(p_-) PC日記 (・∀・)
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2003年11月27日
シリアルATAのHDDを購入!


1.Hitachi Deskstar7K250
前々回のPCスマート化計画で書いたシリアルATAのHDDの導入を行ってみました。
当初の目的では、160GBのHitachi製SATAのHDDを購入するつもりだったのですが
HDDの5年延長保障がつけられるTsukumoのネットショップに160GB版がなかったのと
注文の前日!?だかにソフマップ横浜店で80GB版が6900円ぐらいで売られていたのを
見てたので、80GBを2つ購入した方がお得なのでは?それにAthlonPCのマザーボード
NF7-S v2.0はオンボードSATAチップがRAIDをサポートしているので、RAIDも組める!
そんな考えが頭をよぎったのもあって、80GBを2つ購入する方向に流れて行きました。
けど、実際にTsukumoのネットショップや他の価格比較サイトを見て驚いた、、、(汗)
ソフマップ横浜店で7000円を切っていたHitachiのHDDは、ATA版でキャッシュが2MBの
モデルで、SATAでキャッシュが8MBの80GB版は8979円だった、、、これでは160GB版を
購入した方がコスト的にもメリットがあるので予定変更!っと普通ならなるのだけれど
RAIDを考えていた時に、それ関連のサイトを回り色々情報を集めて気分がRAIDに(爆)
なってしまっていたので、ケース内部スッキリ化計画とも相反する事にもなるのだけど
Hitachi Deskstar7K250 SATAのHDDは160GBではなく、80GBを2つ購入に決定!
購入場所は、HDDをいつもここで延長保障をつけて買っているTsukumoのネットショップ
消費税、送料込みで計21406円と160GBとしてはコストパフォーマンス悪すぎ(苦笑)
HDD外箱とSATAケーブル箱開けプチプチ袋入りのHDDプチプチ袋を外す
上から見たHDDSATA版の背面部分SATAケーブル拡大代理店の保証書
バラクーダ4(左)と厚みを比較基盤部分を真上から基盤部分を背面から

2.取り付けと使用感
取り付けはHDDケースとかに入れずに、2台共を3.5インチのHDDベイに取り付けます。
HDDの固定にはお馴染みのゴムを挟み、ネジはBlueScrew Setの12番の長さ11mm
Wセムスナベネジとの組み合わせで、きつきつに止めるのではなく、しっかり締めるけど
多少の余力が残る感じのゴムの力を最大限に生かせる!?状態を作りあげます。
3.5インチHDDベイに、今回購入した2つのHDDの組み込みが終わったら、HDDベイを
元の位置に戻し、電源ケーブル(HitachiのHDDは通常の4pin電源端子も付いている)と
シリアルATAのケーブルを接続して、物理的なHDD増設作業は完了となります。
電源を入れてマシンを起動させたところ、SATAチップが読み込まれる所で2つのHDDが
きちんと表示され、Windowsも問題なく立ち上がり、コントロールパネルの管理ツールの
ディスクの管理を確認すると、Windows上でもきっちり増設したHDDを確認出来たので
パーティション作成と初回と言う事で1台20〜30分の通常フォーマットを実行しました
不良セクタや途中で止まる事もなかったので、とりあえず問題無い事を確認(^-^)
そこで、HDBENCH3.46bを使って簡単なベンチマークテストを行ってみました。
SATA1に接続したHDDのベンチマーク結果 NTFS
SATA2に接続したHDDのベンチマーク結果 NTFS
比較データ180GXP PromiseUltra133TX2接続 FAT32
テスト結果は、180GXP系と同じ様な数字の傾向で、Writeが低い理由はマザーボードの
オンボードとは言え、PCI(最大速度133MB)にぶら下がっている状態の接続デバイス
今回で言うところのNF7-S v2.0のSiliconImage Sil3112だからと言う事もあると思います。
(比較のファイルシステムが違うし、アバウトなHDBENCHで比べる事自体が難儀だが)
Intel ICH5、VIA VT8237、SiS964みたいにサウスブリッジ直結のSATAデバイスならば
Writeの数字もリード並とまではいかなくても、54MB以上は出すのではないかなぁと思う
次は重要な音に関して、、、読み込み時では無く通常時の音が120GXP程ではないけど
キ〜ンって言う高周波が180GXPに比べて気になったので、防音系HDDケースに入れて
対策した方が良いと思います。音の次に重要な振動に関しては2台それぞれ別の印象
2台両方ともにタイ(THAILAND)で製造されたHDDで製造月も2003年9月、シリアルNoも
連続ではないけど、かなり近い数字なのですが、SATA1に付けた方は180GXPみたいな
強烈な振動を出していて、HDDを止めたネジを触るとブルブルとかなり激しく振動する。
逆にSATA2に取り付けた方は、振動もほとんど無く静かで、ベンチマークのスコアでも
RadomRead等で若干違いが出ていました。同じ工場(生産地)で製造番号まで近いのに
割と大きな個体差ってのもあるのかな? ちなみに3.5インチHDDベイはこんな感じです。
上SATA1で接続ケーブルはAINEX SAT-078L、下SATA2でケーブルはマザボ付属品
SATAケーブルの違いでこの速度の差は無さそうだけど、情報は多い方が良いので、、
最後にHDDアクセス時の音ですが、意外にもバリバリ系な音で結構五月蝿いです。
ただ、低音で気に障る物じゃないし、AAM(automatic acoustic management)機能を
サポートしているので、FeatureToolを使って、静かな状態に設定すれば許容範囲かな
(静かな状態にしても、HDDケース等に入れずに裸で設置だとアクセス音は聞こえる)

3.まとめ
価格、性能、振動、音、全てでHitachi Deskstar7K250 HDS722580VLSA80は微妙、、、
価格は8979円と120GBに比べてコストパフォーマンスが良いとは言えないし、性能も
1プラッタ60GBの180GXPのプラッタ容量を80GBに上げた分の向上すら感じられない
振動は固体差があるのでなんとも言えないけど、当たり外れを学べたのは興味深い
音は120GXP程では無いにしろ、高周波再びで印象悪く、アクセス音は改善可能なので
大きな問題にならないけど、IBM時代の様な革新的HDDじゃなくなってしまったのが残念
ただ、消費電力が少なく、熱をあまり持たないと言う見え難い大きなメリットもある。
このどちらとも付かない微妙な感じをなんとかするべく、次回はRAID-0を試す予定!
しかし、これでスマート化計画とは若干違う方向に行ってしまったのが痛いな(^^;
VGA選びも、こうなったらGeForceFX5700Ultraでいいやっ!って感じになるかも!?
これは寒いのもあって、AthlonXPの温度がファンを低回転の状態で負担をかけても
38度ぐらいまでしか上がらないので、勘違いモードで熱を甘く見ている所以(自爆)
+
一緒に購入した70cmのSATAケーブルは少し長過ぎたので、50cm版の方がスッキリ
ケース(SR10405)とマザーボード上のSATAコネクタの位置を考えると55〜60cmが理想

次回:SATAでRAID-0を試す!


2003年11月24日
新しいVGAは何を選べば良いのか?


1.新しいVGAの導入を検討!
AthlonPCにて現在使用しているRADEON9200に対して、特に不満はないのだけれども
新しいビデオカードが出てくる時期とあって、今ビデオカードが安くなって来ているし
大きな不満はなかったCeleron1.4GHzや1.2@1.6GHzからAthlonXPに乗り換えたところ
ちょっと、もうCeleronにはちょっと戻れないなぁ(^^; と言う経験を最近した事もあって
満足と言うか納得したい状態にすべく、2万円そこそこのいわゆるミドルレンジクラスの
ビデオカードを導入しよう!、、、との決意の元、今回のビデオカード選びとなりました。
RADEON9200購入時みたく、計画立てずに行くと(爆)現在、かなり安くなってきている
GeForceFX5600辺りを衝動買いしてしまいそうだったから、きちんと計画を立ててから
ビデオカードを購入しよう!って事で今回はVGAを事前に選ぶのが目的です。
候補は現在のVGA市場で争っている2社(Matroxは除外)ATiとnVIDIAから選ぶので
一昔前のミドルレンジ、二昔前のハイエンド、現行のミドルレンジ製品からとなります。
購入対象のビデオカードを表にまとめるとこんな感じ↓

nVIDIA 価格 ATi 価格
GeforceFX5800
GeforceFX5700Ultra
GeforceFX5700
GeforceFX5600
GeforceFX5600XT
Geforce4 Ti4600
25000〜35000
23000〜27000
18000〜22000
14000〜20000
12000〜15000
18000〜23000
RADEON9800SE
RADEON9700
RADEON9600XT
RADEON9600Pro
RADEON9600
RADEON9500
19000〜21000
---
20000〜25000
16000〜20000
12000〜15000
17000〜20000

個人的に魅力を感じるのがGeForceFX5700シリーズ、理由はGeForceFX5800系で
導入された新機能をサポートしていると言う理由で、メモリ帯域は128bitだけど魅力大!
対抗のRADEON9600系はなんだ、、また9600?って感じで代わり映えしない印象が強く
飽きを感じる秋の夜。でRADEON系はRADEON9800SEのメモリ帯域256bitバージョンを
見つけて買う事が出来れば(128bit版では9600Proと大差ない)最高なんだけど、、、
128bit版を掴まされた日には目も当てられないので、RADEONはちょっと難しい(^_^;
(9800SEはSAPPHIRE製がNG(128bit)でPowerCooler製に当たり(256bit)が多い!?)
そんなわけなので、ここはGeForce5700系で行く事に決定!
ここでまた選択の分岐があり、ノーマル版ウルトラ版のどちらを選べば良いのか?で
違いはノーマル版版がコアクロック425MHz、メモリクロック250x2MHzと言う仕様に対して
ウルトラ版はコア475MHz、メモリクロック450x2MHzと、かなり大きな違いがあります。
カードデザインでもウルトラ版は外部電源コネクタを必要とするので、内部スマート派な
私にとっては、ウルトラ版を導入するのはちょっと躊躇ってしまう、、ってな訳があるので
(カードの作りを比べると、ビデオコアのクロックにほぼ差はないのに、外部コネクタの)
(有無があるのは、メモリクロックが消費電力に大きく関わっているとって事なのかな?)
最終的にはGeForceFX5700のノーマル版を選ぶ事にしました。
おまけ:GeForceFX5700U vs RADEON9600XT

2.RADEON9200のヒートシンク交換でサイズのテスト
ただ、現在のアスロンPCは以前行ったノースブリッジとサウスブリッジにヒートシンクを
取り付ける作業によって、AGPスロット周辺に広さが確保出来ない様な状態なのです。
これだと、ヒートシンクが大きい現在のVGAを取り付けられるか?の不安があったので
現在使っているSAPPHIRE製のRADEON9200にGeForce3のファンレス化を行う時に
購入して、現在は使わなくなっていたZALMANのVGA用ファンレスヒートシンクを付けて
ノース&サウスのヒートシンクに干渉しないか?を試して見る事にしました。
(RADEON7500ではなかったけど、RADEON9200にはZALMAN用の穴が開いていた)
(RADEON9200ぐらいのヒートシンクの大きさなら、干渉は起こらないので問題ない
まず、RADEON9200をAGPスロットから取り外して、ヒートシンクを外す準備をします。
ヒートシンクとビデオカードのコアの間は熱伝導接着剤で取り付けられているので
要らなくなったカードを、基盤に傷を付けない為にヒートシンクと基盤の間に入れて
そこへマイナスドライバーを挟み、テコの原理でゆっくりと力を加えて行きます。
今までの経験上、少しマイナスドライバーの位置を左右にずらして2〜3回クイッと
やれば、ピキィ〜ンと言う小気味好い音と共に、ヒートシンクが外れたのですが
今回は意外と苦戦(^^; 無理に取ると接着剤がコア側に残り過ぎちゃうと思ったので
ビデオカードの下側でこのまま続けるのではなく、上側からやってみる事にしました。
その結果、こんな感じになかなか綺麗にヒートシンクを外す事に成功しました(^o^)
ヒートシンク側の接着剤の付着を見ると、外すのに手間どったのもある意味納得かな
(それにしても、これ系の業務用!?熱伝導接着剤の匂いって異様な物があるね、、)
続いては熱伝導効率を妨げない為にビデオカードのコア側に残っている接着剤を
普通は接着剤除去液等で綺麗にするのだけど、用意していなかったので(^_^;
(この手の作業をやる時は毎回これと同じ様な事を書いている!?けど(゚ε゚)キニシナイ!!)
マイナスドライバーを彫刻刀の要領で使い、薄い膜の様に残っている接着剤を剥がし
細かい所はプラスチック消しゴムで落として行くという従来の方法を踏襲しました→コア
(少し雑な感じだけど、このカードは売却する予定はないので、これでいいかな、、と)
これにてようやく、最後のZALMANヒートシンクの取り付け作業に移ります。
当然!?付属のグリスはGeForce3の時に使い果たしていたので、ここで使うグリスは
アルファで買い物した時に予備に買って置いた物で、250円グリス@型番はYG6260-5
取り付けはグリスを塗ったコアの上にフロントを付け、ネジをZALMAN用の穴を通して
ゴムを挟んで裏側の台座受けを作り、裏側の台座を装着してナットできっちり締めて
ヒートパイプを表と裏のグリスを塗った台座受けに通して、両面に大きいヒートシンクを
ヒートパイプを挟む形で装着して、4本のネジを対称の位置で締めて行って完了
このZALMANヒートシンク@RADEON9200をAGPスロットに取り付けてみたところ、、!?
ノース&サウスのどちらのヒートシンクにも干渉する事なく、装着出来ました!(^-^)
ビフォアーアフター少し離れた位置からノースヒートシンクとの間隔内部全体
難点はAGPスロットからビデオカードを取り外す時に事前に外して置く必要のある
ABIT NF7-S v2.0のAGPスロット右端にあるリテンションを押し難くなった事ぐらいだから
ZALMANのヒートシンクを装着出来るVGAならば、ほとんど取り付け可能となったので
それと比べれば全然たいした事はないかな、、、と思う次第であります。

3.まとめ
ZALMANヒートシンクを取り付ける事が可能とわかったので、VGA選択の幅が広がり
欲しいVGA No.1のGeForceFX 5700も問題なくつけられる事が確認出来たのが収穫
ただ、5700ウルトラ版とノーマル版のメモリクロックの違いが、想像していた物よりも
遥かに大きな差があって(900MHz対500MHz)差額3000〜5000円の価値を考えると
ちょっと所ではなく、いやすごく微妙な物があるので(^-^; もう少し様子を見ながら
5700ノーマル版のベンチマークテストの結果が上がって来るのを待つのが懸命だなぁ
ベンチマークの結果次第ではRADEON9600XTが購入対象として再び復活するだろうし
ビデオカード購入の次にDVI接続の液晶購入も考えているので、ちと簡単には動けない
そんなこんなで1.で書いた事の否定になっちゃうけど(爆)PC日記を書いている途中に
GeForceFX5700関連を調べていたら、ノーマル版メモリクロックはどこも載せていない中
玄人志向さまがサイトにメモリ情報を載せてくれていたので、こんな結果になりました。
+
5700はELSA製のが欲しかったけど、この情報載せてないのでちと信頼度ダウソ(笑)
まあ、このカードは出てまだ間もないので、自分で調べろって事なんだろうね、、、(汗)
他の5700出しているメーカーも、現状はメモリ情報はほとんどが載せていないからなぁ
更には、コア450MHz、メモリ550MHzなんて言うバージョンもあるからわけわからん、、
推測するに、コア400〜450MHz、メモリ460〜600MHzのが5700を名乗る可能性あり
++
今のVGAはコアよりメモリの発熱がすごいので、熱を考えると5700ノーマルの意義も
見い出せるけど、コストパフォーマンスや性能を追求する人が多い事も考えると
5700ノーマルと5700ウルトラのメモリクロック400MHz差の性能がどの程度なのか?を
早く知りたい、、、ちなみに自分は性能許容範囲が1.2〜1.3倍以内に収まれば納得

次回:未定


2003年11月5日
電源線の捻りとスパイラルチューブ


1.電源ケーブルの捻り+αの改良
新しいSeasonic電源を導入してから、およそ1週間を経て、問題が無い事を確認
これで、初期不良物では無いとほぼ判断出来たので、電源ケーブルの捻りを行います。
まず、電源ケーブルの各所にあるプラスチックのケーブルをまとめている部分を
工具で切り取って捻り易くして置きます。最初はメインのATXコネクタ用と12V補助用の
ケーブルを捻り、ケーブル本数自体が多く解れ易いATXコネクタ用にはSS-350AGXに
付属していたスパイラルチューブを巻いておきました。(意外と綺麗な感じにまとまった
(当然、他のドライブ用電源ケーブル等にも、順番に全て残らず捻りを加えておいた)
ついでに、前面の吸気ファンの真下にあったケース内部用小型スピーカーを外して
FDD用3.5インチベイ用ブラケットで死角となって見えなくなる位置にアルミテープで固定
この際に、Seasonic電源にスパイラルチューブと一緒に付属していたパーツを貼って
CHENBRO SR10405の5本もあるLEDライト用のケーブルをまとめる事に使いました。
それから、GatewayPCのFDを位置を下から上の3.5インチベイに変える事によって
それまでGatewayPCで使っていた短いFDDケーブルを取り外し、AthlonPCへ取り付け
これにて、AthlonPCの第一回スマート化計画が終了!→完成時の写真

2.ケース付属の細かいケーブルもスパイラルチューブ化!
最初の改良を行って数日、いまいちだ、、、、どうにもいまいち気に入らない(−−;
1.で行ったケーブル捻りで多少はPCケース内部が見るに耐える状態になったけれども
ケース内部を開けて、CPUの温度チェックの為にCPUやノースブリッジ、VGA等の
ヒートシンクを触る時とかにPC内部を頻繁に見るから、この状況をもう少し変えたい!
そういう理由から、再びPC内部のスマート化を目指しての配線整理を行ってみました。
最初はスマート化とはちょっと趣が違うのだけど、背面排気12cmファンの固定方法を
ブラケットにファンをはめ込んで固定する方法から、ネジ止めで固定する方法に変更
ケースとファンの間には防振対策としてシリコンシートを挟み、ブラケット固定用に使う
には埃が入らない様にする為、背面から黒いビニールテープで仮塞ぎをして置いた。
次は、ATXコネクタケーブルを巻いているスパイラルチューブに若干余裕があったので
12V補助コネクタケーブルを、ATXコネクタケーブルと同じスパイラルチューブに収納
(2つまとめた状態で、2つの電源ケーブルを各々のコネクタに取り付けた時の写真
これで左側の部分の対策はなんとかなったけど、問題は右側のケース付属の線達!
そこで、この線達もSeasonic電源に付属していた小さい方(大と小の計2個付属)の
スパイラルチューブを使い、懸案事項とも言えるゴチャゴチャ線をまとめてみました。
なんとなんとなんと!あの忌々しい(笑)細かい線達が綺麗になっちゃいました(^o^)
細かく見ると、まだファンの配線等に問題があるけど、なかなか良くなったかな、、と
ってなわけで、AthlonPCの第二回スマート化計画が終了!→完成時の写真

3.イマイチ綺麗に見えなかったので、もう一度配線変更
1.で改善の方法を実行して、2.でそれをうまい形に発展させて来たのだけど
まだまだ気になる部分は多く、その代表的な物がマザーボードの上を横切る形の
背面12cmファンとCPUファンのスーパーファンコントローラーに接続するまでの配線と
隠したけれど、結局はゴチャゴチャなままになってるケースのLED線等の細かい線の束
最初の頃に比べると、状況は良くなって来てはいるけど、もう少し拘りたいのでね(^^;
そこで、この3.では今までの経験を生かして、最後のまとめをしてみよう!言う訳です。
まずは、背面12cmファンの配線をスーパーファンコントローラーに取り付ける形から
ファンの回転を落とす抵抗を挟み、マザーボード上のファンコネクタに差す方法へ変更
それと、CPUファンのケーブル配線もケース内を堂々と横断する形になっていたので
CPUファンを一度外し、CPUファンの電源ケーブルが1時(右上)の方向を向く様にして
スーパーファンコントローラーまでの配線を上の方で隠せる様に対策して置きました。
もうひとつ、電源を設置する場所の下に空いていた穴をアルミテープで塞いでおいて
NF7-S v2.0では電源に近いに来るCPUの発熱が電源に影響してしまう問題に対処
最後は、細かい線達をゴチャゴチャだけど見えない様にする隠し方法を半分やめて
長さが短いキーボードキルスイッチ以外は、全部スパイラルチューブにまとめました
(線が多いのでちょっときつめだけど、縛ってあるハムよりはマシかな、、みたいな(笑)
マザーボードへの差込口付近はこんな感じで、ゴチャゴチャだった上の方の処理には
ケース付属の線まとめ用プラスチックに内側から回り込ませる形でまとめ場所を通して
2.で増設した新まとめ場所に返す形に変更、ここのゴチャゴチャもだいぶ解消しました。
(この部分は、新しいスパイラルチューブを購入し、もう少しうまくまとめたいところ)
そんなこんなで、AthlonPC緊急スマート化計画はとりあえず完了となりました。
三度目の正直!?AthlonPCの第三回スマート化計画でようやく納得の形に!→写真

4.まとめ
まず、今回使ったスパイラルチューブが思いのほか便利な代物でしたヽ( ´▽` )ノ
SeasonicのSS-350AGXに付属していなかったら、単体で買う事もなかっただろうし
ATX電源線は捻ればある程度はまとまるから良いのだけど、ケース用の細かい線は
スパイラルチューブを使わなければ、ごちゃごちゃのままだったと思うからこれは大きい
このケーブルのおかげで初期状態に比べると、見栄えは結構良くなって来たかな、、と
今回の改良後の現在のケースの内部写真から今後のスマート化への方向を考えると
HDDを繋いでる1対2の青色IDEケーブルがスマート化を阻害している次なる原因なので
パワーアップも兼ね、AthlonPCのHDDは、全てシリアルATA接続にしようと思ってます。
シリアルATA接続なら細いシリアルATA用ケーブルを使うので、IDEケーブルは外せるし
nForce2マザーボードはオンボードIDEが他のマザーボードと比べると若干遅いので
シリアルATAのHDD導入は、その辺りの対策にもなるので一石二鳥なんですよね(^_^)
で、その次の問題が3.5インチベイに付けているスーパーファンコントローラーST24へ
4pinの給電ケーブルを持って来なければならないのと、ファンコンへのファンの接続線
今回でもCPUファンを90°時計と逆回りの方向へ動かし、電源ケーブルが出る位置を
5時から1時の方向へと変更して、ファンコンへの接続線が目立たない様にしたけれど
逆に、残った4pin給電線が余計に目立つ結果に終わってしまったんですよねぇ(汗)
解決策には、5.25インチベイ用のスーパーファンコントローラーST35の導入もあるけど
今は4つの5.25インチベイに空きが無いし、かと言ってファンコンは使い続けたい、、、
そこで、2段占拠しているALTIUM 5W Cooling Kit Blackを外すとなると、今度はHDDの
温度が問題になって来るわけで(´へ`;ウーム、組み合わせバランスも考えないとまずいな
まあ、ST35は7000円近くするので、スマート化だけの為においそれと買える物じゃないし
ここはまず、メリットの大きいシリアルATAのHDDを導入する事を優先させるべきかな
そんなわけで、AthlonPC内部スマート化計画の次の対策となるであろうシリアルATAの
HDD導入では、今後のスマート化方法を制限させない為にも、発熱の少ないHDDを選び
今後の対策をして行く上での方向性に、幅を持たせる必要がありそうです。
+
シリアルATAのHDD@160GBの価格ではMaxtor、Seagateが15000円近辺なのだけど
MaxtorのDiamondMax Plus 9 M0は発熱がもの凄いって情報を頻繁に見るし(^o^;
SeagateはIDEの同モデル(7200.7)を持っていて、同じのは要らないって事でパス
上記2つと比べると発熱が低いと評判のHGST(旧IBM)しか選択肢に残らない、、、か
MaxtorのHDDは使った事がないので(Quantumはある)一度使ってみたいのだけどなぁ
(Maxlineの5400回転、200GB、8MBキャッシュ、SerialATA版があれば飛びつくのだが)
++
Seagateは近く、1プラッタの大きさが100GBの新HDDを出すとか!?

次回:未定


2003年11月1日
AthlonPC用に新電源を購入!


1.Seasonic SS-350AGX
新PCケースの内部すっきり改良計画第一回目となる今回は電源の交換です。
電源を最初に挙げたのは、電源分岐ケーブルや延長ケーブルがゴチャゴチャの
主な原因だし、ここを改善すれば少しは見れる物になるかな、、、と言う思いからです。
そこでまず、どの電源を選ぶのか?となるのですが、ケースの縛りもあって好き勝手に
電源を選ぶわけにはいかないので、候補には下面にファンが有るタイプは省かれます。
最近は下面に12cmファンがある電源が多くリリースされているけど、これらは全部NG
形としてはTORICAのSeiPlusSMART Power Proの前後ファン付きが欲しいのだけど
前者は一度懲りた事のあるメーカだし(爆) 後者はとても電源の値段とは思えない罠
そうなると理想の形を求めて変なメーカーの電源を選ぶよりも、安全に行きたくなるのが
電源選びの大失敗経験がある者の心情なわけで、ケースと同様紺鯖で行く事に決定!
安全嗜好で行くとSeasonic、EnerMax、Antec、Delta辺りが選ぶ基準になるのですが
EnerMaxとAntecの電源は下面にファン付きなので使えず、Delta電源は今使っている。
となると残るはSeasonicとなるので、ここでの購入対象となるSS-350AGXの評判を
某巨大掲示板での評価を調べたり、検索エンジンを使って購入した人のレビューを調査
これらの結果から、前作FSシリーズに比べるとかなり静か、電源本体が熱くなり難い
コンバイン出力が少々弱い、静かなぶん逆に排気が頼り無い、、掻い摘むとこんな感じ
コンバイン出力は3.3V+5Vの合計出力で、ビデオカードやメモリー等の様々なパーツが
3.3Vや5Vから電圧を生成するので、これが低いとなると、CPUの電圧をも5V出力から
生成しているマザーボードの場合は、再起動がかかったり、動作が不安定なるとか!?
例えば、AthlonXP2500を5Vから電圧を生成して使用すると13.7A必要となるのですが
12V補助電源コネクタ(いわゆる田コネクタ)を装備しているマザーボードの場合なら
これによって、5Vからではなく、3.3Vや5V程は使用されていない12V部分から5.8Aを
使用する方法になるので、コンバイン出力が低く電源の場合ても大丈夫との事です。
(電源に関する情報のかなり参考になるページ takaman's PC talks てらさんのゴミ箱
私の現在使用しているマザーボード(NF7-S V2.0)には、幸いにも田コネクタがあって
コンバイン出力の合計が180Wattでも問題なさそうなので、SS-350AGX購入に決定!
(Seasonic SS-350AGXも5000円以上送料無料だったムラウチで注文しました(^o^)
到着したSeasonic電源 SS-350AGX 箱開け 本体 付属品 説明書 本体2 コネクタ

2.電源の交換作業
それでは電源の交換に行ってみたいと思います。「現在のケース状況
まずは、電源を交換の為に上段の3.5インチベイを外し、古い電源を取り外せる様にして
電源コネクタを取り付けてある各パーツからコネクタを外し、古いDELTA電源を取り外し
新しいSeasonic電源を設置して、ケース背面からネジ止めを行って電源を固定します。
(取り外したDELTA電源とケーブル等の写真>ごちゃごちゃになるのもある意味納得)
この電源自体に特に変わった部分はないけど、電源ファンの回転数を検知する為の
コネクタが出ているので、物は試しとばかりにマザーボード上のファンコネクタに接続
他は特に他の電源と変わらず、普通に各パーツに電源コネクタを差して行き完了!
(ケース内部を少しでもすっきりさせる為にUSB2.0+IEEE1394ブラケットは外しました)
最後は電源ケーブル(めずらしくアース線が無い)を取り付けて電源交換作業完了!
電源入れてのPC起動は何も問題無く、SS-350AGXの静かな状況にも満足(^−^)
ファン検知コネクタを差したマザーボード上から計測された電源ファンの回転数は
1450〜1500回転との表示でファンの軸のカラカラ音とかも無く、なかなか快適です。
問題点は背面の12cmファンの回転を上げたりすると、ただでさえ少ない電源排気が
ほとんど微風とも呼べる状態になってしまうので、背面ファンとの風量の取得バランスを
考えずに使い続けるとちょっと怖いかも!? ただ冬の場合は噂通り電源自体の発熱が
かなり少ない電源なので、極端な環境でも無い限りは故障の確立は高くないと思うけど

3.まとめ
ごちゃごちゃしていたPCケース内部も電源交換だけで随分変わったなぁ、、と
その立役物たるSeasonic電源SS-350AGXですが、無駄にコネクタが大量にあったり
電源線が異様に長かったり、短かったりする事も無く、ツボを突いたその作りに感心
内部も発熱がかなり抑えられているし、ファンの回転数を下げるだけで内部を改良せず
実現している一時だけの静音電源等と違って、こういう部分は他も見習って欲しいなぁ
この各所での噂通りの電源その物自体の発熱が少ないのは特筆に値すると思う。
Aopenの12cmファン電源の頃は、AthlonXPを動かしてしばらくすると、外側の部分まで
めちゃくちゃ熱くなってたから、、(Aopen12cm電源+Celeron1.6GHzの時は普通だった)
これでシリアルATA電源コネクタを分岐ケーブル状態ではなく、デフォルトでサポートし
前後にファンを付けて、ファンの回転を今よりも若干下げた状態だと最高なんだけど
現状のままでも、価格、品質を含めて十二分に満足出来る電源でした(^−^)
(ただ、音に関しては前後1200回転で動かしてたDelta電源の時の方が静かに感じた)
+このSeasoni SS-350AGXではISAスロット等で使われていた-5Vを省いているらしく
NF7-S V2.0付属のハードウェアモニターを立ち上げると警告が出ます。
調べた結果、最近のSeasonic電源では-5Vが省かれている仕様との事で
-5を使うパーツがほとんど無い現在はこれで問題無いみたいです。

次回:電源線の捻りとスパイラルチューブ

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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