行為を間に複数の業者を挟み、返り血を直接浴びずに行う事をせずとも
月額の定額制と言う利益が入る方法の中に、他の作品を知って貰う、読んで貰うと言った
告知要素も入っている為、まっとうな方法で切っ掛けの充実を作ると言う特徴も備えます。

 定額制での利益の低下部分は、18歳以上が対象となるサービスにする事でメイン層との
バッティングを避けつつ、長期契約には、バックナンバーを読めると言うサービスに加えて
古いバックナンバーとなる昔の雑誌を年単位で読める形なども付加し、定額制の基本が
3年の長期契約+延長で更なるインセンティブが追加される収益構造にする事で防ぎます。
この部分の拡大には、18歳以上の元読者達にアプローチする形で、現在の雑誌には口を
出さないで頂きつつ、過去の雑誌のバックナンバーと言う天国を味わって貰う方法で対処
多様性の時代、疲れて選ぶことが面倒になり、知っている物からしか選ばない様にもなり
回顧や懐古を行う状況が多い人達への受け皿にも成り得ますし、上記の(2).にも書いた
懐かしむ時代に、出ていたのは知っていたけど、読まなかった雑誌を読めると言う形の
過去の横への広がりを作れる擬似タイムマシン要素は、上記の人達には効果的かも!?
温故知新的に、そういう空間から未来の糧を見つける事が出来る要素もあったりして?!

 過去への扉の商売を拡大するならば、月額定額の音楽配信などともコラボレーションし
昔の、当時の時代の空間自体を一時的、擬似的に、利用者の記憶の扉をノックする形の
雑誌や音楽などのトリガーを引く事に拠り、作れる可能性を使って行う等が考えられます。
例えば、過去のバックナンバーの中から選んだ1980年代の週刊少年誌を読み続けながら
その雑誌が発売された時期や時代に流れてた曲をバックグラウンドミュージックとして流す
仕組みをうまく、丁寧に、作り上げて行き、各種必要な要素をデータベース化して積み重ね
洗練して行くことで、真似のし難いエモーショナルなサービスとしての完成度を高めて行き
完璧に近い質となった暁には、無料お試しキャンペーンを行い、スマートフォン全盛時代
それを利用した当時10代だった疲れた中高年の涙と嗚咽で電車の中が溢れてしまう様な
現象を起こす事が出来たりすれば、空間的な擬似タイムマシンサービスの完成でしょうなぁ
上の例は極端な形ですが、思い出の中を旅したり、その中の違う道を歩くと言う行為なども
こういうサービスでは、雑誌や音楽と言う要素ではありますが、可能となって来るわけです。

 作り手に自分よりも年下が増え、新しいモノを探すよりも、古い時代を再発見したいとか
そういった様な厄介で口煩い人達の要望を叶えつつも、そこだけに注力していたのでは
新しい時代に合わせた出版や表現などを続ける事が出来なくなるので、彼ら、彼女らには
求める願いを叶える過去への旅のチケットを3年の長期契約+延長と引き換えに渡す事で
長期間、パトロンやパトロネスになって貰い、少子化の時代の縮小する雑誌市場に置いて
安定的な収益の確保に貢献して頂き、週刊少年誌のOBやOGと言う形で歓待するのです。
その様な仕組みで得られた、安定化した収益を潤沢にメインの事業に注ぎ込むことに拠り
出来なくなっていたことも、やりたかったことも、待てなくて終わらせてしまったこと、全てを
復活させ、散々な失敗を含め、再び行える様にする環境を取り戻せる事も可能なわけで
今回の例は、週刊少年誌ですが、長年続いて来たそのコンテンツの維持、発展の確保を
永続的に行える形にするべく戦略を以って、電子書籍化を行って頂きたいのであります。


次回:続:現物とデジタルデータの未来を考えてみたりするテスト

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