(p_-) PC日記 (・∀・)
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2006年2月12日
RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の五


1.HDDの静音化対策
今回のPC日記は、またまた自作PC関連に戻り、少し前に行ったHDD静音化対策
続きとなるHDD静音化に関する対策を色々と行ってみた結果について書いてみました。
今回のHDD静音化対策でまず最初に行ったのが、静かで振動が無いと思っていた方
5.25インチベイの4段目に取り付けていたHGST製のT7K250とPCケースの底に縦置きで
設置していた、やや振動があった方のT7K250との設置位置交換する事にしたのですが
普通に場所交換しただけでは、振動がある方のT7K250を5.25インチベイに付ける事で
PCケース全体にその振動を伝えかねない為、それを含めた振動を吸収する対策として
JapanValue「PH-35CS」を使ってみるのが面白そうだったので、とりあえずこれを購入
中身を見てみると、薄いアルミ板だけど質感は悪くないし付属品に「HTC Chip Set」が
付いていて値段も1,000円前後と、高いので有名!?なJapanValue製品としてはGood!
早速、HDDの入っているスマートドライブを外して来て取り付け作業に移ったところ、、
(HDDのチップとの熱伝導には付属の金属製チップではなくゲルシートを使っています)
(PH-35CSを載せても通電の危険性はないと思うけど、熱が変な所に溜まるかも!?)
スマートドライブに入れる事を前提とした大きさや厚さ的には問題はなかったのだけども
HDDを固定する為のネジを締めると、ネジの頭が出てしまう問題があり、ネジ固定はNG
ネジを固定しない状態なら問題はなく、この状態でスマートドライブの蓋を閉めるネジを
6箇所全て締めて固定してみた所、相当な力で蓋を抑え付けてからでないとネジ止めが
出来ないと言う事もなく、程好くギュウギュウでネジの固定出来たのが良かった(^−^)
この状態で終わりにしても良かったのですが、更なる振動対策として、ストックしていた
東急ハンズ購入の「ハネナイト」を使い、スマートドライブにHDDを入れると出来てしまう
ケーブル側の方の空き部分に大きさを合わせて切ったハネナイトを重ねて埋め込んで
別角度からのギュウギュウ具合アップとハネナイトに拠る振動吸収を狙ってみました
更に、銅のスマートドライブ2002Cの蓋をスマートドライブクラシックの蓋と交換する事で
冷却のバランス対策を行い、HDDの温度を同じ様な状況に保てる形にして置きました。
これの効果!?と言うか、スマートドライブに入れたHDDの位置を交換した事に拠って
静かだけどブ〜ン音があったT7K250(ケース底に置いた方)の騒音が「FeatureTool」を
使って静音設定にしなくても気にならない状態になったし、PH-35CSを入れてない方で
5.25インチベイの4段目に移した振動がやや強かったT7K250は、少し前の振動対策
ハネナイトがうまく効いているみたいで振動が抑えられているし、PCケースにも振動が
伝わっていないので、結果として、今回のHDDの位置交換はかなり成功だったかも!?
耳を近づけて聞いたPH-35CSを入れたPCケースの底に縦置きしたスマートドライブも
ブ〜ン音がやや低減されていたし(遮断物が入ったので当然と言えば当然なのかな?)
PH-35CSを入れたスマートドライブでのHDDの温度が異常に高くなったりする事とかも
出ていなく、今までと同じ温度内に収まっているので、今後はもう片方にも導入したい所
欲を言えば、スマートドライブにPH-35CSを入れた際にネジ止めをする事が出来ない為
ネジの頭が出っ張らないネジを付属させるのと、そのネジに合わせた形のネジ穴ならば
ネジ止め出来て尚良かったなぁ、、とかも思え、更に「PT-R1316」をその上に挟む事で
厚さは微妙になるけど、万遍のない熱伝導と防音になりそうだし、、コストは掛かるけど
いや、それよかHDDを現在の二台から一台に減らした方が静音的にはいいかな?とか
色々と考える事が多く、HDDの静音対策はHDDが無くなるまで試行錯誤が続く?(´・ω・`)

2.鎌平はなかなかいいかも!?+α
続いては、「Scythe」から発売された「鎌平」と言う5.25インチベイを3段使って取り付ける
パーツを購入しての冷却対策を行ってみました。 今のRokuyonPCの5.25インチベイは
少し前に導入した「外付け型の光学ドライブ」に拠り、内蔵光学ドライブが外されていて
4段の5.25インチベイには、上からスーパーファンコントローラST-35A、2段目と3段目が
星野金属 ALTIUM 5W Cooling Kit Black、4段目がPCケースの付属カバーとなっていて
その付属カバーの裏側には、HDDを入れたスマートドライブが取り付けられている為
この2〜4段を使う事で、今回購入した鎌平(シルバー色)を装着する事にしてみました。
鎌平の箱箱の裏箱開け中身付属物鎌平を横から鎌平を斜めから
ただ、RokuyonPCの5.25インチベイはレール式で取り付ける仕様なので、鎌平に付属の
金具を付ける際、レールの仕様に柔軟性が無い故にレールに付けたスマートドライブ
この金具パーツが干渉してしまう不具合(どちらかと言うとケース側のね)があったので
4枚ある金具の2枚をハンドニプラーにて不要部分を切り取る作業行って置きました
鎌平は金属部分に安っぽさがあると言うか、「1.」のPH-35CSのアルミ質感に比べると
ちょっと弱いと言うか、12cmのファン付きでの価格を思えばこれは仕方ないのだけれど
以前購入した「HDC80-BK」同様に、微妙感漂う質感の金属を使うのはどうなのか?と。
そんなプチ不満はさて置き、鎌平を仮設置してみた所、色の調和は悪く無い感じだけど
設置がレール式の為、レールの後ろ側がスカスカになり、設置が安定しないんですねぇ
そこで!星野金属のALTIUM 5W Cooling Kit Blackを使い、後ろ側の安定を図る事に
したのですが、このパーツには通常の状態の時に、設置後の前面の隙間を無くす為の
工夫がされており、そのままではレールの後ろ側に設置すると言う事、、つまりケースの
内部につっかえて入って行かないと言う問題があり、この問題を解決するべくの対策に
(鎌平にはこの工夫がなく、汎用性はあるけどPCケースに拠っては隙間が出来る事も)
ALTIUM 5W Cooling Kit Blackの前面パネルを六角レンチで取り外して残った部分を
鎌平を付けたレール側の後ろに取り付ける事で安定しないレール部分の問題を解決!
ALTIUM 5W Cooling Kit Blackにもファン(8cm)を装着出来るけど、そんな必要も無いし
障害物としての効果やここにファンフィルターを取り付ける事で、電源ファンや電源音を
遮音する効果を狙うと共に、今回の鎌平と同様に前側で固定するしか方法がなかった
スーパーファンコントローラ設置安定化を兼ねる形で、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackの
取り付け位置を変更し、金具部分をハンドニプラーで切った事は意味が無くなったけど
この新しい形での鎌平をレール式のPCケースに取り付ける方法を採用する事も選択!
最後にPCケース前面の蓋部分を閉じて完了となるのですが、上記でも少し触れた様に
鎌平の左右のスペースに少し隙間が出来てしまう仕様と言うか構造なんですよねぇ、、
逆にそのままの状態でPCケース内部側にも設置出来る事にもなるけれど頂けないなぁ
ちなみに、付属の12cmファンの音はボールベアリングの様な音も無く、すごく静かだし
(仕様は800回転らしいけど、スーパーファンコントローラに繋いで動作させています)
ファンの直ぐ近くにあるファンフィルターが音を遮音する仕組みにもなっていると思うけど
静かでファンフィルターがあるのにも関わらず、手を置くと吸気を感じられるのも良い!
ファンの進化と言うか、Scytheの最近のファン攻勢見ると、すごいモノがありますなぁ
鎌風の風12cm版は今回のより五月蝿かったし、鎌風2の風の軸音は論外ですけれど)
先月の新しいVGAクーラー導入でも書いた事で、ZALMANのZM-80系にて止まっていた
VGAクーラーが大きく進化した事を痛感したのに続き、XINRUILIAN系で停止してた!?
ファンに関する印象が今回の鎌平に付属してたファンで大きく動き出しますた(´・∀・`)
(最近のファンで言えば、ザワードのこれもスリーブベアリングだし、なんとも面白そう!)
鎌平に拠りRokuyonPCへと齎された部分では、5.25インチベイの4段目に設置している
スマートドライブ内のHDDの冷却効率が高まった事と、12cmファンで吸気された空気で
CPU温度が下がった事があるのですが、これらのプラス面だけではなく、マイナス面に
5.25インチベイ4段目のスマートドライブの外側がPCケースカバーから穴の空いている
鎌平へと変わった事で、スマートドライブから漏れるHDDの駆動音が少々耳障りでして
これは微妙な音だけど、「1.」で書いたHDD一台体制へと気持ちが若干流れ気味でふ
+
鎌平での物足りない部分と言うか、金属の質感を含めた不満箇所の改善を求めると、、
ALTIUM 5W Cooling Kit Blackみたく金属板を貼る事で隙間を埋められる形が欲しい所
出来れば、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackの模倣では意味が無い為、静音性を付加し
音は振動として空気を伝わって来るから、音を反射させる方向のコントロールする形に
これの大まかな例を書くと、二枚の板に一定のスペース毎に文字を振り、二枚の板の
片方は偶数側、もう片方を奇数側の場所に穴を開けて、別々に穴を開けた二枚の板を
隙間を空けて重ねる事で、空気の流れ道を確保しつつも遮音性のある状況が出来るし
「」の二つの記号を金属の板として想像して貰うと解り易いとも思うけど、「側の板には
偶数の列に穴を開け、」の板には奇数列に穴を開けた状態を作りまして、二つを重ねて
5.25インチベイに設置したと仮定しますと、PC内部の音が偶数の穴から抜けて来た時
奇数側にしか穴を開けていない板の遮蔽されている偶数位置に反射し、PCケースの
内部に音が戻ると言う寸法で(そんなに単純には行かないけど)PCケース内部の音を
そのまま外部に出さないと工夫と言うか、ちょっとした対策を施したモノを望みたいなぁ
板を2枚以上挟んだり、板の穴の開ける位置を偶数と奇数と言う単純な形状ではなくて
複雑な形状にしたり、PC内部から外に音が出て行き、それが反射する部分を凹型にし
反射されて内側に戻って行く音のコントロールと言うか、指向性を与えるデザインとかも
効果がありそうだから、前面を完全に遮蔽したり、完全に開けちゃう方法だけではなく
もっと研究やら改良やらを行ったPCケースやベイ用のアイテムが出てきて欲しいのぉ
(仕組み的には、釣具の針にある「かえし」みたいな発想の逆と言うかなんと言うか、、)
汎用性を持たせる形なら、5.25インチベイが一つでも空きのある人は少なくないわけで
5.25インチベイ一台分の形状、厚みが2〜3cmでドライブ同様に設置穴でネジ止めにして
2〜3枚取り付ける事を前提に、上で書いた穴の開いている位置が異なる形の遮音板を
出したりすれば、自分で板の並び方が選択出来る形にもなるし、板の取り付け角度も
F1のウイングみたいに調整出来るなら、l \ / l みたいな形とかでも板を設置出来るし
5.25インチベイを複数段使えば、更に複雑な遮音やら空気の流れやらを操作可能?!
静音と冷却と言う相反するテーマの解決に役立ったら面白いけど、中途半端な結果を
齎す確立が高そうな感じもする妄想系アイディアですな、、とか自分で言ってみるテスト
この手の製品には、「PF-BSilencer」や「MA-045」みたいな多様な製品が色々あるけど
使っていない5.25インチベイのケース内部側に装着する製品は余り見る事がなかったし
「F1」の複雑な空気の流れを整える細かいパーツみたいに色々付けたりすると面白いし
これを書いている時(3月12日)がちょうどF1の開幕だったりしたので、それに合わせて
鎌平ネタを拡張する形で、内部側でも汎用性がある形で使えるベイアイテムがあれば
色々と使えて便利なんだけどなぁ、、と、自分が今欲しい形状を適当に書いてみますた。
(PF-BSilencerもALTIUM 5W Cooling Kit Black同様に出っ張りが引っ掛かってしまい)
(PCケース内部側の5.25インチベイに取り付ける事が不可能だったのも理由だったり)
鎌平の方の偶数と奇数で穴を変えた板を複数枚並べるネタは、TV放送で使われている
インターレース」の仕組みや時代劇に出てきた昔の部屋の構造からヒントを得て作成
++
おまけで現実的な鎌平のバージョンアップ版を妄想すると、左右の隙間の問題と同時に
本体部分は金属に質感が足りずに値段相応の感じなのも解決しつつ、再設計化をせず
これらの問題の対処を行うとすると、鎌平本体前面の4つの端辺りにネジ穴を作りまして
穴のあるアルミ板をALTIUM 5W Cooling Kit Blackみたいな感じで上から被せる方法を
採用すれば、鎌平にネジ穴を作るだけで再設計は不要だし、アルミ板で質感もアップ!
そのアルミ板を5.25インチベイの外側サイズにきっちり合わせる事で左右の隙間も解決
更に、色の問題もアルミ板の方でバリエーションを色々変えられるし、穴を開ける位置を
変えたり、減らした派製品を出したりも出来るわけで、このアルミ板を付ける事に拠って
僅かに出っ張りが出てしまう問題については、鎌平を5.25インチベイへと固定する際に
鎌平本体に取り付ける付属の4枚の金具のネジの位置を変更して調節すれば済むから
鎌平のバージョンアップ版みたいなパーツに期待したいとこですな、、とか書いてみる。
Scytheは比較的にバージョンアップ版やリビジョンアップ版を出すのが早いメーカーだし
そうそう!Scythe繋がりで言うと、最近購入した鎌蔵」さんも鎌平と似た感じの作りで
本体のアルミの質感は良いのだけども、5.25インチ前面パネル部分がプラスチック状態
5.25インチベイ用の鎌蔵は、光学ドライブを入れる事を前提として作られているからか?
(前面パネルのデザインが合うパイオニア製の光学ドライブとかなら良い形だろうなぁ)
余っていた初代の銀色スマートドライブにHDDを入れる形で鎌蔵を使いたかったけれど
この安っぽく、申し訳程度に塗装しました的な前面パネル部分を見ると考えてしまう、、
上記の話の蒸し返しだけども、5.25インチベイや3.5インチベイ用のアルミ製のパネルを
リリースして欲しいなぁ、、星野金属とかのPCのケースメーカーが自社のケース専用に
出しているのはあるけれど、当然!?他社のケースで使える様な汎用性がないわけで
パーツメーカーの方は最低限の仕様でしか出してこないし、選択肢がないんですよねぇ

3.まとめ
「1.」で行った今回のHDD静音化対策に拠り、共振の音ではなく、HDD本体が持っていた
微弱なブ〜ン音を遠ざける&そのHDDを入れたスマートドライブを縦置き配置した事で
PCケースに耳を近付けたりする時に気になっていた音からは開放されたのですけれど
「2.」の冷却効率向上や前面ベイの色の統一化に使った鎌平に拠って増えた隙間から
5.25インチベイに入れたスマートドライブの中のHDDの駆動音やPCケース内部の音が
漏れ易くなった為、対策前の微弱ブ〜ン音よりは幾分静かにはなっているのだけれども
まだまだ望んでいる状態に出来ていないと言うか、スマートドライブの前面部分に厚さが
もう少しあれば良いのだけど、それではサイズが長くなり過ぎてしまうし、これを考えると
5.25インチベイ2段分で作る静音ボックスみたいなモノも要求したくなるからなぁ (´・e・`)
でも、そこまでやる前に、HDDを複数台設置している今の状況を改善すれば良いわけで
ここから見直しに入って見ると、4段ある5.25インチベイをスーパーファンコントローラと
鎌平に使うと言うのもどうなのよ?と、RokuyonPCに使っているのサーバ型ケースこと
SR10405」のスペースの無駄使いとなっている状況に我慢出来なくなってくるけど(^o^;
HDDを一台体制へと方針転換するのは止むを得ないな、、と言うのが今回の結論です。
このHDD一台体制実現を少し考えてみると、残す方のHDDは、HDD本体が発する系の
微弱なブ〜ン音があるけれど、静かで振動が少なく、今回の対策でPCケース底面へと
置く事になった方のT7K250になるのだけど、今は倉庫用として使っていて各種データが
入っているのでバックアップが必要となってしまい、200GB分もバックアップするとなると
光学メディア系を使ってでは、時間的にもメディア的にもとても在り得ない形な故(苦笑)
データを維持したまま?パーティション設定を変更出来る「パーティションマジック」等の
ソフトウェア購入で解決すべきか?となるも、これらの少々お高めな価格を見てしまうと
貧乏性モードが発動し、その金額で買える大容量HDDを買った方が良いのでは?とも
思えて来てしまうわけだけど、RokuyonPCが一台体制となると、今の4台のHDDに加え
一台HDDが追加される為、AthlonPCがHDD4台体制になってしまう状況も出る、、(汗)
そんなこんなで、ああでもない、こうでもない、こうすると?いやいやそれはダメだろ、、
、、とかの、傍から見ると少々バカっぽい感じの堂堂巡りと逡巡を繰り返す状況(´・д・`)
出掛かっている結論では、無くなってしまうらしい「Maxtor」のHDDは購入していないので
昔話題だった発熱するチップの問題も解決されたらしいし、ここの「DiamondMax 10」の
300GBモデル、、いや、300GBだと3プラッタで電力消費や発熱が大きくなるとの理由故
2プラッタの250GBモデルが現在の購入候補の一番上に来ている状態になっています。
もっとも、問題になっている音は、前々回ビデオカードに装着したZAVのファンの軸音で
掻き消されている為、HDDを一台体制にする前に、ZAVのファン対策が必要でして(汗)
(問題となったHDDを含めた騒音は「ATITool」でZAVのファンを止めた状態で確認した)
次回のPC日記はHDD一台体制へ!とは成らず、「ZAV02-ATI5 Rev.2A」の騒音対策を
含めた細かい騒音潰しを行い、HDDを一台体制にする前の環境作りを行う予定です。

次回:RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の六

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