- 1.光学ドライブが空いた5.25インチベイを使って冷却効率の向上を図る!
- 2006年の最初となる今回のPC日記は、記念して何かを行う事もなくの通常版(^_^;
- 扱うネタも毎度の事となるRokuyonPCの静音化と、それを補う冷却強化に関してです。
- 約3ヶ月前に行った外付けの光学ドライブ導入に拠り、RokuyonPC内部に装着していた
- 内蔵の光学ドライブが外され、5.25インチベイの一番上が空いた状態となっていまして
- 四つあるRokuyonPCの現在の5.25インチベイ構成は、上から順に、空き、空き、ST-35A
- スマートドライブ(倉庫用のHDD)の状態で、冷却パーツ的には、上の空き二つの前面に
- 昨年の5月に導入した「PF-BSilencer」を取り付けていて、そこから自然吸気される状況
- RokuyonPCのケースである「CHENBRO SR10405」は、内部空間が上下に分かれていて
- PCの電源がその上側に設置されている事もあり、ケース下側部分にある吸気ファンを
- 介して入って来る空気だけでは、ケース内部の上側と下側でこの空気の取り合いになり
- ケース内部の空気の流れもスムーズに流れる形ではなくなってしまう為、出来る事なら
- 上側にも自然吸気ではなく、ファンに拠る吸気を行える部分が欲しかった事情があって
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- 上側からの吸気が電源部分から外へ排気され、下側の前面ファンからの吸気全てを
- CPUやVGAの冷却に使える事となれば、上側と下側で空気を取り合う事もなくなり?!
- 少しは冷却効率も上がってくれるかな?とか思いまして、今回の対策を行う事に決定!
- ここで使用するパーツは、昔購入した「星野金属」が自社のケース用オプションとして
- リリースしていた5.25インチベイを2段使う「ALTIUM 5W Cooling Kit Black」と言うパーツ
- 割と高かった「JapanValue」のPF-BSilencerを外すのは少し惜しい気もするけど(^o^;
- このパーツを使う事で、スマートドライブに入れたHDDを冷却する事も出来るわけだし
- まあ、なんと言うか相変わらずのこの辺りの先を考えぬ計画性の無さは置いておいて
- もとい、高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処して改良して行く、、みたいな?
- 早速、ケースに新しく取り付けるALTIUM 5W Cooling Kit Blackにファンを付ける事から
- 始めるのですが、ここにはXINRUILIAN製の8cmファンで、スリーブベアリングタイプの
- 型番:XINRUILIAN RDL8025Sを使い、取り付け方法には風量が増えると言われる!?
- ファンを重ねて装着する方法を試す為、ファンとファンの間にJapanValueが出している
- ショックアブソーバ「PB-G3BF」を挟み、吸気用の隙間と振動対策を施して置きました。
- (これのネタ元は、「アスキープラス」と言う雑誌の2005年5月号なのですが、この事を)
- (書く為に、一応、読み返してみたのですが、ファンを重ねる際に隙間を作ってしまうと)
- (効果が逃げちゃうので注意!とか書いてあったのですょ、、あっはっはははは、、orz)
- これを5.25インチベイの2段目と3段目の位置に設置して完了!となり、5.25インチベイの
- 新たな構成は、スーパーファンコントローラのST-35A、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackと
- 一番下の段にスマートドライブを置く形でして、ALTIUM 5W Cooling Kit Blackに装着した
- XINRUILIAN製の二つのファンは、Ainexの「WA-084」でケーブルをひとつにまとめてから
- スーパーファンコントローラのST-35Aへ繋ぎ、同じ型番故に同じ電圧で回している状態
- (RDL8025Sの回転数は2000回転±10%なので、5V動作では1200〜1300回転で動作中)
- 5.25インチベイを吸気にした効果は?と言うと、スマートドライブに入れたHDDの温度が
- 上側(倉庫用)が29度前後に対し、下側(システム用)は33度前後と言う値になっていて
- (使用しているHDDは、上下共にHitachi製T7K250のSATA版250GBと言う環境に加え)
- (上側がスマートドライブのクラシックモデルで、下側はスマートドライブ2002Cと言う形)
- アクセスが多いシステム用HDDとして使っている下側が不利だけど、スマートドライブは
- 冷却効率が高い2002Cだし、ビデオカードやnForce4チップセットと言った熱を持ち易い
- パーツが近くにあると言う事を置いても、今回のプチ改良で5.25インチベイに取り付けた
- ALTIUM 5W Cooling Kit BlackがHDD温度を3〜4度下げた事は大きかったと思います。
- 2.ハネナイトで微妙な振動の吸収を狙う+α
- 続いては、5.25インチベイに取り付けたスマートドライブから発せられていると思われる
- 微妙な振動を吸収すべく、何度か導入してその効果を確認している「ハネナイト」を用い
- 5.25インチベイとその近辺に伝わる微振動の吸収する為の対策を行う事にしました。
- ここで使用するハネナイトの購入には、この手のパーツが揃っている「東急ハンズ」の
- 横浜店で行い(近くの藤沢店では見つからず)他の道具等と合わせて3セット程購入!
- このハネナイトを貼り付ける場所は、5.25インチベイの底に当たる部分となるのですが
- 現状が、アルミテープが貼り付けられ、汚れた状態になっていた場所だったので(^o^;
- ハネナイトを2枚使い、ここを隠す様な形で貼り付けまして、とりあえずの対策が完了!
- ハネナイトを貼り付ける為に、位置を変更していたスマートドライブを5.25インチベイを
- 一番下へと戻し、PCを起動した所、、ケース上部近辺にあった微振動の低減を確認!
- (音や振動が細い隙間と薄い5.25インチベイの底スチールの部分で乱反射していた?)
- ただ、完全に振動が取れたのか?と言うと、僅かながら残っていまして、PCケースの
- 「オトナシート」や「静かマット」を貼り付けて重くしてあるサイド扉を閉めた状態にしても
- 耳を近づけると微妙な振動が出ていた為、左右をがっちり固定する方法だけではなく
- 上下からも力を加え、押さえ付ける形を取らないと、振動が無くならない様な状況、、
- なぜ、この上下から力を加える方法が効果あるのか?と言うと、確認する方法として
- あまり推奨出来ないやり方だけど、動作中のスマートドライブの上を手で押して見ると
- 若干振動が減るんですよねぇ、、かと言って、ずっと押さえているわけにはいかないし
- そこで!5.25インチベイの底に貼ったハネナイトの上に、もう一枚ハネナイトを置いて
- 5.25インチベイのスマートドライブをキツキツのギュウギュウ状態にしてみる事を決め
- (上からの力では無いけど、下からの力でも似た様な事になり、効果があると思うし)
- 残った最後の一枚のハネナイトを三つに切り分け、端と真ん中に貼り付ける事にして
- (貼り付ける前に行った位置合わせでは、分割せずにハネナイトを置いたのだけど)
- (そうしてみたら、さすがにキツ過ぎたらしく、スマートドライブが入らなくなってしまい)
- (力を加えれば無理に押し込めない事もないけど、危険が大きかったのでこの形に)
- 押し込むのが多少キツイ状態となった所へ、レール式のスマートドライブを押し込み
- がっちりと固定された状況を確認しつつ、恐る恐るPCを起動してみたところ、、!?
- 無事に動作した事(当たり前か(苦笑)と、振動が少なくなっていた事に満足 q(゚∀゚)p
- スマートドライブの上を触っても振動が少なくなったのが解るし、ケースの他の部分へ
- 影響していた振動もほとんどが無くなり、ケース上部の対策としては良い感じで終了!
- +
- 昔、阪神や北海道で地震が起きた後、頻繁に放送されていた防災対策を扱う番組で
- 本棚やタンスの転倒防止策として出てきた天井と家具との間に、上下にゴムが付いた
- ツッカエ棒(突っ張り棒と言うらしい)を入れ、家具の転倒を防止する方法が出てたけど
- 自作PCパーツにも手回し螺子で長さを調整出来るああいうパーツがあればいいよねぇ
- ケース底にスマートドライブを置いている場合とかにも使えるし、通常仕様に置いても
- スマートドライブを複数仕様している場合に、5.25インチベイを一段空け、そこへ入れて
- スマートドライブ同士の間に存在する支柱型のサスペンションにする事も可能なわけで
- 5.25インチベイの多いケースで比較的面白い使い方が出来るかと(CM Stacker系とか)
- これに付いての補足を言えば、5.25インチベイを無駄にする事にも繋がり兼ねない件は
- 支柱を付けた場所の前面パネル部分に、冷却ファンを取り付けられる箇所を作ったり
- (イメージとしては、CTSの「SF-7500」やAinexの「FF-503」、「FF-502」が解り易いかな)
- (追記:1月16日現在では、「鎌平」や「FF-504」と言ったパーツも出てきているので注目)
- 支柱の構造にネジ穴を多段的に開けた場所を用意し、二つの支柱を使う事でファンを
- 取り付けられる形にすれば、二つの支柱の幅を自分で6cm、8cm、9cm、12cmと設定し
- それに合わせる形でファンを付けられるわけで、横向き、縦向き、果ては斜め向きにも
- ファンを取り付けられる為、メインである振動対策だけではなく、スマートドライブの冷却
- 更には、自分で好き勝手にケース内部の空気の流れを調整出来る仕組みすらも作れる
- 自作的にも面白い状況が出来るのでは?と考える次第でして、コストは多少掛かるけど
- 支柱は増やして置いた方がいいんじゃないかな、、と変に世の中に引っ掛けての閉め!
- 3.まとめ
- 今回の対策では、PCの静音化と言うのが、冷却強化と同時に行った方が良い!と言う
- 今までの数々の失敗、、もとい、様々な経験で培った方法に基づいて、両方の対策を
- 同時に実行してみたわけですが、5.25インチベイに付けたファンの効果が大きかった為
- 冷却強化の成果に比べると、静音化の成果がちょっと小さいかな、、と言う状況でして
- 5.25インチベイに取り付けているスマートドライブが発していたと思われる細かい振動を
- 取り除けたのは良かったけど、ビデオカードがデフォルトのファンを付けているわけで
- 「ATITool」を使って、このファンの回転数を下げてもそこそこの騒音が残ってしまう故
- 振動吸収が無くなった効果を触った以外で確認出来ないし、ちょっと不完全燃焼かなぁ
- まあ、この冷却強化の効果を今後の静音化を行う上での冷却の余力として使えるので
- 今回を皮切りにして、2〜3回連続でRokuyonPCの静音化を行う予定を考えています。
- 次回:RokuyonPCの静音化! 2006年版 其の二
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