- 1.ギガコンプからパーツが到着!
- 前回の暴走(汗)の勢いで購入した「GIGACOMP」製の冷却関連パーツが届いたので
- これらでnForce4を中心とした発熱体への冷却対策を行うのが今回の目的となります。
- GIGACOMPから購入したパーツは、バックプレートの「K8BP」、マザボードの裏側に付け
- 発熱するレギュレータ等の冷却を助ける「Cool-Plate6」、50mm*60mm*3mmのアルミ板
- 50mm*50mm*4mmと50mm*50mm*1.5mmのゲルシートを合計7枚と言うパーツ群です。
- GIGACOMPで購入したパーツの使い道は、マザーボード上にある発熱体の裏側部分と
- マザーボードの取り付け板とを、絶縁体であり、熱を伝える性質を持っていると言われる
- ゲルシートで密着させ、マザーボード取り付け板へ熱を逃がす冷却方法を行うのが目的
- 2.CPU裏側からの冷却対策@またやっちまった、、
- 早速、ゲルシートを使ってCPUの裏面とnForce4裏面をマザーボードの装着板の密着を
- 行うべく、PCケースからマザーボードを外すのですが、外したマザーボードを置く為の
- 場所として、マザーボードが入っていた袋とスポンジを使ったいつもの場所を作りまして
- 取り外したマザーボードを乗せ、CPUクーラーとチップセットクーラーも外して準備完了
- まずは、CPU用のバックプレートとして購入した「K8BP」の取り付けを試みたのですが
- このK8BPは、AlphaのPALを取り付ける事を前提としているバックプレートと言う事らしく
- K8BPを取り付けると、今使っているCPUクーラーの「NINJA」を取り付ける為に必要な
- リテンションがネジのサイズの関係から取り付けられなくなってしまうので、早くも計画に
- 暗雲が、、!?と同時に、またまた計画性の無いパーツ購入をやっちまったぜ、、orz
- (A8N-SLI Deluxe付属バックプレートやainexの「BS-754」の丸いネジが取り外し可能で)
- (これをK8BPに取り付ける事が出来れば、リテンションを被せる事が出来ると思う次第)
- A8N-SLI Deluce付属のバックプレートは、CPUの真裏に当たる部分が空いているので
- ゲルシートを使った冷却が出来ないし、、どうする?と思いながらアレコレパーツ倉庫を
- 探していたら、NINJA付属のバックプレートが使えそうだ、、との流れになってきたので
- 試しに場所合わせを行った所、、ゲルシートを挟むバックプレートとして問題無い感じ!
- ただ、NINJAのバックプレートの裏面にアクリルだか強化プラスチックが接着剤固定で
- がっちり固定されていたので、まずはコレを大きめのマイナスドライバーを挟んで外して
- 接着剤の痕跡を接着剤剥がし液等で綺麗にして「NINJAバックプレート改」が完成!
- アクリル板だか強化プラスチックを外した影響によって、ちょっとバックプレートの強度が
- 落ちているのが少し心配だけど、これしか今は使えないので仕方ないな、、みたいな。
- 挟むゲルシートは、4mmの1枚だと厚過ぎるし、1.5mmではマザーボードのCPU裏面の
- 少し大きいチップコンデンサが突き破ってしまいそうで心配な為、1.5mmのゲルシートを
- 2枚挟んで使う形で対処し、バックプレートが曲がって裏側部分と接触しない様にも配慮
- これで安心なんですが、想像していた以上にリテンションを取り付けてネジ止めした際の
- バックプレートの曲がりが大きかったので、上記で取り外したアクリル板を切り取って
- 例えバックプレートが曲がったとしても、通電してマザーボードを壊さない形にしました。
- 完成後裏側から写真を撮ってみたけど、なんとも不恰好な形なのがアレですな(^−^;;
- +
- それから、裏側からスパナで締めるNINJAデフォルトの取り付け方法をやってみたけど
- 難しいと言わていれるリテンションを固定してからNINJAを取り付ける方法に比べても
- 裏側から付属の小さなスパナを使い、固い方向に思い切って回さなきゃいけなくなるし
- 手が滑ってマザーボードの基板の配線を傷付ける可能性が高く、この方法はNGっぽい
- 3.チップセット裏側と電源レギュレータ裏側の冷却対策
- CPUソケット裏側のゲルシート貼りの続いては、電源レギュレータ(VRM)の裏側に貼る
- Cool-Plate6の取り付けを簡単に済ませてから、発熱対策のメインであるnForce4裏へ
- ゲルシート(4mm厚)とアルミ板を組み合わせて貼って熱を逃がす為の作業を行います。
- 最初に、ファンの口径が大きければ効果があるだろう、、と単純に考えて装着していた
- 6cmファン付きのヒートシンク(ZM-NB47J)をデジカメで撮った写真で確認してみた所、、
- ファンの風がほとんどヒートシンクに当たらない様な仕様である事が判ったので(´・д・`)
- CPU裏面のゲルシート作業の時にZM-BN47Jも一緒に外して置いたのですが、新たに
- 45mm口径のファンを付け直してからヒートシンクを再び取り付けて、裏面でナット固定
- 次に、アルミ板とゲルシートを使ってCool-Plate6の様な形を作り、nForce4チップの裏に
- 貼り付け、ここでの作業は完了となります(ここで使ったゲルシートは4mm厚のモノです)
- 最後に、各種ファンの電源コネクタの接続やCPUクーラー&ファン等のパーツを装着し
- 取り付けたゲルシートが落ちない様に気を付けながらマザーボードをPCケースに戻して
- 外して置いた拡張カード等も再装着し、今回のゲルシートを使っての冷却対策は終了!
- +
- 今回の作業を行うにあたって、少し前に行ったブロアーファンを使用した補助ファンが
- マザーボードを取り外す際に干渉してしまう状態だったので、干渉しない形になる様に
- 冷却補助用ブロアーファンの取り付け方法をシンプルな形に変更して置きました。
- 4.nForce4にはゲルシート冷却も焼け石に水!?
- ゲルシート効果を確認すべく、PCの電源を入れたいとこなのですが、「2.」「3.」の対策で
- きちんとショート防止を図ったとは言え、どこかでミスをしてたりする可能性に怯えながら
- 躊躇しつつも祈る様に電源ON(キーボードを使った電源ONだけど)してみた所、、!?
- 何事もなくWindowsが立ち上がって一安心(^−^) 肝心のゲルシート効果は?と言うと
- 起動直後はいつもよりも温度が低いかな?と言う感じなのですが、時間が経つと共に
- チップセットの温度が上がり、通常時でも40度近辺(室温29度前後)をさまよう状態で
- ビデオカードを下のPCI-Express x16スロットに装着時と同じ温度になって効果あり!?
- 、、とか思うも、3Dゲームで1時間程負担を掛けた後は、nForce4の温度が43度キープで
- 43度以下の温度になる事もなく、ゲルシートを使ってのマザーボート取り付け板冷却も
- nForce4の爆熱は捌けないのか、、と言う状況には落ち込みますた、、(´・ω・`) ショボーン
- ただ、CPU裏面のゲルシートの方は、nForce4対策のおまけでやったのにも関わらず
- 3Dゲームで負担を掛けた時でも最大で43度までしか上がっていなかったし、CPU電圧を
- 1.2Vにしていると言うのが効いているのだろうけど、ちょっぴり嬉しい誤算でしたq(゚∀゚)p
- (環境は、Athlon64 3000+(1800MHz@1.2V)、RADEON X700、512MB x2の構成です)
- 5.まとめ
- やはり、勢いで買ってしまったパーツでは、ミス(K8BP)やら効果が微妙な物も多く
- (ギガコンプのアルミ板もCPU用のバックプレートみたく、チップセットクーラー用に)
- (nForce4マザーボードや汎用性のある位置にネジ穴があるアルミ板とゲルシートの)
- (セットを出してくればいいんだけどねぇ、、今後の展開に期待しよう、、みたいな?)
- ちょっと勢い余り過ぎたかな、、と思いつつも、nForce4の爆熱具合には今回も参った。
- ゲルシートの効果も今回のCPUの場合やAthlonXPの時は結構効果があったのだけど
- ここまで熱が激し過ぎるのも考えモノですな、、まったく秋や冬が待ち遠しいょ(´・e・`)
- そして、来年以降の夏にはnForce4と共には在りたくないな、、とかも思ってしまうとこ
- 次回:未定
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