(p_-) PC日記 (・∀・)
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2005年6月28日
RokuyonPC静音化対策 其のニ 「ハネナイトで振動対策!」


1.ハネナイト
今回行うRokuyonPCの静音化は、少し前に行った押入れPCの床対策の応用系でして
押入れPCのフローリング状態の床に置いた絨毯が微細な揺れを吸収したのに着目!
これを、RokuyonPC(旧AthlonPC)の縦置き状態のスマートドライブがあるケース底で
実行する事により、スマートドライブ縦置きによって解決された振動や共振音だけれど
実際には、ケース底面に手を置いた時に感じられる微細な揺れがまだ残っていたので
押入れPCの床に敷いた絨毯みたく、細かな振動を吸収してくれる働きを期待しまして
PCケース内部の底面部分に振動の吸収効果がある素材を貼ってみる事にしました。
ここで使用する振動吸収系の素材には、以前、横浜にPCのパーツを売りに行った時
横浜の東急ハンズで面白そうな素材を色々買い込んでいまして、その中から見つけた
ハネナイトと言う素材を使う事に決めたのですが、その時はふたつしか買わなかった為
横浜に用事のあったついでに、再び東急ハンズに出向いて追加で6個購入で計8個に!
(ちなみに、東急ハンズ横浜店にはあったけれども、藤沢店では売っていませんでした)
ハネナイトに関して言うと、PCパーツ系でもainexが型番MA-034でリリースしていますが
厚さが1mmなので、東急ハンズの厚さ2.5mmに比べると、底に貼るのには不向き!?
逆に、大きさが120mm x 170mmで、東急ハンズ版100mm x 100mmと比べると大きい為
レールタイプの5.25インチベイの横部分とかには、重量追加系のオトナシートとかよりも
良さそうな感じだし、オトナシートの上に貼って、オトナシートの匂い対策にも使えそう!
(重しに使うオトナシート(静かシートでも同様)は、石油系の匂いがかなりきついので)
(使う前に日干しをしたり、貼り付ける場所にアルミテープ等を予め貼って置いてから)
(オトナシートを貼る事で、嫌になって取り外す際の対策にもなるので多少は便利です)
(オトナシートを貼り付けた上に同様にアルミテープを貼る事で、匂いの拡散を押さえ)
(その上に他の吸音材を貼り付けるのが一般的な方法なのですが、これを知らないと)
(余りの石油臭さに参ってしまいまふ、、オトナシートの上に貼る吸音材のお勧めでは)
(東急ハンズ横浜店のDIY売り場に売っている「ソルボセイン」の横にある似た素材で)
(980円と割とお手頃だけど、結構な大きさを備えていた物が良さそうな感じがしました)

2.ハネナイトは意外と効果あり?
早速ハネナイトを取り付けるべく、PCケース内部から縦置き状態のHDD2台を取り外し
ケース底面部分を露出させ(オトナシートはゴミや汚れが目立つのがちょっと嫌な感じ)
東急ハンズ製のハネナイトには、裏面に粘着剤が塗られているので、取り付け位置を
確認するべく、4個のハネナイトをパズル的に置いてみたところ、サイズがピッタリでして
これなら調整もせずに貼り付けられるな、、となったので、右上の部分から貼っていき
マザーボードの下に掛かる部分の貼り付けが難しかったけど、無事4枚貼り付け完了
ここで、縦置き状態のHDD2台を元に戻そうと考えていたのですが、マザーボードの下に
当たる部分もまだ隙間に大分余裕があったので、残りのハネナイト4個を全部使う事で
2重状態でハネナイトを貼ってみる事にしました。 2回目の貼り付けとなった事もあって
最初から良い感じで貼れ、4枚全部貼った後もなかなか綺麗な状態出来ました(^−^)
この後は、縦置きしたHDD2台をケースに戻したり、配線を接続して完了となりました
それと、スマートドライブの間隔を少し詰め、ハネナイトを2重に貼る事で上昇した高さで
メモリーヒートシンク部分と干渉しない様に配慮しつつ、nForce4のヒートシンク部分にも
スペース的な余裕が出て、排熱効率が上がってくれれば、、的な対処もして置きました。
他では、電源ケーブルのスパイラルチューブを止めて、余っていた電源ケーブル部分を
ケースの上のスペースの方へ移し、ケース内部のスッキリ化を僅かに進めてみました
ハネナイトの効果ですが、ケースのオトナシート等で補強した重いサイド扉を閉じてから
PCを起動してみたところ、、HDDの電源がONになっても、ケースの天板に置いた手には
何も振動が伝わってこない状態で、スマートドライブ縦置きでも消えなかった微振動まで
抑えられていた感じだったのにはちょっと驚きでして、試しにサイド扉を開けた状態で
スマートドライブに触れると、、やはり!?HDDからの微妙な振動は存在していたけれど
ハネナイトを貼り付けたケース底面部分には、振動がほとんど伝わって来ていないのに
貼り付けていない左側のオトナシートが表面の底面部分は微振動が伝わって来ていて
なんか結構効果がある(2重構造故?)感じだったし、ハネナイトって意外と使える!?
+
ハネナイトの表面に書かれているイラスト的に、ハネナイトを敷いて上にモノを落として
反発具合を確かめてみた所、着地の際に着地部分の表面積を稼げるモノに対しては
ペタっと反発せずに衝撃を吸収する形となるのだけど、着地部分の表面積が少ないと
結構普通に反発していました。 例えて言うと、サッカーボールならばうまく行くけれども
ラグビーボールだとサッカーボールの様に衝撃をうまく吸収出来ない場合もある、、と。

3.まとめ
今回ケース底面に導入したハネナイトですが、HDDの微妙な振動を吸収してくれた事と
汚れが目立っていたケース底面部分が綺麗になったのが個人的にかなりのヒットでして
今年の1月に導入したメモリーのヒートシンクと同じで、効果を探さずに実感出来ました。
(多少高かった気もするけど、価格的(税込み378円x8枚分@3024円)効果も十分あり)
ただ、汎用的な結果が得られたわけじゃないので、これを他人にお勧め出来るか?は
ちょっと微妙なところですが、振動に悩んでいる場合等には試してみる価値もあるかと。
似ている事で、ノイズ対策の高域電磁波吸収ゲルシートを増設カードの上に貼る行為が
あるのだけど、謳われている効果が無くても、増設カードの埃対策になったりするから
比較的埃等のゴミや汚れが溜まり易いPCケースの内部側の底面への汚れ隠し効果を
基本としつつ、振動を吸収する効果もあればいいかな、、ってな感じの導入もありかと。
振動対策に話を戻すと、HDDのリードエラーを抑える為には、ガッチリ固定での制振が
良いとの事ですが、振動が大きいHDDの場合は、ガッチリ固定しても振動が収まらず
PCケース全体へ波及してしまったり、共振音を出してしまうので、非常に難しいとこ、、
一応、専用のゴムを挟んでHDDの振動を吸収する方法で効果も確認出来たのですが
HDDのリードエラーを無くすと言う意味に置いては、ゴム挟みだと逆効果になっちゃうし
制振と振動吸収の両方を使って、うまい形で組み合わせるのが理想なんでしょうねぇ
HDDを固定せずに設置するスマートドライブを使っている時点で、HDDのリードエラーを
云々言うのはどうよ?ってのはあるけど、だってさ、スマートドライブを3台所有なわけで
仕方ないじゃん、、スマートドライブに入れた状態でのベストを探したいんだ!みたいな。
スマートドライブを離れ、振動にも強いとされるHDDケースとしては、最近リリースされた
アビーのHDDを固定してから入れる箱があるけど、長さがスマートドライブより長い為に
今の縦置き状態では導入出来ないし、性能と静音を同時に求める難しさを改めて痛感
振動対策の究極!PCケースのベイ部分(5.25インチと3.5インチを含む)を固定する下に
油圧式ダンパー搭載で、がっちりパーツを固定しても、その振動をダンパーが吸収して
共振音も振動も完璧にブロック!って言うPCケースは、、さすがに出ないからねぇ(^^;;
まあ、ハネナイトがなかなかの効果を発揮してくれたので、折りを見てケース底全体にも
貼って、ケースに伝わる様々な振動をケース底面部分で多少吸収出来たら理想かなぁ
ハネナイトも熱伝導性があって絶縁効果もある素材とハネナイトの構造を持った素材が
合わさると、スマートドライブ系HDD静音ボックスの中でも使える様になってくるだろうし
電源とか光学ドライブとか振動を持つパーツにも貼れそうで、面白そうなんですけどね。
(オプションで、まず貼る一番の効果も付けられたら用途がメチャクチャ拡がりそう!?)
+
今回のハネナイト効果により、アビーのHDDケースを買わなくても、振動がちょっと大きく
共振音を出し易いのが難だけど、激速なランダムアクセスやSeagate程に熱を持たない
日立製のSATA2対応のHDDを熱&ケーブルスッキリ対策で導入する事が出来るかも?

次回:RokuyonPC静音化対策 其の三 「HDDの冷却編」

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