(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年9月15日
Athlon64を3ヶ月使っての印象+α


1.パワーが欲しい!
前回のビデオカード対策に拠って、RokuyonPCが熱的にも静音的にも一段落したので
今回は、他の部分にも目を向けてみる事にしました。 まず、最初に目についたモノが
前回のビデオカード対策の際にも行った3Dレースゲーム(NFSU)のフレームレート
ビデオカードのRADEON X700もAthlon64のパワーを使うと、NFSUをエフェクト全開でも
画面サイズは1024x768で、モーションブラーはニトロ時の処理だからOFFで問題なし)
AthlonXP-M + GeForceFX 5900XTの昔の組み合わせよりも快適!と前に書いたけど
久しぶりに再開したNFSUのオンライン対戦で様々なコースをプレイ状況になってみると
エフェクト関連での処理が速くても、別の場所の処理ではAthlonXP-M時代の環境よりも
微妙に処理落ちしたりで、Athlon64とRADEON X700の組み合わせはエフェクトに強いが
なんかポリゴン数で劣る感じ、、みたいな? 加えて、その強いはずのエフェクト関連でも
前の車の水をバシャっと被る場面や、前の車や自分の車が出すタイヤスモークによって
白煙状態と化した画面に飛び込み、画面全体に水飛沫や白煙のエフェクトが掛かると
激しく処理落ちを起こし、フレームレートもガクっと落ち、処理が回復するまでの時間も
昔の環境に比べて微妙に長く、しかも急にフレームレートが回復するので扱い難い感じ
(この辺りは、VGAのメモリークロックが関係しているのかな?よくわからないけれども)
もっとも、Athlon64対AthlonXP-Mと言えど、CPUクロックが1800MHz対2321MHzなので
比較がちょっと難しい部分もあり、試しにAthlon64の少々のオーバークロックを行って
2000MHz(250x8)で同様のテストをしてみた所、予想通り!?処理落ちが相応に軽減し
(HTは250x4、メモリーは333MHz設定(HTTが250なので、実際には400MHzにて動作
エフェクトが掛かる際に大きく処理落ちする現象も落ち方が少しだけ緩和していました。
CPUパワーでもっと引っ張らなきゃダメなんだなぁ、、でも新しいビデオカードも欲しいし
などと考えながらNFSUのテストを一時間程やってからデスクトップに戻った時に驚く、、
間違って電圧を1.475V(AthlonXP-M時代の)に設定していた為、CPU温度が48度まで
上がっていまして、慌てて電圧の設定を1.4VテストOK、1.3VテストOK、と下げて行く始末
Athlon64は、結構低電圧で動くモノなんだなぁ、、と、購入当初に行う様な事を体験(^^;
nForce4の熱問題に振り回されていたとは言え、基本的な事が抜け落ちているな、、orz
この電圧下げの甲斐あって、負担を掛けてもCPU温度は45度前後で安定状態となる。
200MHzのオーバークロックしかやらない所がなんともヘタレな感じが漂うのですが(汗)
この状態で安定テストを兼ねたベンチマークテストを実行(結果はベンチマークの所に)
テスト画面の見た目はあまり変わらなかったけど、クロック200MHzアップにも関わらず
少し伸びているのを確認し、同時にエラー等が出ない事を確かめ、これを常用環境に!
しかし、NFSUの1024x768解像度でのエフェクト全開時に起きる色々な処理落ちを思うと
パワーが欲しい!今の環境では、CPUもビデオカードもパワーが足りな過ぎ、、(´・e・`)
+
オーバークロックした新しい設定を常用環境にした事に伴い、動的クロック変化ソフト
CrystalCPUIDの設定も変更し、新しい環境でもきちんと動作する様にして置きました。
ただ、CrystalCPUIDを動作させながら3Dゲームのネット対戦等を行うと、負担が軽い
チャット画面等でCrystalCPUIDのクロック変化が起こり、ゲーム中も微妙な処理落ちが
起きている様に感じられたので、少しでも安定が欲しいネット対戦のゲーム中なんては
CPUクロックを変動させない様、Maximumの設定にしてから実行する事にしています。
CrystalCPUIDの公式BBSにも、アプリケーション毎の設定が出来る様に、、と言うのが
あったけど、なるほど、、納得納得まったくその通りッス!って感じを実感出来ますた。
++
RokuyonPCのベンチマークを取るついでに、「A8N SLI Deluxe」の新BIOS(1013)が
出ていたので、以前にやった時と同じ様にWindows上からサクっと更新して置きました。
(バージョンが1013-002(ベータ版)から1013に更新されたのだけど、まったく変化なし)
尚、このBIOSのバージョン1013は、A8N-SLI Deluxeの歴代BIOSの中で3D関連性能が
あまり高くないとの話題が某巨大掲示板に出ていました(1008が良いとの評価が多し)
+++
ビデオカードである「XIAi XIAiX700-DV256」ことRADEON X700(LEと出ているけれど)は
比較的古い3Dゲームに対してアンチエイリアシングかけてもちゃんと有効になってるし
セガラリー2ぐらいなら4〜6xレベルでも処理落ちをさせずにギザギザを取り除ける状態
(セガラリー2にてテスト:画面1画面2画面3画面4画面5画面6画面7
S端子出力については、良くも悪くもRADEONシリーズの伝統を引き継いでいる感じで
若干ぼやけた画面で出力されるので、シャープネスの設定を変更する必要があります。
それから、コンポーネント端子でも出力可能(付属品で出力端子が付いている)なので
私は試せていませんが、こちらはS端子よりも画質が良い可能性があると思われます。

2.RealTek製のサウンドドライバ+α
「1.」でCPUやビデオカード関連の話を書きましたが、ここ「2.」では残っている部分の
サウンドやLANに関する印象でして、サウンドはASUSのページからダウンロードした
RealTekのサウンドドライバを導入しているのですが、NVIDIA純正nForce系ドライバでは
サポートされなくなっていた角型の光出力端子での音声出力が可能となっていまして
アナログ端子での音声出力に比べると、音にスッキリ感が増して結構良い感じです。
あと、コネクタ検出機能と言うのがあり、どの端子にケーブルが接続されているか?が
判る便利な機能なのだけど、頻繁にケーブルの付け替えを行う場合には邪魔かも!?
サウンドに関してもう少し言うと、光出力でも音のソースに拠ってはプチノイズが入るし
オンボードサウンドの限界を感じると言うか、NF7-S v2.0のオンボードサウンドに比べて
A8N-SLI Deluxeの方は、サウンドチップがALC850で、NF7-S v2.0はALC650と古いのに
いざ、同じ光出力で音声を出して見ると、A8N-SLI Deluxeの音の方が悪いんですよねぇ
(サウスブリッジが担当している部分がnForce2に比べ、nForce4は劣っているの?!)
プチノイズ対策としてサウンドカードを導入しようにも、PCケース内のスペースが無いし
取り付け可能だとしても、熱的に厳しい場所にサウンドカードを置くのも難しいからなぁ
(サウンドカード的にはSoundBlasterの新機種も出ていたりして面白い状況なのですが)
とりあえずは、ドライバ更新でプチノイズが消えてくれる事を願うぐらいしかないな、、と。
(ヘッドフォンではなく、イヤフォーンで聴いている分にはプチノイズも目立たないけれど)
サウンド関連での良い部分は、A8N-SLI Deluxeの光出力端子に引っ掛かりが付いてて
光出力用ケーブルが抜け難いのが良い! NF7-S v2.0のは抜け易くて困った経験故
それと、「1.」の最後で書いたベンチマークテストは、このRealTek製のサウンドドライバを
導入した状態でテストしていまして、nForce4のチップセットドライバに比べると、CPUの
負担が若干高めと言われるRealTek製のサウンドドライバなので、3D性能が低いらしい
BIOS(バージョン1013)と合わせ、同じ様な環境の人との間に数値の差があるかも!?
サウンド以外のオンボード機能のもうひとつの目玉!?であるデュアルLANに関しては
DHCPでアドレスが取れなくなるとかLANが見えなくなる等の不具合が言われているけど
幸いな事に、二つのオンボードLANのどちらもそれらの不具合には遭遇していません。
(前にも書いたスタンバイ復帰後にLANの先にあるPCと通信が出来なくなるのは健在)
キャプチャ用途のAthlonPCとのデータ転送用には、Marvell製のオンボードLANを使い
AthlonPCのギガビットイーサネットカード(玄人志向 GbE-PCI)と、UTPカテゴリー6
クロスケーブルで直接接続しているのですが、GatewayPCの時のGbE-PCI同士よりも
2〜3割ぐらい転送速度が上がっていまして(もちろんジャンボフレーム有効に設定
CPU側の処理速度がLANの転送速度にも結構影響を与えているモノなんだな、、と。
ADSLモデム側に繋いでいるnForce4内蔵機能とMarvellのPHYを使っているLANの方は
可も無く不可も無くと言った所で、CPUの負担も極端に低いわけでも大きいわけでも無し
試しにこっちのLANをAthlonPCのギガビットイーサネットと接続してみると、Marvell製の
オンボードLANよりも若干転送速度で劣っていた事もあって(40MB/s対36MB/sぐらい)
nForce4側をADSLモデムへ、オンボードMarvellをAthlonPCとの接続に使っています。

3.まとめ
今回は、nForce4の発熱以外にも目を向ける様になってからの初めてのPC日記と
なったわけですが、改めてCPUやビデオカードと言った基本部分の性能を見てみると
正直、AthlonXP-Mの頃と比べて圧倒的な3D性能があるわけでも無いし、なんと言うか
微妙感が漂い気味で、こ、、これって、新車導入失敗の今年のフェラーリ!?状態(汗)
まあ、手を付けていなかったプチオーバークロックで多少の性能向上は得られた訳だし
Athlon64に拠って大きく性能向上した部分もありまして、ビデオの圧縮作業なんかでは
格段に早くなり、しかも、AviUtlの様な古いアプリケーションにもそれが効いているのが
素晴らしく、エフェクト関連は余り掛けていないけど、一秒間に処理出来るフレーム数が
Celeron1400MHzで15、AthlonXP-M 2300MHzで24が、Athlon64 1800MHzで26だったし
現在のAthlon64の2000MHzに至っては、27〜29フレームも処理出来ているわけでして
Athlon64で追加されたSSE2が効いているのか?は解らないけど、ビデオ編集関連では
Athlon64に変更した効果を実感出来ています(^−^) しかし、それ以外では、、(ry
不満の原因となっている3Dゲームの処理に関しては、妥協してややローエンド寄りの
ビデオカードであるRADEON X700で妥協してしまったのがそもそもの失敗だったのかな
もう少し性能の高いビデオカードに交換したい気持ちが沸々と湧き上がって来ていて
色々と探してはいるのですが、PCケースの底に縦置きしているスマートドライブ2台が
ビデオカードの長さを制限してしまっている為、どうしても選択肢が少なくなってしまい
現在のRokuyonPCに存在している様々な制限に拠って、身動きが取れない状況、、orz
「2.」で書いたサウンド機能もプチノイズ@ヘッドフォン環境と言う問題が出ているわけで
LAN関連には問題はないけど、マザーボードをASRockの「939Dual-SATA2」に変更して
発熱が低いマザーボードとの事だから、サウンドカードとギガビットイーサネットを付け
A8N-SLI Deluxeと似た構成を作る、、と言う風にPC環境を一新したい方向に気持ちも
傾くけれど、ビデオカードの固定クリップを破損しているので、マザーボード売却時の
買取査定が大きく下がってしまって売り難い状況、、と貧乏性モードが顔を出す(^o^;
まとめると、nForce4の熱対策完了に一息つく間も無く、様々な問題が散見しているわ
先を考えずに性能を優先して対策パーツを装着した結果、色々な制限が出来てしまい
気が付いたらRokuyonPCが行き詰まり状態になっていましたとさ、、(´・ω・`) ショボーン

次回:未定

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