(p_-) PC日記 (・∀・)
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2003年12月31日
AthlonPCプチ改良+α(BIOSアップ失敗!?)


1.続スパイラルチューブと細かい改良+AMDエンブレム
以前に行って、自分の中ではかなり大成功の部類に入るスパイラルチューブの
取り付けで、その当時に取り付けられなかった部分にもスパイラルチューブを
取り付けよう!と言うのが今回の最初の目的です。+αで幼稚な作業もあるけど(^^;
スパイラルチューブはサンワサプライのCA-250サトームセンPCISLANDにて購入
これは残った部分の長さに合わせて切り、こんな感じに取り付けました→写真
隠れている場所とは言え、スパイラルチューブを取り付けても、いまいち感が漂う
続いて、サイド扉を固定する前面から見て右側のネジを手回しネジに変更しました。
左側の方を頻繁に開けるので、こちらも手回しネジにしたかったのだけど、ネジ穴の
位置が右側と違って前面パネルの固定場所に近いので、扉が閉まらなくなってしまう
そして、いよいよ真打ち!?となるAMDエンブレムをケースに装着する作業です(笑)
これはLAOX PC・DO SHOPのレジ前で格安で置いてあったので購入したのですが
AMDのリテール版CPU付属のステッカーよりも厚みもテカリもあってなかなかイイ感じ
現在のケースCHENBRO SR10405には、前面にちょうどこれと同じサイズの場所があり
「貼って下さい」と言わんとばかりのこの状態を、そのまま放置する事もなんなのと(爆)
ジーク A・M・D !!って事もあって(おぃ エンブレムを貼っちゃいますた(゚∇^*) テヘ♪)
PC起動時はこのエンブレムに敬礼!∠( ̄∧ ̄) ビシっ!してから起動しています(嘘)

2.BIOSアップしたらスイッチ押しても起動しない状態になる、、、
エンブレム装着にスパイラルチューブでまとめて、ケース内部をすっきりさせたら
今度はパーツの内部もすっきりさせて、気分一新を計りたい!(・∀・)と思ったので
AthlonPCのマザーボード ABIT NF7-S v2.0のBIOSを更新する事にしました。
(ABIT日本のサイトにはnf7d19までしか出てなかったので、ここで最新版をゲット!)
BIOS更新ディスクを作成し→参考、作成したBIOS更新用ディスクを入れてPCを再起動
runme.batのコマンドを打ち込んで、BIOS更新作業がスタートします(後は見てるだけ)
無事完了して、再起動後のここで一度電源を落としてCOMOSをクリアーするのですが
どういうわけか、電源スイッチを押しても電源が落ちなかったので、主電源を落として
既定の動作であるマザーボードのCOMOSをクリアーして、余計な情報を残らない様にし
それが完了したらPCを起動するので、電源スイッチを押したのですが、反応無し(汗)
前々回に設定した、キーボードでPCを起動させる設定のCtrl+F1でも電源は入らず、、、
頭の中が真っ白になり、どうする?どうする?どうする?どうする?のリフレイン(爆)
ショートでもしたかな?と思い、マザーボードをケースから取り外して付け直してもダメ
再度COMOSをクリアーしたり、内蔵電池のCR2032を取り外して放置、交換等を行うも
ダメで、マザーボードの通電ランプは付いているのに、電源スイッチをいくら押しても
ウンともスンとも言わず、起動する気配はまったく無し、、、、、やってもうたか_| ̄|○ 
作業完了はきちんと確認したし、止まったのはこの画面なので問題無いはずなのに?
不可解極まりなかったので諦めきれないけど、覆水盆に返らずって感じだったので
セカンドPCのGatewayPCからネットへ繋ぎ、PCショップの通販で同じNF7-S v2.0を
再度購入するか? それとも後継のAN7を選ぶべきか?に迷っていました(;´Д`)
そんな時に思い出したのが、週間ア○キーか何かのアスキー系の雑誌に載っていた
組み立て直後のチェック時には、電源スイッチのピンコネクタをドライバー等で
ショートさせて電源を入れるのが便利だ、、、と言うのを電源を入れても起動せず
マザーボードの通電ランプは点いていると言う状況だった事もあって試してみました
電源ピンをショートさせた途端、、、おぉ〜Σ( ̄□ ̄lll) 勢いよくファンが回り出し
ピポッと言う電源音が鳴り響いて、マシンが起動したではないですかぁヽ( ´▽` )ノ
原因を調べて見ると、スパイラルチューブ装着時で電源スイッチの線に負担が掛かり
電源スイッチの線が切れちゃっていました。>いくら押しても起動しないわけだ(汗)
Ctrl+F1コマンドも、BIOSアップによる設定の初期化で無効化されていたのでNGだった
はぁ、、、なんだか復活した安心感と徒労によりどっと疲れちゃいましたょ(苦笑)
切れたついでに、キーボードキルスイッチも外してしまい、ネチョ固定のHDDランプも
今後は外して(もしくは切って)しまってもいいかなぁ〜と思う様になって来ました。
(ひとつが壊れると、我慢して使って来た無駄を、とことこ削りたくなるみたいな)

3.まとめ
今回はひさびさにBIOSアップ失敗の恐怖を半体験!?したので震えましたねぇ(冷汗)
BIOS更新の失敗は、PromiseUltra133TX2と富士通のADSLモデムM1の計2回だけど
妙に記憶に残っているので、こういう事があると記憶の引き出しの奥に詰め込んでいた
嫌な記憶と感覚が結構鮮明に蘇りますな、、、、、、、(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
結果的には自分の勘違いだったので、大事にはならず、事無きを得たのだけれども
真っ白になったり、血の気が引いて行くのを体験したので失敗として位置づけられた罠
電源線の切断の原因となった、スパイラルチューブの装着も、あまりキツキツには
取り付けない方が良いのかもしれないですね。 2.でも書いたけど、PCケース内部を
スマートにしたい場合は、大量にあるHDDアクセスランプ線を切ってしまうのもありかも
現在は電源スイッチは復旧していないけど、新しいBIOSのf21dの評判が宜しくないので
当分(1ヶ月ぐらい!?)は電源スイッチの復旧予定は入ってなかったりします(爆)
(PCの起動は、再度キーボードのCtrl+F1で行える様に設定しておいたので問題無し)

次回:未定


2003年12月24日
新ケースCHENBRO SR10405の静音化!?


1.薄いサイド扉と天板の剛性を高める
前回の問題点のあぶり出しでも書いた、SR10405のサイド扉が薄く剛性が足りないのを
解決させるのが、今回の新ケースCHENBRO SR10405の静音化!?最初の目的です。
使用するのは以前にも使った事のある、日本特殊塗料株式会社のオトナシートと言う
アスファルト系のシートです。(PCでは静かシートって名前で若干高く!?売られている)
このオトナシートを横浜の東急ハンズで2つ購入(1つ2400円)→ 中身(5枚入り)
これを早速SR10405のサイド扉に貼ります。最初はマザーボードの裏面側の扉からで
ケースとオトナシートを貼った部分が干渉しないか?を確かめるべく、仮止めしてテスト
そのまま貼り付けると、この写真で言う所のケースの左側のフレームとオトナシートを
貼り付けた部分とが干渉してしまい、サイド扉が取り付けられなくなるので、ここをカット
オトナシートを貼っていない部分に大きさを合わせてカットして置いた2枚目のシートも
端を同じ用にカットして貼り付けました。 そしてこの上からアルミテープをびっしり貼って
オトナシートのアスファルトの匂いの対策>結構匂いがきつく、目にも来るので、、、
こんな感じで貼り終わったけど、実際はこれで終わりではなく、2重にオトナシートを貼る
予定だったので、少し時間を置いた後、アルミテープを貼った上から今のと同じ要領で
オトナシートを貼って行き(貼る位置は最初がサイズ2:1なら次はサイズ1:2と言う様に)
最後はアルミテープ(これも最初が横だと縦に、縦だと横に)を貼って完成となります。
これを両サイドの扉に行った結果、扉は重くなったけど、叩いても音が響かない状況に
する事が出来ました!(^-^) そしてこの作業を行った際に、切って余ったオトナシートが
2つで天板の裏の大きさピッタリだったので、新しく切り分ける必要なく、貼れました!
最後に、アルミテープを事前に貼ったオトナシートを天板の裏に貼り付けて、完成〜!
天板を”コンコン”と叩いても、コツーンコツーンって感じからポコッ、、ポコッ、、に変化
+
オトナシートの表面はザラザラしているので、オトナシートを剥がして残った紙を使い
パレンの要領で空気抜きを行いながら、表面を磨くとツルツルになるのでお勧めです。

2.MINI-SONEXって効果あるのかな?
次はかなり前に買ってから、そのままにして置いた(^^; MINI-SONEXと言う吸音材
SR10405が横にも若干広い事もあって、取り付ける事にしました→MINI-SONEX 1 2
装着するサイド扉は正面から見て左側のパーツ交換時等に頻繁に開ける側となるので
このサイド扉を置き、サイズ確認の為にMINI-SONEXを乗せてチェック(横幅オーバー)
縦のサイズをケースサイドで確認すると問題なかったので、切り取るのは横だけとなる
そういうわけでオーバーした横の部分を切り取り、固体の為の両面テープを貼り付け
両面テープの表面を剥がし、MINI-SONEXをずれない様に既定の位置に乗せて完成!
サイド扉を閉める時はこんな感じになります。 おまけ→MINI-SONEXの表面部分の拡大
MINI-SONEXの効果は不明(^o^; と言うのも、現在のAthlonPCは前面部分からの音の
漏れが大きい上に、訳あって、ファンを静音モードでは無く、中間モードで動かしていて
バランスが良い状態ではないので、折を見てこの報告を行う予定でいますm(_ _)m
現状でわかった事と言えば、MINI-SONEXの表面に付いている細かい毛が結構抜けて
ケース内部に散ばるので、取り付け後の最初の頃は頻繁に掃除が必要だと言う事
(ちなみにMINI-SONEXは2枚入りで、たしか3800円ぐらいだったと記憶しています。)
+
ついでに今回の1.と2.で余った道具や、取り付けなくなっていたケース付属パーツを使い
変な物を3つ程作ったので、2.が短い事もあり、それに付いて書いてみる事にしました。
ケース付属の5インチベイ用の空蓋を置き、隙間にスポンジ系吸音材の残りを敷き詰め
5インチ空蓋に合わせて切ったオトナシートを載せ、その上に5インベイを使用する際に
ケースから外した金属部分をオトナシートの上に載せて、ビニールテープで固定して
その上に両面テープを貼ってから、MINI-SONEXを貼り付けて完成となります。
これをケースの前面扉の5インチベイパネルに取り付けて吸音効果を狙う!?→拡大
光学ドライブ以外はHDDケースの予定なので、これを取り付けると熱が心配だけど
埃の侵入も防げるだろうし、音も静かになればいいかな、、と言う事でやってみました。
3つ取り付けてみた様子 前面扉を閉めた状態>(色のバランスが悪いので扉様様)

3.まとめ
今回は、オトナシートによって外に聞こえる音質が低い感じの音に変わったのが大きく
オトナシートの重さと2枚貼りで音の漏れが無くなった事や、剛性UPによる共振の低減
これらによって、ずいぶんと余計な音が聞こえなくなったので良かったかと思いきや
裸の状態で使っているSATA版のHDD、Hitachi7K250 80GBの高周波が気になる様に
なったと言う事があるので、良かったんだか悪かったんだか、、、微妙な心境(´・д・`)
MINI-SONEXは、静かだった部分へ装着したので、効果の有無を言える状態にあらず
とは言え、HDDはHDDケースを購入すれば良いのだし、気になっていたサイドと天板の
薄くて叩くと頼りの無い音が反響する状態が無くなったのはかなり良かったかな、、と
ただ、オトナシート6枚分ぐらいの重さが、ケースの重量に加わった為、腰を落として
息を止め、ふんっ!と気合を入れないと持ち上がらない程に重くなってしまったが(爆)
それと、オトナシートやMINI-SONEXを取り付けた後のCPU温度やケース内部温度は
SR10405が大きい事もあってほとんど変化無し!伊達にデカイわけじゃないなぁ(笑)

次回:AthlonPCプチ改良+α(BIOSアップ失敗!?)


2003年12月17日
新ケースCHENBRO SR10405を含めたAthlonPCのレビュー


1.新しいケースの問題点をまとめる
約2ヶ月前に導入したAthlonPCのサーバー型新ケースCHENBRO SR10405を
じっくり使ってみて、普段使う上での気になった点や、問題点をまとめてみました。
最初に出て来た問題点は、ケースの前面扉を開けないと電源を入れられない事!
SR10405のケース構造上仕方ない事なんだけど、これがかなり不便なんですよね
これはどこかの掲示板でBIOS設定でキーボードのボタンで電源を入れる方法があると
言うのを読んで、BIOS設定のPower ON Functionを変更する事で解決出来ました。
続いてケースの物理的な気になる場所のおさらい
サイドの扉の薄さが若干気になる(ペラペラではないけど)
天板もサイド扉と同様に薄さが気になる上に、外せないのがちょっと痛い
電源横にあるHDD用3.5インチシャドーベイに縦置きで5インチベイを置けないのがNG
このシャドーベイのある位置の後ろ側の排気用の穴にファン用のネジ穴が無いのもNG
アクセスランプ用のケーブルが多く、邪魔になるのにホットボンドでネチョ固定されてる
電源を固定する為の金具を逆さにすると、ケースと干渉して取り付けられない
(これは下方面にファンがあるタイプの電源を取り付けられない事を意味してます)
まとめると、内部的に改善すればかなり良くなる部分や無駄が多いなぁ、、と言う印象
もちろん思っていたよりも良い部分もあって、例えばレール固定式の5インチベイは
当初、振動の原因になるだろうな、、と思っていたのですが、これがまったく問題無し!
振動がレールを通っているので、ダイレクトにケースに伝わらないのが良いのかな?
、、、とかなり簡単なレビューですが(^^; SR10405にはこの様な印象を受けました。
今後は上記に挙げた箇所で行える対策を行って、不満を少なくして行くのが目標!

2.体感とベンチマークテストスコア
まずは現在のAthlonPCの状況の簡単な説明から、、、
AthlonPCに使用しているメモリは、P6S5AT用に2年前の2001年の12月に購入した
PC2100規格のメモリだから、今現在主流のPC3200みたいにあまり高い数字では
動作させる事は当然!?出来ないのだけど、それでもFSB180まで速度を上げても
Memtest86ではエラーが出なかったので、マージンを取ってFSB177で使用してます。
CPUはAthlonXP2500のバートンコアで、製造されたのが2003年の40週以前の物なので
内部の倍率変更が可能(CPUの動作クロックはFSBx内部倍率)と言う状況がありまして
デフォルト(AthlonXP 2500)の166x11の1833MHzをFSB177x10の1770で使用中です。
ビデオカードはRADEON8500のクロックを下げた廉価版にあたるRADEON9200
HDDはHitachiの7K250のSATA版80GBを2つをオンボードRAID機能でRAID-0を構築
サウンドやIEEE1394、USB2とかはマザーボード(NF7-S v2.0)のオンボード機能
その他では、ゲーム用デバイスとしてI-O DataのIF-SEGA2 PCIを付けています。
使用時の体感速度は、当初のFSB166で動かしていた頃と比べると、FSB177効果と
メモリとFSBに同期を取る様になってから(当初はFSB166 メモリ133)かなり向上!
RAID-0による効果は直線的な読み込み(ゲームの立ち上がり等)では速いけれども
ランダムアクセスが改善されたわけではないので、ベンチマークテストの数字を見て
( ・∀・)ニヤニヤするぐらいしかRAID-0を組んでよかった!と思える様な効果は無し
(ちなみにランダムアクセスはRAID-1のミラーリングを組むと向上するらしいです)
それでは各種ベンチマークテストを行ってみましょう!
-----------------------------------------------------------------------
まずは定番、3DMark2001 Second Edition Build 330
6916pt 詳細
続いて、3DMark03 Build 340
1099pt 詳細
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最近評判、AquaMark3
結果
-----------------------------------------------------------------------
FF11ベンチ v1.1
4858pt
FF11ベンチ v2
Low 3947pt
High 2771pt
-----------------------------------------------------------------------
AMDリリース、N-Bench v3.0
結果
-----------------------------------------------------------------------
某氏大絶賛!?、ゆめりあベンチマーク v1.2
それなり 4135pt
きれい 3244pt
-----------------------------------------------------------------------
FDBENCH ver 1.01
結果
-----------------------------------------------------------------------
スーパーπ104万桁
結果
-----------------------------------------------------------------------
3Dベンチはビデオカードの項目でも書いたけど、全てに置いてそこそこ感が漂う(苦笑)
現在はメインにやる3DゲームがDirectX8以下のゲームなので、別に不満はないけど
AthlonPCのひとつの形として、そこそこのビデオカードが欲しいところだなぁ、、、と
HDDのベンチ結果は、RAID-0のパワーが数字には炸裂し易いので満足(爆)

3.WindowsXPのチューンナップ
AthlonPCのレビューが期間が空いた割りには短かかったので(^^;
最近コツコツ行っているWindowsXPのチューニングをやってみた感想を追加
WindowsXPを購入してから一年経ち、使用してからも約一年が過ぎたのですが
経過した時間の半分以上はメインPCでは無く、セカンドPC(休CeleronPC)にて
使用していた為、XPを本格的に使い始めてから4ヶ月と、まだ日が浅いんです(・_・;;
そこで!前回のプチチューンに続いて、今回も2つ程チューニングをしてみました。
まず最初は、MYCOM PCWEBに出ていた「NICのタスクオフロード機能を有効にする」
これはリンク先を見てもらえると分かると思うので、ここでは要約だけを書きます(笑)
カニとかカニとかカニの絵をしたチップが載っていて、値段は安いけどCPU使用率を
食いまくる事で有名なRealtek社のLANカードでも、このタスクオフロード機能があれば
通信時にCPUがやっていた作業を、NICのチップが代わりにやる事になるらしいので
CPU使用率も下がり、そこそこ使えるカードになるかもしれない!?と言う方法です。
結果を言うと、LANで繋がっているセカンドPCの動画ファイルをメインPCで再生した所
最大値で1%、平均で2〜4%、CPU使用率が下がっていました>タスクマネージャ確認
(1GBクラスのファイル移動とかで実験して、結果を取って見ればよかったかも!?)
続いては、ディスクのクリーアップを行おうとした時に、見つけたチェックボックス
「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」のチェックを外す事
LANのレジストリ追加は数字的に効果があったのはわかったのだけど、こっちの方は
体感出来るぐらい、、、いや体感しまくりだからすごい効果と言う事になるのかも!?
メインマシンをWindowsMeからWindowsXPにし、更にAthlonで組んだPCにしてからも
Win98やMeの頃みたいな軽快な内部フォルダ操作と言う物が実現していなかったけど
このチェックボックスを外す事によって、その時と同じぐらい軽快な動作になりました!
これを外すと、検索を使ってPC内部から調べ物をする時の作業が遅くなるらしいけど
PC内部を検索して、特定のファイルの場所を調べる事なんては、スパイウェアやらの
怪しいファイルを自分でチェックする時等に限られるので、まったく問題無いかな、、と
軽快な動作を好む人には、「システムの復元を無効にする」と並んでお勧めだと思う。
(チェックボックスのチェックを外し適用する時に、通常モードだとシステムドライブの)
(特定のファイル箇所でエラーが出るので、それを嫌う場合はセーフモードで行えばOK)
XPでフォルダの展開が少し遅いのは、NTFSの特性上仕方の無い事で、嫌ならFAT32
フォーマットして、ドライブを構築するべきだ、、、と言うのをどこかで読んでいたので
これはかなりうれしい誤算!(゚∀゚) フォルダの内部にファイルがたくさんある状況だと
フォルダを開くと同時に、それらにインデックスを付けているらしく!?もっさりと言うか
ディレイみたいな物があったのだけど、それが無くなった事はすごく快適で(・∀・)イイ!!
+
タスクオフロードに関する技術情報→URL

次回:新ケースCHENBRO SR10405の静音化!?


2003年12月3日
SATAでRAID-0を構築


1.RAID-0
前回のシリアルATA対応HDDの交換&増設で80GBx2台のHDDが組み込まれた
AthlonPCですが、このままで使うのでは意味も面白みもないので、次回予告通りに
RAIDを組む事にしました。使用するRAIDは危険も伴うけどRAID-0のストライピング
(ABIT NF7-SのオンボードSATA RAID対応チップSiI3112AはRAID-0と1のみに対応)
RAIDの設定方法はNF7-SのBIOSでオンボードSATAをEnabledにして置くと起動時に
出てくるこの画面で、CTRL+SキーかF4キーを押すとRAID機能設定画面に入れるので
Create RAID setを選び、StripedとMirroredを選択する項目からStripedを選択します。
細かい設定等はよくわからなかった(あったかすらも(^o^;)のでデフォルト構築終了
PCが再起動するとSATAチップの画面が表示されるところでStriped状態を確認!
デスクトップ画面に辿り着いたら、管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理で
Striped状態のHDDを確認し、NTFSでフォーマットをかけてPCで扱える状態にします。
(ファイルシステムはNTFS、フォーマットは前回通常でかけたので、今回はクイック)
ここでSandra MAX3!HDBENCH3.40b6を使ってベンチマークテストを行ってみました。
(通常はRAIDのドライバーインストールなんだけど、以前入れたのが残ってた模様)
HDBENCH 1回目HDBENCH 2回目Sandra MAX3! File System BenchMark
写真を見てもらうと分かると思いますが、ファイルがOSも何も入っていないドライブだと
オーバーなぐらいRAID-0パワーを発揮だなぁと言う感じで、読み込み速度100MB/sを
軽く超えていて、数字も単体HDDドライブの約2倍とRAID-0の名に偽り無い状態!(゚∀゚)
(ちなみにこれは、HDDが五月蝿かったので、AAM設定を191にした状態での結果です)

2.ゴムの効かないHDDの振動対策
RAID-0の速度を、RAID-0構築後に早くも実感出来たのは良かったのですが
問題点も、、、ベンチ速度はすごかったのだけど同時にHDDを読むと言う事で
音も2倍になっちゃうんですよね(^_^; 静かな設定モードにしているのだけど
片方のドライブがゴムで止めても振動がすごくて、その影響の共振音もあって
これを止めないと常時使用ではかなりストレスを感じるだろうな、、、と(−−;
振動の理由は見当が付いていて、原因はどうやら個体差は個体差なんだけど
振動大きいHDDの方はネジ穴が若干きつくて、固定ネジが最後まで締まらないので
途中でガッチガチになってしまい、間に挟むゴムがうまく振動を吸収出来ない状態で
変な例えをすると、サスペンションが効かない車みたいな感じになっているのです。
そこで、それならネジを固定しない方法でHDDを取り付ける仕組みのHDDケースを使い
振動とそれに伴う共振音、更には動作音まで無くそう!と言うのを行ってみました。
使用するHDDケースは以前購入して使わなくなっていたJapanValueのPH-35BH Pro
ただ、これは5.25インチベイに装着するので、現在、5.25インチベイ2つ使用している
星野金属ALTIUM 5W Cooling Kit Blackを外し、上から2段目に装着する事にしました。
(このCooling Kitは細かい穴で大きなゴミは吸い込まないけど、埃は結構吸い込む
このPH-35BHは、スマートドライブみたいに背面端子部分までもスッポリ覆われる形に
なっていないので(その為に静音性では負ける)SATAだろうがなんだろうが問題無し!
(スマートドライブ+SATAの組み合わせはコネクタ部分が短いSATAケーブルじゃないと)
(コネクタが収まりきれずに蓋を取り付ける時に、きちん閉まらなくなってしまうとか!?)
(なお、Aopenマザー付属のSATAケーブルはコネクタが短いらしく、スマドラOKとの事)
そういうわけで、SATA1に繋いでいる振動が大きいHDDをPH-35BH Proの中に入れて
蓋を閉めてネジ止めをし、AthlonPCのケース(SR10405)の5.25インチベイパーツ用の
取り付けレールを付け、上から4段目のスマドラinバラクーダ7200.7と距離を取る方が
HDD温度的に良いと思ったので、上から2段目の位置に装着してHDD移設作業完了!
ここでも振動が心配されたけど、PH-35BH Proのサスペンション構造の勝利!?なのか
SR10405のレール式取り付けの効果か!?それとも共振周波数帯を外れたのか!?
DVD焼きの時にDVDドライブの下となったPH-35BH Proが振動して影響したらやだなと
結構心配していたのですが、HDDの振動で今までが嘘のように止まりました!(・∀・)
(この結果から、振動の原因はネジ穴のキツキツ具合にあった可能性が高いな、、、)

3.RAID-0の領域にOSを入れてシステムドライブにする
2.で懸念であった振動問題を解決出来たので(音も振動に基づく物だった)
3.ではRAID-0を体感するべく、RAID-0のドライブのシステムドライブにしてみよう!と
まずは、Stripedにした153.37GBを丸ごとでフォーマットしている状態を取り止めて
システム用(基本領域)20GBと倉庫(拡張領域)用133GBにパーティションを切り直す
(SATAだと137GBの壁は存在しないみたいだけど、意図的に137GB以下にして置いた)
電源を落とし、IDEに接続しているバラクーダ7200.7のケーブルを取り外して、PCを起動
BIOS画面に入り、起動ドライブの順番を選ぶ所のIDE-0をSATAに変更します→写真
この状態でWindowsXPをクリーンインストール作業に突入します。インストール作業では
普通にやっていると、SATA等の増設カードに取り付けられたHDDを認識出来ないので
インストールする前のWindowsによるパーツチェック画面に増設カード等の場合はF6を
押せと画面下に出てくるので、そこでキーボードのF6をきっちり押して置きます。
すると、通常のままではボタン押すとリスタートになる所でこの様な画面になるので
Sキーを押して、次に出てくる画面でNF7-S v2.0に付属していたSATA用のドライバーが
入っているFDD(または、SiliconImageのサイトからドライバーを落として作成したFDD)を
FDドライブに入れ、Enterキーを押してデータが読み込まれて出てくるメニューから
私がここで使用するのはWindowsXPなので、真ん中のWindowsXP用ドライバーを選択
これで通常のマザーボードIDEに繋いだHDDの時と同じ様にOSを入れる事が出来ます。
ドライバーを全て入れ終わり、ノートン先生も導入、WindowsUpdateも完了!と順調に
進み、アクティベーションを電話で終わらせ、バラクーダ7200.7を繋げてデータ移行を
やろうかな、、、と思っていた再起動中に"それ"は突然やってきました、、、Σ( ̄□ ̄lll)
これがRAID-0の洗礼なのか!?やっとシステム構築が完了したのになんだょ、、、これ
何度やっても画面にある様にOSがまったく起動しないので、WindowsXPのCD-ROMを
ドライブに入れて、OSをCDブートさせて画面にあった修復を試みる事にしました。
(修復画面に着くまでに、インストール時同様、F6キーとFDDが必要なのもなんだかな)
ここの画面で指示に従い、Rキーを押して修復インストール画面に入って驚く!?
えっ!?これって自動的に修復してくれるんじゃないんだ、、、、(;´Д`)
なんかコマンドを打たなきゃならないみたいなんだけど、そもそも修復のコマンドなんて
知らないし、如何し様もないので、もう一度再インストールする事を覚悟してたのだけど
2台PCがあるってのがこういう時に役に立つ! GatewayPCでネット上を探し回った結果
MSのサイトで回復方法を発見! しかも有難い事にコマンド&写真付きでの解説(・∀・)
この説明を見ながらカタカタカタカタと打った結果、壊れたファイルがCD-ROMの中の
新しい(実際には古いと言う方が正しいのかな?)物に変わり、無事OSが起動しました。
しかし、SYSTEMファイルの復旧ってドライバーの総入れ直しやノートン先生の入れ直し
アクティベーションは必要なかったけど、かなり面倒な作業が必要になるんだな、、、と
それでも再インストールに比べるとだいぶ楽だから、この程度で済んだ、、で納得!?
ただ、ファイルが壊れたってのが解せなかったので、ネットで色々と検索をかけてみて
出て来た情報にRAIDチップのBIOSとドライバーのバージョンによる相性でファイルが
壊れるとか言うのがあったので、マザーボードのBIOSをUPしていたのに付属FDDから
SATAドライバーを入れたのがまずかったか、、、と無理やりに結論に結び付けて(爆)
ドライバー総入れ直しの際にはSiliconImageから落とした最新ドライバーだと思われる
バージョン1.0.0.32に更新して置きました。その後10日間はファイル破損もなく快適です。
+
RAID-0の状態でドライバーを入れずに、PIOで動かしていた時のベンチマーク結果
それと、もう二つの写真、OSインストール後のHDBENCH結果Sandra MAX3!の結果
ほとんど何も入っていないクリーン状態では、Sandra MAX3!で随分と差が付くなぁ

4.RAID-0の体感速度について
構築当初は、期待が大き過ぎた為なのか!?自分が期待した程ではなかった(−−;
それに加えてファイルの破損が起こるわ、160GBのHDDを買った方が良かったな、、と
思っていたのですが、ソフトのインストール速度やインストールしたゲームの起動時間
ファイル整理の為のPC内部へのアクセス等で、今までとはずいぶん違う快適な状態に
ある事が判って来て、冷静に考えると、いくらRAID-0でHDD速度が倍の速さになっても
OSの起動時間が半分や2/3になる事などないや、と考えられる状態に落ち着き(^_^;;
これならば、RAID-0もなかなか良い物だな、、と思える様になっていきました。
それに、HDDベンチ厨じゃないけど、ベンチマークスコアで高い数字が出ると気分良いし
OSの起動時間(電源ONからマウスカーソル砂時計消えるまで)も約65秒→約56秒へと
結構短縮出来たので、このまま壊れないで使えるようなら、RAID-0を常設しそうです。
ついでに、OSを入れ直した事もあって、簡単なチューナップも行ってみました。
まず、OS起動中はRAID-0ドライブに起動ファイルを読み込む以外の動作をさせるのが
嫌だったので、仮想メモリの配置を通常のCドライブではなく、IDEに繋いだ別のHDDの
バラクーダ7200.7のEドライブに変更! これで仮想メモリにアクセスする場合があっても
RAID-0のHDDに読み込みや書き込みに行かないので、アクセスは途切れない!?
続いては、窓の手と言うOSカスタマイズ系のフリーソフトを使い、パフォーマンスタブの
「カーネルを常に物理メモリに配置」にチェックを入れて、簡単カスタマイズ完了〜

5.まとめ
今回のRAID-0構築は、トラブル多くて疲れたけど、ひさびさに自作PC気分を堪能(笑)
そういえば昔(と言っても2000年頃だが(爆)はこんな感じに色々失敗していたなぁ
そして、その都度色々と学び、覚えていって少しずつ理解を深めていってたんだっけ
最近は安定志向のコンサバモードだった事もあって、この様な機会に当然巡り合えず
なんか昔と違って自作PCも詰まらなくなってきたな、、、と思い込んでいたのですが(^^;
安定モードの場所から出て、攻めモードに行くとまだまだ面白い物が転がってますね!
「不安定で安定が欲しくなる→安定し過ぎて飽きが来る→不安定モードを求めに行く」
ある意味、救い様が無い状態ではあるけど(爆) こういうサイクルも悪くないかな、、と
(不安定モードを捻じ伏せ、安定させた時の快感、その時に覚えられる知識がある限り)
PC環境への影響を言うと、前面上部吸気場所がなくなったので温度が高くなったのと
最近やっているPC内部スマート計画的には、あまり良い事ではなかったと言えるね(汗)
他の問題は、壊れやすいとされているRAID-0の160GB(実質153)の容量の使い道かな
システムはスタンバイ用のメモリ内容退避分領域(積んでいる物理メモリと同じ容量)を
含めてもCドライブの使用量は3GB/20GBに満たないし、アプリやゲームはDドライブに
入れているのだけど、SR2、Diablo、Hellfire、信長、三國志、VF2、SR1、TOD、等の
ゲームソフトやDVD書き込みソフト、DVD再生ソフト、オフィス系ソフトを入れてみても
容量が余ってしまうので、貧乏性な自分としては空き容量がなんか勿体無いなぁと(笑)
(その為、巨大デモソフトを入れたり、Netscapeを復活させてみたりと容量無駄遣い中)
+追記12月4日
RAID-0は、HDDの片方がダメになるだけで全て壊れてしまうデメリットがあるのだけど
セキュリティやプライバシーを考えると、これを逆手に取れる可能性があるかも!?
例えば、HDDを売却した後に、データを覗かれる可能性があったしても、2つのHDDを
揃えないとRAID-0でのデータは復元出来ないから、2つのHDDをそれぞれ別の所へ
売却すれば、データを復元される可能性が劇的(実質不可能!?)に減少するはず!
ただ、故障確率の高いRAID-0にセキュリティを心配するような重要データは置き難いし
キャプチャ用にRAID-0を使用したところで、キャプチャデータは重要なデータではない
消えても良いデータに、セキュリティやプライバシーってのが大きな矛盾か、、、(´・e・`)

次回:新ケースCHENBRO SR10405を含めたAthlonPCのレビュー

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改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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