(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年1月10日
AthlonPCの冷却効率を向上させる!


1.デュアル構成にしたCPU冷却補助用サイドファン
今年2005年の第一回目となるPCの近況は、新しい年になったからといって特別な事を
行なうわけでもなく、旧年中の話題の続き(^−^; ただし、その効果は特別かも!?
何を行なうのか?と言うと、少し前に行なったギガコンプ@ファンアングルの発想の応用
オウルテック@OWL-BRA30?FBを使っての、CPU冷却用サイド補助ファンの追加です。
OWL-BRA30?FBをファンアングル状態で使うとファンの取り付け自由度が高くなる故)
使用するパーツは、今は補助用ファンひとつで使っているOWL-BRA30?FBの一部分と
PCIスロットクーラーを新しくした時に、長尾製作所へ注文したXINRUILIANのRDL8015
このファン2つを取りあえず中央部分で固定し、CPUクーラーへと装着してみたのですが
下側の長いビデオカードに物理的に干渉してしまいNGだったので、ファンの装着位置を
ずらしまして(こういう時にOWL-BRA30?FBの利便性が出る)干渉を防ぐ形に持って行き
CPUクーラーへの位置合わせで干渉が起きない状態を確認してから、ケーブルバンド
一箇所だけのネジ固定で不安があった部分を解消すべく、ファンのネジ穴同士を接続し
強力!?な固定状態を作り、最後にケーブルバンドの余まった部分を切除して完成!
使用したケーブルバンドは、買い足し品ではなく、今の電源に付属していたモノです。)
(これでは心配なら、ファンの外周部分を絶縁テープで一周程させて置くのも良いかと)
CPU冷却補助用のサイドファンの本装着では、CPUクーラー部分も若干変更していて
COOL REDUCERと言うパーツを新たに買い足し、これをCPUファンの上に挟む事により
OWL-BRA30?FBのサイド部分が上向き状態から下向き状態での装着へと変更になる。
(今までより若干長いネジが必要となったけど、幸いネジはふんだんに有り問題無し
諸々のパーツを再装着し、完成した状態がこんな感じでして、最初に出たVGA部分との
干渉も全然問題無く、コンデンサーやメモリースロットとの距離も十分、取り付け前には
少し気に懸かっていたメモリースロット左端下の脇にある若干背の高いコンデンサー
問題にならなかったばかりか、ケース内部上面への干渉も皆無だったのには大満足!
予定外!?となったのは、CPU冷却補助ファンって事なのに、ノースブリッジへ装着した
ヒートシンク(PAL6035)の大部分へ新しく付けたファンが当たってるって事かな、、(・ω・)
(PAL6035が大き過ぎて、CPUのヒートシンク下側の冷却効率を下げていそうなので)
(ノースブリッジヒートシンクへ直接風を当てる事でCPU冷却効果を期待出来る!?)

2.デュアルサイド補助ファンの効果は?
この新しく増設したサイドファンは、Ainexのファン電源分岐ケーブルを使って、今までの
サイド補助ファンを取り付けていたスーパーファンコントローラへふたつまとめて接続
(機能的には良いのだけど、このファンケーブルだらけは今度の改良点としよう、、っと)
PCの電源を入れ、ファンコンをグリグリやって、新しいファンの軸音やパーツ取り付けに
不備が無い事を確認してから増設ファンの効果を測るべく、ベンチマークテスト開始〜
(環境はAthlonXP-M 2600+@2300MHz(電圧1.55V) 冷却ソフトに8rdavcore+CoolON)
、、、各種ベンチマークテストを行って見たけど、負担掛け終わった後の温度の下がる
速度が早くなっていたのと、サイドファン効果でシステム温度センサーがある付近に
風が送られる様になったのが効いたらしく、システム温度の表示が低くなりました。
ただ、冬効果と8rdavcoreの効果でアイドル時の各温度は元々かなり低くなっていたし
サイド補助ファンもふたつじゃないけれど、ひとつの状態で動かしていたので、驚く様な
冷却効果を見せた!、、って風にはさすがに書くわけにはいかないか、、な?(^_^;;
効果あり!って言う大きな感触はあるのだけど、時期が時期だけに数字に表し難いなぁ
個人的には、2300MHz動作のCPU負担率100%を2時間ぐらい続けていたにも関わらず
最大温度が47度までしか達しなかった事(CPUファンの最高回転は1679回転)とかが
今まで51〜54度(ただし、not 冬)になっていたのと比較して、満足出来たのだけれども
+
サイドから風を当てる事になったけど、CPUのファンは相変わらず吸出しタイプの状態
吹き付け状態との比較は、上記の理由から今の季節に適当で無い、、と判断しまして
この二つの比較については、暖かい季節になったら試してみる予定を考えています。

3.まとめ
今回のCPU冷却補助用デュアルサイドファンは、新たにCPUクーラーを購入するよりも
コスト的に安く上がるし、70〜120%の効果を期待出来るのがCPUクーラーだとしたら
確実に近い形で+20〜30%ぐらいの冷却効果がある増設アクセサリーって感じなので
取り付けや導入に際し、ヒートシンク形状との不適合、ケース内部での物理的な干渉等
ケースによって問題も出るだろうけれど、一般的な8cmファンを使用するヒートシンクなら
その多くで装着可能だと思うし(上下左右の装着方向を変えるのも可)横から風当てる
このサイドファン方式だと、CPUやシステムの冷却以外にも、VRMやコンデンサー等の
PCの安定に左右する!?部分の冷却にも結構効果あるんじゃないかな、、みたいな?
私の環境では、初期サイドファンの時の効果も合わせて大きな冷却効果があったので
NF7系マザーボードを使っている人には、かなりお勧め出来る追加冷却方法かも!?
冷却補助ファン効果でCPUファンの回転数を下げる事が出来れば静音化にも繋がるし

次回:未定

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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