(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年6月3日
TVBOXes等のその後+α


1.TVBOXesのその後+α
今回のPC日記は、前回の続きとなる「Athlon64の到着と組み立て」ではなく(^o^;
今年1月に購入したアップスキャンコンバーター「TVBOXes」関連のプチまとめです。
TVBOXesも4ヶ月近くも使って見ると、当初見えなかった操作関係の不満やらがあり
画質も様々な機器やその上で動かすソフトを試して見た結果、色々な事が解りました。
まず、通常使用で大きく影響するリモコンの操作関連で言うと、入力切換ボタンを使い
ビデオ、Sビデオ、コンポーネントと言った画面にするのですが、この状態からTVの
1〜12と言った各種チャンネルボタンを押す事で、画面が切換わるのは良いのだけど
そこからコンポーネントのチャンネルにする為には、入力切換ボタンを3回押さないと
画面が切換わらない仕様はどうなのよ?みたいな。 p1〜p8と言った余分なボタンに
ビデオ、Sビデオ、コンポーネントの画面を一発で切り換えられる様に登録出来れば
随分と便利になるのだけど、CATV関連のチャンネル設定としてしか使えないのがNG
PinP」の位置設定を行うのにも、リモコンのメニューボタンでメニューを出してから
設定を行うのが少々迂遠な感じだし、特定のボタンを押しながらの十字キー操作で
PinPの位置を変えられる仕様だったら、PinPの使い勝手が結構向上していたと思う。
(もっとも、PinPの位置とサイズは、慣れてくるとほぼ固定となってしまうのだけれど)
画質面では、内蔵のTVチューナーの質が、色再現性に難が有りまくりまくりすてぃで
白、赤、黄色、緑と言った色に光が当たる様な状態となると、色が滲んだりボヤけるし
PinPから全画面表示に切り換えて見るのは、ちょっと耐えられない状態になります。
ノーマルのコンポジット(ビデオ黄色端子)も細部の潰れが高解像度のPCモニターで
強調される形になってしまう為、内蔵チューナー同様に画質的にはかなり厳しい状態
S端子やコンポーネント端子を使うと、細部も少々シャープになり、全画面状態にしても
PCモニターとの距離を取る事で、家庭用ゲームをプレイするのも許容範囲となります。
(内蔵チューナー NHKCM1CM2CM3CM4CM5民放コンポーネント
ただ、S端子やコンポーネント端子を使っても、色の再現性には怪しさが残りまくりで
例えば、CRT+MTV2000と比べると、赤がやや色の抜けたオレンジっぽい赤だったり
ハードウェア、ソフトウェア(リモコン)的に、ちょっと厳しい部分が多いのは否めない感じ
もし、TVアンテナ、TVに繋ぐ外部機器等の映像ソースがかなり良い状態にあるならば
上記の欠点も目立たないかもしれないけど、普通の環境では妥協が必要になると思う。
(TVBOXes本体が少々熱を持つので、周囲にスペースの無い場所への設置は要注意)
(電源を押してから直ぐ立ち上がる反応と、リモコンのレスポンスはラグが無くて快適!)
+
それから、以前に書いたプレイステーション2のソフト「グランツーリスモ4」で起きていた
レース中等で、時々ジャギーが入った様になり、画面の解像度が低下してしまう現象は
グランツーリスモ4の方の問題らしく(描画が追いつかないと起きるらしい)TVBOXesの
機能や仕様とは一切関係の無い問題であったという事がこの4ヶ月の間に判りました。
++
続編のTVBOXesにも期待したいけど、高解像度対応のD端子HDMI端子を備えた
液晶モニターも出てきているし、価格も上がるけど、使う各種パーツの質を上げる事で
色再現性を向上させ、新たな端子(入力はD端子等、出力はDVIとか)をサポートしても
一体型と比べると、配線や物理的設置環境に関しては、かなり厳しくなっちゃうからなぁ
色再現性を考えると価格が29800円とかしそうだし(DVI出力をサポートなら許容範囲)

2.PS2版の「ロマンシング サ・ガ」っておもしろ〜い!
TVBOXesを購入する動機となった家庭用ゲーム機の「プレイステーション2」なのですが
メインソフトであった「グランツーリスモ4」も途中でお腹一杯になってしまったと言うか
楽しむ方向性を見つけられず、こなす作業に意義を見出せなくなった、、みたいな?
って言うか、セガサターンやプレイステーション、ドリームキャストと言った光学ドライブの
ゲーム機をプレイしていた頃にも感じていた、ゲームを始める時は、気合を入れないと
始め難く、逆にいざゲームを始めると、セーブやらなんやらで今度は終わり難い感じが
軽減されていないばかりか、PS2で逆に重くなっているのに正直辟易してしまった、、と。
最近、CMスキップの損失を数値化したモノがあったけど、光学ゲーム機になってからの
ロード時間による時間損失をファミコンの頃と比べ数値化し、ソフトメーカーに対して
ロード時間を減らさせる圧力をゲーム雑誌が5年ぐらい前からやっていてくれたらなぁ、、
そんな事を思いながら、グランツーリスモ4のCDを本体からパッケージに戻すのでした。
しかし、PS2を稼動させないのもなんか勿体無い、、と貧乏性モードが緊急発動(^−^;
昔、「スーパーファミコン」でプレイしたロマンシング サ・ガがPS2で一週間後に発売!の
情報に過敏に反応してしまい、「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」を勢い
これによって、グランツーリスモ4に代わる新しいPS2常駐ソフトが決まりました。
早速、ハンドル型コントローラを外し、PS2付属のデュアルショックに戻してプレイ開始!
初回プレイは、説明書無視でソフトを入れ、テーマソング&ムービーをとりあえず見て
プレイ開始!キャラクターは適当に「アルベルト」君を選択し、オープニングが終わり
自分が操作出来る部分に入ると同時に、キャラクターのデフォルメの方法はどうよ?や
3D化した城の中で早くも迷ってしまい、なんなのこれは?右も左もわからんがな、、とか
(3D化されて巨大になったイスマス城の全体像がなかなか把握できねぇ、、ふざけんな)
なんでキャラクターが喋るんだよ、、等のPS2版での一新部分に毛細血管が3本程切れ
早くもコントローラを放り出したい気持ちが私の中に醸成されつつあったのですが(おぃ
ゲームをセーブ(QuickSaveでは無く)してみた所、下の方にCLEAR 0の表示を見つけて
選択出来るキャラクターが8人も居る事だし、これは2周目とかがあるのかも!?と思い
ならば、とりあえず1周目だけでもやってみよう!となりまして、ゲームを続行しました。
イベントで城の外に出ての初バトル、、おっ!バトルのロード時間は短いな、、Good!
バトルシーンも3Dでして、バトルシステムは当初、使用武器に数字が付いていたので
ゲームボーイ版のSaGaシリーズみたく、武器にも寿命があるのかな?とか思ったけど
適当にプレイしている内に、そういうモノじゃない事もわかったし、戦闘中に閃く技が
ロマンシング サ・ガ2みたいだったり、連携技があったり、理解するまでに時間が掛かり
(スーパーファミコン版みたく、武器の必殺技を使わずにノーマル攻撃ばかりやってた)
気が付いたら雪原でシステムを理解する為の戦いをやり過ぎて、騎士団領に入った所
見習い騎士の「ラファエル」君が騎士になる切っ掛けのイベントが終わっているし、、orz
戦闘以外の新しいシステムであるスキルシステムもいまいち仕組みを理解しなかった故
アルベルト君に意味の無いスキルを付けまくりで、ジュエルをほとんど無駄にしまくり、、
せめて説明書ぐらいは読んどけよ、、って呆れられそうだけど、失敗を重ねながら覚え
徐々に錬度を高めて行くって言うのも、新鮮でなかなか面白かった!とかなんとか(爆)
肝心の内容は、スーパーファミコン版のロマンシング サ・ガで回収されなかった伏線の
多くが、装いも新たなイベントになっていたり、破綻せずのボリュームアップリメイクで
世界観や音楽も相変わらず良いし、デフォルメや音声も慣れて来ると違和感がなくなり
色々とキャラクターを変えてのプレイもしたくなるなぁ、、と思える素晴らしい出来でした。
更に言うと、どんどんリアル系のグラフィックになっていく中で、デフォルメキャラを使って
世界観を構築すると言う「昔ながらのゲーム文法」>某ゲームアナリスト氏の言葉より
古いとされる方法でも生き残っていける形がある事が証明されたってのもうれしいとこ
ゲームプロデューサーや音楽全般を担当した人も初期作品と同じ人だったらしいです。

3.ひとつの仕組みで随分と印象が変わるんだなぁ
ここでも「2.」の続きで、「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」の話題ですが(^o^;
ゲームの内容(音楽も含めて)が素晴らしいのも然ることながら、一番良かった部分は
クリアー後にセーブが出来、始めからプレイする時にそのデータが使える所でした。
更に、モノの売り買いで上昇していく武器屋等のお店のレベルも引き継がれていたり
イベントをこなして貰える「ジュエル」がイベントをこなした数だけ増える仕組みの為に
周回を重ねる度、同じイベントでも得られるジュエルが増えるので、プレイの幅が拡がり
いい加減なプレイをしても、意義が残ると言うか、それらを許容してくれる、、みたいな?
その為、長い時間をかけて「RPG」をプレイすると言う行為に対して、心理的に無駄と
思える部分が軽減されるとでも言うのか、この微妙な部分を言葉にするのは難しいけど
例えば、なぬ!?そんなイベントがあったの?や、あの隠しアイテムが取れなかった故
最初からやり直してしまい、ゲームを楽しんでいるのだかなんだか分からなくなる状況
他でも、第4章で出会っていないとモンスター図鑑がコンプリート出来ないってなによ?
とかの仕様がRPGには多く、楽しむと言う事から無駄なく全てをこなす作業へと変わり
(そんな事なんて気にせずにプレイすれば良いのだけど、これが意外と難しいんですょ)
発売日にソフトを買っても、完全攻略本が出る1〜2ヶ月後までそのソフトを封印しまして
ネット等から入ってくる情報も徹底的に遮断、完全攻略が出ると一目散に買いに行き
それを見ながら、アイテムを逃さず集め、メッセージを全て読み、イベントを全部こなす
全ては、無駄となるプレイ(時間)を省く為だろうけど、傍から見ると、馬鹿馬鹿しい限り
ゲームの世界を楽しむとか、メッセージや物語を感じ取ると言う行為もなおざりなわけで
感動のはずのクリアー後のエンディングでは、はぁ、、楽しかったなぁ、、とはならずに
ようやく一仕事終わったか、、ロード時間も長かったし、もう二度と音楽も聴きたくない
このソフトはゲーム内のラスボスと同様に永遠に封印だわ、、となってしまう始末(苦笑)
結果、RPG嫌いになり、レースゲーム、スポーツゲーム、アクションゲームと言ったモノを
比較的好む様になったと言う次第です(これらは1996〜1999年ぐらいの話だとか!?)
(このおかげで、セガラリー2と言う名作ソフトに出会う事が出来たのは、怪我の功名?)
しかし、今回購入した「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」では、同じデータを使い
何度でもゲームが出来、それらが心理的、内容的にも無駄にならない仕様となっていて
攻略本やネットの情報を一切見ずに、最初は見聞的にゲームを楽しもう!ってなれたし
収集関連やデータに拘ってプレイするなら、二回目、三回目のプレイで行えばいいから
最初のプレイは、隠しイベントや全てのメッセージを作業的に探さず、何も計算もせずに
風の吹くまま、気の向くまま、感受性だけ働かせ、物語の世界に没頭出来たってわけで
情報に振り回されず、普通にRPGをやる事がこんなに楽しかった事には、ちと驚き(笑)
二周目やクリアー後にも同じデータを使えるRPGには、「クロノトリガー」と言うソフトと
「デビルサマナーソウルハッカーズ」のふたつが割りと有名だけど、これらのソフトにも
ハマった記憶とゲーム内容をかなり時間が経っているのに、印象深く記憶しているので
完全攻略本で全部の内容を見るよりも、何度もゲームをプレイ出来るシステムによって
反復を行い、記憶が多方向から刻まれたり、深く刻まれたりする方が印象に残り易い?
RPGは、5年以上手を付けていなかったけれど、少しの配慮で随分と変わるモノだねェ
適当プレイを許容してくれるシステムのおかげで、気軽にPS2のスイッチを入れてたし
どんなプレイも無駄にならないと思わせてくれるこのシステムは、実に実にすばらしい!
心理的配慮ってのは、任天堂的発想な感じを受けるけれど、スクウェアもやりますな〜
他では、BBUnitにも対応していて、HDDでロード時間を短く出来る配慮も気が利いてる。
(HDD対応を知り、激しく薄型PS2を選んだ事を後悔した人がいたとかいなかったとか)
+
お気楽、いい加減、適当プレイの果てに、紆余曲折もあったけど、なんとかクリアー!
一度クリアーすると、情報に対する余裕と免疫が出てくるので、関連攻略サイトとかも
よっしゃよっしゃ、チミ達はどこまで進んでいるのかね?って感じで気楽に見れますな。
もっとも、ネット系の攻略サイトの分析、解析能力の高さには、驚きの連発でしたけど
攻略サイトの分析能力レベルの高さを見ると、MMORPGのとんでもなく面倒な仕様が
作られるのもある意味納得出来るなぁ、、インターネットの情報伝達と多人数解析により
直ぐ分析されてしまうが故!? 従来のRPGの中身も膨張気味になって行ったのかな?
++
RPG以外のゲームでも、収集系の内容をゲーム内に組み込む時には、全体のデータか
ひとつのデータのバックグラウンドで、ゲームの達成率やモンスター図鑑、アイテム収集
配下にした武将の面々、手に入れた茶器やお宝とかの記録を残せる様に設定出来ると
ひとつのデータの途中でセーブして置く必要が無くなり、繰り返し遊べる切っ掛けともなり
ボリューム超満点だけれども、とてもとても全部見きれない昨今のゲームにも会うかと。

4.まとめ
「1.」のTVBOXesは、「2.」「3.」のゲームソフトプレイにより、最近使用が増えていたので
新たにリモコンの使用感を中心に、実使用に置いて、感じていた部分を書きました。
画質に関しては、購入当初と印象はまったくもって変わらず、要S端子以上での接続!
ただ、それでも色の再現性の問題と、全画面表示@PC操作位置からだと画質は厳しく
DVIで接続している場合は、D-Subでの接続に画面を切り替えるので、PinP機能を使い
小さな画面にして綺麗に映像を映す場合も、PCのDVI接続が犠牲となってしまいます。
まとめると、TVBOXesは、かなりの妥協を要求されてしまうので、これにTVの代わりを
任せる事を選んでも、ケーブルの接続がごちゃごちゃし易いし、画質にも難があるから
餅は餅屋じゃないけど、小さなTVは、CRTやブラウン管、トリニトロン管が良いですな。
(大画面TVなら、SEDやリアプロダクション、プラズマや改良された液晶なんだろうけど)
ワンルーム等でのスペース的な理由から、PCの液晶とTVの一体化を志向する場合は
妥協を飲み込む胆力さえあれば、値段的にも悪くない製品と言える見方もありそう、、
ちなみに私は、大して拘りも持って無いし、こういう妥協にはもう慣れてしまったので
スッキリのDVI入力の画面と同時に使えない仕様に、多少イラツキを覚えながらも(おぃ
液晶の前面パネルにある入力画面切換えボタンを頻繁に押し、意外と悪いその反応に
プチキレしつつ、入力1アナログ、入力2アナログ、入力3デジタルの3つの入力仕様にも
3つの入力って意味の無い仕様じゃないのか?と液晶本体に対する微不満も出始めて
なんか私のPC環境って妥協の塊だな、、と言う現実を知るにつれ、TVBOXes程度では
妥協の内に入らないぜぃ、、ってな状態になっちゃったので、問題にもしていないッスス
「2.」「3.」は、5月編のPC日記が遅れた原因!?(汗)とも言われるRPG関連の話でして
自作PC関連とはまったく関係の無い話を、長々と書いてしまいますた、、アヒャ(゚∀゚)ノ
そんなわけなので、次回は自作PCネタに戻りまして、Athlon64の組み立て編です。

次回:Athlon64到着!と組み立て!

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