(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年6月21日
RokuyonPC静音化対策 其の一 「ビデオカード編」


1.XIAi XIAiX700-DV256のファンって結構五月蝿い、、
前回のチップセットクーラーの交換の直後には、まったく気が付かなかったのですが
次の日にPCを立ち上げた時、起動直後でCPUの温度がまだ高くなっていない事もあり
マザーボードのQ-Fan機能が動作し、CPUファンの回転がかなり低くなっていた状態で
いつもとは違った妙な音が聞こえて来た為、一度電源を切り、ケースのサイド扉を開け
再度電源を入れて確認してみた所、どうやらビデオカードのファンが五月蝿い模様、、
現在のビデオカードことXIAiの「XIAiX700-DV256」は、0.11μmプロセスで製造されている
RADEON X700を採用し、256MBのメモリー積んでいるのにメモリー幅が64bitではなく
きちんと128bit仕様なのに加え、ずっしりした重みの効果ありそうな銅製ヒートシンクを
取り付けていて、ミドルクラスのビデオカードにしては、なんか微妙に高級っぽさがある。
しかし、その銅製のヒートシンクが活かされていない感じで、銅のヒートシンク部分は
少し熱を持っている程度なのにもかかわらず、ファンが少々五月蝿く回っている状態、、
そこで、使わずに余っていたZALMAN製のビデオカード用の巨大ヒートシンクを使用して
ビデオカードの静音対策を行い、RokuyonPCの騒音具合の把握と今後の静音対策の
目処を付けて、夏だけど、熱と静音のバランスを整えて行こう!と言うのが目的です。
+
このビデオカードのチップは、RADEON X700だと思っていたけど、X700LEみたい、、
Everestで見れる詳細データ発表の資料を見てみると、X700はメモリークロックが
350MHzのDDR(700MHz)で動いているそうなので、250MHzのDDR(500MHz)のこれは
RADEON X700LEって事になるんでしょうな、、値段が安かったのにも納得ヽ(`・ω・´)ノ

2.ZALMAN製ヒートシンク「ZM80C-HP」を装着する
「1.」でファンの騒音が問題だとわかったXIAiX700-DV256の対策に使用するパーツは
GeForceFX 5900XTのファンレス化で使用したZALMAN製の「ZM80C-HP」と言うモノで
現在は使わず倉庫に保管されている状態だった為、すぐさま導入作業へと移れました。
まず、XIAiX700-DV256を取り外し、重い銅製のヒートシンクの固定パーツとなっている
裏面のナットをペンチで外し、間に入っていたゴムの絶縁パーツやバネ等を取り除いて
銅製のヒートシンクを取り外してみた所、ビデオカードのコアの部分は固めのグリスが
塗られていて、右側のメモリー部分の銅製ヒートシンクと接触する半分にゲルシートで
銅製ヒートシンクへ熱を逃がす仕組みになっていました(チップの刻印は消えつつある)
コア周辺は、間がフェイスチェンジシート系では無く、固めのシリコングリスだった為に
コアに付着している残り物が少なく、軽く消しゴムで擦っただけで綺麗になりました。
問題は、前回のnForce4コアと同じで、コアが剥き出し状態@ヒートスプレッダ無しの事
この(コア欠け防止)対策として、ゲルシートコアの周りに貼って安全性?を確保し
続いてのグリス塗りでは、グリスを沢山塗ってからZM80C-HPのフロント部分を取り付け
バック部分も同じ様に装着し、フロント部分とバック部分にヒートパイプを通した後に
フロント用の大きなヒートシンクを載せてみた所、、あれ?逆さになっている、、(滝汗)
台座部分に向きの刻印がされているのに何やってるんだか、、で装着やり直し、、orz
組み直しに際しては、各所にグリスがタップリ付いた状態なので、作業している場所に
グリスが付着しない様に対処したのですが、完成した時にはそれも虚しく汚れまくり状態
(ティッシュで拭いても落ちない&拡がっちゃうのですが、消しゴムで擦ると消えますた)
ただ、やり直し&汚れるだけでは少し面白くなかったので、コアの真裏に当たる部分
コアの周りにコア欠け対策として貼ったゲルシートを3〜4枚重ねにして貼り付ける事で
ZM80C-HPのバック部分へコアの熱がダイレクトに伝わる仕組みを作って置きました。
最後に、XINRUILIAN製の15mm厚ファン斜めで取り付け、ZM80C-HPの装着完成!
+
装着に際して注意した部分は、ケース底面の縦置きスマートドライブとの兼ね合いで
長めのビデオカードを取り付けられない事がこのZM80C-HP装着にも影響して来まして
ヒートパイプにより、若干長さを増す事が心配されたのですが、なんとか無事にクリア
予定外だったのは、nForce4に取り付けたヒートシンクが干渉しそうだった事なのだけど
これも辛うじてクリア(写真では当たっている様に見えるけどギリギリで触れずに済む)

3.まとめ
「2.」で行ったZM80C-HP取り付け後、3Dゲーム(NFSU)で大きな負担を掛けるテストを
2時間程やってみましたが、特に問題(フレーム落ちや画面が崩れる等)も無かったし
ケースのサイド扉を開けてヒートシンクを確認した所、nForce4やAthlon64からの熱が
影響したのか!?思っていたよりもヒートシンクが熱を持っていたのですが、それでも
nForce4に取り付けたヒートシンクやAthlon64のヒートシンクよりは熱くはなかったです。
ビデオカードの位置がCPUの真下にだし、縦置きのスマートドライブもすぐ横にあって
(スマートドライブの中身は、2台とも発熱が少し大きい事で有名なSeagate製のHDD)
発熱の爆弾であるnForce4もすぐ近くにある「発熱のトライアングルフォーメーション
なので、熱量は許容範囲にはしたくないけど、こんな感じだろうなぁ、、と言った状況でふ
他では、ZM80C-HPに装着したXINRUILIANの15mm厚ファンをファンコントローラ制御し
1300〜1500回転の静かな状態で動かしていて、ビデオカードのデフォルトのファンが
ZM80C-HP装着でなくなったのと相俟り、CPUファン以外の音は目立たなくなりました。
起動直後等はCPU温度が低い上に、Q-Fan機能が効いているので、かなり静かですが
NF7-S v2.0の頃とは微妙に違う感じでまだファンの音が聞こえる為、前回取り付けた
「ZM-NB47J」を冷却する為の「CF-45SS」の回転数を調整する必要が出て来そう、、
いや、しかし、あのnForce4にそれは危険だろうから、なんとも判断が難しいのですが
夏はマザーボードの寿命を減らさない方向に振って、静音化は諦めるべきなのか!?
nForce4の熱を押さえ切れる見込みがほとんどない事もありまして、今後の流れとしては
ケース内部の発熱パーツ密集状態の改善と空気溜まりを無くす空気の流れの改善を
新しいCPUクーラー導入も兼ねる形で実行する事が、次の対策になりそうな状況です。
+
XIAiもXIAiX700-DV256に銅製のヒートシンクを載せるなら、コア付近に温度センサーも
実装し、温度状態を監視しながらファンの回転を制御する仕組みにして欲しかったなぁ
ミドルクラスのビデオカードには、そういう仕組みは付かないって事なんだろうけれど、、

次回:RokuyonPC静音化対策 其のニ 「ハネナイトで振動対策!」

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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