(p_-) PC日記 (・∀・)
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2012年7月18日
ビデオリサーチと対抗出来るサービスを考案してみるの巻



1.はじめに

 今回は前回のネタに続く、「続:現物とデジタルデータの未来を考えてみたりするテスト」を
書く予定でしたが、内容が増え過ぎてしまい、まとめが間に合わなくなってしまっているので
それまでの繋ぎといいますか、続編を書くまでの時間稼ぎを行なってみる事にします(^o^;

 2012年、夏の「ロンドンオリンピック」が近づくなか、オリンピックに期待していたテレビの
売り上げが芳しくないとのこと。「エコポイント」での需要先食いなどが原因だと言われたり
「3Dテレビ」がハズレ、製品の物理的な寿命の観点からの質を考えると「有機EL」は厳しく
一部の映像マニア層を対象に、画質は3年限定保証の先行販売とかをやればいいのに・・・
などと思うのですが、デジタル化での録画規制や編集に手間が掛かる様になった事などで
映像マニアの市場も縮小しているらしく、ハイエンドモデルのブルーレイレコーダーとかも
想定以下の売り上げと言う状況であり、ハイエンド市場が機能しない状況が進んでしまうと
テレビメーカー各社が高価格で売るべく、技術を注ぎ込んでいる次の「4K2K」のテレビも
価格が下がるまでは、消費者が手を伸ばさない状況が起きる可能性が待っているわけで
通貨の高い国では、要求が高度だけど、金払いも良い、趣味の市場やマニア市場に拠り
製品の質や付加価値を高める為の余裕や要素が存在していることが少なくないのですが
それが縮小したり、なくなってしまうと、価格やデザイン、宣伝が勝負の中心となってしまい
余りそういうのが得意じゃない国内メーカーは、次の時代のテレビ競争でも辛そうですなぁ
利便性やソフトウェアの軽視がそれに加わるとなると、王手飛車角取りをやられる状況・・・

 繋ぎとしての買い替えでのテレビの需要を喚起するのであれば、5年〜7年ぐらい前の
地デジ対応テレビが対象となると思われるので、リモコンの反応や、チャンネル切り替えで
どれくらい早く、快適になっているのか?を客観的な指標となるデータと共に出すことに拠り
過去の自分達の製品の否定・・・と言うか、否定となると大袈裟なので、完成度不足を晒し
同時に、買い替えの為に、テレビを作っている家電メーカーは、自社がリリースした過去の
地デジ対応テレビのデータベースに、上記のリモコンの反応速度などの情報を追加して
データベースを強化し、テレビを買いに来る消費者や、買い替えを予定してる消費者への
情報提供として、店頭にデータベースの冊子を配布したり、インターネットの自社のサイトで
自分が所有しているテレビの型番を入れ、現在売られているテレビとの反応速度の違いを
画質などの一定レベル到達後では違いが解り難い、抽象的な要素ではなく、明確な数値で
解る様にしたりと言った、使い勝手、利便性の向上を前面に押し出すべきではないかと。

 重要となるのは、違いを数値で明確化することであって、その為にデータベースがあり
基本として、そういうリリースした製品の調査のデータベースは全てあるとは思うのですが
リリースした製品のドキュメントの保存もやっていない売り逃げ体質などもないでしょうけど
携帯電話でも言われていた事ですが、新モデルに変えた時の快適性と言うのは素晴らしく
5年ぐらい前の地デジ対応テレビに比べ、リモコンのチャンネル切り替えの速度はもちろん
番組表での軽くなった操作具合をデータとして比較出来る要素は非常に大切なわけです。

 ただ、マニアさんの知り合いに言わせると、地デジテレビでチャンネルの切り替えが遅い
理由としては、採用されている映像規格「MPEG2 TS」が原因であり、「GOP」情報の中から
iフレームを探す必要がある為に、暗号化された映像を復号化する部分が半導体の進化で
早くなったとしても、限界があるとかなんとか言っておられましたが・・・どうなんでしょうね?
機材系がメインに来る映像マニアの市場を崩壊させずに残してあったりと言う状況があり
テレビメーカーが儲かっていた時代の国内の技術者ならば、チューナー内部でアンテナを
チャンネルの数だけ分配したり、そういう内部で同時出力出来るチューナーチップを作って
常に全チャンネルがバックグラウンドで動いている形にし、チャンネルの切り替えではなく
画面を切り替えると言う手法で、問題解決していたんじゃないかなぁ・・・とか思う次第です。
この画面切り替えも半導体とソフトウェアの進化で発展させ、Windows7のAero機能みたく
スムーズに、メイン画面と、バックグラウンドの全チャンネルが動くサムネイル状態に分け
チャンネルを切り替えると言う概念も、全体から選ぶと言う概念に変えられるわけであり
インターネットに近い形と言うか、面白い形に発展させて行けるチャンスがあったわけで
テレビのチャンネルも増えている状況に対し、相応しい形が未だ出来ていないと言うのは
既存のテレビと言う型の要素を余りにも遵守し過ぎているからなんですかねぇ?謎です。

 ソフトウェアと半導体の進化で解決出来るこの部分を、多チャンネル時代に対応した
ボタン数が従来の2倍となった新しいテレビリモコンで便利に解決!とかをやってしまうのを
見ることになる可能性と言うのも、昔の日本の発想ならば絶対に有り得ないと言えたけど
最近の付加価値の付け方を見ると、貴重な体験を出来る時代に入ったのやもしれません。

 光明は、2009年に出た東芝の「CELL REGZA」が、上記に書いた複数チューナーなどを
その時点でやっておりまともな利便性追求の方向なので、そういう流れが普通のテレビに
半導体の小型化と低価格化に拠ってもたらされる流れになるとしたら、素晴らしい事ですな
受信チューナーの小型化やひとつで複数出せる要素が入れば、多くの機種で可能となるし
今後の据え置き型テレビの概念は、それらを進化させたモノが基本となると思うわけです。

 これに関して日本国内のみと言う形で懸念となる部分に、複数チューナーを搭載する際
同時に映像を出せるのが、同時に復号化可能なのが、一枚のカードに付き、二つまでの
制約があり、映像一覧を出す際の同時復号化やバックグラウンドで動かす形を入れると
カードを発行している「B-CAS」社が、同時に出すチャンネル分のカードを買いなさい!と
絡んで来ることが予想出来るわけで、新しい仕組みと言うのも難しそうではあったりします。
参考となりそうな例として、マイクロソフトがマルチコアとマルチCPUで、OSのライセンスを
分ける事に拠り、マルチコアCPUの普及を妨げる要因を減らしたと言う、見習える事情が
過去にはあったりしますので、早めにそういう対策を行なって欲しいモノであるのですが・・・

追記:2012年7月21日()で括っている13行の部分が追記箇所
(すでに2011年の8月のB-CAS規定にて、この規則が緩和されたとの話も出ておりました)
(ニュースとして、「B-CASの規定改定!一つのカードで二ストリームの制限を撤廃へ」を)
(探したのですが、上記のリンクからも見当たらないし、同時処理の速度が明確化されて)
(複数の処理が出来る様になったと言う形での落とし所の付け方は伝統的ではあるけど)
(こういう形ならば、失敗が繰り返される無茶苦茶な制度作りは変わらないだろうし、逆に)
(徹底的に制度を作り込むと異様に時間がかかり、早い時代故に機会を失う可能性も高く)
(状況が変わったのは良い事ですが、バグやラグのある環境では今後も辛く厳しそうです)
(ある程度は勝手にやらせ、パッチを当てる形で柔軟に整備して行く方が良いのでは・・・)
(関与して行く方法は変わりますが、早さやイノベーションの邪魔をしないで済む訳ですし)
(例えるならば、子供に親が自分のセンスで積極的に服を買って来ると言った状況なのが)
(今までの産業振興だったとすると、高校生にもなった子供に対してもそういう形を続けて)
(うまく行くと考えるのはどうなのでしょう?もはや戦後や発展途上時代ではないのだから)
(違う形で関わって行くべき段階だと言うのも、随分前から理解されていると思うのですが)

 問題は、半導体の進化が常にありますので、時間とともにチューナーの小型化や映像を
映す際の復号化能力を備えたチップの高性能化で、上記の機能が実装される事態の際に
無料放送にまでスクランブルを掛けると言う、訳が分からないオンリーワン規格を標榜し
カードを発行する組織を戦略を考えずに作ったことで、それが足枷となってしまう国です。
争っている海外メーカーが、これは多チャンネル時代の必須機能となる!早めに操作の
「デファクトスタンダート」を作ろう!日本がかなり前からCELL REGZAでやっていたのだが
無料放送にスクランブルを掛け、その復号化にカードが必須とし、複数同時に映す場合は
それに対応する数のカードが必要となると言う仕組みゆえ、一般的にはまだなっておらず
無料放送や契約している有料放送を動くサムネイル化での一覧表示が出来るのは勿論
契約していない有料放送もサムネイルの小さい形で、5分とか10分間見られる状態を作り
宣伝要素として組み込んだりも出来るわけで、大きな金脈となりそうな価値を含める形で
チャンスが落っこちている!と言う状況を放置してしまうのは、余りにも無策だと思う次第
(1枚のB-CASカードで復号化出来るのが2ストリームまでと言う制限があった問題より)
「海原雄山」先生でなくても、「この仕組みを作ったのは誰だあっ!!」と、国内メーカーの
手足を縛る柔軟性のない方法には、怒りが込み上げて来るでしょうなぁ。何も出来ないで
ぐぬぬ・・・と唇を噛み、耐えなければならない状況がまた起きる可能性があるわけですし
産業を管轄する省庁の側も、獅子の子育てをやっているつもりなのかはわかりませんが
崖から突き落とすのが好きだとしても、手足を縛って突き落とすのはどうなんですかねぇ

 こういう形で、今回はテレビの話が拡がったので、それをネタに、色々書いてみました。


2.テレビのリモコンにデータロガーや通信の機能を付加する

 現在のテレビの視聴率の計測を一手に引き受けて言るのが「ビデオリサーチ」社であり
過去に「ニールセン」などもありましたが、その撤退後は、ライバルの居ない状態とのことで
基本としては、独占状態や競争がないのが悪いのではなく、調査する対象を拡げて行き
精度の高い情報を得る仕組みを作ると言う、視聴率調査会社の目的の歩みがやや遅い為
それは実に気の毒だ!サッカーも野球も、F1も「フィギュアスケート」もライバルがいてこそ
切磋琢磨し、高いレベルになるわけだから、視聴率調査会社にもライバルを作る事に拠り
フィギュアスケート男子で言うところの、「エフゲニー・プルシェンコ」選手とライバルだった
「アレクセイ・ヤグディン」選手の時代の様な素晴らしい競争が起こるのではないか!?と
信じて、視聴率調査会社にライバルを誕生させる面白い手法を使った形を書いてみます。

 上記のビデオリサーチ社のウィキペディア情報に拠ると、視聴率調査の世帯数は合計で
1,000件前後らしく、1,000万件ぐらい調査しているかと思ったら、違うんですね。驚きです!
もっとも、「統計学」的には、サンプル数がそれぐらいの数字でも十分との話もありますので
データの信頼性等については、言及する為の知識もデータも不足しているのでパス(^−^;

 これから提案する方法は、10,000や100,000と言う数を目指せるのが特徴なのですが
かと言って、LANケーブルや電話回線が装着出来る地デジ対応のテレビやチューナーに
それらの各種ケーブルを装着する事を義務付けたりすることは、永遠に不可能であるし
万が一で、一定数が可能となっても、自動的に視聴データを送信したりするプログラムが
法律やら個人情報保護やらに引っかかる可能性、ケーブルを装着して送信可能な状況を
作れた人達と言うのでは、集まるデータに偏りが出る要素に繋がり易いと考えられるゆえ
現実的ではないわけで、となると、どうすれば良いか?それは、強制的な地デジ化に拠り
ある程度の統一が果たされたテレビリモコンに、データロガー機能を入れる形であります。

 この「データロガー」とは、文字通りデータを記録する「データログ」機能を持った仕組みで
馴染み深いところでは、「GPS」等が有名ですね。よろしくない行為で話題となる事が多い
キーボードのログを取る「キーロガー」も有名でありますが、あれも基本は同じ仕組みです。
なるほど、そういうことか!と理屈が解った人も多いと思いますが、それが視聴率調査に
どういう風に使えるのか?と言う人に説明致しますと、テレビのリモコンの操作が記録され
電源ボタンを押したり、チャンネルを変えたり、音量を上げたり、消音ボタンを押したり等の
操作のデータログが蓄積されて行き、そのログを集計し、分析することで見ている番組やら
いつチャンネルを変えたのか?どこで電源を切ったのか?などが解ると言う仕組みです。

 その為には、ログを記録するフラッシュメモリや記録したログを通信機器に送信するべく
通信用のチップも搭載する必要が出てきます。使うリモコンも独自のモノなどは作らずに
自分が使用しているリモコンと同じ形状のにするべく、家電メーカーと交渉する必要があり
故に、この新しい視聴率調査を行なう会社は、それに適した大きな会社でないと不可能
そこで出てくるのが、現在の電気通信事業者の三大巨頭「NTTドコモ」 「au」 「ソフトバンク」
ビデオリサーチの競合サービスを普通の会社がやるのは、いろいろな意味で難しいらしく
大手の携帯電話事業者ならば、そういう影響を大きく受けずに行える可能性があることや
このサービス加入者に提供するデータロガーや通信チップを搭載したテレビのリモコンを
サービス加入者が現在使っているのと同じ型で用意する為の家電メーカーとの交渉なども
携帯電話やスマートフォンの各機種の納入を見ても解る様に、スムーズに行えると言った
すべての要素を兼ね備えた(暇な事業をやる要素はないかもしれませんが)存在である為

3.サービスの概要は?

 新しい視聴率調査方法の仕組みに参加して貰うユーザーには、その見返りとなる要素で
サービス加入とデータの提供に対しては、月額で315〜1,050円の通信費のポイントを還元
年間ならば一万円に達すると言う形や、毎日送信する送信皆勤賞なら、月額分が1.5倍の
1,575円分に増額すると言う方法で、より多くの人達に参加して貰う状況を作って行きます。
毎日の朝、昨日のデータを送信する形で、昼の12時までがその日のリミットと言う具合にし
翌日でも二日分のデータが送られますが、データ送信の皆勤賞の対象にはならなくなると。

 このサービスに加入を希望するユーザーは、自分が契約している携帯デバイス販売店に
現在使っているテレビのリモコンを持参で訪れ、携帯デバイス(携帯電話)販売店の側から
携帯事業者が各家電メーカーに用意して貰ったデータロガーと通信チップを搭載している
同じ型のリモコン(メーカーは同じである程度の互換性と言う形かも)を受け取るわけです。
事前にインターネットでサービス加入を申し込み、その際にテレビの型番を入れる形にして
自分が希望する最寄の携帯デバイス販売店(複数可)に、サービスの加入時に申し込んだ
リモコンが用意出来たら連絡が入る形にした方が、混乱や不便はないかもしれませんね。

 契約は個人単位を基本とし、現状に合わせ、世帯視聴率ではなく、個人視聴率が対象。
この契約時に、渡される新しいリモコンから携帯デバイスを通じてデータが送信される際
送られる視聴データ(操作のログだけど)に付加されるヘッダーと言うか、属性要素として
年齢、性別、郵便番号など、送信される際に付属させても良いと考える要素のチェックも
きちんと行って(上記は必要最低事項)携帯事業者大手らしいプライバシーへの配慮を!
(提供するデータ属性を増やすことで、還元されるポイントが上乗せされる形なども考慮)
新しく渡されるリモコンとの通信設定として、リモコン側に本人の携帯電話の固有番号から
暗号化した通信用の「SSID」みたいなのを入れ、リモコンから本人所有の携帯デバイスを
通る形で契約する通信事業者が用意するサーバへのデータ送信のテストも行なって置く。
(操作のデータログなど100KBにも満たないと思われますので、送信などもすぐに終わる)
そして、送信ログのコンプリート具合が解るスタンプ帳の様なカレンダーがあるページに
ログインするIDとパスワードも渡され、それを見られるアプリなり、アドレスなりを登録と。
(閲覧専用なので、自動ログイン出来るのが望ましく、そこは利便性優先でお願いします)
そういう一連の説明と操作確認後、新しいリモコンを持って帰宅する流れとなるわけです。
リンク用のSSIDのデータが消えた場合、「AOSS」「らくらく無線スタート」みたいな感じで
復旧を容易に出来る方法なども万が一の備えで入れて置く必要があったりしますかな?!

 新リモコンの配布に拠り、テレビのメーカーの種類もわかってしまったりが出ますなぁ(笑)
携帯事業者に拠る視聴率調査の中での話だけども、シェア別ランキングも作れるでしょう。
(ソニー製のテレビの人の視聴率ランキングなんて言うのも出来たりするわけであります)
「うわっ…我が社のテレビのシェア、低すぎ…?」みたいな状況には、何も言えませんが

 細かいところでは、CATV用などの特殊用途のリモコンを含め、すべての型のリモコンを
新機能対応で用意して貰い、携帯事業者が買い取る形で家電メーカーに小銭をばら撒き
データ提供型のサービスに参加を希望してくれるユーザーのほぼ全てに参加してもらえる
体制を築くべく、家電メーカーさんにも新機能搭載の既存リモコンの用意をがんばって頂く
このサービス契約時に、CATVでも属性データに契約しているCATVの局などを記入すれば
基本の郵便番号データと合わせ、操作ログから視聴データを算出することが可能となるし
環境を選ばないので、より広範囲に、平等に、データを吸い上げることが出来るはずです。
操作ログから視聴データを割り出す手法なので、参加人数が少ないと不正行為が響いたり
不確実性も出易いので、通信費用のポイントを付与する事で、どんどん人を増やして行き
兎にも角にも数、数を増やすことがデータの質を高めて行くことに繋がるわけなので、数!
数さえあれば質が劇的に変わって行く。かず、カズ、KAZU!三浦・・・カズ! by 岡ちゃん


4.大まかな説明や補足

 記録される操作ログの正確性を期す為、操作ログに時間を記録する用の内蔵時計や
時計のずれを確実に補正する要素が必要になりますな。リモコンの内蔵の時計自体は
コンピュータのBIOSやデジカメなどと同じで簡単な機構で済むわけですが、時間のズレが
頻繁に出ると問題になってしまうので、リモコンの動作用の通常の電池には依存しない
リチウムイオンのボタン電池を入れて置くと言った、基本的な対処が重要になるでしょう。
時間の補正は、携帯デバイスを通して携帯事業者のサーバへのデータ送信を行なう際に
時計の時間チェックと補正要素を必須にして置けば良いだろうから、これも簡単ですな。

 データログは、基本がリモコンのボタン操作が時系列で記録されていく単純なモノなので
それを記録する内蔵の搭載メモリも、特別に大きな容量が必要になるわけではないですし
データログも蓄積が4週間を過ぎると、ログの1週目が消えて行く仕組みなどにせずとも
三ヶ月ぐらいを溜め込むことが可能だとしたり、送信データは差分のみと言う形にして
PCではなく、携帯デバイスから送信と言うことで、ユーザーの通信の負担軽減も考慮する。

 リモコンのデータロガーでは、電源ボタンを押してから視聴時間がカウントされる形で
そのままボタンを押しただけで放置している場合は、見ていないと言う判断がされるなどの
集計されたデータを分析する際の様々なテクニック、方法を開発していく必要があります。

 なぜならば、通信費用ポイントを目的とした、見てもいないのにボタンを適当に押す様な
ユーザーを不適合と言う形で統計から省いたり、そういう不正が発覚した場合に、あなたは
既定の条件を満たさなかったので、今月のポイントは、315ポイントとなりますという形で
サービス協力に対しての一定の支払いはしつつ、来月の契約は、既定未満過多に拠って
解除と言う流れになるなどの規約を入れて置き、315円と言う出血にも血止めを行なう寸法

 インターネットなどで、不正にリモコンのボタンを打ち込むプログラムなどが出たとしても
同じ要素が複数のデータから出れば、統計時に収集されたデータからそれらを省けば良く
既定打席とも言える条件を満たさない場合の最低限のポイントが315円分なのを考えれば
テレビは見ないけれど、通信料金を減らしたいと言う人も、毎日10円の為に余計な手間や
携帯電話の固有番号に紐付けされた状態で、わざわざ不正を行なうリスクを取るべきでは
ないことにすぐに気付くでしょうから、制度設計の段階で不正のメリットを小さくして対処と。

 不正じゃないことを示す為に、CM中にチャンネルを変えたと言うデータロガーのログが
複数必要だったり(笑)テレビ局側に好ましくない形が、データの信頼性を裏付けると言う
皮肉があったり、テレビを一定時間きちんと見なければならないと言う苦行付きであるけど
通信費用ポイント目当てで、テレビを見ることを維持する人が出て来るかもしれませんのぉ

 このサービスは、テレビを見ていなくてもリモコンのボタンを押す事や、契約者が集まって
影響力集団を結成して、意図的な反映ができてしまうデメリットもありますが、契約者数を
100万人単位以上を目指す形にし、集計されるデータの量を増やすことで、不正の影響が
集計データに出難い状況を作り、出てくる?!影響力集団に無力感、徒労感を与えて対処
個人契約であり、自分の契約している携帯電話と紐付けなので、個人の大量契約も不可
「AKB48」商法的な形の個人が影響力を発揮するのも制度的に出来ない様にして置いたり
週刊少年ジャンプのアンケート集計の様な、特定のファンががんばれてしまうと言う要素を
母数となる全体数を増やすことに拠って薄めることが出来るわけで、数が重要なんですな。

 また、ネットなどで不正な操作を登録しようみたいな祭りが拡がったりする事態があれば
統計データに修正として反映させるなど、さまざまな形で対策することは可能であるわけで
ビデオリサーチのリッチな調査方法と比べると、正確さにはかけますが、数は撃てるから
あとは、集まったデータを分析する統計局の人間の優秀な腕の見せ所となるでしょうねぇ。
言葉がやや先行している「ビックデータ」を扱うグループがある携帯事業者などに置いては
弱ってもテレビの影響力がまだ残っている現状、積極的に行なう動機にもなるかも鴨!?


5.まとめ

 今回のリモコンを使った視聴率調査の新しい手法の考案ですが、発想自体は単純明快
アメリカなどのベンチャー企業っぽい発想だけど、その場合は独自機能を入れた万能型の
高機能リモコンを作り、すごいのに、使う人が限定されてしまう形での失敗確定まっしぐら
スマートフォンや携帯デバイスをテレビのリモコンの代わりにすればいいのでは?となると
「スマートテレビ」構想を行えるぐらいの頭脳がないと不可能でしょうし、マイナスイオンや
ナノイーの発生装置が頭についていない私などの凡人にはとても難しく、普通に考えても
同時に使えなくなる状態や、使う人が限定される形では意味も薄いのでは?と思うわけで
ゆえに、既存の、普段使われているリモコンと同じモノを用意する事が重要であるのです。

 必要となるデータロガー機能と通信チップを搭載した既存のリモコンの用意を行なったり
記録したデータ送る仕組みとして、通信デバイスとの手間のかからないリンクの必要性や
データ送信を継続して貰う有効なインセンティブを毎月提供出来る仕組みを用意出来る事
これらを加味すると、必然的に行える企業が絞られ、携帯電話事業者が残るわけです。
アイディアはベンチャー企業っぽいけど、実行は大手しか出来ないと言うジレンマですな。

 落ち目のテレビの情報など集めても仕方がないと言う声もネットでは強そうでありますが
データの質は、分から秒の単位へ、規模は千から万へ、日本全国と言う公平な調査にて
ビデオリサーチに対抗出来る仕組みかつ、現状に即さない世帯視聴率がメインではなく
完全なる個人視聴率と言う要素を備え、郵便番号の属性があり、各都道府県別の視聴率
市町村単位までのが解ると言う、 地元意識の高まりやら、郷土愛を感じられる!?形の
側面も、良くも悪くもあり、契約者が増えれば増えるほどに、データの品質が高まる事や
収集データのサンプルが足りない地域で、視聴データ送信サービスのキャンペーンを張り
日本中の一票の格差ならぬ、あまり重要じゃないんじゃね?扱いされていた地域の視聴率
すなわち、中央に追随する事を、半ば見えない義務とされていた場所の格差是正に繋げ
プロ野球で例えるところの、日本中が「読売ジャイアンツ」を中心として回っていた時代から
現在の地域を活かした形の「北海道日本ハムファイターズ」「福岡ソフトバンクホークス」
「東北楽天ゴールデンイーグルス」などが存在している状況を目指すとでもいいましょうか

 操作ログと言う信頼性の担保が難しいデータも、競合のビデオリサーチの1000倍以上の
データが集まる辺りから、質が高まり、成長が信頼を生むという面白い要素があるわけで
不況にも合う!?通信費用を減らすことを目的とした利用や、普段はテレビを見ないのに
テレビよりも重要な携帯デバイスの月額費用を削減する目的で、このサービスと契約をし
契約での最低視聴時間を守る為に、毎日1時間、仕方なくテレビを見る人が出たりすれば
落ち目のテレビ局に取っても、自分で何もしないのに果実のある朗報やもしれませんなぁ

 データロガーで、CMに入ったら、リモコン操作が行われる確率が高い状況なども解り
CMを提供する企業側としても、見て貰うべく、注目を集める目的に特化した方法に対する
視聴者の動きが解ったりするわけで、やたら五月蝿かったり、一瞬の点滅を使ったりや
点滅と同じ様な拡大から通常のサイズに一瞬で行なわれる演出が、視聴者に取っては
鬱陶しい扱いであったりと言う、数万以上の操作ログの無情な結果を見せつけられたりの
見たくないけど、見なければならない現実と向き合い、視聴率に最適化していた現状から
視聴者意識の動向も操作ログのデータから読み取れる為、変化が必要になるでしょうねぇ
CMに入った途端、消音を押したり、チャンネルを変えられる形が操作ログに残るわけで
1分以上CMが続くと、チャンネルが変更される確率が急に上がったりなどが、少数からの
サンプルを統計学で分析した結果ではなく、冷徹で無慈悲な圧倒的な数に拠るデータから
判明したりすれば、それまでの自分達の都合に拠っての解釈や言い訳も通用しなくなって
製作サイドも番組の作り方、CMの挟み方、CMの見せ方などで変わっていく可能性があり
意識ではなく、数字に最適化していた状態がテレビ離れの要素を作っていたのだとしたら
出てきた結果に合わせ、意識にも最適化する事に成功すれば、止血ぐらいは出来るかと。

 書いてて思ったのですが、100万人単位でのそういうデータって結構重要な情報だし
CMを出している企業向けに、全てのCM(その企業の)の放映時間別のデータを含めた
分析や統計を個別に出すことで、結構なお金を稼げそうですのぉ・・・数を増やして行く事で
視聴データ提供者へのインセンティブの総額を上回る利益すら見込める可能性もあるし
自分達がビックデータ系のサービスを行なっているとしたら、そことの連携を強める事にて
他の事業者が出来ない個人視聴率データを加え、付加価値を高められるわけですから。
言うなれば、特定の層を煽って、焚きつけることをマーケティングだと勘違いした果てに
別の方法をしっかり開発して来ておらず、従来の方法が通用しなくなってしまったばかりか
「アリだー!」と言うが如くの「ステマだー!」と言う声と共に、石が飛んで来る現状に置いて
頼れるのは、行動ログなどの着飾っていない無言の声とも言えるデータやその分析結果
検索と言うインターネットのビックデータの覇者は決まっておりますが、その他の分野は
未開の地であり、そのフロンティアを目指した戦いが始まっているわけで、消費者的には
「踏み込み過ぎじゃね?」や「おいおい・・・最近のは隠す気がないのが多過ぎるだろ・・・」と
困った感じもあるわけですが、そこにプライバシー的な要素を守った基準が欲しいゆえに
逆に、提案する形を取り、どこまでが取られるのか?守るにはどうすればいいのか?等を
消費者側が認識、自覚、選択出来る形にて、提供される方向で進んで行って貰いたいと。

関連ニュース:「総務省がスマホプライバシー基準を公開

 話を戻すと、世代が上がればCMに入った際のリモコン操作はあまり起きない?!と言う
予想が出来ても、それが数万以上のサンプルにて、本当なのか?と言うのも解るわけで
地域ごとに、季節ごとに異なることはないのか?など、様々な要素があり興味は尽きない
そういう統計学を無視した数に拠るブルートフォース的な結果を導き出す要素と言うのも
今回書いた仕組みがあれば出来るので、それはそれで面白いのではないかと思う次第
(統計学とビックデータは、存在を巡りもっと喧嘩する事態になると思っていたのですが・・・)

 実際にサービスが始まると、情報に目敏い人が通信費用削減を目的に加入するだろうし
お年寄りの家とかでは、孫が自分の携帯電話の通話料金の減額にそのポイントを使うべく
家族間通話無料があるし、もしもの時の為にと、じーさん、ばーさんに携帯電話を持たせ
関連で同じメーカーのを選び、更に視聴率調査サービスに加入して貰う様に画策・・・(-∀-)
やさしさか!?私欲か!?中学生ぐらいには、大きい毎月の減額ポイントの魅力もあって
実行したのだが、成功し、喜んでいるのも束の間、家族間通話無料を大々的に説明した為
毎週、数回の長電話をこなす必要が出てきてしまったりと言うオチが付いたりすると(笑)
更には、還元ポイント1.5倍を目指し、じーさんに視聴データ送信の皆勤賞を取って貰うべく
毎日、「じーちゃん、ちゃんと昼の12時までに送信ボタン押しておいてよ!」と電話をしたり
学校に行く前に、「今押して、今!」とやり、サービスを提供する事業者のサイトから見れる
じーさんのページに、今日の視聴データ送信完了のスタンプが押されたことを確認してから
「ありがとう!じーちゃん、じゃ、学校に行って来ます!」となったりする状況も出るでしょう。
微笑ましいのか、したたかなのか、ごちゃまぜなのか、分析は不要、そういう関係の中に
無意識の安否確認などの要素も入っているやもしれませんが、意識的に作ると大抵ダメで
結果として、なぜかそうなっている形と言うのがいいんじゃないんですかね〜みたいな!?

 今回の提案の細かい問題点に、個人の携帯デバイスと連動する形の完全個人視聴率も
居間などで、家族みんなでテレビを使う機会が多いところでは、このサービスを登録する際
世帯視聴率契約と言う属性を作ったりする必要があったり、リモコンの操作ログの送信を
手動で行なうことの継続性と言う未知数の要素や、送信皆勤賞のインセンティブの効果が
薄れて来る様だったらポイント増額などで対応する必要が出るでしょうし、その前の段階で
毎朝などの特定の時刻に、自動的に送信する方法を選べるなどの対処も必要となるかと。
操作ログ記録中と重なる事も加味し、朝の8時に自動送信設定した場合、朝の7時までの
データが送られ、記録中のデータと被る部分も加味して、翌日などに同じ部分も送る形で
データ送信と記録中のデータの問題を解決するなど、細かい部分もきっちり作るべきです。
(マニアックな形で詳細を書くと、毎朝7時までのデータがその日の送信の対象となる場合)
(内蔵時計のその時間を軸に、操作ログが昨日のと、本日からのと言う別々な形となるか)
(予定時間の3分前から本日のログが開始され、昨日のログは7時に終わると言う構成の)
(同時に記録されてる時間を作ることで、ログのずれが起きた場合に対処する方法を用い)
(その後、10分以内に昨日の操作ログが「gzip」で1/10ぐらいのファイルサイズに圧縮され)
(送信可能なフォルダに移される仕組みにし、この送信可能状態となった事を示す要素で)
(新しい機能が装着されたリモコンに、準備完了のLEDなども物理的に装着させておいて)
(準備完了のLEDが赤く光っていれば、送信が出来る状態となります・・・と言う説明を入れ)
(携帯デバイスを持っているだけで、あまり利用しないサービス加入者の状況に置いても)
(「むっ!?リモコンが赤く光ってるな・・・どうでもいいことだが、送信ボタンをポチッとな」や)
(「おとーさん、おとーさん、リモコン赤赤!1,500円!1,500円」「おっ!おう、おう・・・」などの)
(携帯デバイスで利用ページを見る操作を厭わない利用者以外にも、解り易さを組み込み)
(利用者が継続して行く状況において、脱落しない、偏らない形を念頭に作る必要がある)
(LEDは、青か緑が通常状態、赤が送信可能状態、黄色が問題がある状態等に割り振る)

 調査会社は、翌日の視聴率発表の他、1週間後にも、遅れて来たデータを追加したのを
発表してみたり、地域別のランキング、リモコン操作が多くなるCMランキングなどに加えて
テレビメーカー別の番組視聴率を出すと言った、一風変わった要素なども出せそうですね。
関連で言えば、ソニー製テレビでは、音楽番組が見られる傾向が多い結果となった場合に
そういうユーザーの水面下の好みに合わせ、テレビ搭載の大抵がショボイ音響システムを
強化したりと言ったことにも繋がるし、目覚ましベル機能とかナノイー機能を付けるよりは
ましな、まともな商品が出せる切っ掛けにもなったりする可能性も生まれるのでは!?と。
もっとも、音響が強化されても、コンテンツ、つまり、中で歌ったりする人の強化については
家電メーカーの中の人ががんばったところで、どうにもならないと言う状況なのが悲しいとこ
(いや・・・国内の地上波の音楽番組の視聴データから音響レベルを求める人を測るのは)
(どうなんだ?ナノイーとかを、大量に吸い込まないとそういう発想にならないのでは?と)
(そういう冷静な突っ込みはご勘弁を(^−^; 使い方としての一例を挙げてみただけでふ)

 尚、上記での詳細データは、ほかで集まる色々な要素を加えたビックデータと合わせての
分析を行なうであろう携帯事業者のグループ企業から、結構なお値段で買う形になるかと
そんな感じのインセンティブを最後に載せ、こういうのをやって頂ければなぁ・・・みたいな。

 以上、今回も自作PCネタが出来ず、なかなか自作PCネタに進まないんですよねぇ・・・
EH3000と言う空気清浄機を導入し、埃対策やらを含め、良い環境になっているのですが
むむむっ!?動画サイトで「実況プレイ動画」なんてを頻繁に見ているのがまずいのか?
いや、それはあまり関係ないだろうし、バスケットボールの名作漫画の「スラムダンク」風に
言うならば、「安西先生・・・ニコニコ動画が見たいです・・・自作PCネタがやりたいです・・・」


次回:未定

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