(p_-) PC日記 (・∀・)
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2004年7月28日
ギガビットイーサネットカードを導入!


1.ギガビットイーサネットカードを導入する
ファイルサーバとして使用しているGatewayPCを静かな状態にすべく、押入れに入れて
押入れ扉閉め状態押入れ扉開き状態電源用給電タップ正面前面背面
使用する事になったので、GatewayPCのキーボードを叩いたりマウスの操作を行うのは
物理的に行うのでは無く、遠隔操作を行うVNCソフトウェアを現在使っているのですが
100BASE-TXのLANカード接続時の画面の描画速度や反応速度に不満があったのと
MTV2000でキャプチャーした大きなファイルをGatewayPCからAthlonPCへ移す時に
かなり時間が掛かっていたので、それらを解消するべくギガビットイーサネットカードを
GatewayPCとAthlonPCのそれぞれに導入して、直接クロスケーブルで結ぶ環境を作り
VNCソフトの応答性向上とキャプチャーした映像ファイルの転送速度向上を狙います。
ちなみに、それぞれのPCはLANカードの2枚差しになるけど、ハブを介さない接続だし
インターネット接続とかの余計な物が間に入らないので、応答性向上には特に期待!
そういうわけでして、ギガビットイーサネット環境を整える事が決まったので、必要となる
ギガビットLANカード2枚とクロスケーブルを選ぶのですが、ギガビット対応LANカードも
と比べると、かなり安くなっているのでギガビットイーサネット環境も整え易い(^−^)
(ケーブルは前回の買い物で購入済みでした(^o^; それからギガビットイーサネットは)
AutoMDI-X対応!?で直結の時でもストレート/クロスのケーブルを選ばないそうです)
私が選んでのは、割と評判が良かったVIA製チップ搭載のギガビットイーサネットカード
LANカードのレビューサイトNIC MANIAでも良い評価だったり、海外系のPCサイトでも
他のギガビットイーサネットカードとの比較で、このVIAチップ搭載カードのCPUの負担が
相対的に少ない評価が多く、実際にこのカードを使用していた某R氏に聞いたところでも
発熱が少ないとの事だったので、初めての玄人志向製パーツの購入と成りました(笑)
玄人志向GbE-PCI バルク版
ドライバーCD-ROM(シングルサイズ)とロープロファイル用ブラケット
玄人志向GbE-PCIのカード本体
玄人志向GbE-PCIのカード裏面

2.パーツの取り付け+α
早速、新しく購入したギガビットLANカードを2台のPCに取り付けたいのですが
ギガビットLANカードは発熱が大きいとの事なので、焼け石に水かもしれないけれど
ちょうどチップの大きさぐらいの薄いヒートシンクチップ熱伝導タイプの両面テープ
これらを使って、ギガビットイーサネットカードのメインチップに貼り付けて置きました
取り付け場所(PCIスロット)は、AthlonPCがPCI用クーラーの2つ下の4番目のところ
GatewayPCはIntelLANカードの真下のPCIスロット3番目の場所取り付けました
そして、ギガビット対応のケーブルを繋ぎ、PCを立ち上げてドライバーを入れた後
再起動し、デスクトップ画面に戻るとギガビットリンクの印がタスクバーに出ていました
続いて、データの共有を行う為にギガビット通信用のプライベートアドレスの設定です。
ADSLモデムとハブの現在の100BASE-TXネットワークのプライベートアドレス設定に
192.168.0.0〜192.168.255.255系のアドレスを割り振っていたので、新しい方の設定は
区別し易い様に10.0.0.0〜10.255.255.255系のアドレスを割り振る事にしました。
このプライベートアドレスの設定後、なぜかデータ共有が出来なくて???でしたが
GatewayPCの方に入れてあったノートン先生が共有のデータをブロックしていたらしく
ファイヤーウォールの設定でホームネットワークのタブを選び、そこにAthlonPCの
ギガビットLANカードに割り振ったプライベートアドレスを入れたら、この問題は解決!
トラブルはギガビットLANカードを取り付けて、ドライバーを導入した後ぐらいに2〜3度
PCがフリーズしてしまう現象があったのですが、これは再現性が無くてちょっと謎な感じ
ただ、その後はファイル転送やら通常のPC操作やらをやっていたけど、何も問題なく
フリーズする事は一度も起こらなかったので、ドライバー入れた直後のフリーズだったし
最初のネゴシエーションに関連したフリーズだったのかな?と思いつつ次へ進む(^_^;
+
上で次へ進むと書きつつも、実の所フリーズ現象がちょっと気になっていたので(汗)
ギガビットLANカードの差し位置を変更する事にしました>他にも理由はあるのだけど
AthlonPCでの取り付け場所は、PCI2に取り付けていたPCIスロットクーラーを外して
PCI4からPCI2へ移し、外されたPCIスロットクーラーはPCI3に取り付け直しました
これによって、VGAのZALMANヒートシンク、サウスブリッジのヒートシンクと共に
AthlonPCに取り付けたギガビットLANカードが冷却される様な形が出来ました(^−^)
GatewayPCの方は、IntelLANカードの下だったので、ふたつのLANカード同士が熱を
高め合う結果になって、通信が不安定になったら困るな、、と言う状況があったので
ギガビットLANカードを外し、PCI4のSoundBlasterをPCI3へ、PCI5のMTV2000をPCI4へ
一番下のPCI5にギガビットLANカードを取り付けたのですが、このギガビットLANカード
取り付けた状態から下側へ熱を放出するかと思ったら、カードの裏面を伝わる形で通り
上側に結構な熱を出してくれちゃっていたから、真上にあるMTV2000への影響を考え
(ギガビットLANカードにMTV2000が熱攻撃されて故障とかしたら嫌だし、、、(−−;;)
発熱がギガビットLANカードよりも緩やかなPCI2のIntelLANカードをPCI5へ持ってきて
それによって空いたPCI2へギガビットLANカードを差し、熱を散らす形でまとめました。

3.ジャンボフレームを有効にする
ギガビットLANカード同士を繋いでのファイル転送速度は、スイッチングハブを介しての
100BASE-TXの時が約8000Kbps(余計な操作を行わず回線を占有させると9000Kbps)
だったのに対して、ギガビットLANカードでは約20000Kbpsと2倍近くの数字が出ました。
(転送速度や時間の計測にはTCP Monitor Plusと言うグラフィカルな計測ソフトを使用)
100Mbpsから1.0Gbpsなので2倍じゃ物足りない感じもするけど、まあこんな物かな?と
ついでに、ジャンボフレームなる機能がこのギガビットLANカードも対応しているらしく
AthlonPCとGatewayPCそれぞれのデバイスマネージャーから有効に設定しました。
この状態で、9.30GBあるファイルをGatewayPCからAthlonPCへ移す時間を測った所
100BASE-TXでは26分40秒掛かったのに、ギガビットLANカードでは5分24秒と激速!
最大速度も10000Kbps増えて30000Kbps台だし、ジャンボフレーム効果ってすごいね。
ただ、VCNソフトではジャンボフレームの効果も余りなく、これはおかしいな?と思い
物理的な状態でマウスやキーボードを使って色々と調べて見て判明したのは、VGAの
(GatewayPCのVGAは現在Savage4)処理速度が通常でも重くてそれがネックな模様
消費電力が1.5Wattとずば抜けているけど、こういう所でシワ寄せが来るのか、、(^^;;

4.まとめ
ギガビットLAN環境(直繋ぎだけど)が約3000円で実現出来るとは良い時代になったなぁ
ギガビットLANカード自体はVIAのチップを積んでいると聞いた時点でNGっぽかったけど
性能的にも、価格的にも、発熱的にも満足出来るカードだったのには驚きました(笑)
(もっとも、発熱が低いと言っても通常の100BASE-TXのカードと比べると高いけどね)
昔のVIAは安定しなくて、使いこなすどころか普通に使うのにもすごく苦労した、、等を
見たり聞いたりしていたので、私はその昔のイメージを今の今まで引きずっていたらしく
VIA?あ〜ダメ! ( ̄ヘ ̄ )(  ̄ヘ ̄)ダメ!って感じで、マザーボード選びで除外してたけど
このギガビットLANカードで印象が大きく変わってしまったなぁ、、良い方向に。みたいな
(今後のAthlon64とかのマザーボードにVIAチップセットを選んでみようか、、とも思った)
昔の不安定っぷりも好意的に見ると、PC内でのデータ転送方法にも特許があるらしく
主流で中心だったIntelの特許に触れない様に、なおかつIntelと同程度の速度を出す為
がんばったとしても、Intelと比べて規模が小さく、事前の検証作業の質も限られてしまい
あの様な不安定な製品になったと解釈する事も出来なくない様な気がしなくもなくもない
そのVIAもP3時代にはIntelの820チップセットがコケた事もあり、シェアを伸ばしたけど
IntelがVIA潰し!?でSiSを成長させる方針を採ったので、P4時代は鳴かず飛ばす、、、
結果、今度はP4で伸びたSiSが現在ではIntelの潰し!?に合い、ATiが出てきている。
このIntelがやっている独占禁止法を避けつつも、競合他社に継続による技術や経験の
蓄積を許さない姿勢は、徳川幕府が開府当初に頻繁に行っていた国替えみたいだなぁ
、、っと、先に書いた9月編同様にまた戦国ネタ絡めに走りそうなのでストップ(^−^;
まあ、そんな理由からIntelだけでは物足りないし、面白くないので、私はAMDの応援をし
その製品をIntel製品よりも優先的に購入し続けるのでした、、と無理やりな形で閉め!

次回:未定


2004年7月14日
懲りずにダクト再び!+α


1.ダクト再び!
2003年の2月辺りに、当時のCeleronPCで最初のダクトシステムをやってからその後も
色々とダクトに拘り、8cm用の径の大きいダクトを購入して色々と試したりいたのですが
なかなかうまく行かず、もうダクトはいいや、、、と半ば諦め気味になっていた4月の末に
ワイドワークから比較的長めで、値段の安いダクトが発売されたとの情報をキャッチ!
再びダクトを試してみたい、試してみたい、と変な欲求が沸々と湧き上がって来たのと
現在使っているケース(CHENBRO 10405)の上部にあるHDD用シャドー3.5インチベイが
まったく使用されない状態だったので、ここを使ってダクトを作れば面白いかも!?と
思った事もあって、新しく出たワイドワークのダクトを購入してみる事にしました。
買い物の品ダクト拡大カテゴリー6のクロスケーブルまず貼る一番詳細URL

2.ダクトの取り付け
ワイドワークのダクトは名前通りダクトキットって感じで色々ダクト用パーツが入っていて
微妙にお得感があるなぁ(^o^) メインのダクトは長めで45cmぐらいまで伸びました。
ただ、組み立てをしなくてならず、しかもダクトを止める金具の扱いがいまいちでして
ここは以前に使ったBadongに比べて使えないなぁ、、と(値段を考えれば納得だけど)
、、と不満箇所はあったけど、何度か取り付けを行う内にコツが掴めて来て、ダクト完成
取り付けはCPUファンに被せて、そこから右上に伸びて上の3.5インチシャドウベイへと
繋げる予定となっているので、シャドウ3.5インチベイ部分に取り付けるダクトの受け皿を
9cmファンの殻x2、サイズ変換金具、8cmファンを繋いだ物を作って取り付けを容易にし
ごちゃごちゃするダクトの取り扱いを少しでも楽に出来る様にして置く事にしました。
ただ、実際は楽になる事は無く(汗)この様に狭い場所ではダクトをネジで固定するのも
儘ならず、粘着力が強いアルミテープで上面部分だけを固定する事で妥協する事となり
ダクト計画3回目も嫌な風が吹き始めたか!?と思ってしまう様な状況でした(^−^;
とりあえず完成となった第3回目のダクトシステム@AthlonPC→写真1 写真2 写真3
+
本当はThermaltakeのA1442を2つ使い、1つ目を右向けでCPUファンの上の乗せて
その上に今度は上向きでもうひとつ乗せてからファンをまたひとつ付けて、そこから
ダクトで上のシャドウ3.5インチベイ裏の排気ファンに繋げるのが理想的な形だったけど
必死に国内のネットショップや秋葉原を回ったけれど、結局国内では見つからずNGに

3.まず貼る一番
ダクト導入でCPU温度が異常に高くなり過ぎてしまう事を恐れて、冷却補助パーツに
まず貼る一番を購入したので、これを熱を持つマザーボードのCPUソケット裏側と
同じく熱くなるであろうノースブリッジ&サウスブリッジ裏側の部分にも貼ってみました。
(本当は貼った時と貼らない時の差を調べるべきなんだろうけど、実験用の台座とかで)
(行わないと個人環境では手間が掛かり過ぎてしまうのでパスさせて頂きました(^o^;)
ちなみにまず貼る一番もアスキープラス7月号の付録にあった事から使うに至る(笑)
マザーボードからパーツ類とケーブルを外してケースから取り外す準備が整う→写真
貼る前の状態まずはサウス裏貼り続いてCPU裏貼り3箇所貼りが終了!
そして、放熱される部分にも貼ると効果があるとの事なので、CPU裏放射部分にも貼る
そんなこんなでまず貼る一番のマザーボード裏の貼り付けが完了となりました。

4.ダクト&まず貼る一番の効果は出たのか!?
さて、3度目正直と言う言葉がある様にダクト挑戦3回目でダクトによる効率的な排気が
ついに成功となるか!?とドキドキワクワク&また失敗したらどうするべか?(´・e・`)
色々な事を考えつつPCの電源をON! ピポッ音と共にPCが起動を始めたのだけれども
あれ?音的にいつもと変わらない様な、、(汗)とりあえず音を気にせずにテストテスト!
起動直後や負担をかけていない&かけない状態では、通常使用よりCPU温度が2度程
低くなったのですが、一度でも負担をかけてダクト内部を熱い空気が流れる様になると
アルミ箔のダクトその物が熱くなってしまい、それがケース内部へ熱を伝える効果となり
ダクトをケース内を大きく這わせている私の環境ではそのマイナス効果も大きい、、と
こうなるとCPU温度上昇に伴い排気温度も上がる、、、すると当然ダクトも熱くなる、、の
悪循環に陥ってしまい、負担をかけたり長時間使用するとダクトが無い時と同等以下の
CPU&ケース内部温度になってしまいダクト計画3度目も大失敗に終わった、、_| ̄|○ 
ただ、これで終わるのが余りにも悔しかったので、最後に少し足掻いてみました(^-^;
足掻きは簡単!CPUクーラーの回転数を上げて排気の速度を早くして悪循環を絶つ!
しかしこれもうまく行かないんですよねぇ、、、くぅぅ
ファンの回転数を上げて行くと今まで気にならなかったダクト内を通る時の空気音が
トンネル効果!?によって音が反響して大きくなって失敗に追い討ちがかかったょ(涙)

5.まとめ
もうダクトは懲りた、、、(-.-)ハァ
ダクトシステムをうまく作るにはまず最初にケースありき、、って感じなんだろうなぁ
ケースが背面8cmファンを2つ付けられる状態に加えて、電源は底面吸気の物が必須で
ケースの横幅にも割と余裕があれば、うまく行く確立もまた違って来るんでしょうね。
これをダクト成功の基準にすると、私の現在使っているCHENBRO 10405はその基準を
両方共に満たしていないので、この辺がダクトシステムの諦めどころかな、、、みたいな
気になるシャドウ3.5インチベイの利用は水冷でも導入した時にまた考えればいいかな
ってなわけで、今のケースにも満足しているからダクト計画はもう行わないと思います。
+
ValueWaveが出したSD-80が1980円なんてのを見ると、また買ってしまいそうだが(おぃ

次回:ギガビットイーサネットカードを導入!

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