(p_-) PC日記 (・∀・)
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2003年5月31日
新しいケースでの自作PCの最適化!


1.ハブを外してファンコンとFDDを装着+α
新ケースに付属してきた3.5インチベイに取り付けてあるハブを取り外す事にしました。
前面の拡張ハブってメーカー製PCとかを見て、憧れていたのだけど、いざ使ってみると
ケース内部で線が多くなるし、無駄な事ばかりで意味が無いのを激しく痛感した(^^;
(ハブを外したもうひとつの理由はSoundBlasterAudigyだと内部IEEE1394ポートの形が)
(このハブのコネクタと合わなかった(外部コネクタ側と一致)って言うのもあります。)
そんなわけでハブのあった場所には代わりにスーパーファンコントローラST24Bを装着
+内部をすっきりさせる為にFDDを使わない事にしてたのだけど、不都合が起きたので
ファンコンを取り付けた場所の上にある2つ目の3.5インチベイにFDDを取り付けました。
取り付け時はネジレスケースの本領発揮!プラスチック製のレールを使って簡単装着
(ケース正面から見てFDDの右側へのレールが付かなかったので両面テープで補強
FDDの配線は2つの3.5インチベイの下にあるHDD取り付け場所の横が空いていたので
空気の流れを邪魔しないように接続線を配置出来たのは良かったかな(^^)
他にもケース下部にネジを入れたりする場所としてプラスチックケースがあるのですが
これも必要ないので裏に4本ある固定しているネジを外しケースから取り除きました。
それと上の写真にも出ていますが、PCI 3に付けていたネットワークカードを取り外し
JapanValueのPG-EPB購入してサウンドカードとキャプチャカードの間であるPCI 3に
装着してノイズの対策とかにも期待してみる。(現状大きなノイズ等はないのだが(爆)
これによって自作PCがLANのネットワークから外れてしまうのだけど、サウンドカードに
付いているIEEE1394互換ポートのSB1394とGatewayPC側にもIEEE1394カードを増設し
この2つをIEEE1394ケーブルで繋ぎ、IEEE1394でのLAN!?を組む予定です。

2.下段の12cmファンを外した後の冷却対策 その1
次に上段にある5インチベイは4つのネジ穴しか無い為、ゴムを挟んでネジを8つ使って
振動がうまく吸収されてしっかり制振したいスマートドライブの設置にはいまいち不向き
その為にスマートドライブを下段の5インチベイに移すのだけど、そうなると下段にある
吸気用の12cmファンを取り外さなくてはならなくなってしまう、、、それを解決する為に
星野金属にてALTIUM 5W Cooling Kit Blackを購入しました→写真1 写真2 写真3
(Cooling Kitに付属していたファンは型番SF80で回転数は1900回転の松下製ファン)
下段3つの5インチベイは1つがスマートドライブ用で残りの2つにこのパーツを装着
内部的にはCooling Kitの下にあるスマートドライブにもファンからの風が当たるので
熱が篭り易いスマートドライブ内のHDDもうまい具合に冷やせるのでは?と期待!
Cooling Kitの冷却効果は!?と言うと、HDDは冷やせたけどシステム温度が上昇(^^;
ZALMANの抵抗挟んで回転落とした12cmファンよりも温度が上がったのでちと痛い、、
それに加えて、色を合わせる為に取り付けたスマドラの前面黒パネルとCooling Kitが
前面部分でぶつかってしまい、ファンの振動とスマドラの振動で共振を起こしているし
何かを解決しても問題が次から次へと出て来てしまい問題は尽きないなぁ(苦笑)

3.下段の12cmファンを外した後の冷却対策 その2
ここでは2.で起きたシステム温度の上昇を食い止める対策を行います。
対策の方法はCooling Kitを取り付けた後ろ側(PCケースの内部側)の5インチベイの
ネジ穴部分を使ってファンを固定する場所を新たに作ろう!と言うのが対策の方法!
取り付けるパーツはOWLTECHのベイ拡張パーツに付属しているファンブラケットを使用
これにファンを載せて5インチベイ2段のネジ場所を使って内部側はナットで固定する。
(念の入れて振動対策としてファンブラケットと一緒に購入したゴムを挟んでおいた)
この状態だとネジを止めた側に偏ってしまうので微妙なんだけど、さすがにCooling Kitを
2つ(計11000円)買うわけにはいかないからさ(^^; まあ仕方が無いかなと思いつつ
どこかのメーカーが5インチベイ2段で横の穴を1つしか使わないファン拡張キットを
2500円以内(値段にも注文(笑)で出してくれるまではこの状態で行く予定になるかな。
この改良効果はCooling Kitで吸気してスマドラに風を当てつつ、勢いが弱まった空気を
今回取り付けた拡張8cmファンで再加速させてケース内部に送り込み冷却を強化!
これによって発熱が心配されるMTV2000やビデオカードの冷却をサポート出来る!
実際に使用してみても、12cmファンの時(抵抗あり)と同じぐらいの温度まで下がり
ファンの音も12cmの頃より静かになったので、かなり良い結果になった(^o^)

4.取り付ける冷却ファンの再構成と内部の配線をまとめる
今回の最適化の最後の目的は五月蝿いデフォルトのケース冷却ファンの交換と
ファンコンへの接続、PC内部でごちゃごちゃしていた配線をまとめる事です。
まずはファンの交換から、デフォルトの吸気12cmファンとサイドの8cmファンは
すでに外してあったから、残りの背面のケースファンを取り外しました→写真
写真を見て分かると思いますが、新しい自作PCのケースでは背面ファンの装着も
ファンを専用ブラケットに装着するのも、ブラケットを固定するのもネジレスです。
便利なので良いのだけど、ブラケットの幅がある為にCPU周りが狭くなってしまうので
このブラケットを使うか否か結構好みが分かれるんじゃないかな?とも思うなぁ
(+8cm x2のファン構成で同じファンを回しても下のファンの方がスペースが広い分)
(多くの空気を排気していて、上のファンはそれと比べると排気量が少なく感じる)
(これを知ると8cmファンx2では無く12cmファンx1の排気のケースの意味に納得)
(ただこの状態を逆に利用して上の排気量の少ないファンとCPUファンをダクトで)
(繋いで、CPUの直接排気を行えば上の排気量少ないファンも活きて来るかも!?)
まあブラケットの話は置いといて、ファンの外した後は取り付けるファンの計算をば、、
この新しい自作PCケースに取り付けるファンは電源ファンも入れて合計7となります。
内訳は電源ファンx2、CPUファンx1、ケース吸気ファンx1、ケース内部中継ファンx1
最後にケースの背面に取り付ける排気ファンx2でサイドファンは付けない事にしました。
ファンのコネクタはファンコンの3個(1つを2つに分岐)とZALMANの4分岐ケーブルで
ちょうど7個揃います、、が!ZALMANの4分岐ケーブルの内の2つが12Vの状態なので
これまたZALMANの抵抗を挟み全てのファンを低回転で回して静かなPCにする予定
背面のファンにはA3に付属していた星野金属のファンとRED BULL付属のファンを使用
これらのファンとコネクタを接続すると、、ケース内部は配線でごちゃごちゃになったけど
使用していないHDD取り付けベイや1つ空いている上段5インチベイに収めなんとか収容
そして起動してみると、おぉ!初期に比べると雲泥の差!かなり静かになった V(^−^)
これで残る問題は天板とサイドの揺れか、、まずは天板やサイドがなぜ揺れるのか?を
調べる為にファンを一つずつ止めたり、HDDを一台ずつ動かし原因を探るつもりです。

5.まとめ
今回の対策をやっていて思ったけど、納得が行く状態にするのはお金がかかる(汗)
ALTIUM 5W Cooling Kit Blackなんて定価7800円だし(汗)3割引きセール中じゃなきゃ
とても買うような物ではなかったですねぇ(笑)もっとも、今後も5インチベイが多い
ケースを購入して使用して行く事を前提に考えれば、買っても元は取れると思う。
多少なりともお金をかけただけあって、今回は自分が納得行く形に出来たので満足は
大きかったけど、今後の課題(ケースサイドの微揺れ)も見えて来たのでPCネタ、、、
もとい、ケース対策としてやる事は尽きないな、、って事をこのケースでも痛感(苦笑)
次の対策は天板とサイドの揺れの原因を特定し、必要ならばオトナシートを付ける予定
このシートには防振の他に保温効果があるので(^^;温度上昇の危険も孕んでいるけど
ケースも今までのと比べて広くなったし、冷却ファンの数も多く配置できる環境なので
多少は温度対策にも余裕があると期待しているけど、はてさてどうなることやら、、、
+
PCケースはカタログやスペックを見ると理想に近いケースだけど、実際使ってみると
様々な制限があったりするので、目的や拘りが強い人は購入する前にPCケースがある
大手カメラ量販店のPCコーナーや秋葉原や日本橋等で実機を見るのがお勧めです。
近くにそういう場所が無い場合はCaseManiacとかの解説や写真が多いサイトを参考に
掲示板やPC系パーツのレビューをしているサイトを読んで下調べをするのが良いかと

次回:IntelliMouse Explorer


2003年5月24日
新しいケースを選び、そして購入する!


1.今欲しいケースの条件とは?
前回のPCの近況で自作PC用に新しいケースを導入しよう!と決めたので
今回は自作PC用の新しいケースを選択して購入、そしてパーツの導入です。
現在の私に取っての欲しいPCケースの条件とは!?
第一は埃と音対策の為に前面に開閉式の扉がある事!
第二にはケースの背面にある排気ファンを2つ(8cm)取り付けられる事!
第三にはケースの振動対策として初期状態でなるべく剛性が高い事!
第四には5インチベイの数が多い事!
そして値段は20000円以下ぐらいで買える事!、、、とまあこんな感じです。
(最初自作PCのケースを選んだ時はアルミじゃなきゃ絶対嫌!だったなぁ(汗)
これらを条件に探した結果、最終的に2つのケースが候補に残りました。
まずPC電源で有名なEnermaxの関連会社MaxpointのケースことCS-B031-TBS
もうひとつはSOYOのCS-101B-460で奥行きがかなり大きめのいわゆるサーバケース
CS-B031-TBSはUACが同じ物を出しているのですが、それと比べると電源が無い分
安い値段で買えるので電源を必要としていない私に取ってはなかなか魅力あり(^^)
(電源の他の違いは3.5インチベイ用ハブの有無とネオン管の有無が大きな違いです)
(小さな所では4つのファン(8cmx3と12cmx1)も付属してるが気にする程の物では無い)
CS-101B-460は背面ファンx2じゃないけど、シンプルで剛性もがすごくありそうだし
かなり迷ったのだけど、電源があまり良くないのと重さが15.4Kgもあったのでパス
最終的にAkiba2GO!に出ていた「内部はなかなかしっかりした作り」を見て決定!(笑)
購入した場所は唯一CS-B031-TBSが売っていたフェイスのインターネットショップ
秋葉原とかで実際実物を触ってから選ぶ方が良いのだけど、最近は自作PC関連の
改良やら改造があまり良い調子じゃ無かったから、景気付けに勢いで購入!(^o^;
Maxpoint CS-B031-TBS
送料税込み価格11235円
到着後写真 開封 中国製みたいだけどSARSは大丈夫かいな?(( ;゚Д゚))ブルブル

2.あれ?MaxpointのWEBとは違いサイドにアクリル窓があるぞ!?
CS-B031-TBSを開けて見てビックリ!正面からみて左側のサイドにアクリル窓が!?
確認に1.で書いたAkiba2GO!で確認してみようとしたけどその場所の写真は無いし(汗)
MaxpoinのWEBサイトでは窓が無いんだけど、これはいったいどう言う事なんだろ??
購入したフェイスにメールを送って確認したけど、こういう仕様みたいだから仕方ないね
て言うか、Maxpointも窓の有無って選ぶ際重要だから直して置いた方がいいと思う。
窓が無い方がサイドの剛性もあるだろうし、デザイン的にも好みなんだけどなぁ
まあ、私の自作PCのケースはモニターの左に置いていて、左の窓も気にならないし
PC内部の電磁波がアクリル窓から漏れるようなら白い布でも被せればいっか(おぃ!
電波m( ゚皿゚)m‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━★ピー

3.組み込み作業開始
アクリル窓は気にしない事にして、パーツを組み込みながらCS-B031-TBSの
概要や気になる部分を写真付きで、調査しながら色々と追ってみる事にしました。
最初に気になった部分は、このケースはネジを極力使用しない方法を採用してるので
ケースのサイドカバーの固定やマザーボードの取り付け板をケースに装着する部分
PCIスロットに機器を装着する場所と結構重要な部分がネジレス使用となっています。
ここで心配されるのがマザーボードやPCIスロットに付けた機器がぐら付かないか?
と言う事なんですが、意外や意外!?予想に大きく反してがっちり固定されました(^^)
ただし注意点として、PCI機器の形によっては固定部分とうまく合わない場合があり
私の場合はキャプ画質強化の一環で取り付けたJapanValueのPG-EGAとPG-EGBを
取り付ける際に若干うまく固定出来なかった事がありました→写真1 写真2 写真3
マザーボード板の取り付けもネジレスで、板を取り付けてから2つのプラスチック
移動させれば固定は完了!これも意外としっかり固定されたので少し驚きでした。
続いては普通にケースの正面前面扉を外した写真左のサイドを空けた写真
これが右サイドマザボ板を外した写真そして最後にケース背面からの写真
サイドカバーはステンレス製でまあまあ重いけど、奥行きがあるケースなので
サイドカバーを持って上下に振るとステンレス独特なベランベランって音がする。
ただし、これは要所に防振用の材料を効果的に貼れば解決出来そうなので悪くはない
+サイドには左右共に8cm四方の吸気穴が4つあるので防塵フィルターが要るかも!?
続いてケースの前面扉を取り外して出てくる金属のフレームなんですが、5インチベイの
金属部分が完全に切り離されていないのでクルクル回して自分で外さなければならない
まあ簡単に外れるし、外れた場所もバリが残る事は少ないので最悪って事はないけど
最初から外して置いて、ネジ止めで固定して置いてくれた方がいいと思うけどな、、、
下段3つの5インチベイにある吸気用の12cmファンは、この金属部分を使い固定されて
いるのだけど、このファンがある状態だと下段3つの5インチベイはファンが邪魔になり
5インチベイ機器を固定する前の方のネジ穴が物理的に使えない状態になってしまう、、
更に金属部分で固定している為、ファンの振動がケースに伝わり易い状態と言うわけ
なので現在は上段にある5インチベイにスマドラとPH35BH Proを固定して使用している。
光学ドライブを固定する上段にある一番上の5インチベイはネジ止めが不可能な仕様
その為、ケースに付属している金属のレールを光学ドライブ取り付けて5インチベイに
押し込む様に入れて行くと、最後はバチン!って音と共にピッタリの位置に収まります。
自作PCからの新しいPCケースへのパーツの組み込みはこれで完了!
(このPCケースの初期の状態が知りたいのでFDDやファンコンはまだ導入していない)
それと付属していたハブは、IEEE1394とマイク、音声端子、USB1.1x2個と普通のハブ
+前面扉に使うカギは子供のおもちゃ並にちゃちな構造だし、必要ないと思うけどなぁ
これはセキュリティよりも、子持ちのおとっつさんおっかさんがユーザーだと想定して
扉にカギが掛かる事で、子供が勝手に扉を開け、その上に乗ったりして扉やケースを
壊してしまう様な事が起きないようにする意味合いの方が強そうな感じだね。

4.アクシデント!?不慮の事故発生、、、が事無きを得る(^^;
3.が長過ぎたのでマザーボードを組み込む途中で起きたアクシデントは4.で書きます。
マザーボードを取り付け板に固定する前に向きを確かめる為、いったんマザーボードを
ケースに立て掛けて置いて、取り付け板を縦から横へ動かそうとしたら、、、カツン!?
えっ!?カツンって、、、↓ ( ゚д゚)・・・・( ;゚д゚)・・・・(( ;゚Д゚))・・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
マザーボードの裏面に軽くヒットしたらしく、こんな感じで裏面に傷が付いてしまった(汗)
幸い傷が付いた部分がパターンの無い部分だったので大事には至らなかったみたいで
ドキドキビクビクしながら組み立てて最小構成で起動したけど、無事起動で一安心(ほっ
傷ついた場所が1mm上でも大変な事になってたなぁ(^-^;;

5.まとめ
この新しいケースには、サイドカバーのアクリル版で肩透かしを食らったけれども
逆に期待していなかったネジレス仕様がとても良かったからプラマイゼロってとこ
アクリル窓もこのケースは内部が同じで外観だけ異なるケースが色々と出ているので
窓ありのデザインが気に入らなかったら窓なしケースを買って、外側交換すればOK
このケースでのPC使用感は電源投入時に鳴るピポって音がなんか独特なデジタル風で
今まで使っていた良くも悪くもPCだなぁって感じに比べると妙にかっこよかった(^^)
それと電源ランプとHDDアクセスランプには青色の光が使われているのもGood!
HDDランプはひとつだけど、オンボード以外でのHDD増設予定はないので問題無し
注目の音はブォ〜ンと滅茶苦茶五月蝿くていまいち、、、と言うか酷過ぎ(^_^;
この理由は最初の状態では全てのファンをファンコン等のファン制御を使わずに
デフォルトの五月蝿い状態で回したのが原因でしかもその付属のファンはどれも
3000回転はあるんじゃないか?ってぐらい五月蝿くて、それが背面2つに前面1つ
サイドで1つ回されたら、、、そりゃどこからも五月蝿くて当然なんですけどね(爆)
振動もファンによる振動が伝わってしまい、ちゃんとした結果がわからない、、、
そんなわけなので次回は新しいケースCS-B031-TBSの最適化を行う予定です。
(最適化って言ってもファンコン付けたり冷却方法を工夫したするだけだけど)
あっ!そうそう、目玉であるネオン管は4pinの電源から電気を供給する仕組みで
普通にPC電源と接続すれば綺麗な光を放ってくれますが、どお〜って事ないです(笑)

次回:新しいケースでの自作PCの最適化!


2003年5月20日
新しい冷却&排気実験と自作PCの今後


1.気温もPC内部の温度も上昇中
桜も散り、本格的に暖かい季節になって来るとPCケース内&CPU温度も急上昇(汗)
Celeron1.2GHzを1.6GHz@FSB133にオーバークロックしているとは言え、PCに負担を
かけていないのにCPU温度42度がシステム温度38度はさすがにまずい状態(^^;;
静かなPCと言っても夏を乗り切れずに熱で壊れてしまってはなにも意味がないので
今回は夏に備えて自作PCの冷却強化を行いました。

2.効果あるのか!?12cmファンの3連装
冷却と言ったらまずPC内部に外気を送り込む吸気ファンを強化しよう!ってなるので
余っていた12cmファン(長尾の1200回転のとZawardの2100回転の)と今使用している
12cmファン(長尾の1700回転ファンコン制御)を重ね合わせて3連装にしてみました。
(考えて見れば8cmの吸気穴に8cm→12cm拡張ダウンバーストで取り付けているので)
(一度に吸気出来る空気の量に限りがあるはずなのに12cmファンを3つ重ねるなんて)
(馬鹿ばかしい発想だね(^^;それに吸気ファンはPC内部の奥の方に空気を送るのが)
(冷却に取っては意味があるので、ファンの口径が大きくなるにしたがって低回転でも)
(風量が大きくなる法則は吸気の場合だと意味ないのかもしれない、、と失敗した後に)
(思いますた。風量と吸気された外気を遠くまで送る事を考えると1300〜1600回転の)
(9cmファンがベストなんじゃないかな?12cmファンの800〜1000回転だと弱い感じだし)
(8cmファンの1500〜1800回転だと風量が若干物足りない気がするんだよねぇ、、、)
(近くの物を冷却したり、排気には12cmファンも良さそうだけど、吸気はNG気味と実感)
(これは静音に拘りつつ冷却を考えた場合なので12cmファンの5000回転は最強でふ)
では馬鹿馬鹿しくも完成させた12cmファン3連装着の写真です(苦笑)
3つのファンを通す長いネジはPAL6035に付いて来たネジ(80mm)を使いました。
ダウンバーストとの接続はナットと長尾のファンに付いて来た短いネジとナットを使用
ついでにファンガードを取り付けて空気の方向に指向性が付く事を期待してみた
効果は苦労した割にはいまひとつでファン同士が効果を打ち消してしまっているのか?
8cmの吸気穴では吸気出来る空気の量が12cmファンひとつの時点で限界だった?
詳しくはわからないけど、分かった事はただひとつ!期待した程の効果はなかった(爆)

3.排気ダクトBadong(バトン)の取り付けとその効果
続いてCPUの熱をケース内部に漏らさず、直接外部に排気する方法を試してみました。
これは少し前に電源背面に冷却ファンを取り付け、PC内部の排気方法を増やせたので
1つしか無かった排気ファンをダクトで占有してしまってもなんとかなるだろうと考え
いずれはやってみる予定であったので今回の温度上昇対策に良いタイミング!(^^)
使用するパーツは以前に行った6cmのダクトの失敗を考慮して8cm版があるバトン
リンクにある様に価格も2980円と使っている材料の総額から値段を考えると高いけれど
PC製品としては安い方だと思う(爆) 中身はこんな感じで取り付け後はこうなります。
取り付けにはP6S5ATのCPUのある位置とA3の排気ファンがある位置が近いので
バトンを少し曲げないと取り付けられないのと、改造した9cmファンの状態だとバトンを
取り付けられなかったので、CPU&ケースファンを8cmファンに戻して装着しました。
(場所に余裕が無い状態で無理やり取り付け作業を行うと曲げ過ぎてCPUクーラーに)
(負担がかかりコア欠けやCPUクーラーを引っ掛ける所が壊れる危険があるので注意)
期待したバトンの効果はPC起動直後は今までの9cmファン2つの状態よりも温度が低く
なかなか良い感じだったのだけど、時間が経つとCPUよりも発熱が遅い他の熱源の
影響と電源ファンだけでその熱をPC内部から効率的に排気出来なくなったからか!?
最終的には9cmファン2つの状態とほぼ変わらない状態になってしまいました(−−;
(CPUの熱をダクトでダイレクトにPCの外に出るのを確認するのは楽しかったけど(爆)
ただし、バトンを外してバトン取り付け時と同じ8cm版のCPUクーラーと排気クーラーで
自作PCに負担をかけてみたのだけど、バトンが無い状態よりもCPUとシステム温度が
高くなってしまったので、バトン(ダクト)効果は一応確認出来た事になると思う。
CPU&排気9cm(ダウンバースト拡張)=通常8cm+バトン>通常8cm+バトン無し
CPU以外にもファンレスビデオカード、発熱が大きいMTV2000、HDD2個と熱源が多いと
PC内部の排気は拡張電源ファンだけじゃきつい、、電源ファンが真下で12cmファンだと
もう少しうまく排気出来るかもしれないけど、サイドケースの穴も塞いでいるからなぁ(汗)
排気ファンを増やす為にケースに穴を開ける訳にもいかないし、お手上げ ┐('〜`;)┌

4.最後に、、、
完全なお手上げの前に最後の悪足掻き(^o^;
廃熱が追い付かないのなら逆の発想でPCケースの排気ファンを逆にして吸気に変更!
(この時にそのままでは埃も大量に入ってくるので後ろ側を通気性のあるガーゼを貼る
効果は焼け石に水と言うか大きな変化が無い、、これはCPUクーラーが吸出し型なのも
PCケースの排気ファンを吸気に変えた効果をうまく引き出せていない原因なのかな?
そうだとすると、余っている吹き付け型のCPUクーラーのRED BULLと同じく余っている
バトン(今回使って倉庫行き(^_^;)を組み合わせてこの方法を行えばうまく行くかも!?
問題になると思われるPC内部の熱はサイレントキングAopenの12cmファンの電源
導入して、PC内部の排気を任せれば、熱が篭らずうまい具合に廃熱出来そうに思う。
もっとも今のPCではそういう方向で進む予定はないのでこれは妄想なんだけどね(^^;
(一応CPUとVGA以外の大きな熱源が無い状態で組む時には近い事を行うつもりだが)

5.まとめ
以前にもここで書いたけど、今の環境では何をやっても然して変化がないと言う事が
今回の事でもよく分かりました。このままでは改良を続けても意味が無くなってしまうし
MTV2000やファンレスビデオカードを外すわけにもいかないので、CPUを定格1.2GHzで
動かし熱を抑えよう!と試してみたら、反応の悪さにもう1.2GHzには戻れない事を知る。
もうほんとどうしようもないので、この際は泥舟PCケースこと結構お金をかけて(泣汗)
改良してきた自作PCのケースを諦めて、新しいPCケースを購入する事を決定!

次回:新しいケースを選び、そして購入する!

当ホームページの情報が基で、トラブルが起きたとしても責任は負えませんので
改造等を行なう時は、全て自分の責任に置いて実行する事をお願いします m(_ _)m


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