- 0.AthlonPCの騒音の原因を探す+α
- 季節が秋を過ぎて冬になりかかって来た11月中旬、例年よりは暖かい感じはあるけど
- そこそこ寒い時期が続いていたのと、前回導入した8rdavcoreによる絶大な効果により
- AthlonPCの温度が大きく下がったので、ケース内部の冷却ファンの回転数を下げても
- 熱でパーツが壊れる事も無さそうだな、、と言う状況だったので、今回はそれを活かし
- ファンの回転数を下げたり等、現状の各パーツの騒音状態の把握を行なうのが目的!
- 1.スマートドライブをシャドウ3.5インチベイに移す+α
- 当初は、1.に書いた通りファンの騒音原を見つける事を最初にやるつもりでしたが(^^;
- 星野金属製のPCケースのカスタムパーツオプションを扱っている綿貫製作所のサイトを
- 見ていた時に、3.5インチベイの箇所にスマートドライブを縦置きで2台設置しているけど
- これを真似れば私が使っている現在のケース(CHENBRO SR10405)でも似た様な事が
- 出来るかも!?とか考えてしまったので、まずはこの設置実験から行なう事にしました。
- 幸い、以前購入したけど使っていないパーツ類に、これに使えそうな物が揃ってたので
- (具体的にはJapanValueのPH-BBASとPH-ACSS、そして親和産業の静かマットの3つ)
- 気軽に試す事が出来そうだな、、と言うのがこれを最初にやる事になった理由でして
- 結果がどうであれ、試せる物ならさっさと試して実使用でも使える状態になるのか?を
- 調べた方が気分的にすっきりするだろうって事で、早速装着実験を行なっちゃいます。
- 最初に、ケースから取り外した3.5インチシャドウベイの上下に用意した静かマットを貼り
- スマートドライブの方にPH-BBASを取り付けて、一台だけでの固定を試してみたところ
- 形的にもスペース的にもうまい具合に行けたので、目的通りスマートドライブを2台並べ
- 取り付ける事にしました。 ここでもPH-BBASを両方のスマートドライブに取り付けて
- 縦置きした時のネジ固定部分を作った後に、下側をPH-ACCSの大きい方を使って固定
- 上側はPH-BBASを付けている関係(PH-ACCSを付けるネジ穴が微妙に合わない)から
- 小さい方のパーツで前方一部分だけを固定し、シャドウベイの電源側に当たる部分に
- アルミテープを貼る事で、少し前に導入したまず貼る一番の放射熱がスマートドライブに
- 直接当たらない様にして置きました。(もう一方の側面部分と背面から見た状態の写真)
- これによりスマートドライブに占拠されていた5インチベイ2段が空き、冷却用のファンも
- 今までの所よりも少し奥の方に設置出来たので、奥に設置したスマートドライブ同様に
- わずかな効果だろうけど、前方から外に漏れる音が小さくなるんじゃないかな〜?と。
- 他では、このスマートドライブ縦置きによって光学ドライブとケーブルを接続する場所が
- かなり狭くなっているけれど、ケーブルに干渉していないし、たぶん?大丈夫だと思う。
- (電源ケーブルもIDEケーブルみたくL字型のに変えれば安心出来るかもしれない!?)
- それから12cmファンを最前面に付けていた5インチベイですが、ここには余っていた
- 星野金属のALTIUM 5W クーリングキットを使い、吸気はするけれど、遮音性を高めて
- 今までの状態よりも少しでも静かな状態に仕上がってくれれば有り難いなぁ、みたいな
- (ALTIUM 5W クーリングキットにファンは付けず、新しくなった前面部分、蓋閉め後)
- (中途半端で吸気量は少なくなり、遮音性もいまいち上がらない、、では困るけど(^o^;)
- 2.静音化の為に騒音の原因を潰して行く
- スマートドライブと前面12cmファンが前面5インチベイ部分からケース奥に移動した事で
- 予想していたよりも静かな状況を得られたので、目的である騒音部分を見つけるのも
- かなり容易(基準は逆に厳しく!?)になったのは、良かったのか?それとも、、、!?
- と言う事で、早速騒音原を追求していくのですが、最初はスマートドライブに入れても
- ケースに耳を近づけてみると、小さいけどブ〜ンと言う感じの共振音!?が残っている
- 3台あるHDDの電源を全て外し、スーパーファンコントローラーのツマミを最低限に絞り
- その状態でPCの電源を入れて、ファンの音を聞いてみると、、、電源に取り付けている
- 光る鎌風の風の音が付属ファンコンを最低限に絞っても、若干気になる感じだったので
- PCの電源を一旦切り、光る鎌風の風の給電を外した状態でPCを起動させてみると
- 騒音の原因は光る鎌風の風じゃなかったみたいだけど、ケース上部で使ってるのでは
- 光る鎌風の風の低回転の音でも外に漏れる度合いが大きいな、、と言う結論も出て
- ここをアルミ製のファンの殻をひとつ付けたXINRUILIANのRDL8025Sと交換する事にし
- 再び騒音の原因の追求に入り直して、絞っていたスーパーファンコントローラを上げると
- 微妙なファンのカラコロ軸音を出していたのが、4pin→3pinケーブルをわざわざつけて
- ファンコンに繋いでいたPCIスロット型クーラーのVANTEC SP-FC70-BLだと判明!
- ハァ、、高かったし、サウスブリッジも同時に冷却出来ていただけにこれは痛い(−−;
- けど、静かな状況を作る上では仕方ないので、このPCIクーラーを外し、ビデオカードや
- サウスブリッジの冷却補助には、今後似た様な形のファンを取り付ける事にしました。
- (この形状のファンでは、SF-2100とかNorthPole 1000の付属ファンとかが良さそうかな)
- 騒音探索を続けると、今度はビデオカードに付けているZALMAN製巨大ヒートシンクの
- ZM80C-HPのオプションとして付けていたZM-OP1のファンが怪しくなったので、これの
- 電源ケーブル(抵抗を入れて5V化してある)取り外してみると、、、見事に大ビンゴ!
- 騒音原だったのはこれか、、抵抗を入れて5V化していたので見逃していた罠(苦笑)
- ただ、このファンを外した状態で使うと、補助のPCIクーラーも外してしまってるので
- 冬とは言え、3Dゲームを長い時間行なう時にビデオカードの冷却に不安がある為
- ファンの3pinケーブルを延長する電源ケーブルを使い、今までPCIクーラーを付けてた
- スーパーファンコントローラと繋げる事にして、急場をとりあえず凌ぐ事にすると共に
- 長尾製作所で15mm厚のファンをいくつか注文し、この対策はとりあえず一旦終了
- 3.CPUファンの交換と鎌風の風ファンコントローラーのツマミ対策
- ここでは、1.や2.でフォローしなかった細かい改良部分を書いてみたいと思います。
- 2.で書いた電源ケース内部側ファンとして使用していて取り外す事となった鎌風の風は
- CPUファンとして使うのなら場所的にも今までの場所よりは音が聞こえ難いだろう、、、
- って事だったのでCPUファンとして使う事にして、手早くCPUファン交換をしたのですが
- これによって3つの鎌風の風がケースにある状態となり、鎌風の風のファンコンツマミが
- デェ〜ンと無造作に空き5インチベイに置かれている状況になってしまっていたので
- 外から見えない所とは言え、これはファンコンを操作する上でも余りよろしくない、、と
- そこで!3.5インチベイの蓋を使ってファンコンのツマミ取り付け場所を作ってみました。
- 位置決めと穴あけ 、
穴あけ正面から 、
穴を拡張 、
穴のサイズ 、
ツマミを通してみる
- ツマミをナットで固定 、
裏側部分 、
横から 、
仮固定 、
残り二つを取り付け 、
その裏
- こんな感じになってまして、実際にこれを装着する場所は、2つある前面3.5インチベイが
- フロッピーディスクドライブとスーパーファンコントローラーで埋まってしまっている為に
- 使用頻度が高くないFDドライブを少し下げて固定、ケース前面蓋を開けて使える状態へ
- (ケース前面蓋部分を閉めて行くと、、、こんな感じに収まるのとツマミの出っ張り具合)
- ファンコンのツマミ部分が出っ張ってしまい、前面扉を閉められなくなる事も無かったし
- FDドライブの使う時はBIOSの更新とかMemtestの実行時、HDDメーカーのツール等を
- 使用する時ぐらいのみなので、前面蓋を外さないとFDドライブにアクセス出来なくても
- 困る事はないだろうな、、と。(+AINEXのPF-052を使って対処する方法もあった!?)
- しかし、きちんとした所にファンコンのツマミがあるってのは随分便利なんだなぁ(笑)
- +
- ファンコンツマミ作業をあれこれやっている間にHDDトレードの失敗の復旧も実行!
- 新しいパーティションはこんな感じです>ファイルの移動に約5時間掛かったけど(苦笑)
- 基本的には故障した時のOS場所(通常はスワップファイル場所)とメインに使う12GBと
- 残りの部分が倉庫と言う構成ですが、今回少し変えたのがスワップファイル置き場の
- クラスタ(アロケーションユニット)サイズを最大容量の64KBでフォーマットしました。
- (このパーティションには、スワップファイルしか存在しないのでこの設定でも問題無し)
- とは言え、ベンチマークで差が出るわけでも無いし、スワップ場所をST3200822Aに戻し
- OS起動時の体感速度は上がっているので、きちんとした比較が出来ないからなんとも
- 一応ベンチマークテストの結果(共にnForce2 IDE接続でSW Driverのバージョンは2.5)
- HDBENH 、
CrystalMark<Seagate Barracuda7200.7 Plue ST3200822A
- HDBENH 、
CrystalMark<Western Digital Caviar WD2500JB
- 4.まとめ
- 前回の8rdavcore効果様様って感じで行なう事となったAthlonPCの静音化作業ですが
- 果てしなく続く!?(苦笑)この作業も冬だと熱に対する余力があるから色々試せるし
- PCIスロット型クーラーを外す事になるのは意外だったけど、収穫は大きかったな、、と
- 3.5インチシャドウベイに入れたスマートドライブ2台に関しては、今はうまく行ってるけど
- 安定性はちと微妙な所、、、HDD故障等が出たら今後のここで書く事になると思います。
- (ネジできちんと固定はしているけど、イレギュラーな使い方になっちゃってるだろうし)
- 他は余計な配線や雑な配置だったファンコンのツマミをうまくまとめる事が出来たのは
- ケース内部の見えないところの事なんだけれども、気分的にもスッキリしますた(^−^)
- この勢い!?で次回は長尾製作所へ注文したファンと新しいPCIスロットクーラー導入
- その他、毎度の細かい調整の「師走のAthlonPC静音化 其の二」を行なう予定です。
- 次回:師走のAthlonPC静音化 其の二
|