(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年9月22日
RokuyonPCの色々ある制限を取り払う!


1.新しいPCケースの導入を考える
前回判明したRokuyonPCの制限を取り払うべく、新ケースの導入を考えるのが目的!
どういうケースが欲しいのか?は、少し前にも書いていて、基本はその頃と同じなので
今回は、現在出回っているケースの中から理想的なケースを探してみる事にしました。
最初の候補は、出た当初から目を付けていた「LIAN LI」が出している「PC-767」でして
5個以上の5.25インチベイに前面の扉付きの上に、電源は上に取り付ける仕様だけど
マザーボードの取り付け方法は逆で、背面ファンがケースの底に近い状況が好感触!
これは、自分がPCを行う場所から出来るだけ遠くに背面ファンの排出口があった方が
音漏れが聞こえ難くなるから、このPC-767の仕様は今の目的に非常に合致している。
振動や共振に関しても、前面5.25インチベイに取り付けるスマートドライブを好きな様に
配置出来るので、共振しない位置を探す事も出来るバラストフリーの形が素晴らしい!
気になる価格は、27800〜29800円前後となかなか悪くはないし、許容範囲内だったので
更に細かく調べて行くと、奥行きの61.5cm(W220xH490xD615mm)がちょっと引っ掛かる
あと、BTX対応パーツや400Wattクラス電源付きでこの価格なら良かったのだけれども
他では、「星野金属」が満を持して出した新ケース「ALTIUM ALCADIA」などがあるけど
満を持した割にはバージョンアップが頻繁で、開発インタビューを読むとかなり前からの
構想みたいだけど、急遽2〜3ヶ月で作り上げた様な状況故のテスト不足&熟成不足が
目立つのがちと不思議が気もするけど、新しい発想を出して来るのが面白くて良いなぁ
廃熱問題も、現在出ているHOMOLOGATIONモデルでは、随分と改善されていそうだし
(例えると、最初に出ていたのは、廃熱不足のマクラーレンの2004年初期型って感じで)
(当時のマクラーレンはエンジンブローを繰り返していたけど、結局物凄いマシンへと)
(変わったわけなので、星野金属のケースにもそこまでのバージョンアップを期待!?)
続いての候補は「Owltech」なのですが、候補となるのは「OWL-MAGD」ぐらいしか無いし
前面扉があり、5.25インチベイが5個あるけど、内部や背面仕様が代わり映えしない、、
内部や背面の仕様は、ケース全体の重量配分を考えると、電源ケースを底に置く形が
望ましいけど、BTX的な逆さまでマザーボードを取り付けられないと配線がゴチャルから
Antec P180」のデザインが良くてもいまいち踏み込めない、、振動を抑える低重心化は
5.25インチベイに設置するスマートドライブ等で前面部分にまかせ、電源の裏側部分に
PF-Silencer」を取り付けての埃&静音対策を行えるLIAN LI PC-767の仕様がGood!
他のメーカーのケースも色々見てみたのですが、結局決め手がないと言う感じで選べず
一番気に入ったLIAN LIのPC-767も奥行きが60cmを超える仕様に躊躇しているわけで
現在のケースをどう処分するか?の問題も考えないとダメなので、ちょっと頭が痛いとこ
オトナシートやハネナイトと言った物を色々つける事を考えると、余分にお金も掛かるし
PC-767も実物を見ていないので、実物を見て、触って、気になる所をチェックしたいなぁ

2.2台の縦置きHDDの置き方を変更してビデオカードの長さ制限を解消する!+α
「1.」の新しいPCケース導入を考えるで、新ケース導入は難しい状況だと判明した為
現状のPCケースの各種パーツ設置を変更し、今の目的であるパワーを獲得する事が
可能である形を作ってみる事にしました。 まず、獲得すべきパワーとはなにか?ですが
前回も書いた様に、今、一番性能が足りていない部分でもあるビデオカードの事でして
現在のRokuyonPCビデオカード設置環境には、Athlon64へ移る直前にも出て来ていた
PCケースの底面に2台の縦置きスマートドライブを置いている事に拠るビデオカードの
長さ制限問題があり、性能が高いビデオカードには色々なモノが乗っていて長いから
導入出来るビデオカードが限られてしまう、、と言う問題を解決しないとならないわけで
ここ「2.」では、ビデオカードの設置制限問題の解決を中心に、様々な対策を行います。
このビデオカードの設置制限問題を解決するのに使った対策ですが、少し前に行った
ウェスタンデジタルのHDD導入問題後のHDD1台体制時に、縦置きが1台(外側)ならば
ビデオカードとケース底面の縦置きHDDとの干渉が起きない状態だと判っていたので
今のケース底面へのスマートドライブでのHDD2台縦置き体制を止め、片方のHDDを
5.25インチベイに移す事にして、ビデオカードの設置制限をクリアーする事にしました。
5.25インチベイに移すHDDは、振動も無く、すごく静かだった日立製T7K250の2台目
これをケース仕様のレール固定式で一番下の5.25インチベイに取り付けて置きました
レール式の制限に拠り導入していたPF-BSilencer」の取り付けは不可能となった
(写真ではPF-BSilencerを無理やりアルミテープで付けているけど、後で取り外す事に
試しに、このHDDだけを繋げた状態で、電源が入る状態をBIOS画面で確認したところ
振動も共振無く静かな状態で、最初のT7K250を5.25インチベイに装着した時には出た
微振動とそれに伴う僅かなブ〜ン音がまったく無かった事が、かなりうれしい感じ(^o^)
電源を落とし、薄い板とかの上に置くと五月蝿くなってしまう初期型の日立製T7K250を
現状維持の形での縦置き設置で動作をさせてみたのですが、なんか五月蝿い、、orz
微妙なブ〜ン音が存在していて、耳を近付けるとケース底のHDDからだと判る状態で
縦置きHDD2台体制での安定固定がなくなったからなのか?ちょっと困った状況となり
新たな設置方法として横置きを試してみるも、余計に音が五月蝿くなる始末、、(´・ω・`)
さて、この新たな問題にどう対処するか?が予期せぬ問題として浮かび上がったわけで
考えられる対策方法としては、今までの経験からHDDの振動に対しては衝撃吸収力が
高いゴムを設置面とHDDとの間に挟む方法が有効だと判ってはいるのですが、今回は
固定ではなく、底面に置いている状況なので、その方法が使えない状態なのでふ、、
(がっちり固定して抑える派には、ゴムを挟んで振動を減らす方法は邪道らすぃ(^_^;)
そこで!底置きHDD1台体制になり2本余っている状況になったシステムテクノロジーの
どこでもステイ」を使い、PCケースのマザーボートを設置するネジ穴にどこでもステイを
取り付け、HDD(スマートドライブ)の底面部分にはどこでもステイ2本を縦状態で装着し
下側のどこでもステイはバランスを支える固定用となり、上側のどこでもステイとHDDを
JapanValueの「PH-ACSS」と、どこでもステイ付属の手回しネジを使って固定しました
この方法が自分でも思っていなかった程の効果を見せまして、微振動とブ〜ン音が消え
目的であったビデオカードの長さ制限も無くなり、加えて前面12cmファンからの空気が
スムーズにケース内部に届く様にもなったりと、予想だにしなかった形に大満足(^−^)
この改良に拠って空気がスムーズに流れる様になった事で、爆熱のnForce4の温度が
変わったのか?も気になる点でしたが、nForce4はそんなに甘いチップじゃないようで
相も変わらずの爆熱ぶり(室温28度で42〜45度)を見せてくれちゃっています、、orz
ただ、期待していた温度の低下がなかった原因としては、nForce4のヒートシンク近くで
風を当てていたブロアーファンを外した事も関係あるので、もう少し温度は下げれそう!
+
どこでもステイがあの様な形で付けられた理由として、私が現在使っているPCケースが
大型マザーボード用のEnhanced ATX規格対応と言う事で、マザーボード取り付け用の
ネジ穴が比較的多め(ケース右側部分にも)だったと言うのも有効に働いたと思います。

3.PCI-Express x16の下段スロットをx8で動作させる方法を知る
「2.」でケース底面の縦置きHDD設置方法を解決すると同時に、少し前に判明していた
下段のPCI-Express x16スロットのパフォーマンスをきちんと引き出す為に必要となる
セレクターカード切り替えを行い、シングル(上16:下1)からデュアル(上8:下8)に変更
これに拠り、下段のPCI-Expressにビデオカードを差した時でも性能低下がなくなった為
(3D性能を測るベンチマークテストでは、結果が1〜2%低かったけど、これは誤差?!)
ビデオカードをPCI-Expressの下段に移すと共に、CM BlueICEの取り付け方法も変えて
設置方向を縦からデフォルトの横にすべく取り付け直しを行い、その際に使用したのが
ビデオカードにAerocoolのVM-101を装着した時にも使ったJapanValue「PT-A Carbon
グリスが不要な事からこのパーツを最近気にいっているけど、効果はグリスの方が上で
(効果がグリスの方が上だと言うのは、コアが平面で無い場合の状況を考慮しての事)
通電防止ゲルシート貼りや、ピッタリきっちりグラファイトシートを付けなきゃいけないし
CM BlueICEの設置面に付けるコア欠け&通電防止のパーツを外す必要もあるけれど
nForce4のヒートシンクを頻繁に変更したり、付け替えたりしていた関係から導入を決定
CM BlueICEのデフォルト方向での設置が終わったら、交換可能となったビデオカードの
XIAi XIAiX700-DV256をデフォルトのヒートシンクに戻し、気が早いけど次に備えまして
(ビデオカードのデフォルトヒートシンクとCM BlueICEの横方向置きでも上段設置可能
最終的には、パフォーマンスが出る様になったPCI-Express下段にビデオカードを装着
最後に新しくがっちり固定タイプでの縦置き1台体制となったHDDを戻して完成です。

4.まとめ
今回の対策は、現在のRokuyonPCが直面していた新たなパワーアップを行う際の壁と
なっていた各種制限を打ち破る企画でしたが、「1.」の新ケース導入を見合わせた後に
行った「2.」のケース底面に置いていた縦置きHDDの設置方法変更が大きな効果を上げ
PCI-Express x16スロットの下段でもビデオカードが使える状況となった事とも相俟って
パワーアップを行う為のスペース確保とレイアウト的な自由度が大きく拡がりました。
これに拠って、当分は新しいケースを導入しなくても少しは使える感じになったかな、、と
別の所に移設したパーツも、5.25インチベイとレール式固定と言う鬼門の組み合わせの
スマートドライブに入れたHDDのT7K250がとても静かな個体だったと言う事もありまして
振動やそれに拠る共振音もなく、残ってケース底に置く事になった少し五月蝿いHDDは
どこでもステイを使ったがっちり固定の方法がすごく効果があったので、振動は収まり
(少々手前味噌になるけど、これは非常に絶妙な形だったし、すごく効果もありました)
ビデオカード設置制限解除に拠るデメリットみたいなモノが起きなかった事は良かった。
ただ、骨組みを入れての剛性強化的な形だったので、見た目があまり良くないのですが
縦置きスマートドライブでケースがあり、サイド扉を開けても補強部分が見えない状態故
どうでも良い部分での拘りですが、見た目的にもそれなりの形になったのが満足です。
まとめると、欲しかったのはケースではなく、、いや、ケースでもあるのだけれども(^-^;
本当に欲しかったのは可能性(パワーアップを行う上での)だったんだな、、みたいな?
今回の対策でその可能性も確保し、次は念願の新ビデオカード導入が出来そうです。
+
でも、根本的な解決にはなっていないし、3年前に出たケースを2年も使っているわけで
古い仕様(シンプルで良いのだけどね)に加え、特殊な縦置き電源仕様も微妙感あるし
それなりに劣化(前面扉の開閉や前面パネルの取り付け部分)している箇所もある為に
現在のケース(CHENBRO SR10405)に細かい手入れを今後は控え、新ケース導入をも
視野に入れて置かなければならないな、、と言う事も密かに実感していたりもします。

次回:RADEON X800GT

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